「まあまあ、どうせならヒフミちゃんにも付いて来てもらおうよ。
ブラックマーケットにも詳しいっぽいし。」
「まあ、このまま放流するのもな…また襲われないとも限らないし
ヒフミ、オメェはどうしたい?」
「あはは…皆さんに従います」
「じゃあヒフミもついて来るって事で、
一回あそこの鯛焼きの屋台で休憩しとこう。」
「別に私たちそんなに疲れて無いわよ?」
「そういっても本当は疲労が溜まってる場合がある、失敗したら何が起きるかわかんない無法地帯な以上、万全は期しておくに限る。」
「意外と慎重派なのね。」
「それに、ヒフミはさっきまで走ってた、このまま続けてバテられても困る。」
「あはは…すみません…」
「別に責めてる訳じゃねぇ。」
「ん…?あれは、今朝の現金輸送車…」
「おお…ほんとだ。」
「闇銀行に入っていってる…」
「もしかして、毎回現金で支払ってた理由って」
「ブラックマーケットにお金が流れてる履歴を隠すため…」
「そうだな。」
「一体何に使われてるのか…」
「調べるのにいい方法がある」
「何ですか?」
「銀行を襲う。」
「流石にそれは…」
「じゃあどうするの?こっちから行動を起こさないと。」
「それは…」
「銀行を襲うのが一番手っ取り早い、それに、覆面も持ってきてる。」
「別に良いんじゃないか?」
「悟空さんまで…」
「中に大した相手はいない。仮に何かあってもオラが何とかする。」
「そうですか…先生はどうです?」
「銀行を襲おう」
「別に金を奪う訳じゃない、集金確認の書類を拝借手に入れるだけだ。
大した問題はない。」
「仕方ありません…銀行を襲いましょう。」
「よく言った、それでこそアビドスだ。
ヒフミは制服でバレる可能性があるからオラのマントを着けてくれ…ヒフミ分の覆面ってあるか?」
「ん…増えること何て予想してなかったから無い。」
「それなら、鯛焼きの袋に穴を開けて…番号を振って…完成です!」
「おお…一回被って見ろよ」
「ええ……」
「ん…意外と悪くないですね…」
「先生、合図をしてくれ」
「うん…それじゃあ、銀行を襲うよ!」
「お~!」
「手を挙げて!動かないで!」
「なんだなんだ!」
「動いたら撃つ!」
「あはは…動かないでください…」
「そこの銀行員!このカバンにさっきの集金確認の書類を入れて!」
「はい…」
「少し自己紹介をしましょう…私達は覆面水着団、普段は水着姿でアイドルをしてるんですよ。
ちなみに私は…クリスティーナだお♠」
「ださ…というかだおってなによだおって!」
「いいと思うんですけどねぇ…」
「お持ちしました!」
「よし…退散!」
「は~い!」
「意外と簡単に出来たわね…というかシロコ先輩…何でそんなにカバンが膨らんでるの?」
「…ん…札束…」
「集金の書類は!?」
「ちゃんと入ってる」
「何円くらい入ってるんですか?」
「大体100万くらいの束が百個あるから、大体1億円。」
「一億円!?ほんとに5分で1億円稼いじゃった…」
「うへえ…そのお金はここに置いていこう?」
「何で?これを返済に使えば一気に借金を減らせる」
「ここで使ったら、いざっていう時に悪いことをするのに躊躇いが無くなっちゃうと思うんだ…おじさんは大切な後輩にそうはなってほしくないなぁ…」
「わかった、ここに置いていく…」
「うん…えらいよぉシロコちゃん…」
「ん…早く帰ろう…」