「夢見てるだけで良いと思って…
………そういえばトリニティって夢を見て勝手に絶望してたセクシーFOXが生徒会長だったな。
国民性って事か」
「………」
「なんか言えよ、大体お前はなにができるんだ?黙ってるからわからないぞ。」
「…………」
なんだこいつ
放心してやがる
この状態なら、普段じゃ出来ないことも出来そうだな。
「ちょっと耳に触るぞ。
おお…ふわふわしつつしっとりとした触感で触り心地がいい」
「ひゃ…!」
「お…耳がピクピク動いてる。やっぱり耳って敏感なんだね。」
「な~んだ。私の事好きなんじゃん。」
ファ!?
「どういうことだ。なぜその結論に至った。」
「知らなかった?キヴォトスでは、種族特有の器官を触ると、その人に好意があるって事になるんだよ?」
「そんな嘘吐く気力があるんなら大丈夫だな。明日は学校行くんだぞ。」
「嘘じゃないよ」
「…………マジ?」
「うん、マジ。」
「終わった…何もかも」
そんな馬鹿な事ある?そんな某掲示板の概念みたいな。
いや…俺が知らなかったとしても今世の約500分の1を人と関わらないで生きてた以上おかしな話では無いが
「………今回限りは知らなかったってことで…水に流してくれたりは…」
「良いわけないよね?」
もういっそ死ぬしか
「死ねば解決。」
「死んだら私も追うから。」
ひぃん…杏山カズサが重すぎる…なんとかアズサ辺りとぶつけて中和できないかな…
一回昼食でお茶を濁そう。
「そろそろお昼だね!ランチでも行こっか!個室があるところがいいな!」
汚く食えばなんとか蛙化させれないかな…
「うん。」
「カズサ、オススメのお店とかってある?」
「此処とかどう?完全個室のカフェなんだけど。」
「良いね。じゃあ行こっか。」
「わかった」
「凄い綺麗だね」
「でしょ?お気に入りなんだ。」
「スッゴく中世欧州って感じで綺麗」
「欧州?どこそれ。」
「前住んでたところにある地名、まあお前が到達することはないだろうから気にしないでいい」
「ふーん。」
「お…スターゲイジー・パイあるじゃん。誰が頼むのこれ。」
「それね…頼んだこと無いんだけどどういったスイーツなの?」
「これはスイーツじゃ無いぞ。」
「パイって付いてるのに?」
「ああ、スターゲイジーパイは、鰯をを卵やジャガイモとともにパイ生地に包んで焼いた料理らしい。本場で食べると臭みの処理がうまく出来てないから不味いらしい。大体の場合、頭部や尻尾が生地からはみ出してる。」
「本場で美味しくないとかあるんだ。」
「そもそもこれは本場の料理文化自体が
そろそろ注文を決めよう。」
「じゃあ、私はペンネで。」
「俺はピッツァとカレーを…注文用のタブレットに打ち込んで…よし…注文できた。あとは待つだけ。」
「悟空って、よくそんなに食べられるね。」
「まあ…思春期ってみんなそんなもん。逆によくペンネで満足できるね。男でそれやるといつか餓死しそうなんだけど」