「おい…なんであいつがいるんだ。」コショコショ
「我々のエンジニアが作った。お前を倒すためにな。」
「いや…お前さ、俺を倒せる算段なら俺がいない段階でアビドスを潰しときゃ良かったんじゃないか?」
「それも考えた。だが、お前と戦う前にあの人造人間を消耗させたくはなかった。それと…」
「それと…なんだ?」
「あいつは人造
「つまり…どういうことだ?」
「ほら、人間っていうのは性格や感情っていうものがあるだろう?」
「そうだな。え…?つまるとこお前ら感情無かったのか?」
「ああ。」
「最近のAIってすげぇんだな。それで、感情がどうなるんだ?」
「思考回路を完全な乱数にして感情を作ったところ…
その…優しすぎて…任務の対象であるおまえ以外を傷つけたくないと言われてな。」
「はあ…じゃあ感情抜けば良いだけだろ。」
「そのままの状態で戦いに持って行くことを想定して、なにをやっても取れないくらいネジをきつく締めたらしい。
それに加えて、ねじ頭を切り取ったらしい」
「………は?じゃあ一部切除して…」
「お前と戦うために造られたものだぞ?生半可な事で傷つくわけが無いだろう。
それに、かなり貴重な金属を使用しててな。代わりの部品がないんだ。」
「…………は?」
馬鹿なのかこいつら…脳みそが頭に詰まって無いのか…
「我々の脳みその役割は頭部にあるチップが担ってる。脳みそはない。」
「何気なく思考を読むんじゃねえ!アルミハット被ってベッドの下にテスラ管置いて寝るぞ!」
「とりあえず戦っておくから、死にたくないんなら離れてろ!」
「一応敵だろう?気にしないでいい。」
「まあ…そうだな。」
「ソンゴクウ…俺に与えられた任務は、お前を殺すことだ。」
「知ってる。」
「それならば話は早い。行くぞ」
「ああ、気分は禁欲解禁日、ひっさしぶりのまともな戦闘だぜ。」
「食らえ…」パシュ
ロケットパンチだ。やる奴を生でみるのは初めてだな。アリスも出来るのかな。
「ん…」バゴン
「なるほど、素晴らしい威力だ。お前、カイザーを裏切って俺に着いて来ないか?」
「断る。あくまで俺の生みの親はカイザーの技術者だ。」
「ふむ。振られたか。
それじゃあ、壊すしかないな。」
「出来るものならやってみろ。」
「どの段階の姿を基準に考えて造られたかは知らんが、どうやっても俺に敵うことはない。」
「だとしてもだ。与えられた任務を遂行するのみ。」
ノーマル状態で戦っているが、なかなか手強いな。
やっぱり相手が居てこそ、サッカーだってバスケだって、一人でシュート打ってるだけじゃつまらん。
「うわ!
…ここでロケットパンチで足払い…そして背中を踏みつけ、抑えつけるか…なかなか戦うのがうまいな。」
「俺は、達人の動きを記憶媒体にインプットされている。
戦いが上手いのは当たり前だ。」
「何を溜めているんだ?だいたいわかるが故に言わせてもらう、
ここでは自然に気を使う必要はない。思う存分、力を溜めて撃つんだ。」
「ああ、その心遣い、感謝する。」
「食らえ!ヘルズフラッシュ!」
熱い熱い!
とりあえずバリア!
「なかなかの威力だったぞ。
気で防御をしなければ、腕が使い物にならなくなる所だった。」
「これで終わりだと思っているのか?」
組み付かれた…そういえばこいつ自爆するよな。
「俺の役割は最初から、お前を巻き込んで自爆をすることだった。いくらお前でも、この距離で自爆されればただでは済まないだろう。」
急いで気を練り、スーパーサイヤ人2になり。俺と16号のみを囲んだバリアを展開した
「舐めプをして、痛い目を見る。これもサイヤ人の定めというものか…」
「だーーーっ!!」
「ぐぅ…うああああああ!」
なんとか…耐えれたぞ…バリアで跳ね返ってきたせいで…威力が凄まじかった…16号は…居ないな…粉々になったか。惜しい奴を亡くした。
「16号、お前の好きだった自然や動物たちは、代わりに俺が守ってやる。安心して眠ってくれ。機械に必要があるかは知らんが、一応墓は作っておいてやる。」
「ったく…服が破れてこそないが…真っ黒に焦げちまったな。今日はもう帰るか。」
「おい!そこの馬鹿!あの人造人間は、俺を追い払えたと理事に伝えておけ!」
「ああ、そうさせてもらうさ。後、馬鹿なのはうちのエンジニアだけだ。」
とりあえず、トリニティには帰ってきたが、すげえ見られてる。
至る所で爆発してるから、割と服が黒こげなのはありふれた存在だと思うんだがな
アビドス編はこれにて終了…いやーよかったよかった誰も死んでないな。微妙にセリカからの好感度が高いのが気になりはするが、そのうち風化していくに違いない。そうと信じたい。
「あれ、悟空じゃん。そんな真っ黒でどうしたの?」
「ん…カズサか…秘密の蜜月をちょっと…」
「…は?浮気?」
「あっあっあっあっ…」
「ちょっと誰のものなのか教え込まないとね。」
「落ち着けぇ!」
「それじゃあ、ちょっとお時間もらうね。」
「馬鹿だったのはカイザーのエンジニアだけではなかったぁぁ!」