陰の実力者になりたくて!星に愛された者    作:0.The_Fool

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魔力暴走

 ある日私はこの世に生まれた。生まれる前、前世では知り合いの少年が交通事故で死んだのをよく覚えている。あまり感情は少なく決して目立たないけれどこれだけは覚えている。彼の眼は何よりも大切なものをしっかりと持っていた。

 

 

 生まれてすぐ私は捨てられた。どうやら私の母親はよくわからない集団に襲われ逃げた先の森に私を置いてどこかへ消えた。理由はすぐに分かった。私を助けるため、あわよくば逃げきれずとも私だけでも生き残れるよう。あたりを見渡すと近くに屋敷があるのが分かった。

 

 

 

 馬車で遠い地に来ていたことだけはなんとなくわかってはいたが逃げた先の森の近くにある屋敷の庭の近くの森に私は置いて行かれた。

 

 

~~~~~

 

 

 しばらくして私はカゲノー男爵の養女として拾われたことになる。なかなか子供ができない夫婦に拾われた私はそれはそれは溺愛された。剣の使い方、礼儀作法。貴族としての恥をかかないほどの教育を施してくれたことには感謝している。けれどそれ以上に思うのは。

 

 

エリアス

 

「お父さん、いい加減母さんに怒られないように生活できないの?」

 

 

この言葉を聞いた母は盛大に吹き出し、父は頭を抱えていた。最近髪が少なくなっているのを見るといろいろと大変なのはわかるが、ちょうど5歳になった私を甘やかしすぎるせいでよく怒られているのだ。

 

 

「あなたはエリアスを甘やかしすぎなんです。そろそろおなかの子も生まれてくるというのにあなたときたら私よりもエリアスのことばかり!お腹の子のことを考えたらどうなんです?」

 

 

母の言葉は至極まともで最近は父のことを無視するか木剣で叩き潰して母さんと一緒にいることが多いのはもうあきらめた。だって父、アホナンダモン。

 

 

~~~~~

 

 

 夜になるとやっと一人になれる。暇つぶしに森に入って散歩をしていると。盗賊がよく歩いていることが多い。暇つぶしにつぶした盗賊は多く、秘密基地に使っている洞窟に金品などを保管しているが空きスペースが少なくなってきていることに少し悩む今日この頃。

 

 

 この世界で魔力の使い方を知ったのは赤ん坊のころから。魔力の総量を増やす訓練を生まれてから続けてきた私は魔力をあまり外に出さない訓練も同時並行で進めているが最近魔力の通りが悪くなってきていて川の近くで裸になり何か問題がないか調べたら、魔力暴走が起きていた。

 

 

エリアス

「どおりで盗賊狩をしているとき魔力の練りが変に難しかったのはこのせいだったわけかぁ。でも…んー無理やりじゃなくて流れをきれいにするようにして、ーーーお、いけそう」

 

 

 魔力暴走を解決すると今までよりも魔力の総量と精密性が上がっていることに気が付く、魔力暴走を制御する際に使った技術がかなり応用が利くことがかなりの収穫だ。

 

 

エリアス

「これは使えそう、魔力を暴れさせてそれを制御するそうすることで、ーー通常の身体強化よりもかなり動けるようになった、でも」

 

 

 魔力暴走を終えると口の中に鉄の臭いがし吐血してしまった。

 

 

エリアス

「これじゃ使いにくい。これに耐えれるように強化していかないと」

 

 

 この力の名前を家に帰りながら考えることにした。

 

 

~~~次の日~~~

 

 

 オーバードライブと名付けたこの力は現状使うには肉体強化をしっかりと施すのを目標としたのだが、どうやら夜出かけている間に妹ができていたそうな、年の差だけで考えれば5歳差まぁ妥当か?

 

 

 妹はかわいい、とてもかわいいのだ。魔力量もなかなかこれからが楽しみである。でも盗賊狩りはお姉ちゃんの資金源なのであげません!

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