ヒーローのハイスクールDxD   作:茶ゴス

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第3話【住居】

 金銭面での問題は一旦解決した。後はこれを元手に増やしていくだけ。

 やっていることは反則的なものだけど、ぎりぎり犯罪じゃないと思いたい。マイカなんかはATMにお願いして金を得てたし、流石にそんな事はするつもりはない

 

 まあ、俺がやっていることも似たようなものだけど。

 

 

 目を覚ました俺は取り敢えずこれからどうすべきかを考える。

 生きていく上で必要なもの。衣食は既にどうにでもなる。後の問題は住、家だ

 

 それを得るためには戸籍が必要となり、未成年の場合は保護者が必要となる。

 まあ、それは別に問題じゃないか。機械操作に記憶の改竄で戸籍の偽装はなんとかなると思うし…多分

 

 

 次に必要なもの、というかあると便利なもの、携帯電話

 これは電話だけでなく機械への間接的な接触を可能とするためのものだ。これがあるだけで出来る事の幅がだいぶ変わる。

 

 まあ、携帯電話を買うためには戸籍と口座が必要。結局やることは変わらないか

 

 

 どっちを買うにも今のお金じゃあ全然足りないけど…

 

 

 取り敢えずはお金を増やすとするか。

 スロットだけじゃあ、味気ない。手っ取り早く稼ごうか

 

 

 

 ◇

 今俺は貴金属買取専門店へと足を運んでいた。紙袋に入った金のインゴットの一つを携えやってきていた。

 

 錬金術で石を金へと変換させた物を売りに来たのだ

 

 これなら纏まった金が入る上に、上手くいけば住居を確保できる程度が手に入るだろう。

 今回持ってきたインゴットは規定の最大の大きさの12.5kgの物、これなら家一件立つほどの金は手に入るとは思うけど

 そうなったとしたら現金払いじゃあまず無理だから既に口座は用意してきている。銀行へ行って透明になって機械を操作しつつ職員の記憶を改竄して無事に口座を手に入れた。

 

 今他の人から見た俺は少し年老いた老人に見えるだろう。資産を売りに来るには不自然ではない外見を想像して幻覚を作った。

 その姿で店に来店、金を売りたいと言い、鑑定士と机を挟んで買取についての話を受ける。身分証明書をだせと言われて、偽装した書類を渡すのと記憶の改竄を行った。

 

 それからはトントン拍子で話は進んでいき、金は無事に5600万で売ることが出来た。予想していたよりも大金だったため、少し怖くなってその日はいつもより丸まって寝た。

 

 

 

 

 

 朝起きてから通帳を確認。機能のことが現実であることを改めて知り、ミルクを作る手が震えて火傷したのはご愛嬌。

 

 役所へ行き、戸籍の偽装

 23歳の父親と0歳の息子で戸籍を作っておいた。

 これで俺という存在は確かにあるものとなった。

 

 肝心の名前だが、父親が葛城裕也、息子が一也としておいた。

 

 苗字と父親の名前は前世の俺の物をそのまま使い、息子の名前はこの世界での俺の名前を使用した。

 

 

 戸籍を偽装したその足で不動産屋へ、借家でも良かったが万が一俺の身がバレる心配を考えて土地を買うことにした。

 

 今回購入した土地は約2000万のもの、家を約1000万での建築とした。そこまで大きい家ではないが一人で住むには十分すぎる広さのものだ。

 まあ、それでもこの値段に改めて家を買うことが大変だと実感した俺は、家が出来るまでどうやって生活するかを考えつつ、銭湯のぬるま湯で身体を洗い、いつもの公園で就寝した。




・錬金術 (Alchemy)
 ボブ・ビショップの能力。触れている物質の構成構造を変化させることができるもので、既にそれは既存の錬金術の到達点へと至った能力である。
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