ダンまちTACTICS   作:Leni

12 / 37
12.見守る者たち

『シュリーム古城跡地』に、銅鑼の音が響く。

 戦争開始の合図だ。

 それを聞くと同時に、ベルは古城の正門へと向けて駆けた。

 速い。それは、走るベル本人にとっても、驚くべき速さだった。まるで、イヴァリースに居た頃の騎鳥であるチョコボに乗っているかのごとき加速力だ。

 

 その後ろでは、追従するようにリューとリリルカが全力で駆けている。

 リューは長弓である《アルテミスの弓》を。リリルカは愛槍である、《ヘスティア・スピア》をそれぞれ手に持っている。

 だが、ベルだけが突出して進んでいき、三〇〇(メドル)、二〇〇Mとどんどん古城との距離を詰めていく。

 やがて、古城の正門の一〇〇M前まで近づいたところで、ベルはピタリと足を止めた。

 

 そして。

 ベルは、盾を構えながら腰の鞘から《エクスカリバー》を抜き、大声で叫んだ。

 

「我こそは、【ヘスティア・ファミリア】大将、ベル・クラネル! 敵将ヒュアキントス・クリオ! いざ尋常に勝負!」

 

 まさかの一騎打ちの誘い。

 敵である【アポロン・ファミリア】の答えは……失笑と弓矢による斉射であった。

 ベルへと次々と殺到する金属製の矢。ベルは《クリスタルの盾》を掲げて、それを迎え撃つ。

 

 一方、後方のリューとリリルカは、ベルの後方一〇〇M付近、正門から数えて二〇〇Mの距離で足を止めた。

 ベルに敵の警戒が集中している中、リリルカは槍を指示棒代わりにして、リューへと標的を伝える。

 

「あちらの方角。あそこなら、一番敵を巻き込めるでしょう」

 

「『クロッゾの魔剣』は非常に強力と聞きます。死者は出ないでしょうか」

 

「ああ、その点は問題ありません。建造物の破壊能力に特化させているため、一発だけで神の眷族を死に追いやれるほどの威力は発揮できないそうです」

 

 それは、今、リューが手に持っている矢を打ったヴェルフの意地だった。すなわち、戦争で『クロッゾの魔剣』を悪用されたくないという強い想いからくるもの。物質破壊に特化するという、普通の魔剣では困難な特殊武装(スペリオルズ)化をヴェルフは実現していた。

 その想いをリリルカ越しに受け取ったリューは、エルフに悪名高き『クロッゾの魔剣』の矢を《アルテミスの弓》につがえた。

 

「ハッ!」

 

 そして、『Lv.4』の膂力(りょりょく)にて、【ヘスティア・ファミリア】の反逆を示す一矢が城壁の一角へと放たれた。

 それは、『神の恩恵(ファルナ)』を持つ『Lv.1』の敵団員では目で追うこともできない、渾身の一矢であった。重力を無視するかのごとく一直線で城壁へと命中した矢は、紅蓮の炎を放ち大爆発を起こす。

 爆炎は、城壁の上に詰めていた【アポロン・ファミリア】の団員をまとめて吹き飛ばし、さらに城壁付近の部屋に待機していた団員を瓦礫の山で生き埋めにした。

 

 やがて、炎が治まると、古城の城壁は正門と建物の一部ごとゴッソリと抉られるように崩壊していた。

 まさかの出来事に、城内で待機していた【アポロン・ファミリア】の団員らが驚きで動きを完全に止める。

 すると、その隙を突くかのように、矢の雨をしのぎきったベルが『全速力で』駆け出した。

 向かう先は、当然、崩壊した城壁跡。

 その速力はもはやリューですら追いつけないものであり、一瞬でベルは城内に侵入。そして、彼は剣を構えて『剣気』を高めた。

 

 ――命脈は無常にて惜しむるべからず……葬る!

 

「【不動無明剣】!」

 

『剣気』で形作られたクリスタルが次々と天から降り注ぎ、動きを止めていた敵団員をまとめて貫いた。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 迷宮都市オラリオの中心地に建つ白亜の巨塔『バベル』。その三十階にある広間に、神々が集まっていた。

 目的は、当然のごとく『戦争遊戯(ウォーゲーム)』の観戦だ。オラリオの全ての神がいるわけではないが、それでも今回の当事者であるヘスティア神とアポロン神が来るということで、多くの神がこの広間にやってきている。

 

 その神々は、誰もが驚愕していた。

 開幕直後の突撃と、まさかの『クロッゾの魔剣』の矢には大喝采を上げた神々。しかし、その後に始まった剣士ベル・クラネルの大奮闘には驚きを隠せなかったようだ。唯一、三柱の神だけが平静を保っている状況だ。

 

 その三柱は、いずれもベルの正体を知る者たち。すなわち、ヘスティア神、ヘルメス神、ヘファイストス神だ。

 ざわめき声に包まれる広間。各々が展開した『神の鏡』には、一方的に【アポロン・ファミリア】の団員を『剣気』で吹き飛ばし続けるベルが映る。神々はそれを見ながら、口々に言葉を交わし始めた。

 

「あの剣士、強くね?」

 

「ヘスティアの話によると、四日前に『神の恩恵』を与えたばかりの『Lv.1』らしいが」

 

「嘘だろ……一体何者なんだ」

 

「あーあ、【アポロン・ファミリア】、大崩れじゃないか。ヒヒヒ、アポロン、ざまぁ」

 

 広間の一角に展開された大きな『鏡』の一つに固まり、そんな会話を繰り広げる男神たち。

 すると、それを聞いていたのか、広間に用意された円卓に着いていた美しい男神、アポロン神が悔しそうに顔を歪める。

 そして、アポロン神は同じ円卓に着くヘスティア神をいまいましげに見つめた。

 

 そのヘスティア神は、オラリオ最大派閥の主神であるロキ神と隣り合って座り、何やら和気あいあいと会話を交わしていた。

 本来なら、犬猿の仲のはずのこの女神二人。しかし、アポロン神は悔しさのあまり、その異様な光景に気づけないでいた。

 

「いや、本当に何者やねん、あの眷族(こども)

 

 朱色の髪を後ろに結わえた女神ロキが、独特の(なま)りがあるしゃべりでヘスティア神に尋ねる。

 すると、ヘスティア神はその幼い顔を得意げなものに変えながら、ハッキリと言った。

 

「良い子だろう? ベル君は、外の世界の『剣聖』の弟子さ」

 

都市外(そと)やて? いや、『学区』や『王国』にあないなヤツがいたという噂は、聞いたことあらへんで」

 

「ベル君はとある国で騎士をしていたらしい。その国には神はおらず、ボクのところに来るまで『恩恵』も受けていなかった。だから、正真正銘『Lv.1』の成り立てさ」

 

「在野に、あれだけの存在(こども)がいたっちゅうんか!?」

 

 ロキ神は、驚きの余り糸目がちな目をパッチリと開けて円卓の席から腰を浮かしかけた。

 だが、そんなロキ神に落ち着くようジェスチャーを執りながら、ヘスティア神が正直に答える。

 

「何もおかしくはないだろう? 神時代(しんじだい)が訪れるよりも昔、古代の英雄(こどもたち)は自分たちの力でモンスターの脅威に(あらが)っていたんだ。彼らは『神の恩恵(ファルナ)』もなく、わずかな『精霊の加護』のみをその身に宿して強くなった」

 

「確かにそうやが……いやいや、剣の腕はともかく、あの剣ビームはなんやねん! つい最近、『スキル』に目覚めたっちゅう使いこなし方やないで!」

 

 席に座り、あらためて『神の鏡』の光景を眺めるロキ神。

 そこには、後方から覆面エルフの矢とリリルカの声真似での撹乱といった援護を受けながら、剣からオーラのようなものを発して前方をなぎ倒し進むベルの姿があった。

 それを見て、ロキ神は「無双ゲーかいな」と呆れた声でつぶやく。

 すると、ヘスティア神も『神の鏡』を眺めて、ベルの活躍に笑みを浮かべながら言った。

 

「ボクも詳しくはないけどね。ベル君は『剣気』とか『聖剣技』とか言っていたよ。『スキル』ではない、純粋なベル君の技さ」

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

「あの光る刃は、あなたたちが言う『残光』……ではないわね」

 

 巨塔『バベル』最上階。そこは、とある『美の女神』が所有するプライベートルーム、いや、プライベート階層(フロア)である。

『美の女神』の名はフレイヤ。長い銀髪を後ろに流した、うら若い女神。美しいという言葉そのものが人の形を取ったような、最上の美の化身。ロキ神が率いる【ロキ・ファミリア】と双璧をなす、オラリオ最大派閥【フレイヤ・ファミリア】の主神である。

 

 その女神フレイヤは、これまた美しい調度品が調えられた部屋で、己の眷族の一人オッタルを(ともな)って今回の『戦争遊戯(ウォーゲーム)』を観戦していた。

 フレイヤ神の筆頭眷族オッタル。猪系の獣人(ボアズ)の青年で、『Lv.7』の【ステイタス】を誇るオラリオ最強の冒険者だ。その彼が、フレイヤ神の発した『残光』という言葉に反応して、己が女神に自身の見解を伝える。

 

「はい、違います。『残光』とは別系統の力に見えます」

 

「あれ、あなたにも使えそうかしら?」

 

「原理がつかめませんが、御要望とあれば物にしてみせます」

 

「フフフ、冗談よ。あれは、あの子の魂が発する輝き。あなたの魂は、あの刃を放つ形をしていないわ」

 

「そうですか……」

 

 どこかションボリとした様子を見せるオッタル。フレイヤ神は、それを内心で可愛いと思いつつ、『鏡』に映るベルの観察を続ける。

 

「調和の取れた魂ね」

 

 ポツリと、フレイヤ神がつぶやくように言う。

 フレイヤ神は『美の女神』であるが、その神の権能と関係ない一つの特殊能力で、人の魂の在り方を目視することができた。

 そんな女神による魂の査定に、オッタルは雰囲気をもとに戻して彼女へと尋ねる。

 

「どのような形の魂に見えますか」

 

「そうね、たとえるなら……星々に彩られた剣と盾かしら。珍しい魂の在り方だわ」

 

 そんなことを言うフレイヤ神は、まるで珍獣を見つけたような目で『鏡』の中のベルを見ていた。

 

「盾は誰かを守りたいという想いで形作られる。剣は困難を切り裂きたいという想いで形作られる。でも、彼はその両方を兼ね備えてる」

 

「気に入りましたか」

 

「そうねえ……いえ、珍しいことは珍しいけれど、周囲を飾る星々が装飾過多で、さほど好みではないわね」

 

 フレイヤ神のその感想に、オッタルは華美な装飾を好まない己が主神の嗜好を思い出していた。

 この『バベル』最上階も、ギラギラしたような装飾は皆無で、すべて品の良い調度品でまとめられている。煌びやかな装飾を好む太陽神アポロンなどからすると、地味と言われかねない静謐(せいひつ)な『美』をフレイヤは好んでいた。

 

 しかし、実のところ、ベルの魂を飾る星々の正体は、彼がイヴァリースで吸収してきた『魂の結晶(クリスタル)』であった。彼の本当の魂は、剣と盾部分だけと知ったら、フレイヤ神はどう思うだろうか。

 別の神にまたもや己の眷族を狙われる事態を回避できたヘスティア神は、運が良かったといえるだろう。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 ヘスティア神とバベルで会話を繰り広げていたロキ神が運営する【ロキ・ファミリア】。その本拠(ホーム)、『黄昏の館』。

 そこでは、【ロキ・ファミリア】の幹部たちが、一堂に会して『戦争遊戯』を観戦していた。

 

 物珍しさや、暇つぶしからくる娯楽目的ではない。実のところ、【ロキ・ファミリア】は【ヘスティア・ファミリア】とは浅いながらも縁があったのだ。

 

「いけー! 謎の剣士! そのまま大将首を取れー! そしてリリルカ・アーデを二度と団長に近づけるなー!」

 

 ロキ神がわざわざ『バベル』から遠隔で『黄昏の館』に展開した『神の鏡』を見ながら、そんな声援を上げる幹部の一人。

 アマゾネスという種族の少女、ティオネ・ヒュリテだ。

 

 そんなティオネの横にいる小人族(パルゥム)の青年、【ロキ・ファミリア】の団長フィン・ディムナは、『鏡』の中で繰り広げられるベルの進撃を見て、ため息を吐いた。

 

「はあ、大誤算だ。労せずしてリリルカをうちに迎えられると思っていたんだけどね」

 

 金髪の小人族フィンがつぶやくと、それを耳ざとく聞いていたのか、ティオネが物凄い勢いで隣のフィンに振り向く。

 

「私は絶対にリリルカ・アーデのことを認めませんからね! 団長のお嫁さんになるのは私です!」

 

「いやあ、それは困るというか、そもそもリリルカは僕の弟子であって、伴侶候補ではないよ?」

 

 そう、【ヘスティア・ファミリア】の団長リリルカは、【ロキ・ファミリア】の団長フィンの弟子である。

 

 元々は冒険者ではなくサポーターであったリリルカ。彼女が【ヘスティア・ファミリア】に『改宗(コンバーション)』したときに、ヘスティア神はリリルカが従来から持っていた一つの『スキル』に注目した。

 それは、【縁下力持(アーテル・アシスト)】というスキル。一定以上の装備過重があるときに能力が向上する効果を持っていた。このスキルがあれば、リリルカは重量がある武器を持つことで能力補正を受けたまま戦えるのではないかと、ヘスティアが戦闘の素人ながら思ったのだ。

 

 そして、ヘスティア神は馴染みの鍛冶神であるヘファイストス神に相談して、彼女が扱えそうな超重量武器を探した。

 その結果、リリルカは槍が得意そうだと判断され、総金属製の両手槍を武器とした冒険者を目指すことになった。

 

 だが、リリルカは戦闘に関して、完全に素人だった。重量武器を振り回すことで『ゴブリン』や『コボルト』といった『初層』のモンスターは倒せるが、その先が続かない。

 そこでヘスティア神は、初めてできた己の眷族のために本気を出した。

 仲の悪い女神であったロキ神に土下座をして、リリルカと同じ小人族で槍の達人である団長フィンに槍の指導をしてもらえないか、頼み込んだのだ。

 

 その結果として、リリルカはフィンから一週間の槍の稽古を受けることができた。ちなみに代償として、ヘスティア神は今後一切、ロキ神の悪口を言ってはならないという約束を交わすこととなった。

 

 ちなみに、このあたりの顛末は、ロキ神とフィンだけでなく【ロキ・ファミリア】の多くの者が知っている。

 それは、褐色肌のアマゾネス、ティオネも例外ではなく……。

 

「団長のお嫁さん候補は、団長の好き嫌いに関係なく、将来有望な小人族かどうかで決まるって知っているんですよ! そしてリリルカ・アーデは団長のしごきに一週間耐えた有望株だってことも知っています!」

 

「まいったなぁ……」

 

 フィンは、図星を突かれたなと苦笑した。

 ティオネは、派閥(ファミリア)の団長であるフィンのことが好きで好きで仕方がない、恋する乙女である。

 そんなティオネのことを憎からず思っているフィンだが、しかし、彼は同族の小人族を伴侶にすると決めている。というのも、フィンの人生の目標は、小人族の地位向上だからだ。

 

 この神時代において、小人族は視力程度しか秀でた部分がない格下の種族であると、他種族の多くの者たちから見下されている。

 しかし、かつて神が降臨する以前、小人族が一大勢力を築いていた時代が確かに存在していた。その古代の栄光を今に取り戻したいと、フィンは何十年も昔から思い続け、そして実現できるよう努力をしてきたのだ。

 

 そんな彼にとって、槍の才があり、己が課した苦行にも耐え、かつての彼女の主神ソーマの作り出した神酒の誘惑にも抗い、そして今こうして『神の鏡』の中で強大な敵に抗う『勇気』を見せているリリルカは、理想の相手であった。

 

『勇気』。それこそが、フィンが己の伴侶となる小人族に求める要素であった。小人族は背が低く、そのため身体能力も低い。ゆえに、彼らが他種族に勝れる唯一の要素こそ『勇気』であると彼は信じていた。だからこそ、彼はわざわざロキ神に頼み込んで、自身の冒険者としての二つ名を【勇者(ブレイバー)】としてもらった。

 

 そんな己の伴侶候補であるリリルカ。フィンは『戦争遊戯(ウォーゲーム)』の敗北で解散することになる【ヘスティア・ファミリア】から【ロキ・ファミリア】へとリリルカを招き入れる約束を取り付けていたのだが……どうやら、『鏡』の中で敵をなぎ倒している少年が全てを台無しにしてしまうようだ。

 

「まいったな、本当に」

 

 ちなみに、リリルカはときおり『神の鏡』に映っていたが、しっかりと槍を持ち戦っていた。遠距離から弓矢でベルの支援をするリューに対し、その守備につく形での戦いを繰り広げている。

 彼女の周囲には、明らかに彼女より格上の【ステイタス】を持っている敵兵がいるものの、槍を上手く使ってそれらをリューに近づけまいとばかりに牽制し続けている。

 

「惜しいね」

 

 誤算だとばかりに、フィンはその場でため息を吐いた。

 その言葉をしっかりと耳にしたティオネは、リリルカに対する怒りをにじませながら、リリルカが負けないよう彼女を応援するという矛盾に満ちた行動に走り始めるのであった。

 

 一方、他の幹部。ティオネの双子の妹であるティオナは、『神の鏡』の中で活躍を続けるベルを見て目を輝かせていた。

 

「一騎打ちの誘いをして、単身で大軍勢に立ち向かう! 伝説の『英雄ダヴィド』みたい!」

 

 おとぎ話が好きなティオナは、隣に座っているヒューマンの少女、アイズ・ヴァレンシュタインの肩をつかみながら大騒ぎしていた。

 怪力を誇るティオナにしがみつかれるアイズだが、気にした様子も見せずじっと『鏡』の映像に注視している。

 そして、彼女はポツリという。

 

「あの飛ぶ攻撃……『魔法』?」

 

 その言葉を聞いていたティオナは、今度はアイズの背中を叩きながら興奮して言った。

 

「詠唱しているようには見えないから、『魔法』じゃないと思うよ!」

 

「じゃあ、『スキル』?」

 

「多分? ときどき技名みたいなのを叫んでいるねー。アイズみたい!」

 

「うん」

 

 ティオナにそう言われて親近感を覚えたアイズは、目の前の『鏡』に映る少年を見るうちに、彼に対する関心が高まっていく。

 そして、飛ぶ攻撃の合間にときおり見せる純粋な剣の技。その巧みな技術に、同じ剣士として興味を引かれた。

 アイズの扱う剣技とは、理念が違うであろう系統の技術。だが、そこにある動きは見事な物であり、非常に洗練されていて……。

 

 オラリオで一番の剣士と皆から讃えられているアイズは、あの少年とどうにかして剣の競い合いができないかと頭を悩ませ始めた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。