ダンまちTACTICS   作:Leni

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13.戦争遊戯

【ヘスティア・ファミリア】の団長リリルカは、この『戦争遊戯(ウォーゲーム)』に際して、一つのアイテムを用意していた。

 それは、『シュリーム古城跡地』の見取り図。

 ベルが【ヘスティア・ファミリア】に加入するより以前のリリルカは、【アポロン・ファミリア】に少しでも多くの損害を与えて豪快に敗北するために、いくつかの策を用意していた。この見取り図は、その策のキーアイテムであった。

 

 その見取り図には、『玉座の塔』といういかにもな建物が記されている。

 

 現在、ベルは敵を打ち払いながら、真っ直ぐにその『玉座の塔』を目指していた。

 城の主がいるべき玉座。そこに、敵大将のヒュアキントスがいる可能性が高いと、リリルカは作戦会議でベルに説明していた。

 

 本来ならば、大将が討たれれば終わりの『攻城戦』で、これ見よがしな場所に大将を置くかどうか疑わしいところがある。

 しかし、リリルカは言った。相手があのアポロン神の眷族ならば。あのアポロン派の団長ならば。あのヒュアキントス・クリオならば。玉座の間にて、ふんぞり返って指揮を執っているだろうと。

 

 そのリリルカの予想を信じて、ベルは剣を振るい、『剣気』を練り、全力で『玉座の塔』を目指した。

 ベルの進みは早い。先日覚えたばかりの『ムーブアビリティ』である『MOVE+1』の効果だけではない。装備者に【ヘイスト】の魔法効果を与える《エクスカリバー》を構え、イヴァリースから持ち込んだ速力と跳躍力を上げる《ゲルミナスブーツ》を『装備』し、新しく得た【ステイタス】の基本アビリティの一つ【敏捷】の後押しを受け、さらには素の身体能力も合わさって、圧倒的な進軍速度が実現した。

 前方に立ちふさがる敵は全て、『全剣技』を駆使して薙ぎ払った。

 

 当然、横槍を入れようとする弓手や魔導士がいたが、それは的確にリューが弓と『魔法』で狙い撃ってくれた。

 仲間の援護を頼もしく思いながら、ベルは進む。イヴァリースの戦場に慣れ親しんだベルにとって、この状況はそこまで苦境というものではなかった。

 城の中が戦いの舞台となっていることもあって、四方から囲まれる危険性も少ない。見取り図のおかげで、待ち伏せとなるポイントや袋小路も分かっているため、ベルは迷うことなく進撃を続けた。

 

 そんなベルを迎撃しようと、敵も自然とまとまってやってくる。

 だが、それはベルの思う壺であった。彼が得意とする『剣気』を使う技の中には、範囲攻撃を可能とするものがあるのだ。

 

 よって、一ヶ所に固まっている敵はベルにとってカモであった。

 さらに、リリルカがよく通る声で敵団員の声真似をして嘘の戦況を叫ぶことにより、敵は混乱の渦中へと叩き込まれた。それゆえか、【アポロン・ファミリア】はいわゆる『戦力の逐次投入』状態になっており、ベルたちは取り囲まれることなく『玉座の塔』へと続く空中(わたり)廊下前まで辿り着いた。

 

「ここからが正念場です。空中(わたり)廊下を進むとき、確実に敵の集中砲火を受けます。ですので、ベルさんの盾と覆面様の『魔法』が頼りです」

 

 今まで進んできた砦から『玉座の塔』へと唯一繋がる通路である空中廊下前で、リリルカが作戦の再確認をする。ベルはうなずいてから、後方から敵の後続が追いつく前にと、素早く空中廊下へと突入する。

 その後ろでは、リリルカが槍ではなく腕に備え付けていたボウガンを構え、リューが『魔法』の詠唱を開始しつつ、矢筒から残り少なくなった矢を抜いて弓へとつがえた。

 

 そして、先頭のベルが廊下へと姿を見せた瞬間。矢と魔法がベルへと殺到した。

 ベルはその攻撃に対して前方に盾を構えながら全力で疾走する。攻撃が盾を揺るがし、鎧に当たり、衝撃がベルを傷付ける。

 それからわずかに遅れて、後方から矢とボウガンのボルトが、敵の魔導士を的確に狙って魔法による攻撃を止めた。

 

 そして、ベルが空中廊下の中程まで進んだあたりで、彼に護られる形となったリューの詠唱が完了する。

 

「【ルミノス・ウィンド】!」

 

 緑風をまとった無数の光弾。『Lv.4』という【アポロン・ファミリア】の一般団員にとっては圧倒的格上の強者による『魔法』が、ベルの前方を遮る一団を叩き伏せた。

 だが、指揮官として後方で待機していた幹部団員のダフネは、唯一、無傷のまま立っていた。彼女は、焦りつつも武器を構え、迫るベルを迎撃しようと、決死の覚悟で叫んだ。

 

「ここは通さないよ!」

 

「押し通る!」

 

 その言葉と共に、ベルは『剣気』を高めた。

 しかし、それは先ほどまでベルが使っていた『聖剣技』と呼ばれる『聖なる剣気』ではない。

 むしろ正反対の『暗黒の剣気』。これから彼が放つのは、『暗黒剣』という闇の剣技。

 

 ――神に背きし剣の極意、その目で見るがいい……。

 

「【(やみ)(つるぎ)】!」

 

 放たれた『暗黒の剣気』は、細長い短剣を突き出そうとしていたダフネの攻撃よりもわずかに早く放たれ、彼女を貫いた。

 

「があッ!」

 

 だが、ダフネは倒れそうになりながらも、ギリギリで耐えた。

 そして、大技を放った後のベルに反撃をしようと、短剣を気合いで突き出す。

 しかし、その短剣はベルの盾によって軽々と防がれ……さらに、続けざまに放たれたシールドバッシュにより、ダフネは倒れ伏し気絶した。

 

 それから、ベルはその場で息を調え、後続であるリリルカとリューの到着を待つ。

 すぐさま追いついてくる二人。彼女たちはベルの両横に立つと、後方で待機する自分たちの盾となって矢や魔法をしこたま撃ち込まれたベルの様子を確認する。

 

 しかし、どういうわけか、ベルはピンピンとしていた。

 

「ベルさんは、耐久力も桁外れなんですね……」

 

 リリルカが呆れたように言うが、ベルは首を横に振ってそれを否定する。

 

「違うよ。さっき使った【闇の剣】って技が、敵の生命力を奪って自分の傷を癒やす、回復剣技なんだ」

 

「うわあ、反則過ぎませんか、それ」

 

「アーデさん、それは今さらです。さあ、それよりも先に進みましょう。取り巻きは私とアーデさんで抑えるので、クラネルさんは敵大将をお願いします」

 

 ベルの『暗黒剣』にドン引きするリリルカと、先をうながすリュー。

 その二人の元気な声に、【ケアル】の魔法による治療は必要ないな、と判断したベル。彼は、あらためて気合いを入れ、頼もしい仲間二人と共に『玉座の塔』へと突入した。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 空中廊下から塔内に進入した三人は、事前に用意した見取り図通りに駆けた。

 玉座という名が付くに相応しい、広い塔だ。古い絨毯が未だに朽ちることなく敷かれており、壁には埃まみれの絵画がかけられたままになっていた。

 

 途中で不意打ちをかけてきた獣人の敵団員を軽く一ひねりにし、三人は進む。

 やがて、彼らは辿り着く。『玉座の塔』最奥へと続く、螺旋階段に。

 そこでベルは、階段の上で待ち構える【アポロン・ファミリア】の幹部団員をにらみつけた。

 

 敵は、さながら王の近衛。

 頭上の有利を取ったつもりなのか、不敵な笑みを浮かべる敵幹部に対し、ベルは剣を構える。

 こんな遠くで何を、と遥か頭上の幹部たちは怪しむが、それを気にせず、ベルはその場で剣を振るった。

 

「【不動無明剣】!」

 

 ベルの叫びと共に、階段の上にいた敵幹部たちの頭上から『剣気』の結晶が降り注いだ。

 

 突然の攻撃に、悲鳴を上げる敵幹部たち。

 そして、そのうちの二人が強制停止(リストレイト)に陥った。

 そう、ベルが使う『聖剣技』は、高低差を無視して相手に攻撃できるという、リリルカ曰く反則じみた特長があるのだ。さらに、今の技は、一定の確率で相手の動きを止める状態異常(ストップ)の能力も兼ね備えていた。

 

 剣を振るい終えたベルは、すぐさま螺旋階段を駆け登り始める。

 それを追うように、リリルカとリューも階段を登る。

 

 やがて。

 ベルは、塔の最上階、玉座の間に到着した。

 

 玉座の間には、わずか数人となった敵幹部と、敵大将であるヒュアキントス・クリオが待ち構えていた。

 もちろん、これが【アポロン・ファミリア】の生き残りの全てというわけではない。しかし、ベルたちがあまりにも早く城内を駆け抜けてしまったため、城の各所に配置されていた団員たちがここまで追いついてこられないのだ。

 

 まさかの大番狂わせに、【アポロン・ファミリア】の幹部たちの顔が引きつる。

 その中にいる一人の少女、カサンドラは、より一層悲壮な顔をしてつぶやいた。

 

「来た……太陽を貫く、天から舞い降りた黄金の剣……!」

 

 ベルが持つ、黄金に輝く騎士剣《エクスカリバー》を見ながら、放たれた言葉。それを聞き流しながら、ベルは言った。

 

「我こそは、【ヘスティア・ファミリア】大将、ベル・クラネル! 敵将ヒュアキントス・クリオ! いざ尋常に勝負!」

 

 それは、開戦直後にベルが放った名乗りと、一言一句同じ言葉であった。

 一騎打ちの誘い。それに対するヒュアキントスはというと。

 

「お前たち、行くぞ! 数の上では優位なのだ!」

 

 一騎打ちの拒否であった。

 当然だ。彼の肩の上には、【アポロン・ファミリア】の全てが乗っている。『戦争遊戯』での敗北は、神の敗北。負けた神は全てを失い、天界へ還されることさえある。

 よって、ヒュアキントスは、愛する主神アポロンから授けられた【アポロン・ファミリア】団長の証である装飾過多な波状剣、《太陽のフランベルジュ》を構え、取り巻きと共に突撃を開始した。

 

 だが、そんなヒュアキントスの思惑を崩す暴威が吹き荒れる。『Lv.3』であるヒュアキントスよりも格上の『Lv.4』である謎の覆面エルフ、リュー・リオンが、取り巻きたちを聖樹の枝から切り出された木刀で殴り飛ばしてしまったのだ。

 

「一騎打ちの邪魔はさせませんよ」

 

「貴様ッ!」

 

 ヒュアキントスは、今のあまりにも速すぎる一撃で察してしまった。あの覆面エルフは、自分よりも格上だと。

 彼の背から冷や汗が吹き出るが、しかし思い出す。相手は一騎打ちを誘ってきている。そして、一騎打ちの相手は、【ヘスティア・ファミリア】の大将を名乗っている謎の少年剣士だ。

 それはつまり、大将である少年を一騎打ちで討ち取れば、強者である覆面エルフを相手することなく『戦争遊戯』に勝利できることを意味していた。

 

 よって、ヒュアキントスは決断した。

 

「【アポロン・ファミリア】首領、【太陽の光寵童(ポエブス・アポロ)】、ヒュアキントス・クリオ! ベル・クラネル、勝負だ!」

 

 彼は理不尽を打ち破るべく、一騎打ちの名乗りを上げ、波状剣(フランベルジュ)を構えて鎧兜姿の少年と対峙した。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 両大将の一騎打ちは、誰にも邪魔されることなく始まった。

【アポロン・ファミリア】の幹部たちはリューが牽制しており、さらにリリルカは事前に回復要員(ヒーラー)であると調べていたカサンドラに槍を突きつけ、詠唱を開始させないようにした。

 

 そして、ベルとヒュアキントスは、剣による激しい戦いを繰り広げた。

 ベルは大技である『全剣技』を使うことなく、剣と盾を使って隙を見せずに堅実な戦い方をする。

 一方、ヒュアキントスは大きな波状剣を『Lv.3』の第二級冒険者に相応しい膂力と技量で操り、ベルを追い詰めようとする。

 だが、しかし。

 段々と追い詰められていくのは、ヒュアキントスの方であった。

 

「――なんなんだ、お前はっ!?」

 

 ゆっくりと、しかし確実にヒュアキントスは後ろに後退していく。

 その彼は、戦いながら悲鳴を上げるように声を漏らす。

 

「私は『Lv.3』だぞ!? それに食らいつく強さなど、一体どこの【ファミリア】からの刺客だ!」

 

「【ヘスティア・ファミリア】所属、『LV.1』、駆け出し冒険者のベル・クラネルだッ!」

 

「お前が『Lv.1』だとッ!? 馬鹿も休み休み言えッ!」

 

 まさかの『Lv.1』宣言に、ヒュアキントスは怒りによる渾身の一撃をベルに見舞った。

 それに対し、ベルは冷静に盾をぶちかまして、波状剣ごとヒュアキントスの身体を打った。

 

 強烈なシールドバッシュで、遠くの壁際まで吹き飛ぶヒュアキントス。

 だが、その結果に、ベルは不覚を悟った。いくらなんでも、大きく吹き飛びすぎだ。敵は打撃を受ける際に、わざと後方に跳んだのだ。

 

 そして、失策の代償はすぐさま表に出てきた。

 転がるようにして壁に背を付けたヒュアキントスが、苦痛に歪んだ顔のまま『魔法』の詠唱を開始したのだ。

 

「――【我が名は愛、光の寵児(ちょうじ)。我が太陽にこの身を捧ぐ】!」

 

『魔法』には詠唱が付きものだ。

 この世界では一般的に、詠唱が長ければ長いほど、効力の大きい魔法が発動すると言われている。

 

「【我が名は罪、風の悋気(りんき)。一陣の突風をこの身に呼ぶ】!」

 

 ヒュアキントスは、ここにきてベルからわざと距離を取り、長文詠唱の『魔法』を逆転の一手として放とうとしていた。

 対するベルは、作戦会議でのリリルカの言葉を思い出していた。

 

『ベルさんは強い。ですが、気を付けるべきものが二つあります』

 

 ベルは駆け出し冒険者だ。よって彼は、生まれたときから『神の恩恵』を刻まれていたというほどオラリオ生活が長い、団長リリルカの言葉を素直に聞くことにしていた。

 

『それは、『呪詛(カース)』と『魔法』です』

 

 そんな情報通のリリルカが、警告として強者であるベルに言った言葉。それをベルはしっかりと覚えていた。

 

『『呪詛』は、混乱、金縛り、痛覚の付与などの状態異常を与える特殊な能力です。防ぐには専用の道具が必要で、解除にも特殊な処置が必要です』

 

 状態異常には、ベルもイヴァリースで苦労させられた。

 特に、悪魔(ルカヴィ)たちが使ってきた広範囲の状態異常技には、とても苦しめられた覚えがある。

 

『【アポロン・ファミリア】が『呪詛』を使うという話を聞いたことはありませんが、念のため注意を払ってください。もし『呪詛』を掛けられたら、『呪詛』を掛けてきた相手を最低でも気絶状態に持ち込んでください。そうすれば、解除される可能性が高いです』

 

 敵の狙いは『呪詛』の発動だろうか。いや、違う。ベルは、リリルカの言葉の続きを瞬時に思い出す。

 

『もう一つの『魔法』ですが、もし『Lv.3』の冒険者が使う『魔法』が直撃すれば、『Lv.3』に模擬戦で勝てるというベルさんでも危ういでしょう。特に、長文の詠唱で放たれる『魔法』は、大番狂わせ(ジャイアント・キリング)の代名詞とされています。敵大将の使う【アロ・ゼフュロス】はまさにそれです』

 

 ヒュアキントスが詠唱している『魔法』が、その【アロ・ゼフュロス】なのだろう。

 だが、リリルカは最後に言っていた。

 

『発動条件が様々な『呪詛』とは違い、『魔法』には必ず詠唱が付きものです。なので、詠唱を始めた魔導士がいたら、優先して詠唱を邪魔してください。リリも、可能な限り詠唱を潰せるよう動きます』

 

 そこまで思い出したベル。彼はすぐさま対処に動きつつ、距離を取って詠唱を続けているヒュアキントスに尊敬の念を向けた。追い詰められても諦めることなく逆転の手をつかもうとする姿勢。まさに、ベルが思い浮かべる『冒険者』の姿であった。

 そんな『冒険者』であるヒュアキントスは、端正な顔を歪めながら、少しでも早く『魔法』を完成させようと必死で詠唱を紡いでいた。

 

「【放つ火輪(かりん)一投(いっとう)――】!」

 

 あとわずかで詠唱が完了する。ヒュアキントスは、一転、勝ち誇った表情を浮かべる。

 

 対するベルは、瞬時に『剣気』を高め、この戦いでヒュアキントスに対しては使っていなかった『全剣技』を向ける。

 それは、刃。それは、雷。

【雷神シド】の弟子として、相応しい自分であれと特に鍛錬に(はげ)んだ、得意の一撃。

 まさしく、天を突く神速の雷。

 

「【無双稲妻突き】!」

 

 聖なる『剣気』が、ヒュアキントスの全身に衝突する。

 轟音が玉座の間に響き渡り、雷光が『玉座の塔』に居座った派閥の首領を蹂躙する。

 

 しかし。

 

 全身から血を流しながらも、ヒュアキントスは倒れてはいなかった。

 壁を背にし、必死で意識と精神集中を保ちながら、なおも詠唱を続けようとしている。

 あと一節。あと一節で詠唱が終わる。

 ゆえに、ヒュアキントスは主神への無限の愛で苦痛を耐え、太陽のような笑みを浮かべながら言葉を発した。

 

「【――――】」

 

 発した、つもりであった。

 だが、その口からは何も紡がれなかった。

 まさかの事態に、ヒュアキントスは笑みを驚愕へと変える。

 

 そんな彼に、ベルが技の残心を解いて、突進を開始する。

 そして、トドメとなる一撃を見舞いながら、ベルが言った。

 

「今の技は、状態異常(ちんもく)の効果付きなんだ」

 

 その言葉に、ヒュアキントスは黄金に輝く騎士剣で斬りつけられながら叫んだ。

 

 ――ふざけるな! 剣を振るうだけで飛んでくる『呪詛』など、『Lv.1』が持っていていいものではない!

 

 だがしかし、その叫びも『沈黙』の効果により、口から出てくることはなかった。

 

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