テイムしたゴブリンが有能すぎて【ゴブリンとヤッた男】とバレそうなんだが!? 作:ウサギ獣人着ぐるみの人で性癖が追加された
俺がいるのは最初の町から近くの森に入って、正規の道から逸れて少し歩いたところにあるゴブリンダンジョンだ。
位置的に最初のダンジョンというスポットだが、ゴブリンしか出ないからドロップが渋いし、2つ目の町から少し離れた位置にもっと良いダンジョンがある為に余程の情弱しか来ない……というか、サービス開始数日で切り捨てられたために、サービス開始1ヶ月経たないにも関わらず、もはや忘れ去られつつあるダンジョンだ。
このダンジョンの特徴は、森の中のようなフィールド型で10階層あるのだが、1階層進むごとに湧くゴブリンが増える上に、油断すると物陰から襲撃や罠によるスタンがある。最初のダンジョンとは思えない難易度だ。
薬草や木材など採取も可能だが、ダンジョンの外と変わらない上にゴブリンだから経験値もドロップも渋いとなると外で採取していた方が賢いという結果。
忘れ去られてさもありなんだ。
悲惨な状態になっていたゴブリンだったが、生活魔法のクリーンと光属性魔法のヒールでなんとか動けるようになった。息を荒らげて股間部に擦り寄ってくるが、無視してボス部屋の転移陣に乗り、ダンジョンの1階層出入口付近に戻る。
「えーと、確か……あった」
このゴブリンダンジョンでは、確率でゴブリンスレイヤーという武器を落とす。低確率でしか現れないメスゴブリンのために周回してたら溜まったから、どう処分しようか悩んでいたら検証勢が費用を負担してくれると言うので、ゴブリンスレイヤーを提供し、最大まで強化した。
それがこれだ。
《小鬼断罪剣》 攻撃力:52
・ゴブリン特攻+500% ・成長限界
ゴブリンスレイヤー+9に更にゴブリンスレイヤーを重ねると成長限界を迎えて新しい武器に生まれ変わった。それがこの小鬼断罪剣だ。
現在の最前線級武器と同等の攻撃力だが、ゴブリン特攻しか効果がないため、STR不足の間に繋ぎで使う程度、という性能。
しかし、ここに限ってなら誰が使ってもエネミーをワンパンできるようになる最高の一品。
インベントリから取り出した瞬間、ゴブリンが後ずさって、尻もちをついた。
見ると小鬼断罪剣を凝視して震えている。
「これを使って、ダンジョンを攻略しろ」
剣を差し出して命令したら、震えながらも立ち上がって、剣を掴んで歩き出した。
おっかなびっくり剣を振っているが、当たればゴブリンは消し飛ぶ。途中罠に引っかかりそうになった時や数が多くて厳しい時は声を掛けるくらいはしたが、それ以外は順調にボス部屋まで行った。
最弱の魔物だからかボス部屋までの道中で10レベルになり、進化可能になっていた。
・ゴブリンソードマン
・ゴブリンウォーリアー
:
・ホブゴブリン
:
・ゴブリンプリンセス(SR)
色々進化先があったが、残念ながらゴブリン系統から抜けるものはなかった。しかし、ゴブリンプリンセスというものがあった。もしかしたら顔面偏差値が良くなるのでは? と思い、進化。
《ゴブリンプリンセス》
ゴブリンの王族に連なるメスのゴブリンが進化によってプリンセスを名乗るようになった。クイーンの卵であり、順当に進化するとゴブリンクイーンとなり、優れたゴブリンをたくさん産んで強大な集落を作るため、人類に危険視されている。
ゴブリン種の中で普通のゴブリンに次いで低いステータスだが、大器晩成の器であるため、その身に宿す経験値次第ではゴブリンクイーンすら霞むほどの進化の可能性が秘められている。
なんか凄そうな種族だった。
ゴブリンの王族に連なる……ということはこのゴブリンはキングとクイーンの子供って設定だったのか? 確かにこのゴブリンはボス部屋でテイムしたからありえない話ではない。
え?よく見たらレベル上限が99もある。種族の説明的に強い種族に進化したいなら、より多くの経験値を稼げってか?普通のゴブリンに次いでステータスが低いって書いてるのに99まで上げようとしたら、相当な苦行じゃないか?
「うわ、まだ醜いなぁ……」
試しに頭装備を脱がすと「醜く凶悪な顔」が「醜いが理性的で人間味を見出そうとすれば辛うじて見出せる顔」になっていた。ちなみに進化先の一つであるクイーンはデブで豚みたいな醜い顔だった。
「絶対にあのゴブリンクイーンみたいにブタかつ醜い顔になるなよ!身体のサイズそのままで人間の美少女みたいになれよ!」
無茶ぶりとはいえ、つい言ってしまうが、ゴブリンクイーンも視野に入ってしまったのだから仕方ない。
長時間見続けたい顔ではないので顔装備で封印した。
「もしかしてゴブリンプリンセスに進化させたのは失敗だったか?」
良さげな進化先が出てくるまでレベル上げ、ってしてレベル99まで良い候補がなければ相当な時間と労力が掛かる。これならソードマンとかホブゴブリンに進化するルートの方がゴブリン以外の進化先に繋がったのではないだろうか?
しかし事実、この進化で顔面偏差値は少し上がっている。どちらが正しいかなんて、やってみないと分からない。あぁ、先が長そうだ……。
進化したリザルトを確認した後、ボス部屋に入った。
進化したのに能力値はあまり変わらなかったから、もしかしたらボス戦は苦戦するかも……と思っていたのだが、まったくの杞憂で命令通りにバッファーのゴブリンクイーンを速攻で倒させ、取り巻き、ボスをとヒットアンドアウェイで叩かせれば、俺が参戦せずとも余裕を持って攻略できていた。
しかし、小鬼断罪剣が未だ怖いのかな?震えているし、顔色……というか雰囲気が悪そうに見える。どうしようか……と思案したが、ゴブリンを見てるとある言葉が脳裏に過ぎった。
実はさっきまでは冷静になるまでヤッてただけで化け物性欲は満足してなかった。
で、ゴブリンはプリンセスに進化した影響か、120cmくらいのロリというよりぺドっぽい身体だったが、身長が少し伸び140cmほどで少し肉付きが良くなったように見える。だからゴブリンを見ながら考えているとムラムラとしてきて、「慰めックス」なんてものを思いついてしまったのだ。
ではさっそくと、ゴブリンに対して光属性魔法の浄化と生活魔法のクリーンを使用する。
ゲームだから戦闘で血は被ってはないし、老廃物もないと思われるが、ゴブリンだからちょっと汚く感じてしまう。だから抱いたりする前はMPが尽きるまでクールタイムがあける度にキレイになりそうな浄化とクリーンを使うことにしている。
次は調子が悪そうなので、効果があるか分からんがスタミナにリジェネ効果を付ける精力剤を飲ませた。これで準備万端。
さっきのである程度は性欲は解消できているため、落ち着いて「よく頑張った」とかペットに言うように声を掛けながら、ロリボディに快楽を与えることに集中していく。
5分もしないうちにギャッギャッ、ギャッギャッとうるさくなり、逸物で責めれば、十数分でアヘアヘ……いや、ギャヘギャヘと蚊の鳴くような声しか出さなくなった。
絶倫なので、あと2,3発と思ったものの、ふと見ればゴブリンとついでに俺の満腹値が危険値寸前になっていた。インベントリを開き、適当なモノを取り出して食べたり、食べさせたりする。
これが美少女なら口移しで食べさせるシチュエーションだな、と思い浮かべてしまったが、醜いゴブリンにやろうとは思えないので、懸命に忘れる。
腹が膨れたら予定通りに3発ほど続け、ムラムラも収まった。
クリーンとヒールを掛けてやり、転移陣で1階層に移動、さっきまでの調子なら多少のスタンを喰らっても問題ないだろうと今度は走っての攻略を命じた。