悪魔の孫は時の王者となって世界最強 NEXT TIME   作:MTHR

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 第一話、投稿します。


Episode 01 魔王が示す道

 大人気ユニット【ツヴァイウイング】のライブは、突如出現したノイズにより、多大な被害を及ぼした。

 

 そして、その事件と被害は、世界に深刻な問題が生まれていた。

 

 ライブでの生存者に対して、悪質なバッシングが発生したのだ。

 マスコミと評論家が、あの事件での生存者を一方的に悪者に仕立て上げ、生存者の中には既に住所が割れるなどして周囲から迫害を受ける者が出ているのだ。

 

 曰く、ノイズよりも生存者の方が悪い、生存者は人殺し、生存者に正義の鉄槌を、と。

 

 無論、この発言に異を唱えるものもいる。しかし、評論家やコメンテーターが口を揃えれば、少数派の意見と言うのは虚しくも握りつぶされてしまうのが世の常である。

 

 そしてその歪んだ思想は、生きるのを諦めないという“呪い”を持つ一人の少女を、悪魔の世界へと踏み込ませてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……」

 

 誰もが寝静まった深夜、あちこちにゴミが錯乱している路地裏に、一人の少女がいた。

 彼女の服はあちこち焦げていて、肌にも汚れや火傷の後がある。靴も履いておらず、裸足で全力疾走をしていたのか、足は擦り傷だらけだ。

 

「なんで……なんで……?」

 

 襟足が広がったボブカットの少女──【立花響】は、黄色の瞳からボロボロと涙を溢す。

 

 彼女は、ツヴァイウイングのライブ事件の生存者だった。

 親友から進められたライブでノイズの驚異から生き延び、搬送された病院を1()()で退院した彼女に待っていたのは、まだ幼い少女には過酷すぎる日々だった。

 

 学校では『人殺し』と罵倒され、暴力や苛めに身も心も傷付けられる日々。

 家で過ごしていても、扉には罵詈雑言が書かれた紙が貼り付けられ、意思を投げられて窓ガラスを破られる日々。

 ツヴァイウイングのライブを進めてくれた親友は、自分になにも言わず、別れの言葉を告げることもなく、顔を会わせることもなく引っ越していった。

 響が生存者であると判明し、仕事を失った父親は日に日に自分や母に暴力を振るうようになった挙げ句、家を出ていってしまった。

 そして今日──彼女の家は、燃やされた。

 

 トイレに行くために夜中に目が覚めたときの事だった。赤い光が見えた彼女は、そこで自身の家が炎に焼かれているのを目にした。

 響は直ぐに母と祖母の部屋に向かった。一緒に避難するためにも。だが向かった先にあったのは──炎に包まれる、母親と祖母の姿だった。

 絶望を突きつけられながらも、響は何とか家を飛び出すことで、危機を脱する事が出来た。

 その時、聞いてしまったのだ。

 

──おーおー、燃えてる燃えてるぅ。これで死んだんじゃねーの?

 

──ザマァねぇよなぁ~。まっ、人殺しに人権なんかないんだし、当然の報いだろ?寧ろ、正義の鉄槌ってやつ?

 

──ホントそうだよね~!アイツ、何食わぬ顔で私達の学校来ててマジウザかったし、清々したわぁ~ww

 

──ギャハハハハハハハッ!!!

──アッハハハハハハハッ!!!

 

 その声を聞いた時、響は全てを理解すると同時に、その場から逃げ出した。

 

「なんで……私がこんな目に合わなくちゃならないの……なんで……二人が殺されるの……私は、何もしてないのに……!!」

 

 考える度に、響の心にどす黒い感情が渦巻いていく。本来は心優しい純粋な心を持つ彼女を、人間の悪意が蝕み、その心を染めていく、その時だった。

 

 警報が響き渡った。

 

 ノイズの発生を伝える為の警報だ。

 

 建物の明かりが次々と着き、雪崩のように人が飛び出してくる。

 

 同時に、この世のものとは思えないような多種多様な形をした異形──ノイズが現れる。

 

 ノイズは、逃げ惑う人々を嘲笑うように人々に触れていくと、触れられた人間はたちまち炭素の塊となって消滅していく。

 響は呆然と、その光景を見つめていた。逃げる気も起きず立ち尽くしていると、背後から足音のような物が聞こえてきた。

 

「ッ!何──あぅッ!?」

 

 振り替えると同時に頬に走る痛みに、響は路地裏から飛ばされて地面に倒れる。

 口端から血を流しながら、響は顔を上げた瞬間、自身の頬を殴った相手をみて、悲鳴を上げた。

 

『グァァ……!!』

「ヒッ…!」

 

 それは──鬼だった。

 頭部はさながら日本の古典芸能の面を思わせるデザインであり、後ろには頭髪らしきものがある事が確認できる。

 一見目や瞳が存在するように見えるが、実際はよく見ると顔の凹凸や堀の深さ、光の反射によってできる影でそう見えてるだけで、それらしき目が存在しない模様。

 鋭い牙が特徴的な口元はよく見ると、その中にもう一つ口元が存在しており、さながらお面を着けているようだ。

 肩に掛けた羽衣や下着から仁王像、両肩の鬼瓦。背中に装備された棍棒の柄が、肩甲から飛び出ている。

 胸の中央に縦書きで『HIBIKI』、背中の方に同じく縦書きで『2005』と刻まれている。

 

 

ヒィビィキィッ!!

 

 

 鬼──【アナザー響鬼】は、棍棒のようなものを二本取り出すと、ゆっくりと響に近付いていく。獣のような唸り声をあげるその目には、間違いなく『殺意』が宿っていた。

 その後ろから、ノイズの大軍も続いていく。

 

(私、死ぬんだ……)

 

 避けようのない運命を悟り、響は自嘲気味に笑う。

 

(もういい……お母さんもお婆ちゃんも死んだ……もう私には何もないんだ。このまま死ねれば──)

 

──生きるのを諦めるな!!

 

「ッ!」

 

 突如、胸の中に過る言葉に、響は顔を歪める。

 一年前、自身かけられた()()()()()に歯を食い縛る響に向け、アナザー響鬼は炎を纏う棍棒を振り下ろす──、

 

 

ゼロタイム!

 

スレスレ撃ち!!

 

 

──瞬間、無数の弾丸が、ノイズとアナザー響鬼を撃ち抜いた。

 

 通常兵器が効かない筈のノイズは、「ジュウ」というエフェクトを纏った銃弾に撃ち抜かれて爆発を起こし、アナザー響鬼は火花を散らして地面を転がる。

 

 何が起こったのか分からず、響は音が聞こえてきた方向に視線を向けると、逃げ惑う人々を掻き分けて此方に向かって歩いてくる存在がいた。

 

 それは、金属製腕時計のような見た目をした、銀色の鎧と漆黒のスーツを着た戦士だった。

 10時10分を刺した時計の針を模した角が目を引き、額には「カメン」の文字、複眼に当たる部分はマゼンタの「ライダー」の文字になっている。

 

 それは、響がツヴァイウイングのライブで意識を失う前にみた、あの黄金の王と瓜二つの戦士だった。

 

 その戦士は、手にしていた「ジュウ」と書かれた銃を変形させ、「ケン」という文字が書かれた剣に変形させると、響を飛び越えて、アナザー響鬼とノイズに向かって走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特異災害対策機動部二課。

 通常兵器が効かないノイズの対策方法を有する世間から秘蔵されている政府機関だ。

 

「ノイズの出現ポイントを絞り込めました!!」

「よくやった!よし、奏、翼、出現ポイントに向かってくれ!!」

 

 鍛えぬかれた屈強な肉体を持つ男──【風鳴弦十郎】が、赤髪の少女と青髪の少女──天羽奏と風鳴翼に指示を出す。奏と翼が頷き、二人が部屋を飛び出そうとした時、新たな報告が二人の脚を止めた。

 

「司令!ノイズ出現地帯に未知のエネルギー検知しました!」

「同時に、ノイズの反応が次々と消失していきます!!」

「何ッ!?」

 

 オペレーターからの報告に、誰もが目を見開く。

 やがてモニターに現場の映像が映し出されると、奏と翼は目を見開いた。

 

「アイツッ!」

「あの時の……!」

 

 それは、無数のノイズと『鬼』を相手にする、一年前のライブで現れた王と酷似した戦士だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(何なんだろう、このカラフルなのは)

 

 アナザー響鬼の棍棒を避け、腹部をジカンギレードで切り裂いた仮面ライダージオウ──鈴木入間は、背後から迫ってきたノイズを振り向き様に切り裂き、炭素へと還しながら考える。

 

 学校からの帰り、()()()()()に感じ取った物と同質の奇妙な魔力反応を検知し、現場に脚を運んでみれば、一週間前と同じ、見知らぬ世界へのゲートが開いていた。試しに飛び込んでみれば、またもやこうしてアナザーライダーと戦うことになっていたのだ。

 

 入間はありとあらゆる世界の仮面ライダーの知識を深めており、怪人に対する知識もある。だが、目の前にいる形容しがたい存在達は、入間の知識のどれとも一致しないのだ。

 しかし、強くはない。

 数を活かした連携もとる様子を見せず、ジカンギレードを一閃させただけで炭のようになって崩れる始末だ。これならカッシーンのような統率された量産兵の方が強いかもしれない。無論、そんなことはなく、ノイズの方が戦闘員より遥かに驚異の存在なのだが、そこは入間(ジオウ)が化け物なだけというのが正しいだろう。

 

 体を紐状にして突撃してくるカエルのようなノイズを切り捨てて炭化させると、ジオウは一つのライドウォッチを取り出し、ジカンギレードにセットする。

 

 

フィニッシュタイム!

 

エターナル!

 

ギリギリスラッシュッ!!

 

 

 蒼炎を纏うジカンギレードを一閃し、数十体近いノイズを殲滅。そのまま蒼炎を纏う剣でアナザー響鬼と交戦を再開する。

 

 アナザー響鬼も棍棒を手に応戦するが、技量は完全にジオウが上だ。恐らく、変身者がいない、力だけで体を形成しているタイプのアナザーライダーだ。意思のない、機械的な動きなど、ジオウからすればあしらうなんて朝飯前の事だ。

 

 振り下ろした棍棒をスレスレでかわし、ジュウモードにしたジカンギレードの銃口を腹部に押し当て、ゼロ距離で銃弾を発射する。

 

『グァァアアアアアアアアッ!?』

 

 爆発を起こして吹き飛ぶアナザー響鬼。しかしアナザーライダーの特性上、同じライダーの力を使わなければ倒せない。更に見れば、ノイズ達の群れの奥に、イモムシのようや見た目をした巨大なノイズがいたため、ジオウは腕のホルダーから一つのウォッチを取り出し、起動してからベルトに装填し、ドライバーを360°回転させた。

 

 

装甲響鬼(アームドヒビキ)

 

アーマータイム!

 

音撃装甲!装甲響鬼(アームドヒビキ)ッ!!!

 

 

 【仮面ライダー装甲響鬼(アームドヒビキ)】を模した深紅アーマーに両肩には音撃鼓を模した装甲を持ち、「アームド」という文字が書かれた【仮面ライダージオウ・装甲響鬼(アームドヒビキ)アーマー】に変身し、“音撃増幅剣・装甲声刃(アームドセイバー)”を手にする。

 

「鬼神覚声!」

 

 装甲声刃の鍔を180°折り畳み音撃モードへと変え、自身の声を増幅させて、音撃の波動として刀身に纏わせ始めた。

 

「はぁっ!!!」

『ッ!!!!!』

 

 装甲声刃を振るい、イモムシのようなノイズが発生させた小型ノイズごとアナザー響鬼を一閃。炎の刃に身を焼かれ、アナザー響鬼と小型ノイズは示し合わせたように爆発を起こす。

 残るのは、イモムシのような巨大な化け物──ギガノイズだけだ。

 

「最後はやっぱり、これだよね!!」

 

 飛び上がったジオウは、ギガノイズの頭上に着地すると、ドライバーのロックを外し、回転させる。

 

 

フィニッシュタイム!装甲響鬼(アームドヒビキ)

 

鬼神覚声タイムブレーク!

 

 

 ジオウは“音撃棒・烈火”を両手に持つと、ノイズの頭に“音撃鼓・火炎鼓”が現れる。ジオウは音撃棒をゆっくりと振り上げると、深呼吸のあと、力強く音撃棒を叩きつけた。

 

「はぁっ!!」

 

ドンッ!!

 

 空気を震撼させるような太鼓の音が響き渡る。

 そして、ジオウは音撃棒を右、左、右、左、と素早く音撃鼓に叩きつけ、邪悪なものを清めるための演奏を始めた。

 

「はぁあああっ!!!」

 

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンッ!

 

 それを誰よりも間近で聞いていた響は、誰も倒すことの出来ない筈のノイズを圧倒する仮面の男から目を離せなかった。

 

 清めの音と呼ばれる音を操る鬼の戦士の力を身に纏うジオウの演奏は、力強く、まるで響の心になにかを訴えかけるような何かがあった。そんな状況でないと分かっていながらも、響はこの太鼓の音に聞き惚れてしまう。

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!

 

「はぁっ!!!」

 

ドドンッ!!!

 

 最後に音撃棒が勢いよく振り下ろされ、遂にギガノイズは破裂するように爆発を起こした。

 

 着地したジオウは、辺りを見渡して敵の気配がないことを確信すると、響に視線を向けた。

 アナザー響鬼が、逃げ纏う人々に目を向けず、響を狙っていたことは既に見抜いている。特段知りたいわけではないが、興味がないと言えば嘘になる。彼女がなにかアナザーライダーに狙われるような事に関わっているのか聞くために、ジオウは目の前の少女と目線を合わせる。

 

「ねぇ、君。大丈夫?」

「……………」

 

 ジオウの問い掛けに、響は顔を俯かせていて動かない。

 余程怖かったのかとも思ったが、ジオウは彼女が抱いているのは恐怖ではないのかと考えた時、響が叫んだ。

 

「──なんで今更助けたの!!!?」

 

 口から出てきたのは、怒声だった。

 だが、ジオウは微塵も動じない。まるで、()()()()()()()()()()()()()()かのように。

 

「私が助けて欲しい時に助けてくれなかったのに!お母さんとお婆ちゃんを助けてくれなかったのに!何で今更私を助けたの!?」

「……」

「私にはもう何も残ってない!家も家族も友達も、何処にも私の居場所がない!なのに、まだ私に苦しめっていうの!?」

「……」

「私が生きてたから……二人は殺されたんだ!私は生きてちゃいけなかったんだ!!これ以上、誰かに迷惑をかけ続けるなら……あのまま死なせてくれれば良かったのに!!!」

 

 何処までも哀しげで、悲痛な叫びだった。何もかも喪い、希望の欠片すら失くした者の叫びだ。

 それを聞いたジオウは……

 

「そっか」

 

 何処まで、平然としていた。

 彼は人間の世界で戦ったことは何度もある。救えた命も、救えない命もあった。その度に「なんで助けてくれなかったの」「あの人を還して」「この人でなし」と、言われ続けた。

 魔力と仮面ライダー(じんがい)の力を手に入れ、人間からは「化け物」としか見られなかった。

 だから、自分がいなければならない世界を捨てた。最初は連れてこられただけだが、今では元の世界への未練なんて微塵もない。人を殺すことも躊躇わなくなった。()()()()()()()()()()()()()()からなんて言い訳はしない。それを選んだのは()()()()()()()()だ。

 だが、一つだけ。

 

「でも、君は口でいうほど死にたがってなさそうだね?」

「ッ!!!」

 

 響は肩を振るわせる。

 一年前、ノイズの襲撃で死にかけた自分にかけられた言葉。それは響の心に呪いとして深く刻み込まれ、響に最後の一線だけを越えさせないでいた。

 だからこそ許せなかった。何も知らないくせに、何もかもを見透かしたように喋るジオウの事が。掴みかかろうとする響を、ジオウの言葉が止める。

 

「それに、助けを待つだけの人を助けようとは思わない」

「え……?」

「僕と君は今あったばかりだよ。君の事情も知らないし、何があったのかも分からない。断片的な言葉から推理するしない」

「……」

「でも、助けて欲しいと『思う』だけじゃ、何も変わらないし、僕は助けようとも思えない。知ってるかな──乗りたい風に遅れた人は間抜けって言うんだ」

「ッ!助けて欲しいなんて言っても、誰も……」

「そうかもね。けど、最初からなにもしないと諦めるよりはマシだよ」

 

 ジオウの言葉に、響は拳を震わせると、ポツリと言葉を溢した。

 

「じゃあ、貴方は私を助けてくれるの……?」

「さぁね……僕は聖人君子じゃないからね。──でも、僕は助けると決めた人は絶対に見棄てない。例え、神や世界が相手であってもね」

 

 そこに秘められた、強い思い。

 響は俯いたまま、その言葉を口にした。

 

「───助けて

 

 未だに後ろで燃える炎に書き消されてしまいそうなほど小さな言葉だったが、ジオウの耳には確かに届いていた。

 

 ジオウは夜空を見上げる。彼女のような者は、トータスでもハルケギニアでも嫌という程見てきて、見棄ててきた。またトールを家に連れてきた時のようにオペラにどやされるかもしれない。

 だが、ミュウと出会った時のように、手が届く範囲であるならば、手を伸ばしても良いのかもしれない。もしかしたら、その選択は間違いなのかもしれない。だがかつて実の両親からも拒絶された世界を捨て、魔界に居場所を見つける事が出来た自分の様に……。

 

「居場所がないなら……僕のところに来る?」

 

 その言葉に、響は顔を上げる。今にも溢れ落ちそうな涙を堪えながら──コクリと頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 数分後、天羽奏と風鳴翼は、ジオウとアナザー響鬼とノイズが現れた現場へと到着した。

 

 しかし、そこに残っていたのは、焼け爛れた地面と、人かノイズかも判別がつかなくなった炭素の塊だけだった。

 

 

 

 

 その日──立花響は、この世界から姿を消した。




次回予告

響「あれから一年……」

士「大体わかった」

 が過ごした一年──

響「なんでノイズが……!?」

???『俺っちの出番じゃね?』

 ノイズの驚異!

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

入間「あれで終わりじゃなかったんだね」

Episode 02 悪魔と悪魔の二重奏




 ジオウが響に言った台詞の元ネタは、うしおととら外伝『雷の舞』におけるとらの名言からです。


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