悪魔の孫は時の王者となって世界最強 NEXT TIME 作:MTHR
知らない天井だ。
何処かで聞いたような台詞だが、ネタではない。本当に見覚えがないのだ。
「……やっぱり夢じゃないよね」
意識を覚醒させた入間は、我が身に起きた出来事に、召喚されてから何度目になるかわからない溜め息を吐いた。
部屋を見渡してみれば、ベッドで呑気に眠っているルイズの姿と、脱ぎ散らかされた衣服が錯乱してある。
「洗濯しとけって言ってたね……」
ルイズに対して忠誠心など欠片も抱いていないが、ここで生活する以上、最低限の仕事をするべきだろう。入間は手頃な籠に衣服を詰め込み、外に出る。広大な敷地を歩いているなかで、入間は新たな問題に直面した。
「洗濯って、何処でするんだろ?」
この世界の文明的に、洗濯機の類いはないだろう。ならば、井戸とかそう言った場所で水洗いすると言うことになる。だが、それを行う場所を入間は知らないのだ。
無論、特定の場所を発見する方法も、広範囲を探すことの出来る方法も入間は多数持っている。たかが洗濯ごときにそれを使うのはものすごく無駄な気がするが、無駄な時間の浪費はしたくないと、タカウォッチロイドを取り出した。
その時、入間の視界のはしで、洗濯物を詰め込んだ籠を抱えるメイド服の少女を発見した。丁度良いと判断した入間は、そのメイドのもとに向かって歩きだし、後ろから声をかけた。
「すみません、少しいいですか?」
「えっ!?はい、なんでしょうか?」
少し驚いた様子で、そのメイドは入間の方に顔を向けた。
黒髪黒目の、入間と同い年か少し下くらいの少女だ。
そのメイドを見た瞬間、何故か入間は妙な感覚に襲われた。別にメイドの美容に見惚れているとかではない。ただ、魚の小骨が喉に引っ掛かって取れないような、そんな妙な違和感を感じたのだ。自然と、そのメイドを見て首をかしげる。
話しかけてきたと思ったら、ジッと自分を見ている入間に、今度はメイドがおずおずと話しかけてきた。
「……あの?」
「あぁ、すみません。洗濯の場所を教えてもらいたいんですが……」
「あぁ、それでしたら私も洗濯に向かうところですから、一緒に行きますか?」
「えぇ、お願いします」
その申し出はありがたかったので、入間はそのメイドと共に洗濯場へと向かっていった。
「あの、もしかしてミス・ヴァリエールの使い魔ですか?」
「ヴァリエールって、誰?」
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール様です」
「へぇ、そんな長い名前なんだね。覚えるのも面倒そうだな……」
と言っても、最愛の吸血姫であるユエの本名は一文字も間違うことなく覚えているが、元々あまり関心のないルイズにはそれは適応されなかったらしい。
「というか、知ってるの?」
「はい。昨日から噂になっていますよ、平民の使い魔が召喚されたって」
まぁ、予想はしていた。
本来なら魔獣を呼び出すサモン・サーヴァントで出てきたのが人間なのだ。入間がカルエゴを使い魔にした時だって噂になったのだから、そうなるのは必然と言えた。尤も、ルイズと入間では噂の方向性が大分違うのだが。
「申し遅れました、私はシエスタと申します」
「僕は鈴木入間です」
「スズキイルマ……変わった名前ですね」
「僕の生まれ故郷では普通なんですけどね…まぁ、入間で良いですよ」
「分かりました、イルマさん」
そんな会話をしつつ、入間と、【シエスタ】と名乗ったメイドは洗濯場へと辿り着いた。
ライオンの形をした彫刻の口から水が出てくる所謂マーライオンとなっている洗濯場を見て、普通ここは風呂場じゃないの?とツッコみたくなったが、口に出しても何の意味もないため、入間はメイドと共に洗濯物を洗っていく。
「へぇ~、上手なんですね」
「そうですか?」
クラスメイトと酒(仮)を飲んで酔いつぶれた日等に、オペラの補佐として
何気ない会話も終わり、入間は洗濯物を詰めた籠を手にルイズの部屋に戻っていく。入間が部屋を出てからそこそこ時間が経っている筈だが、ルイズは未だに夢の中のようだ。
入間は魔術を使い、洗濯物を浮遊させて部屋の中に適当に干すと、まだ眠っているルイズを起こすことにした。
「もしもーし」
「うぅん………むにゃむにゃ……」
「聞こえますかー」
「………」
肩を揺らしてみても反応がない。
仕方なく、入間は右手に嵌めた“宝物庫”から適当な鉱石を取り出すと、“生成魔法”を使い、それを入間が愛用しているあるものに変化させる。そして、元の鉱石の影も形もなくなったそれのツマミを、回した。
断末魔の悲鳴のような叫び声が、ルイズの部屋中に響き渡った。
入間が生成魔法で擬似的に作り出したのは、目覚魔し時計だ。早い話が目覚まし時計の魔界版である。勿論、悪魔の世界の物なので、従来と違い心臓に悪影響しか及ぼさない目覚まし音なのだが、悪魔にとってはこれが“良い声”らしい。実際、すっかり使いなれた入間も良い声だと思うようになっているが、常人には迷惑きわまりないことは理解しているので、ちゃんと魔術でルイズの部屋だけ遮音している。
案の定、目覚魔し時計の“良い声”で、ルイズはキョンシーのような面白い形でピョーンと飛び起きた。
「あっ、起きた?」
「なななな何よっ!誰よあんた!」
「忘れたの?君の使い魔だよ」
「えっ?使い魔?そ、そうだったわね……っていうか、今の起こしかたは何なのよ!!」
混乱していたのか、入間を見て慌てるルイズだが、入間の言葉で落ち着きを取り戻したかと思うと、今度は起床のさせ方について文句を言ってきた。詳細はわからないが、今のが入間の仕業であるのは理解したのだろう。
「声をかけても起きないから、取って置きの方法で起こしたんだよ」
「何が取って置きよ!ご主人様をあんな地獄のそこから聞こえるみたいな声で起こす使い魔が何処にいんのよ!!」
「あの声の良さが分からないなんて……この国の人間のセンスは乏しいみたいだね」
「あんなのを良い声だなんていうあんたがおかしいわよ!!」
等と言い合いを終えると、ルイズはクローゼットを指差しながら、制服と下着を取るように命じた。男に女物の下着を取り出させるなんてどういう神経してるのかと言いたくなったが、昨晩の事もあるので、言うだけ無駄だと判断した入間は面倒そうに下着と制服を取り出した。
だが、流石に次に出てきた命令には、入間も目を丸くせざるをえない。
「何してんのよ、着替えさせなさい」
「……君、本当に痴女なんじゃないの?」
「はぁ?まだそんな口に聞くの?朝食抜きにするわよ?」
そろそろ本格的に殺意が沸いてくる入間。だが、殺意を向けられたわけでもなく、私的な理由で人を殺すのは入間のポリシーに反する。
「なら、それで良いよ。幼児の世話はミュウで十分なんだし、君みたいなの相手にしていたくない」
「あっ!ちょっと!!」
宝物庫には武器以外にも、これまで買ってきた食材や菓子類が大量につめられている。なので、ここで食べられなくても問題ないだろう。少なくとも、今はこの怒りを沈める時間がほしい。
なので、ルイズの着替えを放り投げて扉に向かうと、入間は何の躊躇いもなく部屋を出ていく。
宝物庫から取り出した菓子を口にしながら、適当に校舎を歩く入間。時々、すれ違うメイジ達がチラチラとこちらを見てくるが、入間は無視して歩いていくと、後ろから聞きたくもない声が聞こえてきた。
「待ちなさいよーー!!」
振り返ってみると、案の定そこにはルイズが走ってきていた。
「ちょっと!あんたどういうつもりよ!ご主人様を放って勝手に出ていくなんて!罰として朝食抜きだからね!!」
「……別になくていいって言ったけど?」
入間はルイズに見せつけるように、手に持っていたシュークリームにパクつく。それを見て、ただでさえつり上がっていたルイズの目がつり上がった。
「あ、あんたねぇ!ご主人様の許可もなく勝手に物を食べるなんて何様のつもり!?」
「どうどう。朝から怒りっぽいと血圧が高くなるよ」
「誰のせいだと思ってんのよぉーーーッ!!!!」
髪を振り乱して飛び掛かる怒り心頭のルイズだが、入間はヒョイヒョイとかわしていくと、別の声が聞こえてきた。
「あら、朝から騒がしいわね。ルイズ」
二人がそちらに視線を向けてみると、そこにはルイズと同じ制服を着ている、燃えるような真っ赤な髪をおろした褐色で巨乳の美女が立っていた。
「何のようよ、キュルケ」
「あらあら、相変わらずつれないわねぇ」
苦虫を噛み潰したような顔をするルイズとは対照的に、【キュルケ】と呼ばれた女性はクスクス笑いながら気にもせず答えると、今度は入間に視線を向けた。
「あなたの使い魔って、それ?」
「そうよ」
「あっはっは!ほんとに人間なのね!すごいじゃない!」
笑い声をあげるキュルケ。どうやら、この女も入間をただの平民として認識しているようだ。
入間はキュルケ見て、前にオルクス大迷宮で殺した魔人族の女と似たような見た目をしていなぁ、とぼんやり考える。
「サモン・サーヴァントで平民を召喚するなんて、あなたらしいわ。流石はゼロのルイズね」
「うるさいわね!!」
「あたしも昨日、使い魔を召喚したのよ。誰かさんと違って、一発で呪文成功よ」
「あっそ」
「どうせ使い魔にするなら、こういうのが良いわよね~。フレイムー」
そう言ったキュルケの側から、モソモソと何かが現れた。
見た目は完全にトカゲだが、尻尾の先端には炎が灯っており、体もかなり大きい。
異世界の生物に、入間も僅かに興味を示して少しだけ観察するが、その結果、大迷宮の魔物の足元にも及ばないことを察して、直ぐに興味を失った。
「これってサラマンダー?」
「そうよ~、火トカゲよ~。見て、この立派な尻尾。ここまで鮮やかで大きい炎の尻尾は、間違いなく火竜山脈のサラマンダーよ!」
「そりゃあ、良かったわね」
「あら、誉めてくれてありがとう。ところでルイズ、あんたここにいていいの?もうすぐ授業始まるわよ?」
それを指摘されて、ルイズは現在の時刻を思い出してハッとする。キュルケは既にフレイムと共に歩きだしており、ルイズは入間に顔を向けた。
「もう!あんたを探してたせいで朝ごはん食べ損なっちゃったじゃない!!」
「食べたかったなら探さなければいいでしょ?」
「なっ!?あ、あんたねぇ!いい加減にご主人様に対する口の聞き方ってものを弁えなさいよ!!」
「そーですねー。それじゃあ、学生は学生の本分の勉強を頑張ってね」
そう言って再び歩きだそうとした入間だが、ルイズが入間は制服を掴んだことで、それは中断された。
「あぁ、もう!アンタへのお仕置きは後よ!あんたも一緒に来なさい!!拒否権は無いんだからね!!」
「はぁ……」
言ったところで得るものも無さそうだが、このままのらりくらりとかわしてもルイズは騒ぎ続けるだけだろう。それに、この世界の魔法に興味がないと言えば嘘になるので、入間は仕方なく、ルイズに連れられて教室に向かっていった。
ルイズと入間が教室に入ると、先にそこに居た生徒達が一斉に二人の方を向き、そしてくすくすと笑い始めた。
(まぁ、それもそうか)
自分の身分を明かしていない上に、力も見せていない入間は、この学院では平民と認識されている。悪魔学校でも指折りの実力者である教師カルエゴを使い魔にした自分の時とは違い、ただの平民が使い魔とあっては、笑われるのも無理はないかもしれない。
すると、先にあるいていたルイズが席の1つに腰を掛けたところを見て、入間も彼女の隣に腰を掛けた。すると、隣からルイズが入間を睨んでいた。
「ここはメイジの席よ。使い魔は床に座ってなさい」
「知らないよ、そんなの」
そっけなく返すと、入間は上着の中からステータスプレートを取り出し、それに目を向けた。
そんな入間に文句を言おうとしたルイズだが、丁度そのタイミングで扉が開いて中年の女性がローブと帽子を纏って現れた為、仕方なく口を閉じた。
入ってきた教師は教室を見回すと、満足そうに微笑んで言う。
「私の二つ名“赤土”。赤土のシュヴルーズです。皆さん、春の使い魔召喚は大成功のようですわね。このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に様々な使い魔達を見るのがとても楽しみなのですよ」
その言葉に何故かルイズがうつむくと、【シュヴルーズ】の目が入間のほうに向けられた。
「おやおや。変わった使い魔を召喚したものですね、ミス・ヴァリエール」
するとその直後、教室中がどっと生徒たちの笑い声に包まれた。
「ゼロのルイズ!召喚できないからって、その辺歩いてた平民を連れてくるなよ!」
「違うわ!きちんと召喚したもの!こいつが来ちゃっただけよ!」
「嘘つくな!サモン・サーヴァントができなかっただけだろ?」
ルイズは立ち上がり、周りの生徒たちに向かって怒鳴り始め、口論が開始される。
そして、ルイズが笑われる原因となった入間は、特に何をするわけでもなく、ステータスプレートに目を通している。
「ミセス・シュヴルーズ!侮辱されました!かぜっぴきのマリコルヌがわたしを侮辱したわ!」
「かぜっぴきだと?僕は“風上”のマリコルヌだ! 風邪なんか引いてないぞ!」
「あんたのガラガラ声は、まるで風邪も引いてるみたいなのよ!」
マリコルヌと呼ばれた少年が立ち上がってルイズと口論を繰り広げていると、シュヴルーズが手に持った小ぶりな杖を振った。すると、立ち上がった2人は糸の切れた操り人形のように、すとんと席に座った。
「ミス・ヴァリエール。ミスタ・マリコルヌ。みっともない口論はやめなさい」
「は、はい………」
シュヴルーズにそう言われて、ルイズはしょぼんとうなだれた。シュヴルーズの一言で、さっきまでの生意気な態度が吹っ飛んだようだ。
「お友達をゼロだのかぜっぴきだの呼んではいけません。分かりましたか?」
「しかし、ミセス・シュヴルーズ。僕のかぜっぴきはただの悪口ですが、ルイズのゼロは事実です」
マリコルヌのその一言でくすくす笑いが漏れると、シュヴルーズが厳しい顔で教室を見回した。そして杖を振るうと、笑っている生徒達の口にぴたっと赤土の粘土が押し付けられた。
「あなた達は、その格好で授業を受けなさい」
その一言で、教室のくすくす笑いが収まった。
そして、ミセス・シュヴルーズの講義が始まった。
この世界の魔法には『火』、『水』、『風』、『土』の四大系統に今は失われた系統魔法である『虚無』を合わせた、全部で5つの系統があるということ。
シュヴルーズの使える『土』は、5つの系統の中で最も重要な系統であり、その理由は土系統の魔法は万物を生み出すことができる系統だと言う。土系統の魔法が無ければ重要な金属を造り出す事も出来ないし、加工する事も出来ないらしい。
入間は、半ば自慢話のようにも聞こえるその授業に、最初は少しだけ興味をもっていたが、途中から呆れたような表情になると、別の事を考えた。
(よかった~、この世界の文字が読めるようになってて……)
黒板に書かれている文字は、どれも入間が知り得ない言語なのだが、入間はその言語を理解することが出来た。サリバンにかけてもらっている翻訳魔術か、“言語理解”のお陰だろう。ここで生活する以上、文字が読めないのは大きな問題になるので、それが既に解決されているのはありがたかった。
そんな中でも、ルイズはシュヴルーズの話をしっかり聞き、一心不乱にメモを取り続けていた。そんなルイズの様子に、入間は素直に感心した。
すると、シュヴルーズの錬金の実演を行い、ただの石を魔法によって真鍮に変えた。それを見ても、入間は何も感じなかったが、周囲はあっと驚きの声を上げた。
「さて、では一通り説明が終わったところで……ミス・ヴァリエール、この石を錬金してみてください」
この指名に、なぜか先程の数倍近くのどよめきが起こった。入間は何事だと訝しげに周りを見たところで、キュルケが真っ青な状態で手をあげた。
「ミセス・シュヴルーズ、それはやめたほうがいいと思います。あの…危険です」
「危険? どうしてですか?」
「ルイズに教えるのは初めてですよね?」
「ええ。でも、彼女が努力家という事は聞いています。さぁ、ミス・ヴァリエール。気にしないでやってごらんなさい。失敗を恐れていては、何もできませんよ?」
「ルイズ。やめて」
シュヴルーズに説得は無理だと思ったのか、キュルケは青白い顔でルイズを制止させようとする。
入間は訳が分からなかったが、こう言われれば、ルイズがどんな反応をするのか、未来を見なくても分かった。
「わたし、やります」
「ルイズ、やめて」
予想通り、ルイズはキュルケの制止を無視して立ち上がり、大股で歩きだすと、石の前に立ちサッと杖を取り出した。それと同時に生徒たちがもぞもぞと机の中に入り込んで、身を隠す行動に移った。
事態を読み込めないのは、入間とルイズの前に立つミセス・シュヴルーズのみである。
そして、ルイズが短くルーンを唱え杖を振り下ろすと、その瞬間……
大爆発が起きた。
爆風をもろに受けたシュヴルーズは黒板に叩きつけられ、ズルズルと地面に倒れ込むと、そのままピクリとも動かなくなった。
生徒達の悲鳴が上がり、驚いた使い魔達が暴れだす。
爆心地の前で、爆発の影響で黒こげになったルイズは、同じく煤だらけになって気絶しているミセス・シュヴルーズを見下ろし、そして次にボロボロになった教室を見つめると、さも頑張ったような仕草をとった。
「ちょっと失敗したみたいね」
その瞬間、生徒達が一斉にルイズに向かって騒ぎ立てた。
「ちょっとじゃないだろ、ゼロのルイズ!」
「いつも成功する確率ゼロじゃないか!」
「もうゼロなんか退学させてくれよ!」
そんな生徒達の怒号と使い魔達の悲鳴が響き渡るなか、教室の外の廊下で、何の影響もうけず綺麗な状態の入間が、窓から教室の中を覗き込んでいた。
ルイズが呪文を唱えた瞬間、異常な魔力を感じたことで一瞬で廊下に避難した入間は、教室の惨状を見ながら、ポツリと呟いた。
「……成る程。だからゼロなんだね」
次回予告
ルイズ「分かったでしょ?私がゼロって呼ばれる理由……」
入間「どうでもいいよ」
魔法が使えないゼロのルイズ──
シエスタ「申し訳ございません!」
入間「君には借りがあるからね」
ギーシュ「決闘だ!!」
EP04「Dな使い魔/メイジキッズ」
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