悪魔の孫は時の王者となって世界最強 NEXT TIME 作:MTHR
またもやゼロ魔もメイドラゴンもシンフォギアも終わってないのに新しい話を投稿します。時系列はシンフォギア無印編からG編の間に起こる出来事のつもりです。
第一話 聖杯戦争2006
入間は自分と同じくらいの質量を持つゴミ袋を投げ、山積みになったゴミ置き場の袋の山の頂上に着地させる。
「さて、これで全部かなぁ」
手を軽く叩いてから、入間は踵を返して歩き出した。
フィーネが引き起こしたルナアタック事変を経て、一時的に魔界に帰還した入間達。まだ向こうの世界にはノイズの驚異が蔓延してるらしいが、それは
(まぁ、響もちょくちょくあの世界に行ってるみたいだしね)
今更ながら、これは不正渡航に引っ掛かるのではないか?と考えてしまうが、頭を振って考えないことにした。
(だけど、やっぱりあの黒いノイズについては分からずじまいだったしなぁ。シエスタからも、黒いノイズが出てきたのは僕達と戦った時の一回だけだったみたしだし……あれは偶然迷いこんだ個体だったのかな?)
自分がアナザークウガを追いかけて響の世界に流れ着いたことでノイズが一体紛れ込んだのかもしれないという可能性とある。とはいえ、ここで考えても仕方ないことなので、入間は気分を切り替えて、先に帰っているであろうユエ達の待つサリバン邸へと歩き出した。
冬木市、深山町。
海に臨むこの街の高台に位置する洋館の一室に、一人の少女の声が響いた。
「さて……準備は万端、体調も良し!うん、我ながら絶好調!これならサーヴァントの召喚もバッチリね!」
深紅のタートルネックに黒のミニスカート。腰まで届く長い黒髪を黒いリボンでツインテールに結い上げた少女──【遠坂凛】は、自信満々に呟くと、自らの屋敷の地下室へと足を運んだ。
(やっぱり、サーヴァントにするなら『セイバー』が一番よね!その魅力はなんといっても近接戦での攻撃力の高さ、そして私は遠距離から魔術で援護するってワケよ!)
彼女の気分は高揚していた。
10年来の目標だった聖杯戦争が今まさに始まろうとしている。その聖杯戦争の参加条件となる【サーヴァント】の召喚が、今まさに行われようとしていた。
地下室の中央に描かれた、水銀と宝石の粉末による魔法陣の前に立った。時刻は午前二時。凛の魔力がピークになる時間。今まで溜め込んできた宝石を半分も使うのだ。消して失敗は許されない。
両腕を突き出し、体内の魔術回路を一本ずつ、灼熱の鋼を通すような苦痛を伴って起動させていく。
「──告げる」
彼女の凛とした声が、静寂に包まれていた工房を震わせた。
「汝の身は我が下に、我が運命は汝の剣に。聖杯の寄る辺に従い、この意、この理に従うならば応えよ」
詠唱が進むにつれ、地下室に物理的な重圧が生じ始める。
魔法陣から溢れ出した魔力は、青白い火花を散らしながら渦を巻き、凛のツインテールを激しく揺らした。
「誓いをここに。我は常世の総てを善となす者、我は常世の総てを悪を敷く者──」
魔法陣から溢れだす青白い光が、詠唱が進むに連れて黄金へと変色していく。凛はその異変に気づきながらも、詠唱を止めることはなかった。
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ……天秤の守り手よ──!」
魔界、サリバン邸。
「──?」
「……入間、どうかした?」
「あぁ、なんでもないよ」
突如立ち止まって沈黙していた自分を心配する声で意識を取り戻した入間は短く答えつつ、先程までの事を振り替える。
(なんだったんだろう?今の感覚……)
途中、脳裏になにか奇妙な感覚が走ったことで、入間は思考と動きを止めてしまっていた。
具体的には表現できないのだが、まるで何かに呼び掛けられるような感覚がしていたのだ。サリバン達ならば念話等せずに電話してくるだろうし、近くをキョロキョロと見渡しても特に怪しい影はない。
(気のせいかな?まぁ、響の世界での激闘の後なんだし、少し気が張り詰めすぎてるのかも……)
その時、入間の足元に青白い光が発したかと思うと、見たこともない魔法陣のような物が足元に現れた。
「入間!?」
青白い光の奔流に飛ばされて後退したユエが反射的に入間の方を振り返りながら手を伸ばす。しかし、嵐のように吹き上がる魔力の奔流に、近付くことすらできない。
(これはなんか嫌な予感!?飛んで逃げ…いや転移で!いや時間停止!いや空間魔法で遮断!いや時間を逆行!いや……)
あらゆる方法を思い浮かべながらも、入間は即座に魔術を発動させようとする。しかし、指輪から放たれた魔力は、魔法陣から発せられる青白い光が黒黄金に変色した瞬間、霞のように消え去ってしまった。
「──うん、無理だね」
その瞬間、入間の視界は光に詰まれた。
(よおおっし!手応えは最高!!これはもうこれ以上ないって言うカードを引き当てた…ッ!!)
右手の甲には令呪が刻まれているのを見て、凛は成功を確信して拳を握り締める。しかし、目を開けた瞬間、凛の表情が強張った。
地下室にいるのは凛一人だった。そこには『セイバー』の姿も、サーヴァントの姿もない。魔法陣は何も起こっていないように沈黙している。
「まさか、失敗……?そんな!儀式は完璧だったはず!!」
その時、遠坂邸全体を震撼させる轟音が響き渡る。
その場所が居間の方からだと察した凛は全速力で階段を駆け上がり、隙間から煙を吹き上げる扉のドアノブに手を掛ける。しかし先程の爆発によって立て付けが悪くなったのか、いくらやっても扉は開かない。
「ええい、もう!いったいぜんたい……なんだってのよーーー!!!」
堪忍袋の緒が切れたのか、凛は扉に鋭い蹴りを叩き込む。立て付けが悪くなった扉が音を立てて倒れると凛は、居間に立っているその存在を見た。
歳は凛と同じくらい、身に纏っているのは水色の不思議なデザインの衣服。胸には瞳のような赤い宝石の着いたブローチ。外ハネした髪に、頭の頂点にある特徴的なアホ毛。
(こいつが私のサーヴァント………ん?)
凛は顎に手を当てて何かを考え込んでいる様子のその男を凝視していると、その男の背後で傾いている時計に気付く。その時計が二時十分。それを見て凛は、遠坂邸にある全ての時計が指している時刻は一時間早まっており、登校も7時前になってしまったことを思い出しす。
(つまり、私の絶好調は本当は……あと一時間!!!)
やっちまった、という後悔の余り、凛はその場で膝をついた。
遠坂邸の居間にいた男──鈴木入間は、気が付いたら立っていた場所をキョロキョロと見渡した。
下校中に魔法陣に巻き込まれて、気が付いたら数が錯乱した見知らぬ部屋の中にいた。
「これは……またみたいだね」
別に驚きはしない。魔界やらトータスやらあらゆる世界に渡っていた経験から、入間はこの状況でも冷静になることが出来た。転移した場所に誰もいないのは少しだけ予想外だったが、許容の範囲だ。
とはいえ、これで異世界に転移したは5回目だ。しかも殆んど時を開けずに数ヵ月か数日単位で。響ではないが、自分は呪われているのではないかと本気で疑ってしまう。
(さて、先ずはここがどんな世界なのかを調べないと)
世界の壁を越えて魔界に戻ることも出来るが、行きなり転移して速帰還するのは少し軽率だ。もしこれがエヒトのような見えざる相手による策謀の場合、次は何が起こるのか予測がつかない。
(………見た感じ家具がメチャメチャだし、廃墟なのかな?いや、にしては壁には劣化した様子がない……僕がこの世界に来た衝撃のせいかな?)
その時、部屋の扉のドアノブがガチャガチャと音を立てて動いた。恐らく家主だろう。立て付けが悪いようで扉は開かないようだが、もしも扉を開けて部屋の惨状から見てしまえら、自分が空き巣に見られかねないと考え、入間は即座にこの部屋の状態を戻し、どこか離れた場所に転移を行おうとする。
「……なんだってのよーーー!!!」
その時、怒声と共にドアが蹴り破られた。
思わず魔術を使う手を止めた入間が目にしたのは、赤い衣服を着た黒髪の女性であった。人間のようだが、彼女からかなりの魔力を感じる事に、入間は目を細めた。
(見た感じ強くはない。けど、一般人としてはあり得ない魔力量だ……ここは、魔法が浸透してるファンタジーな世界なのかな?いや、でも服装とかは何となく現代の日本っぽいし……ミッドチルダみたいなSF的なのかも……)
顎に手を当てて考えていると、その女性──凛は突然入間に背中を向け、膝から崩れ落ちた。
(えっ?)
入間は目を丸くする。空き巣に間違われるか叫ばれるかと思ってたのだが、崩れ落ちるとは思わなかった。まぁ、召喚されてからキスされるというインパクトには及ばないので、すぐに冷静になった。
すると、プルプルと震えていた凛が突然立ち上がり、こちらを振り返った。
「……それで、アンタなに?確認するけど、貴方は私のサーヴァントで間違いない?」
凛の口から出てきた確認の言葉を聞いて、入間は「ふむふむ……」再び顎に手を当てて考え込む。
(サーヴァントの意味は、召し使いや奉仕者……そんな事を聞いてきたって事は、僕は転移じゃなくて、また使い魔として召喚された?だとすると、この娘が僕を召喚した張本人なのは間違いない。普通は自分の目の前に召喚するんじゃないの?まぁそこは置いておいて、もしも今回の召喚が悪意あるものなら……)
以前自分の身に起きた
(……この娘を殺すことも仕方なし、かな)
とはいえ、あくまでも入間の推測の域を出ない。勝手な決め付けで殺すなんて凶行に出るなどあり得ない。先ずは話をして情報収集をすることが先決だ。
「……確かに、僕は貴方に召喚されたみたいですね。ですが、まだ僕もよく分かっていないので、少しお話をさせてください」
入間は右手をスッと持ち上げたあと、パチンッと指を鳴らす。その瞬間、入間の体から溢れだした魔力が部屋全体に浸透し、辺りに錯乱していたソファーや時計台、凛が蹴り壊した扉が逆再生されたビデオのようにもとの位置へと戻っていき、三秒後には元の光景へと戻っていった。
「っ!?詠唱も無しに魔術を……貴方、キャスターなの!?」
その問いかけに、入間は首をかしげる。入間の知識が正しければ、キャスターとは魔法使いを意味している筈だが、そこそこ魔力が高い彼女が何を驚くのだろうか?トータスやハルケギニアのようにこの世界の魔法・魔術には詠唱が必要なのかな……とぼんやり考えながら、ソファーに腰を掛けた。
「そこについては追々話します。先ずは、君が僕を召喚した理由を聞かせてくれませんか?僕はそのサーヴァントの召喚をされたのは初めてで、右も左も分からない状態でして」
そう言って、入間は向かい側のソファーを指差す。凛はため息を吐きながらソファーに座る。
「……分かったわ。まずは『聖杯戦争』の事ね。先ず聖杯っていうのは、あらゆる願いを叶える存在よ。聖杯戦争は、その聖杯を巡って、七人の
「願いを叶えるための殺し合い、ですか……」
それを聞いた入間が思い浮かべたのは、『仮面ライダー龍騎の歴史』だ。願いを叶えるために最後の一人になるまで殺し合う。これは13の仮面ライダーが願いを叶えるために殺し合うライダーバトルを思い起こさせる。
【
だが、聖杯戦争というものがライダーバトルに類似しただとすると、何となくだが自分が呼ばれた理由が見えてきた。
「そしてサーヴァントは、過去の神話や伝説の存在が英雄と認められた人物達の魂。聖杯は彼らに7つのクラスを当てはめることでこの世に召喚することを可能としたの。
ここで、入間の頭が疑問で埋め尽くされた。
推測通り、入間は凛の戦う手段として召喚されたのは、つまり龍騎系ライダーでいう所の【ミラーモンスター】のような立ち位置としてなのだろう。
(けど、僕死んでないよね?仮面ライダーの皆さんは英雄って呼ぶに相応しいけど、8割くらいご存命だし……というか、伝説?なにもしてないと思うけど?異世界の神を殺したりとか月の落下を止めたりしたけど……うん、口にすると結構やらかしてるね)
今更ながら自分が異世界でしでかした事に自分自身で呆れてしまう。
しかし、自分は死んでいない。今こうして凛の話を聞いている際にも心臓は動いてる。偉業(という名のやらかし)を成したことはかなりあるが、聖杯戦争の『サーヴァント』には不適格なのではないだろうか?
そこへ、凛が再び口を開いた。
「……で?貴方はキャスターなのよね?どこの英霊なの?」
そこまで聞かれて、入間は考える。
確かに、自分は
「──いや、
「アーチャー?さっき魔術使ってたじゃない」
「僕のいた場所では、珍しいことじゃないんです。英雄って言われてなくても、魔術を使える人はごまんといますよ」
「詠唱も初動も無しに魔術を使うのが当たり前って……いったいなんの英霊なのよ……」
「えーと………オーマジオウ。聞いた事ありますか?」
「オーマジオウ………?」
凛は首をかしげる。どの神話、歴史、伝説の中にも、【オーマジオウ】という名の英雄は聞いたことがない。だが、サーヴァントであることに間違いはない。引き当てたいと思っていたセイバーではないが、聖杯戦争の準備は整ったのだ。
「私は遠坂凛、これからよろしくね」
「凛さん、ですか」
もう夜遅いということで、凛は自室へと戻っていき、入間は今を仮の寝室として利用する許可をもらった。
あれはルイズと似た感じなのかな…と考えながら、ソファーに腰を下ろした入間は、腕を組んで思案する。
「聖杯戦争かぁ……正直、僕にはなんのメリットもないから帰るところなんだけど」
「そりゃお前、こんな訳の分からない戦争に参加したりとかしないっしょ」
その時、入間の右手に嵌められた指輪から、単眼の魔人──アリクレッドが現れた。
「そうなんだけどね。やっぱり気になるんだよ……僕が召喚されたのは」
「確かにな。イル坊はこの通り足もあるしぃ?つついてみても触れるしぃ?まっ、異世界にいったりきたして女囲いまくってるんだし、英雄っちゃ英雄だけどっさ」
「そう言う意味じゃないよ!もう!!」
ルールを聞く限りだと、やはり入間が召喚されたのは異常だ。入間が挙げた功績はあくまで魔界やこことは別の世界で成したもの、この世界が入間や響がいた世界とも違う世界だとすれば、入間がサーヴァントとして召喚される対象であるのかは疑問がある。そもそもとして入間は生きている。これはサーヴァントの定義から完全に逸脱している。尤も、聖杯戦争の知識が凛から与えられた物しかないので、絶対とは言い切れないのだが。
聖杯戦争の趣が変わったのか、それとも単なる偶発的な物なのか。前者だった場合、これからも聖杯戦争に自分のような生きている異世界人が
「ハルケギニアと同じだね。先ずは情報集めからだ……アリさん、手伝ってくれる?」
「まっ、イル坊のトラブルキングは元からだしなぁ、ここはアリさんが手を貸してやりますか!」
「ありがとう」
相棒の言葉に感謝しつつ、入間はソファーに横になった。魔界では放課後で、この世界では午前二時。魔界に帰ったらまた時差ボケ起こしそうだなと考えながら、入間は目を閉じて眠りについた。
翌日。
入間は凛と共に、冬木という町を案内してもらうために町を練り歩いていた。凛が途中でブティックに寄ることもあったが、特に問題なく町の散策を終えた入間と凛は、凛が通っている高校の屋上に立っていた。
「どう?ここなら見通しがいいでしょ、アーチャー」
「見ていて得るものは色々ありました。けど、そのアーチャーって呼び方どうにか出来ませんか?何というか、違う名前で呼ばれると違和感が……」
「それじゃあ敵に貴方の真名を知られちゃうじゃない」
多分、知られても問題ない気がすると入間は思った。
町を散策しながらもそれとなく探ってみたが、この世界には恐らく仮面ライダーはいない。もしくはまだ誕生していない可能性が高い。
この世界は入間の生まれ故郷に酷似した
「それなら、鈴木入間と呼んでください」
「鈴木…入間?まぁ、偽名を名乗るなら他のサーヴァントにも正体を悟られないしね」
「助かります。それはそうとして……」
偽名どころか本名だなんけどねと心の中で呟きつつ、入間は懐から数本のイチゴクナイを取り出し、塔屋に向けて投擲した。凛が隣で目を見開いた時、投擲されたイチゴクナイが金属音を立てながら床に落ちた。
「──いきなり荒っぽいじゃねぇか」
新たに聞こえてきた声に凛が視線を向けると、そこには深紅の槍を手にした、全身に青いタイツを着た男が立っていた。
「……ククク、ここらで怪しい気配がするってんで見に来てみたらとんだ拾いもんだ」
槍を構える姿を見て、凛はサーヴァントの一人──ランサーであることを悟り、冷や汗をかく。
「行くぜッ!!」
塔屋からランサーが飛び出す。
凛は一か八かと魔術を発動しようとした時、視界の先にランサーとは別の青い背中が割り込み──発砲音が響き渡った。
「えっ?」
凛は詠唱を止めて入間を見る。そこには、足を止めて屋上に立つランサーの姿がある。そして自分に背中を向ける入間の手には、中央にクリアの円形パーツのある銃が握られていた。
(あれって……銃!?弓矢じゃないの!?)
「テメェ……なんだその武器は?」
ランサーの同じ疑問を抱いたらしく、訝しげな表情で問い掛ける。入間はその銃──レーザーレイズライザーをクルクルと回して腰の後ろに隠しながら口を開く。
「弓矢もその気になれば拳銃だったりミサイルになるんだよ。尤も──僕の本領はここからだけど」
入間はクリアホワイトの胴体部を持つ巨大な腕時計のようなベルト──“ジクウドライバー”を腰に当てると、側面から伸びた帯が巻き付き、ベルトとして入間の腰に装着された。
「入間、それは……、」
目を丸くする凛を背に、入間は懐から“ジオウライドウォッチ”を取り出し、ウェイクベゼルを回してライドオンスターターを押した。
ジオウウォッチをベルトの右側にセットして上部にあるベルトのロックを外すと、入間の後ろに半透明の大きな時計のエフェクトが現れる。
入間は右手を腰に添え、左腕を反時計回りに回してから手首を捻り、あの言葉を叫んだ。
「変身!!」
ジクウドライバーを回転させ、世界が回転する。
時計の針が10時10分を指し、時計の文字盤に『ライダー』の文字が出現した直後、入間の周りを無数の金属製腕時計のバンドの輪の様なエフェクトが回転しスーツを装着。そして背後の『ライダー』の文字が文字盤から飛び出して顔にセットされることで、変身が完了する。
「さて…計らせてもらうよ。異世界の英雄の力」
姿を変えた入間──仮面ライダージオウは、召喚したジカンギレードを握りしめながら前へと歩きだした。
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