悪魔の孫は時の王者となって世界最強 NEXT TIME   作:MTHR

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Episode 11 混戦

 リバイの蹴りと、ネフシュタンの鎧の少女の蹴りがぶつかり合う。

 

「オラァッ!」

「チッ!」

 

 続けてリバイの拳が叩き込まれるが、鎧の少女はバク転の要領で勢いを流し、着地する。

 

「うぉりゃぁーーーっ!!」

「読めてンだよ!!」

「ぶほぉえっ!!?」

 

 背後からバイスが飛び掛かろうとするが、鎧の少女はその直前に回し蹴りを放ちバイスを地面に叩き付けられる。リバイはそれを見ても動じることなく、オーインバスター50を取り出し、再び鎧の少女と戦闘を再開させる。

 ウィザードもそれに続いて武器を取り出そうとすると、後ろにいた了子が口を開いた。

 

「……大分厳しいみたいね。この際、デュランダルを渡して見逃してもらう?」

「……私達には、貴女の提案を聞く義理はない」

「そりゃそっか」

 

 苦笑する了子を無視して、ウィザードはウィザーソードガンから銀の弾丸を放とうとした時、

 

 

KAMEN RIDE KICK-HOPPER!

 

KAMEN RIDE PUNCH-HOPPER!

 

 

 謎の電子音が響き、一同の動きが止まる。

 

「これは……!?」

「なんだぁ……?」

「えっ?何これ?何これ?」

 

 困惑する3人が口々に呟いたのと同時に、リバイと鎧の少女の間に幾つもの虚像が現れ、その虚像が二ヶ所に集束すると、それが二つの人影となって実体を持ち、リバイとバイス、そして鎧の少女の前に姿を表した。

 

「兄貴…。ここにもいたよ、ライダーが……!」

「あぁ……いくぜ、相棒」

 

 リョウリョウバッタのような装甲に身を包んだ灰色と緑色の戦士──【仮面ライダーキックホッパー】と【仮面ライダーパンチホッパー】は、周囲を見渡してから、各々リバイと鎧の少女に向かって走りだし、拳と蹴りを放った。

 

「なっ!?」

「なんだ、テメェ等!?」

 

 パンチホッパーの拳をリバイが受け止め、キックホッパーの蹴りを受けて後退した鎧の少女は混乱したように叫ぶ。

 

「あれって、地獄兄弟!?なんで……!?」

 

 ムチリを押さえようとしていたジオウⅡ達もその光景は目にしており、驚愕をしていた。しかしリバイ達のもとに駆けつけようにも、ムチリの猛攻によりそれができずにいた。

 

「……兎に角、私も!」

 

 ウィザードも同じように驚いていたが、すぐに気を取り直してウィザーソードガンを手に走り出そうとした時、それを阻むように新たな電子音が響いた。

 

 

ATTACK RIDE BLAST!

 

 

「んっ!?」

 

 突如として、シアン色の光弾がウィザードに向かって縦横無尽の起動を描きながら迫り来る。ウィザードは身を翻してその銃弾を回避する。

 

「これって……」

「僕の邪魔をしないでもらえるかな?」

「ッ!」

 

 そこへ、第三者の声が聞こえてくる。

 ウィザードが振り替えると、そこにはシアン色の鎧にカードを横に並べたような形状の装甲と仮面を纏う、シアンカラーの銃を持つ仮面ライダーが立っていた。

 

 その姿と特徴、そして銃。ウィザード(ユエ)はその存在を、嫌と言う程知っていた。

 

「ディエンド……!」

 

 仮面ライダーディエンド──海東大樹。入間達の前に度々現れては、手助けをしてくれたり、時には自分達の大切なものを盗もうとしている泥棒ライダーだ。エリセンで大迷宮の証を盗み、その上入間を傷つけていた時の思い出が色濃いウィザードは仮面の下で顔をしかめる。

 

「……貴方の目的は、これ?」

 

 ウィザードが指した先にあるのは、デュランダルが収められた銀色のケースだった。

 

「その通り。現存する数少ない完全聖異物デュランダル。是非とも僕のコレクションに加えたい」

「……これの事なんかどうでもいいけど、貴方の思い通りにさせるのは気に食わない!」

 

 その言葉と共に、ウィザードはウィザーソードガンから銃弾を放ち、ディエンドを牽制する。しかし、ディエンドは持ち前の高速移動能力を発動し、変幻自在に飛び回る銃弾を回避していくと、ウィザードに向けて蹴りを放った。

 

「ッ!」

 

 ウィザーソードガンで受け止めるが、その瞬間にディエンドは横に転がり込むと、ディエンドを追尾した銀の弾丸がウィザーソードガンに直撃する。

 その隙を見逃さず、ディエンドが新たなカードを取り出そうとした時、ディエンドの耳に声が聞こえてきた。

 

「させるかぁああああっ!!!」

「ッ!」

 

 ディエンドはとっさにその場を飛び退くと、リバイの拳がディエンドが立っていた地面に突き刺さる。更にエネルギー弾が接近してきて、ディエンドはネオディエンドライバーに『バリア』のカードを装填し、ライダーズクレスト型のバリアでその砲弾を防ぐと、その下手人を目にした。

 

「へぇ、あの二人を撃破するなんて、やるじゃないか」

「……アンタがディエンド……」

「何だコイツは…お前らの仲間かよ?」

 

 そこにいたのは、リバイと鎧の少女だった。地獄兄弟を撃破した二人は、ウィザードと戦っていた見覚えのない仮面ライダーに困惑していたが、デュランダルを奪おうとした姿をみて、二人は完全にディエンドを敵と認識していた。

 

「やれやれ、小悪魔君の仲間とあって過激だねぇ。顔が怖くなってるよ?」

「余計なお世話。アンタガそれを返せば済む話だから!!」

「あーっ!待てよ響ー!!」

「おいっ!アタシを無視すんじゃねぇ!!」

 

 リバイが拳を構えて飛び出すと、バイスと鎧の少女もその後に続いて行く。ディエンドは3対1の不利な状況の中、

 

「……チッ」

 

 その光景を目にしていた了子は、その手に持っていた一枚のセルメダルに視線を落とした後、そのメダルを持つ手を破壊された車に向けようとする。

 

「あーーーーっ!!!」

「ッ」

 

 そこへ、ディエンドの銃弾を受けて吹き飛ばされたバイスが了子のもとまで吹き飛ばされた事で、了子が手にしていたセルメダルが手から離れた。

 

「……ん?これは……」

 

 リバイと鎧の少女を牽制していたディエンドは、足元に転がってきたセルメダルに気付き、それを拾い上げる。セルメダルを何度か裏返すと、了子に視線を向けた。

 

「…………成る程ね。どうやら、面白いことが起こりそうだ」

 

 そう言うと、ディエンドは新たなカードを取り出すと、それをポンプアクションの要領でネオディエンドライバーに装填した。

 

「また会おうじゃないか」

 

 

ATTACK RIDE INVISIBLE!

 

 

 その瞬間、ディエンドの姿が霞のように消えていく。リバイが捕まえようとした瞬間には、既にディエンドは影も形もなくなっており、振り抜いた拳は空を切った。

 嵐のように消え去っていったディエンドに一同が呆然としていると、バイスの弾んだ声が響き渡った。

 

「おーい!響ー!見てみて!大事そうな箱、俺っち確保しちゃいましたー!!ほらほら、本物だろ!?」

「ッ!寄越しやがれ!!」

 

 デュランダルを納めたケースを見て飛び出す鎧の少女。

 

「はっ!」

「チッ!!」

「アンタの相手は……」

「私達!」

「どいつもこいつも、邪魔すんじゃねぇ!!!」

 

 しかし、リバイはそうはさせるものかと間に割り込むと、ウィザードの弾丸が放たれる。

 

「うわぁ~!大迫力ぅ!それじゃあ俺っちは、なんかヤバそうなこれの中身を確認してみますか~。えーっとどれどれ…?」

 

 バイスはケースを一旦地面におくと、ロックがかかっていたケースを強引に開ける。悪魔に倫理観は通用しないのだ。

 ロックが壊されたケースのフタを開けてみると、そこには石造りの巨大な剣が納められており、それこそが完全聖遺物“デュランダル”であった。

 

「うっわぁ~!なんかスゲーイカすじゃん!これ俺っちの武器にしちゃおっかな~。名付けて、バイスラッシャーとかどう!?ありきたりか!アハハハハハ!!……ん?」

 

 その時、チャリーンという音と共に、何かが転がってきたのを感じ取ったバイスが視線を下ろすと、いつの間にかデュランダルの刀身に出現していたコインの投入口のような部分に、銀色のメダルが入り込んだのを目にした。

 チャリン!という音と共に投入口がメダルを呑み込むと、その投入口から、金色の怪物が現れた。

 

『うぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!』

「えーーーーっ!?ウソーーッ!!!?」

 

 黄金の体に、頭部が大顎を開けたティラノサウルスのような姿のヤミー──【ティラノサウルスヤミー】は、穴の中から姿を現すと、咆哮をあげる。

 

『ウォオオオオオオオオオオオッ!!!!!』

「アーーーッ!!!!」

 

 咆哮の勢いに、バイスは吹き飛ばされた。

 戦っていた一同の視線がティラノサウルスヤミーに向けられると、

 

「何あれ?新手の怪人!?」

「……あの特徴、ヤミー?」

「あれは……!」

 

 リバイとウィザードが呟くなか、鎧の少女はその光景に見覚えがあるように目を見開く。

 

「あのヤミー、誰が作ったのだ!?」

「しかも見たことないヤミーを……!」

 

 ムチリを相手にしていたジオウ、ゲイツ、オーズもまた、未知なる敵の出現に困惑を隠せずにいた。

 その時、さらに不思議なことが起こった。

 当たり一面に暴風を発生させるティラノサウルスヤミーの雄叫びに共鳴するように、足元に転がっていたケースに納められていたデュランダルがケースから飛び出したのだ。そして、ティラノサウルスヤミーがその剣を掴んだ瞬間、デュランダルの姿が変容した。

 

「まさか……デュランダルが起動した!?」 

 

 了子の言葉が響き渡る。そこには、隠しきれない程の歓喜が浮かんでいることに、ジオウⅡは見逃さなかった。

 しかし、今はそんなことを気にしている場合ではない。明らかに、あの力はムチリよりも危険だと、ジオウⅡはムチリをゲイツとオーズに任せて走り出す。

 

 その時、鎧の少女が召喚したノイズ達が、鎧の少女の指令一斉にティラノサウルスヤミーに襲いかかる。しかし、そんなものは時間稼ぎにすらならないと言うように、ティラノサウルスヤミーの咆哮一つでノイズ達は一掃された。

 

「ひッ」

 

 ティラノサウルスヤミーの視線が向けられた瞬間、鎧の少女から悲鳴が漏れ出る。

 ヤミーがデュランダルを持つ剣を振り上げたその時、鎧の少女の前に躍り出たジオウⅡは、サイキョーギレードをジカンギレードに接続し、サイキョージカンギレードを生成した。

 

 

サイキョーフィニッシュタイム!

 

 

 「ジオウサイキョウ」という文字を纏う光刃が出現し、天に昇る。同時に、ティラノサウルスヤミーの持つデュランダルが黄金の光を放つと、二人は同時に剣を振り下ろした。

 

 

キングギリギリスラッシュ!!

 

 

「はぁあああああああああっ!!!!」

『グォオオオオオオオオオッ!!!!』

 

 黄金の光刃が同時にぶつかり合い、工場全体に黄金の光が迸る。鎧の少女、リバイ、バイス、ウィザードはあまりの眩しさに目を閉じ、踏み留まるのだけで精一杯だ。戦いを続けていたゲイツ、オーズにもその余波は襲いかかり、黄金の閃光を浴びたムチリは悲鳴を上げながら吹き飛ばされてしまった。

 ジオウⅡは、山をも切り裂くことの出きる最強の一撃を真正面から、しかもグリードではなくヤミーの放つ攻撃によって受け止められていることに驚愕を隠せなかった。

 しかし、すぐに合点がいった。恐らくだが、あのヤミーはデュランダルから生まれた絶滅種のヤミー。キャンドルや氷から生まれたヤミーでさえ、仮面ライダーオーズや仮面ライダーバースを圧倒するだけの力を持っていた。ならば、そのヤミーを生み出すものが果てしない力を持つ完全聖異物であるのなら、比例してヤミーが強くなるのは当然の事だろう。

 欲望を破壊する存在である絶滅種のヤミーがどうしてデュランダルを起動できたのかは謎だが、確かに聖遺物から生まれたあのヤミーならば、デュランダルを扱えても不思議はない。

 

(これが……完全聖遺物……ッ!!)

 

 一瞬でも気を抜くと吹き飛ばされそうになり、ジオウⅡは足に力を入れ、擦れそうになったブーツを踏み留まらせる。

 そして、凄まじい抵抗力に押し返されそうになっているサイキョージカンギレードを握る手に力を込め、気合いと共に振り上げた。

 

「おぉおおおおおお………はぁっ!!!」

『グァアアアアアアッ!!!!!!』

 

 「ジオウサイキョウ」の文字を纏った剣がティラノサウルスヤミーの体に一文字を入れ、ティラノサウルスヤミーは悲鳴を上げながら吹き飛ばされ、地面を転がり回る。

 

 辺りは、ひどい有り様だった。当たりに建てられていた建物は最早見る影もなく瓦礫の山と化しており、辺りから黒煙が燻っている。

 

 ジオウⅡは荒い呼吸を繰り返しながら膝をつくと、変身が解ける。

 

「「入間!!」」

 

 それを見て、咄嗟に変身を解いたユエと響が駆け寄ってくる。それに続けて、アメリも入間の元に駆け寄り、倒れ込みそうになる入間の身体を支えながら起き上がった。

 

「……!」

 

 鎧の少女は、そんな隙だらけの入間達の姿を見ても、攻撃をしようとはせず、悔しそうに歯を食い縛りながらも、その場を飛び去っていった。

 

「あっ!」

「逃げられた……というか、あのヤミー倒せたの?」

「どうだろう……多分だけど、吹き飛ばしただけだと思う。強さが他のヤミーの範疇を越えてるよ」

 

 響の問いに、荒い呼吸を繰り返す入間は苦々しい表情で呟いた。

 

 一方、一部始終を目にしていた了子は、いつの間にか髪から外れていた髪を風に靡かせながら、靴音をならしてある地点に向かっていった。

 そこには、三枚のメダルが錯乱しており、了子はそれを拾い上げて絵柄を見る。それは、ムカデが刻印された紫色のメダルと、ハチが刻印された黄色のメダル、そして蟻な刻印された黒いコアメダル──ムチリを形成していたコアメダルだった。

 

「……見せてもらったわ。セルメダル……ヤミー………そして、時の王者の力をね……」

 

 了子の呟きは、誰にも聞こえることはなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 愛子は、リディアン音楽院の中庭で、愛子はシアお手製の弁当を広げていた。

 魔界に来てからオペラに弟子入りしたシアの料理スキルは目まぐるしいレベルで向上しており、愛子が開けた弁当箱には、米の上にハムや海苔を使って仮面ライダージオウの顔を精巧に描いた特性のキャラ弁があった。

 

「はぁ……」

 

 ため息を吐く愛子。彼女の脳裏に浮かぶのは、響の幼馴染みだという小日向未来の事だ。

 この学院の教師に赴任させてもらった愛子は幾度か未来のクラスの授業を勤めていることがあるが、授業中でも未来は上の空であることが幾度もあった。辛うじて授業は聞いていたようであるが、呼んでも返事がないなんてのは最早日常茶飯事だ。

 

(私は……生徒のために何が出きるのでしょう)

 

 愛子とて教師の端くれ。たとえ異世界で情報収集と活動資金のためだったとしても、悩める生徒を放っておくこと等出きるはずはない。しかし、未来が復縁を望んでいる響自身が未来を拒絶しているのだから、下手に口出しなど出きる筈もない。

 

 その時、愛子の視界の端に、見覚えのある影が映りこんだ。

 

 思わず振り向くと、そこには黒髪に白いリボンをつけた少女──小日向未来の姿があった。思わず声をかけようとするも、なんと言えばいいのか分からず、愛子は口を紡ぎベンチに腰を下ろそうとした。

 

「……あっ、あ゛ぁ……!!」

「ふぇ?」

 

 突如、耳に飛び込んできた呻き声に、愛子は音源に目を向け、目を見開いた。

 そこには、リディアンの制服に身を包んだ女子生徒が、呻き声を上げながら倒れこんでいたのだ。その場にうずくまり、体をブルブルと震わせて痙攣している姿から、明らかにただ事ではないと察せられる。

 

「だ、大丈夫ですか!?しっかりしてください!!」

 

 愛子はすぐにその生徒に駆け寄ると、その生徒の体を仰向けにさせて状態を確認しようとする。

 顔を上げた生徒には、身体の至るところに黒いアザのような物が浮かび上がっていた。医学の知識は乏しい愛子でも、これは非常に危うい状態だと察することが出来た。愛子は携帯を取り出した時だった。

 

『ガァアアアアッ!!!』

「ッ!キャッ!!」

 

 突如、背後から何かが飛びかかってきた。

 愛子は倒れていた生徒を抱き抱え、異世界チートステータスを駆使してその場から飛び退く。

 地面を横に転がりながら、恐ろしい速度で迫ってきたそれを回避した愛子は、生徒の身体に外傷がないことを確認して安堵の息を吐くと、その襲撃者に視線を向けた。

 

「あれは…!?」

 

 それは、怪物に近い見た目をしていたが、確かに仮面ライダーであった。

 全身を彩る緑色の身体。虫を連想させる赤い大きな複眼に、額に備わった深緑の三本角に黄色い宝石。腰には、中心に緑の宝玉が埋め込まれたベルトのような物を巻いている。

 そして何よりも目を引くのは、両肩から黒い刃を、手甲や踵から赤い鋭利な刃を生やした、あまりにも攻撃的な見た目であった。

 

 その戦士は、『アギトになれなかった存在』

 

「■■■■■■■ーーーーっ!!!」

 

 ──仮面ライダーエクシードギルス。

 







~オリジナル怪人紹介~

▪︎ティラノサウルスヤミー
 デュランダルにセルメダルが投入されたことで誕生したヤミー。人形のティラノサウルスのような容姿をしており、ヤミー特有の顔はティラノサウルスの喉当たりに存在している。
 完全聖遺物であるデュランダルから生み出された事もあり、コアメダルが揃っていない状態のグリードに匹敵するほどの強大な力を秘めている。咆哮と共に暴風と衝撃波を放つ能力の他、凄まじい怪力を秘めている。




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