音と共にある人生   作:Taku-One

2 / 20
第2話_入学

 

 月日はあっという間に過ぎ、僕は今日から高校生と呼ばれる年齢になっていた。

 今は、これから通うことになる京都府立北宇治高校の入学式に向かっている途中だ。

 

 そう、僕は、というか僕ら家族は長年住んでいた静岡県から京都府に引っ越してきたのである。

 というのも、父親が勤務していた楽器メーカーを辞め、新たな会社を起業しようと一念発起したのだ。

 両親はどちらも高給取りだったし、僕もこの頃にはちょっとした富豪と呼べるレベルの資産を手に入れていたので、経済的な不安はない。

 父親としては少し反対されるかもという不安があったらしいが、母親と僕は「好きにやれば」という感じだった。

 京都にした理由は父親の実家が京都府宇治市にあるからだ。父の両親はこれまた昔は父親の勤めていた有名楽器メーカー社員だったので暇な日ならば手伝ってくれるそうだ。

 

 僕も何度か会ったことがあるが、祖父は無口な昔ながらの職人さんといった感じの人で、無口故に初対面の初孫への挨拶も口も開かずに頷きひとつで済ませようとした人だった。そして祖母はそんな無愛想な夫を蹴り飛ばして挨拶をやり直させるような豪快な人だった。初対面の印象が回し蹴りだったのでしばらくビビっていたが、話してみると普段は優しくてよく手持ちのお菓子をくれる良いお婆ちゃんだった。

 

 起ち上げる新たな会社の業務内容はオーダーメイドの楽器を製作する工場と、既製楽器や楽器関連グッズを販売する店舗といったところ。

 まぁオーダーメイド楽器製作の業務は中々ハードルが高いため、知り合いや母含めコネのあるところで幾つか成功ケースを見せないと見向きもされないだろう。

 当面の主業務は、普通の楽器店と同じ、既製楽器や関連グッズの販売と、楽器のメンテナンス引受等になりそうだ。

 退職したとはいえ前に務めていたメーカーの友人や営業さんとは交友関係を維持しており、今後ともいい関係を維持できそうだ。

 ネット通販もやるらしく、ネットに強い僕にも色々聞いてきた。

 というか、起業に必要な資金は僕が半分出した。父親の考えとしては当初半分持ち出し半分借金みたいなことを考えていたらしいが、借金なんてない方が良いのは明白だ。しばらく父親のプライドと戦っていたようだが、結局は僕の提案を飲んだ。

 

 一応お金を出すのに条件をつけた。出資者としての法的な権利はもちろんあるが、それに加えて楽器製作のための設備をいつでも借りてもよし、というものだ。

 最近、自分の演奏の実力の伸びが鈍っているのを感じていた僕は、演奏練習や体作りの他に、楽器作りにも手を伸ばそうとしていた。

 中学の春休みに会社の立ち上げと楽器作りに精を出しているのは全世界を見ても僕くらいではないだろうか。

 

 閑話休題、そういうわけで僕は今引っ越し先の京都にある北宇治高校の入学式に向かっているのだ。

 北宇治高校を選んだ理由は、家が近いからという単純なものだ。個人的には長い通学通勤時間というのは出来るだけ減らしたい虚無の時間だと思うし、電車が、というか満員電車が嫌いなので、学校まで徒歩で通えるのは幸運と言える。

 父が購入した敷地は北宇治高校から徒歩10分もかからないという好立地だった。

 もうすぐ校門だ、というところで僕の鼻を刺激する嫌な匂いがうっすらと漂ってきた。

 

 (これは高校も吹奏楽部とは無縁かな)

 

 すぐさま僕は流れるようにカバンから取り出したノイズキャンセリングイヤホンを耳にセットし、入学式会場へと向かったのだった。

 

◇ ◇ ◇

 

 僕と吹奏楽部というのはとことん相性が悪い。

 トランペットをやっているんだから吹奏楽部に入ればいいじゃないかと大多数の人は思うだろう。

 中学入学時の僕もそう思った。そして無理だと悟った。

 中学吹奏楽部の部活見学のために音楽室に向かっている最中から嫌な予感はしていたのだが、音楽室の扉を開いた瞬間に吐き気とめまいで倒れてしまったのだ。その日は1日中保健室で休んだ。

 

 考えれば当然のことだった。初心者の頃の僕が一人で演奏していた音でさえ不快で練習が嫌になることもあったのに、初心者が集団で合わせる気もなく適当に音を鳴らしている空間に僕が耐えられるわけがなかった。小学校の音楽の授業のときの惨状から学ぶべきだった。

 

 だったら強豪校に行けばいい、と思うかも知れない。吹奏楽部には強豪校というものがあり、演奏に自信のある学生があつまるのだ。そういった学校の吹奏楽部なら問題ないのでは?答えはノーだった。

 強豪校とて初心者完全拒否などという学校はほとんどない。ということは僕が入部した場合、その初心者の子達が頑張ってまともな音を出せるまで徹底的に避けるムーブをすることになる。絶対に良くは思われないし、集団行動必須の吹奏楽部では排斥されるだろう。

 

 ということで、中学時代は父親が勤務していた楽器メーカー関係者が集まる楽団にお世話になっていた。社会人楽団は基本的にはある程度上手い人しかいないし、子どもの僕を受け入れてくれる優しい人が多かったので、かなり楽しく活動出来た。

 

 その楽団とも引っ越しでお別れすることになってしまったのだけど。

 

 「透理くんだけでも残らない? 私の家の子になってもいいのよ。うちの娘もまんざらじゃない感じだし」

 

 などと冗談で言ってくれる人もいたが、流石にずっと世話になるわけにもいかないし、僕は両親と一緒に居たかった。

 ちなみに上記の発言をした母の友人は、母にキツめにしばき倒されていた。うちの家系の女性は怒らせないほうがいいらしい、とまた僕はひとつ大人になった。

 

◇ ◇ ◇

 

 入学式が始まった。

 

 「続きまして、校歌斉唱。一同ご起立ください」

 

 先ほど教頭と名乗った先生の言葉のとおりに周りが一斉に動き出す。

 ステージ下では吹奏楽部が真剣な表情で楽器を構えている。

 僕は足元に挟んでいたカバンから流れるような動作で耳栓を取り出す。

 

 「えっ、耳栓?」

 

 隣の女子生徒に耳栓をしたところを見られてしまったようだが、身を守るためだ。ある程度はしかたあるまい。

 それに、その子も酷いのは同じだ。しばらく演奏を聞いた後、

 

 「……これはヒドイ」

 

 と耳栓をした僕の耳では聞き取れなかったが、口の動きと表情で一目瞭然な一言を放ったのだから。本心が顔と口に出やすい子なのかな?

 演奏が終われば耳栓を取ったが、式の進行とは関係なく、僕は別のことを考えていた。

 

 吹奏楽部はやっぱり駄目だった。音楽の勉強はどうしよう。

 

 今までは楽団の先輩や母親に教えてもらっていたのだが、引っ越しを機に楽団からは離れることになったし、母親は前から誘われていた国際楽団に入団することを決めた。入団の決め手は、

 

 「透理ももう心配しなくてもよさそうだし」

 

 とのことだ。

 僕はそんな心配をかける息子だっただろうかと思ったが、色々やらかした過去を思い出し反省した。

 ということで、母親も全国あるいは全世界を飛び回ることが確定したので、一時帰省しているときくらいしか教えてもらうことは無理そうだ。トランペットは独学でも何とかならなくはないが、やはり自分より上手い先生にレッスンを受けなければ効率よく上手くはなれない。

 校歌の演奏も終わったので耳栓を外して校長・教頭先生のありがたい話を聞き流しながら、今後の音楽トレーニングに思いを馳せていた。

 

 思考に沈んでいた僕をすくい上げたのはまたしても教頭の声だった。

 

 「続きまして、新入生の挨拶です。新入生代表、大槻透理」

 

 半分忘れてた。今日唯一といってもいい仕事なのに。

 顔を意識して引き締め、ゆっくりと立ち上がる。

 

 「はい」

 

 「えっ」

 

 また同じ女子生徒を驚かせてしまったようだ。

 しかし君、驚くのは良いけどさっきの耳栓や演奏のときといい、声と表情に出過ぎじゃないかな。

 『こんな天然っぽいこが代表挨拶とかあり得ない』という本音が丸見えである。

 そのクルクルしたくせ毛をアイロンで伸ばしてやろうか。

 

 とりあえずその驚きの視線は無視してステージに向かう。

 学力的に受験に全く不安はなかったが、一応の確認として北宇治高校の過去問を解いたときの点数を思い出す。5教科500点満点中496点。

 歴史の用語問題で1問ミスがあったのでその周辺知識は復習した。

 まぁ実際本試験のときの手応えもあったのでこうなるだろう。というか狙ってた。

 中学の頃は部活もしていなかったので友達も少なかった。これで少しは注目も浴びたし変わるだろうか。今思うと変に視線を集めるだけでプラスになるとは限らないかもな。

 

 ステージに立って挨拶の原稿を開いている途中、何故かひとりの新入生がこちらを睨んでいるのと目があった。

 目線が合う生徒は当然多数いるのだが、あからさまな怒りの目線だったから気になったのだ。

 長い黒髪の綺麗な子なのだが、歯ぎしりでもしそうなほどの雰囲気を感じる。

 お腹でも痛いのだろうか。

 

 「春の息吹が感じられる今日、私達は……」

 

 挨拶の内容は可もなく不可もなく、入学式は無事に終了した。まぁ無事に終了しない入学式があるのかもわからないが。

 

◇ ◇ ◇

 

 「おかえり~」

 

 玄関の扉を開けた瞬間に声をかけられた。

 

 「あれ、母さん帰ってきてたんだ」

 

 「今帰ってきたところよ、お土産沢山あるから後でお父さんと分けなさい」

 

 「おお! ありがとう、さすが世界で活躍する僕の母さん」

 

 「お土産ある時だけ褒められても嬉しくないわよ」

 

 実際、最近の母親の活躍は目覚ましい。ヨーロッパに遠征し様々なホールで演奏会を行ってきたそうだが、楽団そのものも、そしてその首席トランペット奏者としての評価も上々のようである。小さい頃から隣で聞かせてもらっていたので、すごい奏者だというのは分かっていたが、これが「世界に見つかった」というやつなのか。

 

 「そういう透理のほうはどうだったの、今日は入学式だったんでしょ」

 

 「新入生代表挨拶バッチリ決めてきたよ」

 

 「中学に続いてまた新入生代表なんてね~。私には考えられない! ……というかお父さんはどうしたの? 一緒に帰ってこなかったの?」

 

 「いや、途中までは一緒だったんだけど、なんか知り合い見つけたみたいで、先に帰っとけってさ」

 

 じゃあ昼ご飯はもう作り始めていいか、などと言いながら母親は座っていたソファからキッチンに向かっていった。

 それについて行きながら透理は入学式の暇な間に考えていたことを相談することにした。

 

 「ねぇ母さん、僕のトランペットの勉強なんだけど、どうしようかなって。母さんはもちろん見てはくれるだろうけど、これから忙しくなるだろうし、前の楽団の人には頼れなくなっちゃったし、練習は続けるけど、やっぱり定期的に見てくれる先生がほしいなって」

 

 「あ、それなんだけどね、もう見つけておいたわよ!」

 

 「おお! ありがとう、さすが世界で活躍する僕の母さん」

 

 「ふふん……あれ、褒め方がさっきと一緒じゃn」

 

 「で、どんな人なの? 母さんがおすすめするってことは相当上手い人?」

 

 「褒め方が雑だけど、まぁいいか。……上手い人よ。昔は海外の楽団に所属して演奏会だのコンクールだのバリバリ活動してたんだけど、急に日本に帰ってきて小さい音楽教室始めたのよね。その人の専門がトランペットだから、トランペットだけは上級者でも受講受付中ってわけ」

 

 「そのひとのこと色々知ってるみたいだね」

 

 「何を隠そう、実は私の先生でもあるからね。急に日本に帰ってきたのも、本人はもう年だからとか言ってたけど、人に教えるのが好きみたいだから、教室を開きたかったんじゃないかしら」

 

 「母さんの師匠なら支障はなさそうだね!」

 

 「くだらないこと言ってないで勉強でもしてなさい、近い内に実力テストあるんでしょ」

 

 「新入生代表の天才には心配無用です」

 

 「……透理って生意気よね。事実だから反論出来ないし……あんたが同級生だったら蹴り飛ばしてたかもね」

 

 母が同級生でなくてよかった。僕は勉強にはある程度自信があるが、運動はそれほどでもないのだ。

 僕の身のこなしでは母の回し蹴りを避けられそうもない。

 

◇ ◇ ◇

 

 次の水曜日、僕は早速例の音楽教室に向かっていた。

 母から教えられた音楽教室は、JR宇治駅からほど近くにあった。

 ちょっと緊張しながら、受付の女性に今日からレッスンを受ける予定の者である旨を告げる。

 しばらくすると、奥からバタバタと慌ただしい足音が寄ってきた。

 

 「おお、君が静理(しずり)くんの息子か! 赤ん坊のときには抱かせてもらったんだけど、こんなに大きくなったんだなぁ!」

 

 「はい、大槻透理です。今日からよろしくお願いします」

 

 「はは、そんなに固くならなくて良いよ。レッスンは厳しくやってくれって君のお母さんから言われているけど、普段は軽く行こう」

 

 少し声が大きいが、いい人のようだ。というか、向こうが僕を(赤ん坊のころとはいえ)見たことがあるように、僕もこの人を見たことが有った。

 

 「あの、もしかしてアメリカのオーケストラに所属した経験とかありませんか?」

 

 「お、よく知ってるねえ。そうだよ」

 

 「え、じゃあ本当に田原岳(たはらがく)先生なんですか!? 母さん僕がファンだって知ってて何も言わなかったな! サインください!」

 

 なんと、僕を担当してくれる先生は、僕でも知ってる有名トランペット奏者の人だった。くそ、先生が田原さんだと知っていれば、サイン色紙と浜松にアメリカの楽団が来てくれたときに買ったパンフレットも持ってきたのに! 来週絶対持ってこよう。

 

 「テンション高いなぁ、静理くんの息子さんがこんなに応援してくれてるなんて知らなかったよ、サインは練習が終わった後でな。ほら、時間ももったいないから」

 

 確かに田原先生に教えてもらえる時間は有限だ。今のところ週2回1時間ずつの予定である。

 それでもこのレベルの先生に週2時間も教えてもらえるのはかなりラッキーだ。

 

 レッスン料は自分で払うことにしているので料金も知っているが、他のトランペット教室の相場と大して変わらない。

 だからこそ田原先生が出てきたことに驚いたのだが。

 そんなことを思いながら田原先生の後を追いレッスン用の防音室に向かっていくのだった。

 

 教室のフロアは入ったところに受付と、その裏側に広がるようにピアノが3台ほど並んだピアノ教室があり、その左右両側の壁に個人レッスン用の防音室につながる扉が幾つか付いている。この音楽教室ではピアノ、トランペットの他にギターやヴァイオリンも教えているとのこと。音楽教室としてはそれなりの規模だ。

 僕達はその一つ、一番左奥のものに入った。

 

 「じゃあまずは実力確認かな、どのくらい吹けるか聞いてみたいから、練習曲か何か好きなの吹いてみて」

 

 田原さんに聞かせるとなると少し緊張するが、音楽は人に聞かせてこそだ。

 

 「はい、じゃあいつも吹いてる『別れの曲』でもいいですか」

 

 「お、渋いねぇ、もしかしてピアノも弾けるの?」

 

 「はい。ピアノの作曲家だとショパンが一番好きですね。まぁピアノは基礎と好きな曲だけって感じですけど。じゃあ、始めます。ピアノ伴奏なしなので、少しアレンジ入れます」

 

◇ ◇ ◇

 

 ………

 

 練習曲を吹き終わってから早1分は過ぎているのだが、田原先生は何も言わない。

 曲の途中から顔がマジになって今もその顔は継続中だ。正直怖い。

 仕方ない、こちらから何か無難な話題を。

 

 「ど、どうでs」

 

 「素ん晴らしい! ブラボー! え? 高一って聞いてたけど本当?」

 

 「ほ、本当です。この前高校生になりました」

 

 「これはすごい子に会っちゃったなぁ。しかも自覚なさそうなのがまた……透理くん」

 

 「はい」

 

 「君、いま自分の実力が高校生の中でどのあたりにいるかわかってる?」

 

 「え、え~と、正直僕は吹奏楽部に入ったことないので、同年代の雰囲気がわからないんですけど……まぁまぁ上の方じゃないですかね」

 

 あの母親に教えてもらっていたのだ、まぁ平均を下回ることはないだろうという希望的観測。

 

 「『まぁまぁ上』? だぁっはっはっは! とんでもない! 君のレベルは既に高校生の枠を余裕で飛び超えてるよ。高校生全体でもライバルがいないかもしれないって感じだね。今から海外のプロ楽団の面接受けに行ってもいいくらいだよ!」

 

 「え、それは流石に褒め過ぎじゃないですかね」

 

 「全然褒め過ぎじゃないね。静理くんも電話で話したとき『うちの透理は大天才だから、先生になれたことを将来自慢できますよ』なんて言ってたんだけど」

 

 母親が勝手にハードル上げすぎてる件。

 あとで冷蔵庫の奥に隠されている高級プリンを強奪しておこう。

 

 「正直な話、親バカの冗談だと思ってたんだけど、ホントに大天才が来ちゃったね。今日は実力確認と基礎トレーニングの予定だったけど、用意してたトレーニングメニューのレベルが君に全然あってないわ。どうしようかな~」

 

 「いや、そんなに認めていただいて嬉しいんですけど、予定していたトレーニングメニューでも全然構いまs」

 

 「よし、じゃあ今日は時間まで俺とセッションでもしてよう!」

 

 よし、じゃねえよ。このひと結構人の話聞かないな。すごい人なんだろうけど、中身の評価がなんかずるずる下がって来ているような。

 

 「トランペット二本で出来るセッション用の楽譜は~…あったあった」

 

 で、返事聞かずにもうやること前提で動いてるし……

 

 「よし、じゃあこの曲から!」

 

 もういいや、もう全てを流れにまかせよう。あの田原さんとセッション出来る機会もそうないだろうし。

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。