悪魔と青春の記録   作:黒凪カズキ

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mission12 ~G.bible~

アリスをモモイたちに任せてから数日が経った。

バージルは(上手くいっているのだろうか?)などと考えていたそのとき、連絡アプリ〈モモトーク〉から通知が届く。

送り主はモモイで――内容は「また廃部に成り掛けているから助けに来て」というものだった。

その内容を見るなり、さっさと準備を整え、ミレニアムへ向かった。

 

~ミレニアム・ゲーム開発部~

 

バージル「来たぞ」

 

モモイ「あ、先生!」

 

バージル「一体どうした?偽造に失敗したのか」

 

モモイ「いや、アリスはゲーム開発部のメンバーに加わって、正式に部活として認められたんだけど……規定人数クリアしただけじゃ足りないみたいでさ」

「部の成果を証明するものがないとダメっぽくて」

 

バージル「……急に変更があったと」

 

ミドリ「いえ、正確には全体の部長会議で説明されてたらしいけど参加していなくて」

 

??「うぅ、ごめんなさい」

 

ミドリの言葉共にロッカーから少女が出てきた

 

バージル「もしかしてだが、ゲーム開発部の部長か?」

(ロッカーから気配を感じることがあったが隠れていたのか)

 

ユズ「は、はい、花岡ユズです」

 

バージル「……」

 

ミドリ「ゆ、ユズちゃんは人見知りだから」

 

バージル「……そうか」

 

モモイ「そういえば、先生はユズと今のアリスに会うのはじめてだったね」

「アリス、この大人が先生だよ」

 

モモイの言葉と共にバージルの目の前までアリスが近寄ってきた

 

アリス「……」

 

バージル「…ん?」

 

アリス「先生とエンカウントしました!まずは対話を試みます!」

「初めまして先生、天童アリスです」

「先生の事はモモイから聞いていました、これからよろしくです」

 

アリスの言葉遣いにツッコミ事があるがバージルは軽くうなずくだけに止めた

 

アリス「ぱんぱかぱーん!先生が仲間になりました!」

 

ミドリ「で、まずはやるべきことは一つ」

「ミレニアムプライズで受賞できるような、すごいゲームを作ること」

 

モモイ「そのために先生をまた呼んだってこと」

 

バージル「……また廃墟に行くことになるのか」

 

ユズ「……」((ボソボソ))

 

ミドリ「え、ユズちゃん?」

 

ユズ「G.bibleを探しに、また廃墟に行くなら…わたしも、一緒に行く」

 

モモイ「え、え!?嘘!?」

 

ミドリ「ユズちゃん、もう半年間近く校舎の外にでてないのに。授業もインターネット受講だけだし…」

 

ユズ「……元々は、わたしのせい…だから。それに、この部室は…もう私だけのものじゃない」

「一緒に、守りたいの」

 

ミドリ「ユズちゃん…」

 

アリス「パンパカパーン、ユズがパーティーに参加しました」

 

モモイ「うん、よし!行こう!」

 

ミドリ「アリスちゃんも、武器とか装備もって!」

 

アリス「アイテムを選択、『光の剣:スーパーノヴァ』を装備しました」

 

バージル「……それは銃?なのか」

 

モモイ「あ、それはね、エンジニア部から貰った物アリスの専用武器なんだよ」

 

バージル「エンジニア部?」

 

ミドリ「機械を作ったり、修理したりする専門家たちのことを、ミレニアムでは『マイスター』って呼んでるんだけど」

「エンジニア部はそのマイスターがたくさん集まってる、ハードウェアに特化した部活なの」

 

モモイ「そしてね! すっごい威力が出るんだよ!」

 

ミドリ「その代わり……私たちじゃ持ち上げられないくらい重いけどね」

 

バージル「なるほど、どれほどの重さか、試しに持ってみてもいいか?」

 

ミドリ「え!?」

 

モモイ「いやいや、やめといたほうがいいよ」

 

アリス「……汝はこの武器を扱うに値するのか」

 

アリスは背中からスーパーノヴァを降ろし、床へと置いた。

それをバージルは手にかけ、両手で掴み上げようとする。

 

((スッ))

スーパーノヴァは軽々と浮き上がり、バージルはまるでダンベルでも扱うかのように腕を曲げ、上げ下げして重量を確かめる。

 

バージル「確かに重いな」

 

モモイ、ミドリ、ユズ「「「……」」」

 

才羽姉妹は、一度バージルの戦闘を見ているため、『もしかしたら持ち上がるかも』と予想していたが、初対面のユズは、目をまんまると開いていた。

そしてアリスの方は目をキラキラとさせていた。

 

アリス「すごいです!、先生もアリスと同じで光の剣を装着可能レベルに達しているんですね」

 

バージル「……まぁ、そうだな」((適当))

「さて、話はここまでにし、廃墟に行くか」

 

モモイ「そ、そうだね……よし、G.bibleを手に入れるために行こう!」

 

ミドリ「……うん」

 

・・・・・

 

~ミレニアム近郊・廃墟~

 

アリス「光よ!」

 

モモイ「よし!」

 

ミドリ「アリスちゃん、すごい!」

 

バージル(……重火器というより兵器に近いな)

 

ユズ「ま、まだ!的の第二部隊が接近中!」

 

ミドリ「さ、流石に数が多いよ、ここは一旦、距離を取ってアリスちゃんのスーパーノヴァがチャージされるのを待って──」

 

アリス「先生!」

 

バージル「なんだ?」

 

アリス「アリスは先生が戦うところが見たいです!」

 

モモイ「ちょ、さすがにこの量は先生が強くても無理なん──」

 

バージル「……いいだろう」

 

モモイ「えぇ!、目の前に数えきれないほどいるのに!?」

 

バージル「どうということはない」

 

そう告げるとバージルはゲーム開発部の前に出る。

そして、幻影剣が彼の周囲に展開され、その切っ先は一斉にロボットへと向けられ発射された。

全弾を撃ち尽くすや否や、すぐさま新たな幻影剣を展開し、ロボットへと発射された。

圧倒的な光景に、ゲーム開発部の面々は言葉を失う。

ただ一人、アリスだけが目をキラキラと輝かせ、バージルへと駆け寄った。

 

アリス「わぁ、わぁぁ!先生、それって魔法ですか!?先生、魔法が使えるんですか!?」

「もしかして…先生のジョブは魔法使いなんですか!?」

 

バージル「……まぁ、そういうものだと思え」((適当2回目))

 

アリス「……先生のステータス更新完了です!職業『先生』から『魔法使い』になりました!」

 

バージル「……」

 

 

~工場内部~

 

モモイ「なんか、ここまで特に問題なく来れたね」

 

アリス「ミッションクリアです!」

 

ミドリ「……ほとんど先生のおかげだけど」

 

ユズ「わたしも、そう思う」

 

アリス「……あ」

 

モモイ「アリス、どうしたの?」

 

アリス「分かりません……ですが、こちらの方に行かないといけません」

 

モモイ「えっ?」

 

アリス「アリスの記憶にはありませんが、まるで『セーブデータ』をもっているみたいです」

「この身体が、反応しています」

「例えるなら、チュートリアルや説明がなくても進められるような。或いは何度もプレイしたゲームを遊んでいるかのよう」

 

モモイ「どういうこと……?確かに、元々アリスがいたところと似たような場所だけど」

 

ミドリ「あっ、あそこにコンピューターが一台…あれ?」

 

モモイ「あのコンピューター、電源が点いてる?」

 

目の前にあるパソコンに近づくと反応して文字が浮かび上がる。

 

『Divi:Sion Systemへ、ようこそお越しくださいました。お探しの項目を入力してください』

 

見たからに怪しさがあるがかまわずアリスはキーを叩き始め、G.Bibleと入力した結果。

すると画面に文字化けが走った。

 

モモイ「こ、壊れた!?アリス、いったい何を入力したの!?」

 

アリス「い、いえ、まだエンターは押していないはずですが…」

 

その後、文字化けが消え、画面に文字が表示された。

 

『あなたはAL-1Sですか?』

 

アリス「?いえ、アリスはアリスで……」

 

ミドリ「ま、待って!何かおかしい。アリスちゃん、今はとりあえず入力しない方が──」

 

『音声を認識、資格を確認しました。おかえりなさいませ、AL-1S』

 

ミドリ「音声認識付き!?」

 

ユズ「えっと、AL-1S。っていうのは。アリスちゃんのことなの?」

 

ミドリ「あ、ごめん。そういえばユズちゃんには言ってなかったかも」

 

アリス「あなたはAL-1Sについて知っているのですか?」

 

アリスの言葉に何も反応せず沈黙が続くといきなり

 

『緊急事態発生』

『電力限界に達しました、電源が落ちると同時に消失します。残り時間51秒』

 

モモイ「ええっ!?だ、ダメ!せめてG.bibleのことを教えてからにして!」

 

『あなたが求めているのは、G.Bibleですか?<YES / NO>』

 

ミドリ「YES!」

 

『G.bible……確認完了、コード:遊戯…人間、理解、リファレンス、ライブラリ登録ナンバー193、廃棄対象データ第1号。残り時間35秒』

 

モモイ「廃棄!?どうして!?それはゲーム開発者たちの、いやこの世界の宝物なのに!」

 

『G.bibleが欲しいのであれば、提案します。データを転送するための保存媒体を接続してください』

 

モモイ「えっ?G.bibleのありどころを知ってるの?」

 

『あなたたちも知っています。今、目の前に』

 

モモイ「ど、どういうこと!?」

 

『正確には、私の中にあります。しかし現在私は消失寸前、新しい保存媒体への移行を希望します』

 

モモイ「そ、そうは言っても急に保存媒体なんて…あ、「ゲームガールズアドバンスSP」のメモリーカードでも大丈夫?」

 

『……まあ、可能、ではあります』

 

モモイ「な、なんだかすごく嫌がってる感じがするんだけど、気のせい?」

 

ユズ「データケーブル…連結完了!」

 

『転送開始……保存領域が不足、既存データを削除します。残り時間9秒』

 

モモイ「え、嘘っ!?もしかして私のセーブデータ消してない!?ねえ!?」

 

『容量が不足しているため、確保します』

 

モモイ「だ、ダメ!お願いだからセーブデータは残して!そこまで装備揃えるのすごく大変だっ──」

 

『残念、削除』

 

モモイ「ちょっとおぉぉお!?」

 

そして、ゲーム機と目の前のパソコンの電源が同時に落ちた。

 

モモイ「ああぁぁ!私のゲームガールズアドバンスのデータがぁぁっ!!」

 

モモイが悲痛な叫びを上げている最中、ゲーム機が再度電源が付く

 

ミドリ「待って!何かが画面に?」

 

『転送完了』

 

モモイ「え?」

 

『新しいデータを転送しました』

<G.Bible.exe>

 

モモイ「こ、これ今すぐ実行してみよう!本物なのか確認しなきゃ!」

 

モモイがexeファイルを開くと何かダイアログが現れる

 

モモイ「って、パスワードが必要!何それ、どうすればいいのさ!?」

 

ミドリ「大丈夫。普通のパスワードくらいなら、ヴェリタスが解除できるはず!」

 

ミドリの言葉に賛同するモモイと頷くユズ

 

モモイ「そうだね、よしっ!待っててねミレニアムプライス…いや、キヴォトスゲーム大賞!私たちの新作は今度こそ、キヴォトスのゲーム界に良い意味での衝撃を与えてやるんだから!!」

 

ミドリ「お、お姉ちゃん、声大きすぎ。そんな大声で叫んだら…」

モモイの声に聞きつけロボットが現れた

 

モモイ「あ」

 

モモイたちの目の前に現れたロボットの軍勢は、言語解読不可能の電子音を発していた。

 

ユズ「な、何だかものすごく怒ってる!?」

 

ロボットが銃をゲーム開発部に向ける

しかし、発砲するよりも早くバージルが動き、一撃の拳を放ち吹き飛ばす

 

バージル「さっさと帰るぞ、騒ぎを聞きつけて大群で来るだろう」

 

モモイ「そ、そうだね」

 

・・・・・

 

~ミレニアム・ヴェリタス~

 

廃墟からミレニアムへと帰還した一行は、現在ハッカー集団『ヴェリタス』を訪れていた。

 

そこで G.bible のパスワードを解除し、内容を分析してもらったところ、ゲーム開発部が探し求めていた本物の G.bible であることに間違いはないと判明する。

ただし、ファイルのパスワードを直接解析するのは不可能。

しかし、セキュリティファイルを取り除き、データを丸ごとコピーする方法なら可能性があるようだ。

 

そのためにはOptimus Mirror Systemという通称『鏡』と呼ばれるツールが必要だそうだ。

 

モモイ「ぜ、全然話についていけない……」

 

ミドリ「つまり…G.bibleを見るためには、

その『鏡』っていうプログラムが必要だってことだよね?どこにあるの?」

 

マキ「もともと、あたしたち、ヴェリタスが持って…た」

 

モモイ「何だ、それなら今すぐ──ん、過去形!?」

 

マキ「…そう、今は持ってない。生徒会に押収されちゃったの、もうっ!」

「この間ユウカが急に押し入ってきて、『不法な用途の機器の所持は禁止』って」

 

ミドリ「その『鏡』って、そんなに危険なものなの?」

 

ハレ「そんなことは無いよ。ただ暗号化されたシステムを聞くのに最適化されたツールってだけ」

「ただ…世界に一つしかない、私たちの部長が直々に制作したハッキングツールで」

 

モモイ「どうして取られちゃったのさ」

 

コタマ「…私はただ、先生のスマホメッセージを確認したかっただけです。そのために、『鏡』が必要で…」

 

バージル「…何?」

 

コタマ「い、いや特に不純な意図は全く無いので」

 

コタマがバージルのスマホメッセージを確認した理由は、「先生の秘密を知れば、もっと気軽に話せるようになるだろう」と考えたからである。

常に近寄りがたいオーラを放っている彼に対して、距離を縮めるきっかけが欲しかったのだ。

 

ミドリ「不純な意図しか感じられないけど…」

 

ハレ「とにかく。整理すると、私たちも『鏡』を取り戻したい、そしてあなたたちにとっても『鏡』は必要…そうでしょ?」

 

モモイ「なるほどね。だいたいわかったよ」

「目的が一緒、旅は道連れってことね」

 

アリス「共にレイドバトルを始めるのであれば私たちはパーティーメンバーです」

 

ミドリ「お姉ちゃん、まさかヴェリタスと組んで、生徒会を襲撃するつもりじゃ!?」

 

モモイ「そういうこと」

 

マキ「…でも、一つ問題があってね」

 

モモイ「問題?」

 

マキ「「鏡」は生徒会の「差押品保管所」に保管されてるんだけど…そこを守ってるのが実は…メイド部、なんだよね」

 

ミドリ「え?メイド部って、もしかして……」

 

モモイ「ああ!C&Cのことだよね!ミレニアムの武力集団!メイド服で優雅に相手を「掃除」しちゃうことで有名の…」

 

マキ「そうそう!まあ些細な問題なんだけどさ~」

 

モモイ「そっか〜!そうだねー、うーんなるほど…」

イ「よしっ、諦めよう!」

 

マキ「待って待って待って!諦めちゃダメだよモモ!G.Bibleが欲しいんでしょ!?」

 

モモイ「そりゃ欲しいよ!でもだからって、メイド部と戦うなんて冗談じゃない!」

 

バージル「……メイド部とはなんだ?」

モモイが強く拒否の声を上げ、それをマキが制した。その中バージルはミドリへと問いを投げかけた。

 

ミドリ「えっとですね、メイド部というのはミレニアムの最強の武力集団で」

「正式な組織名はCleaning&Clearing、略してC&C」

「その活動はこの学校に害を及ぼす者、過激な団体や武装サークルを壊滅してきれいに跡形もなく掃除」

「要するにミレニアムに奉仕する集団です」

 

バージル「…ほう」

 

ひととおりメイド部のことを理解したバージルは、モモイたちの会話に耳を傾けていた

 

モモイ「そりゃ部活は守りたいけど、ミドリにアリス、ユズの方が圧倒的に大事!危険すぎる!」

 

マキ「アタシたちの目的は『メイド部を倒す』ことじゃなくて、差押品保管所から『鏡』を取ってくることなんだから」

 

モモイ「そんなに変わらないじゃん!」

 

ハレ「……でも可能性のない話じゃない」

 

コタマ「私の盗ちょ、情報によると、現在のメイド部は完全な状態ではありません」

 

モモイ「えっ?」

 

ハレ「もちろん、メイド部はミレニアム最強の武力集団」

「どうして『最強』と呼ばれているのか……それはもちろん、素晴らしいエージェントのメイドが揃っているからというのもあるけれど」

「何より大きいのは、『彼女』の存在」

「メイド部の部長、コールサイン・ダブルオー。ネル先輩」

「けど、いま彼女は…」

 

コタマ「ミレニアムの外交に個人的な用事があるそうで留守にしています」

 

モモイ「うーん。それなら何とかなる……かも?」

 

ミドリ「……やってみよう。お姉ちゃん」

 

モモイ「とはいえ、相手はあのメイド部だし」

 

ミドリ「分かってる、でも……このままゲーム開発部を無くすわけにはいかない。ボロボロだし、狭いし、たまに雨漏りもするような部室だけど、もう今は、私たちがただゲームをするだけの場所じゃない」

「……みんなで一緒にいるための、大切な場所だから、少しでも可能性があるなら、私はやってみたい」

「ううん、もしメイド部と対峙することになっても、それがどれだけ危険だとしても──守りたいの」

「アリスちゃんのために、ユズちゃんのために、私たち、全員のために!」

 

モモイ「ミドリ……」

 

アリス「私たちならできます。伝説の勇者は、世界の滅亡を食い止めるために、魔王を倒します」

「アリスは計45個のRPGをやって……勇者たちが魔王を倒すために必要な、一番強力な力を知りました」

 

バージル「……」

 

モモイ「一番強力な力……レベルアップ?あ、装備の強化?」

 

アリス「違います」

「一緒にいる、仲間です」

 

モモイ「アリス……うん、よし」

「やろう!生徒会に潜入して、『鏡』を取り戻す!」

「ハレ!何かいい計画とか無い!?」

 

ハレ「任せて、ただ、その計画を実行するためには」

「いくつかの準備が必要だね。盗聴機器とかEMPショック…それから……」

「あとはやっぱり…『仲間』、かな」

 

それから鏡の奪還のため、モモイたちはエンジニア部に協力を求めに行き、快く応じてくれて、準備が整った

 

モモイ「これで、メンバーは揃ったよね?」

 

ハレ「うん、準備も出来てる」

 

モモイ「よしっ!」

「あ、そういえば、作戦はいつ始まるの?」

 

ハレ「……もう始まってるよ」

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