東方青春録〜失われた時間をもう一度〜   作:黄昏の跡地

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結局祈梨ルートで行くことにした作者です……こいついっつも右往左往してやがんなって思っといて下さい、今回は正義実現委員会の視察?みたいなことします


実は優しい人たちいっぱい正義実現委員会

 

「よぉーし、じゃあ先ずは正義実現委員会から行こっか!」

 

とりあえず案内が始まったけど最初に行く場所は正義実現委員会……名前長いから正実でいっか、でその正実はトリニティ自治区内における正規軍の役割を持っていてトリニティ内に置ける最大武力行使機関とも言われているそうだ。

 

ただ要請が出ない限り出撃そのものが出来ず単独による暴徒鎮圧が出来ないそうだ……何ともまあ厄介なシステムだ事、けどそうしないと本人の自由裁量のせいでキヴォトス中が火の海になりかねないから仕方の無い措置なのだろう

 

「そういやメイちゃん」

 

「何でしょうミカ様」

 

「むぅ〜同い年なんだからミカちゃんで良いのにぃ〜」

 

「……ナギサ様から聞いてるかと思われますが幻想郷から来日した特別編入生でありパテル分派に席を置く身として目上の存在には敬意を持って接するのが当たり前では?」

 

「堅苦しいの駄目!ミカちゃんって呼んで!」

 

「ですが」

 

「むぅ〜!」

 

 

……結局押し負けてミカちゃん呼びになった、何言われるか知らないよぉ私は

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「て訳でとうちゃ〜く!」

 

「かなり大きいのですね、正実の待機校舎は」

 

正実校舎付近に近づくにつれチラホラと見かける生徒の姿はかなり特徴的だ、赤いラインの入ったセーラー服に真っ黒な翼、赤いヘイローと学帽姿が目立つ……黒いロングストレートヘアーで目元が見えない子が殆どを占めているものの色々な髪色や髪型をした子もチラホラと見かけたからその辺りは結構自由なんだろう

 

「御機嫌ようミカ様」

 

「こんにちはー!ちょっと新しく来た子案内してるから中入るね」

 

「分かりました、ご自由に見学なさって下さい」

 

結構物分りが宜しいようで、そんなお利口さんには頭撫でてしんぜよう

 

「フニュ……」

 

「……ヴッ!」

 

「おぉ〜メイちゃんが萌えてる」

 

なによこの小さくて愛らしい生命体は!?1人だけでも持って帰りたい!デロデロに甘やかして上げたい!……いや、今はそんな事をしてる場合ではない校舎の把握をせねば……いやでももうちょっとだけ

 

「ほら行くよぉ〜」

 

「あ”ぁ”〜あと5分〜!!」

 

 

 

ちょっと飛んで……

 

 

 

あのちっちゃくて可愛かった正実生徒を恋しく思いつつ辿り着いたのは執務室、基本的に委員長や副委員長、大隊長以降の部隊長クラスの子らの作業室となっており中にはボロボロの黒い翼を揺らしつつのんびりしている子がいた……目鋭いな実は結構なやんちゃっ子?

 

「……あ、おはようございますミカ様」

 

「おっはよぉ〜ツルギちゃん!元気?」

 

「まあいつも通りです……隣にいらっしゃる方は?」

 

「ふふーん!昨日新しくうちに来てくれた特別編入生の聖道院メイちゃん!ナギちゃんに聞いたんだけどものすっごく書類の処理早かったんだってぇ!」

 

「はぁ……初めまして、正義実現委員会委員長を勤めさせて頂いてる剣先ツルギと言います。何卒よろしくお願いします」

 

……前言撤回めっちゃいい子!人は見かけによらないんだね、こうやってマジマジと見ると結構可愛い

 

「あの……そうマジマジと見られると恥ずかしい……です」

 

「あっごめんなさい……んん!昨日付でトリニティティーパーティー所属と相成りました聖道院メイと申します、よろしくお願いしますツルギさん」

 

「こちらこそよろしく……それとあまり畏まらなくていい、堅苦しいのは嫌いだから」

 

「では……じゃあツルギって呼ぶね?私のこともメイって呼んでいいから」

 

「わかった、正義実現委員会……長ったらしいから正実でいいか、正実はトリニティ自治区内引いては当校の治安維持組織となっていて不良や他校の違反者なんかの鎮圧を主な業務としているがまあ知っての通りうちには12使徒と特殊戦闘研究会があるせいで殆どが事務作業ばかりになってきていて酷く平和なんだ」

 

……平和なのはいい事じゃ?

 

「ただその平和というのはトリニティ自治区内にしか言えなくてミレニアムやゲヘナ、D.U.地区と言った大規模自治区は勿論のこと学園を追われて集まって出来た小自治区への救援なんかが多くて殆どの部署がてんやわんやしてしまっているのが現状なんだ」

 

「……慈愛の君の翼下に集いし者に安寧を、ね……そりゃ誰だって要請する訳よ」

 

「そういう事だ、私たちは常に困っている奴らに手を差し伸ばし助けることを信条としている……所謂「ノブリス・オブリージュ、富める者の義務」……そうだ。私たちの手元には莫大な資産を持っている、腐ってもお嬢様学校だなんて言われているくらいなんだ持て余してるなら援助に使ってしまった方が相手さん方にとっても嬉しいことだろう?」

 

「そうね……そうね」

 

昨日12使徒関連の書類処理をやっていたこともあってツルギの言い分がよく分かる、V-22オスプレイ【ティーポット】の維持費は勿論彼女たちに支給されているブーストカバンやローラーダッシュシューズのメンテナンス・オーバーホール費、弾薬費、市街地の被害報告による修理費用の算術とその他諸々……費用関連を聞いてみたら「変に気遣うよりどっぷり使っても大丈夫、お金なんて溜め込んでも意味無いし」とどストレートに言われたのは記憶に新しい

 

「……その様子だと12使徒の書類を見たんだな、凄まじいだろ凶鳥共の維持費の高さを」

 

「運用コストが高いと考えたら妥当なんだろうけど何よブーストカバンとかローラーダッシュシューズとかECM搭載型オスプレイとか……」

 

「幻想郷にそういうのってないの?」

 

「無いわよ、仮にあったとしても河童の技術工房で作られてるやつくらいよ……あんまり巫山戯たやつだったら爆砕してたしうちのお抱えの工房に至っては刀剣類とか庭園の維持に必要な機材位しか作ってないし」

 

「刀剣類?銃火器じゃなくて?」

 

あぁーそっか、幻想郷じゃ弾幕使えるから遠距離用の銃火器じゃなくて近接戦用の刀剣類の製造が多いの言ってなかったんだった……ちなみにその旨を伝えると納得の一言しか出てこなかったそうだ。それもそうだろうやってる事が真逆なんだから

 

そんな話をしているとやたらと図体のデカイ正実生徒と昨日案内してくれた仲正イチカちゃん、それとスカート丈がやたらめったら短い子も入ってきた

 

「おはようございます、あらミカ様もいらっしゃったのですか?」

 

「おはようハスミ、今新しく入ってきた編入生と話をしていたんだお前たちも挨拶しておけ」

 

そう言うとツルギはのそのそと何処かへと歩いていった……猫背治したくなってくるわね

 

「イチカちゃんは昨日ぶりになるけど他のお二方は初めましてになりますね、昨日付でトリニティティーパーティーに所属と相成りました聖道院メイと申します」

 

「ご丁寧にどうも、正義実現委員会副委員長羽川ハスミと申します」

「私はもう知ってると思うっすけど一応、大隊長を努めさせてもらっている仲正イチカっす」

「正義実現委員会狙撃部隊所属の静山マシロと申します」

 

「よろしく」

 

で、話しているうちにわかったけどこの子ら皆優しいし愛想も良かった……ハスミはツルギの得意分野を知っているからこそ裏方に回ることが多くイチカは各部隊間の潤滑剤担当をしつつ現場指揮も任されている、で問題のマシロなんだが

 

「……ごっつ何その狙撃銃」

 

「【正義の実現】という名前です、モデルはアインツィオ20mm対物ライフルで長射程・高威力の狙撃銃です」

 

いやぁー私も大概だけどでかいんよ狙撃銃が、ちょっと持ってみたけど吸血鬼の膂力があってもきっついのよねよくこれ携帯して動き回れるわねこの子キヴォトス人って想像してたよりも物凄い?

 

「自己紹介終わったか?」

 

「ツルギ、戻りましたか……何してましたの?」

 

「一応言っておくがお前が隠しているお菓子BOXを漁りに行ってた訳じゃない……メイ、今日の放課後は開けておけ」

 

「そりゃまたなんで?」

 

「お前の実力が知りたい……ケヒャヒャ!話している間でもお前から強者の匂いがプンプンしていてなぁ!1戦やりたくなったんだ!ケヒャヒャヒャヒャ!」

 

ああーまあ確かに実力示した方が皆も変に突っかかって来なかったりするもんね、手合わせは受けることにした方があとの為にもなりそうだし

 

「わかった、じゃあ今日の放課後にやりましょうか」

 

「ちょっ!?ツルギ!彼女は」

 

「分かってねぇなぁハスミ、確かに編入生だから戦い方も知らねぇと思われる……けど立ち振る舞いから何に至るまで強者の余裕をこれでもかって見せてるんだぞ?そんなやつを目の前に差し出されて銃を交えない奴が居るか?丁度私も身体を動かしたい気分だからなぁ」

 

 

 

 

 

 

まあそんなこんなあり今日の放課後はツルちゃんとの戦闘やることになった……ツルちゃんって呼び方可愛くない?それ言ったら顔赤らめて恥ずかしがった、可愛いので頭撫でます





第0章ラストはツルギとのガチバトル開始です、次に行く所はシスフです
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