アイ·ファック·モンスター18禁   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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天使のジェルちゃん

 さてさて、軍資金も集まったので、夜のうちにホームセンターに行き、色々商品券で買って、ギルドの個室で作っていく。

 

 ギルドには工作室みたいな場所もあり、殆どの人は使わないが、ゲームでは主人公が色々な便利アイテムを作っていた。

 

 今回作ったのは網にスタンガンを組み込んだ物。

 

 それに魚の餌である。

 

 明日になれば分かるが、これがレベリングには最適なのである。

 

 

 

 

 翌日。

 

 俺達一行は川に向かった。

 

 川では魚系のモンスターが泳いでおり、弱いモンスターから強いモンスター、それに美味しいモンスターまで色々居る。

 

 今日の目的はレベリングなのでレベルが1人だけ低いビーちゃんを鍛えていこう。

 

 まずは川に網を沈める。

 

 その上に魚の餌をばらまく。

 

 すると魚が寄ってくるので網を引き上げる。

 

 その瞬間にスタンガンを起動。

 

 すると網の中にいた魚系モンスターが感電し、一気に気絶した状態になる。

 

「よし、ビーちゃん。コイツらを絞めて行くぞ」

 

「ええ!? ご主人様、私がやるんですか!」

 

「何事も経験だよ! ほら」

 

 手にピックを持たせて俺が手本を見せる。

 

 現実世界でも釣りをした時にやっていたが、脳絞めと呼ばれる魚の脳みそを破壊することで鮮度を保ち、美味しく食べられるするようにする技法で、初心者がやったらまず失敗する。

 

 俺が手本を見せながらビーちゃんにやらせてみるが、案の定失敗した。

 

「お魚ダメにしちゃいました……」

 

「いや、これは焼けば食えるからどんどんやっていこう」

 

 釣った魚を食べる係はリーちゃんとマンちゃんで、串刺しにした魚を焚き火の近くで炙ることで温めてどんどん食べていく。

 

「野生の味」

 

「そうよ、人間の料理が美味しすぎるだけで、本来はこれが普通の味よ!」

 

 2人はこれが普通の味だと満足していた。

 

 そのまま釣りを続けていると、食べているリーちゃんとマンちゃんを眺める影が……。

 

「そこに居るモンスターの子も食べるかい?」

 

 草陰に隠れていたモンスターに呼びかけると、のそっと銀色の髪のモンスターが現れた。

 

 薄い布に体を纏った白い翼の天使だった。

 

「あ、天使だ」

 

「どどど、どうかお恵みをください……」

 

 天使って恵みを与える側ではと思ったがガリガリに痩せて可哀想だし、焼き魚を与えることに。

 

「ほいよー」

 

 パク

 

「はいよー」

 

 パク

 

 天使ちゃんはパクパク焼けていく魚を食べていく。

 

 俺はどんどん魚を釣って、ビーちゃんが絞めて、天使ちゃんが食べていく。

 

「美味しい?」

 

「美味しいです〜感謝感謝です〜」

 

「ちなみに天使ちゃんはなんでこんな所に? 町で暮らすか、生息地違う場所だよね?」

 

「僕弱いから捨てられたんです〜……悲しいですぅ……」

 

「あら、モンスターは鍛えればどんなに最初弱くても強くなれるのに……」

 

「そうですよね! 僕も強くなれると思って頑張ってきたのに……」

 

「じゃあ俺が強く育てようか?」

 

「え?」

 

「俺天使の仲間欲しかったし、どうかな?」

 

「いいんですか? 大食いだから食費が結構かかりますよ〜」

 

「いやいやそれぐらい大丈夫。稼ぐから」

 

「そうなのですか〜……じゃあよろしくお願いします〜」

 

「じゃあ名前を付けないとな……天使はエンジェルだらかジェルちゃんで」

 

「ジェル……良い名前ですぅ〜! よろしくお願いします〜」

 

 

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