アイ·ファック·モンスター18禁 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
繭から飛び出したビーちゃんはマンちゃんと同じく幼稚園児サイズの蜂の着ぐるみみたいな少女が現れた。
「ブンブン、ハロー……」
「おい、ちょっと止めろ」
聞こえてはいけない言葉が聞こえたので口を塞ぎ、改めて
「ハロー! キュートビーのビーだよ! 改めてよろしくねご主人様!」
「ああ、改めてよろしくねビーちゃん」
「はい!」
ビーちゃんのステータスはこんな感じ
レベル20
体力 E
攻撃 D
防御 D
魔法 F
魔力 F
魔防 E
速度 C
技
·ポイズン·毒針·加熱·飛行回避·蜂蜜ドーピング·まとわりつく
パッシブ
·蜜集め
パッシブはターン経過する毎に身体に蜂蜜が溜まっていき、技の蜂蜜ドーピングで回復及び身体を強化するというコンボ。
マンちゃんとリーちゃんのレベルが26まで上がり、耐久のマンちゃん、飛行のビーちゃん、回復のリーちゃんとバランスよくなってきていた。
「よし、じゃあ明日にはタウンリーダーに挑むよ! 頑張ろうね!」
「「「おー!」」」
ゲームで知っていたが、改めてギルド等で確認した結果、ゲームと同じタウンリーダーであることが判明。
クランタウンのタウンリーダーは虫使いのトウシさん。
若年で俺の2つ上の17歳。
12歳でプロデビューし、一昨年と昨年のプロ成績が良かった事で、今季からタウンリーダーになった人物である。
まぁタウンリーダーにはトレーナーランクによって使える友モンのレベルに制限が設けられている。
1個目のタウンバトルでのタウンリーダー側の制限レベルは15。
一番レベルが低いビーちゃんでも勝てると思われる。
タウンリーダーの居るジムに到着し、扉を開けると受付のお姉さんに挨拶し、タウンバトルをしたいことを伝えると、控え室に案内された。
タウンリーダーとのバトルをする前には障害が用意されており、ここだと同じくタウンリーダーに挑むトレーナー同士でバトルし、2回勝利するとタウンリーダーに挑むことが出来る。
「よろしくお願いします」
「おう、よろしく!」
とは言え、対戦相手も同じトレーナーランクの人から選ばれるので、レベル差及び進化しているため苦戦することもなく勝ち進み、無事にタウンリーダーに挑むことが出来た。
「おや? 見ない顔だね。この町の人じゃないね」
「はい、違う町出身で」
「ふーん、まぁトレーナーランクは1ということだからそれに合わせたバトルをするよ」
「はい、よろしくお願いします」
「よし、じゃあバトル」
「バトル!」
ルールは2対2のシングル戦。
入れ替えは両者無しである。
「いけ! ビーちゃん」
「よし、行けハニービー」
出てきたのはビーちゃんの進化前であるハニービー、レベルは12と低く、ビーちゃんの相手では無い。
ハニービーを起点に積ませてもらう。
「ハニービー、毒針!」
「ビーちゃん回避!」
両者飛行しているが、ビーちゃんの方が圧倒的に素早く、距離を取って攻撃を回避していく。
「よし、ビーちゃんポイズン!」
ビーちゃんは毒液をお尻の毒針から発射すると、ハニービーに命中する。
ハニービーは毒状態に陥り、苦しそうにしている。
そこから遅延戦術。
相手が距離を詰めてきたら飛行して回避し、毒によるスリップダメージでジワジワ追い詰めて、ハニービーは力尽きる。
「おつかれハニービー」
倒れたハニービーを救護モンスターが回収し、タウンリーダーのトウシさんはカブトムシの様なモンスターを出してきた。
ジャイアントヘラクレス……ヘラクレスオオカブトを人間の成人男性くらいの大きさしたみたいなモンスターである。
見た目は虫であるが、コイツ電撃系の技を使うことが出来る。
「帯電」
バチバチと蓄電状態になったジャイアントヘラクレスは青白く光り始める。
「よし、ビーちゃん蜂蜜ドーピング!」
身体に溜まった蜂蜜を吸収すると、こちらは金髪の某サ◯ヤ人みたいに変化する。
「ビーちゃんまとわりつく」
ビーちゃんはジャイアントヘラクレスに抱きつくと、ヘラクレスは振りほどこうと動く。
「ビーちゃん加熱!」
ミツバチは外敵にまとわりついて熱によって相手を殺す攻撃を現実でもするが、この世界だと美少女が虫に抱きついて温めているようにしか見えない。
「放電!」
ジャイアントヘラクレスが蓄えた電気を放電して攻撃してくるが、ビーちゃんは耐えきり、レベル差で熱攻撃の方が上をいき、蒸し焼きにすることに成功。
泡を吹いて倒れたジャイアントヘラクレス。
審判がチャレンジャーの勝利と宣言して、バトルは俺の勝利で終わるのだった。