卒論や卒業、社会人と忙しい日々を送っていました。
合間にちょこちょこ書いていたデータが飛び、泣き寝入りしつつ
今更マイクラにはまったり、FGOの鯖育成に急に熱が入るなど
慣れない仕事に頑張りつつ、色々してました。
Side 聖母の光
とある日、子どもたちと朝の祈りを済ませ、守護騎士が作った朝食を食べていたときにまた電話が鳴った。
「はい、佐々倉民間警備会社です…って、これは聖天子様!どのようなご用件で?」
「はい、ある依頼をしたいのですが、防衛省まで来ていただけないでしょうか?」
何だろう。院長、すごい、嫌な予感がするよ?
俺の予感は嫌なときだけ当たる。上を向いて歩き続ければいつかは何かにぶつかったり、こけたりしてしまうように、予感が的中した時こそかなり厄介な騒動にぶつかるんだよな。
「ちなみに、それは拒否できますか?」
「拒否はできますが…貴方の救いを求める子どもがいると知っても「その依頼受けよう!」
ありがとうございます」
くそ、さすが聖天子様だ。俺の扱い方を知っている!
「その依頼とやらは受けよう。だがな、その前にその子どもたちの情報からだ」
「はい、貴方ならそういうと思っていましたよ。黒神父さん。
まとめた情報を後に送ります。では、本日○○時までに防衛省にいらしてください。」
「わかりました。あなたに主のご加護がありますように、Amen」
さて、では送られた情報を見ながら防衛省へと向かうとしますか
「あ、守護騎士。ちょっと外出してきますね」
「院長、どちらまで?」
「聖天子様の依頼で防衛省まで♪」
「………え?」
「過負荷―、付いてきて―。じゃ、守護騎士、子どもたちを頼んだよ。」
『はいはい、付いていきますよっと。
それじゃ、守護騎士よろしくー。』
「はい、お気を付けて………ん?ぼ、ぼ、防衛省!?」
守護騎士が感づく前に過負荷と共に玄関を出て、防衛省に向かいますか――――
はぁぁぁ行きたくない(本音)
『それでしのぶちゃん、防衛省に何の用事?
あ、わかった。けど、少年ジャンプを買うならコンビニで買えるよ?』
「買いませんよ。聖天子様から依頼があるみたいですが、内容を教えてもらえず、
防衛省に来いとしか言われなかったのですよね―。」
『ねぇしのぶちゃん。それってやばくない?』
「はい、私もぶっちゃけると相当厄介な依頼だと思っていますよ?
でもね、子どもが救いを求めているのを知って何もしないなんて私が、
いや、俺がしていいわけないだろ!なぁ過負荷?」
『あは!やっぱりしのぶちゃんは最高だね!甘い。甘いよ。
けど、その甘さ嫌いじゃないよ!』
さて、もう少しすると目的の防衛省が見えてくるが、なにか気味の悪い視線を感じる。
こちらの戦力を品定めしているような視線だ。
ま、この仕事をしているといろんな所で知らない内に恨みを買うので放置、放置。
「さぁ過負荷、もう少しで防衛省ですよ。気合いいれていきますよ!」
『はーい』
Saide ???
「あれが黒神父と過負荷ですか……是非私の仲間になってもらいたいものだ。
さて、行きますよ。○○」
「はい、ぱぱ」
さぁ楽しくなってきたぞ…
かくして賽は投げられた。この一件からこの東京エリアは厄介事に巻き込まれていく
運命をたどる。だが、この物語には関係ない。
彼らの信念は変わらない。
救えるものには救いの手を
救われぬものには魂の救済を
救いようのないものには罰を
久しぶりに原作を読み返しつつ、書いてみました。
正直こんな作品を読んでくださる人がいるのであればこれ幸いです。
かなり、不定期更新だけどいいのかな?
いいんです!!
最後の人達は何胤さんなんだろうか?