全員ヤンデレになってしまうんだが?   作:海のホニョ

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やっとの旅立ちだが、

またまたある女性(ポルカ)から逃げるため数週間が経ち、またもや星穹列車のことを忘れそうになったけど大丈夫。

 

なんと珍しく僕はメモを書いたのだ!!いやーまじで久しぶりだな。最近電子機しか使わないから紙を使うこと自体珍しくなった。

 

でもこのおかげで最近の星穹列車の動向を掴むことができた。曰く今は羅浮にいて、そこにある問題を解決しようとしてるらしい。

 

まっ、『開拓』の運命を歩んでいるならこういう面倒ものに突っ込むしかないよな。でもそういうところが楽しいところなんだけどな、『開拓』って。

 

だから僕も乗りたいと思った。この自由で、自分の意思で、星々の歴史に刻む大事件に関われる。前世では体験したことのない未知なもの。

 

まさに僕が憧れたような人生体験を列車の人たちは生きているのだ。くー、羨ましい!しかーし!僕は今列車の一員、つまりこれを体験できるということだ。

 

でも聞く限り、あいつらもうすぐ羅浮の事件を解決してるらしい。てか今思ったら羅浮数回ぐらい行ってるじゃん。

 

確か雲なんちゃらの五騎士だったり、なんか弱虫少女だったり、占い少女だったり個性豊かな人いるなー。

 

確か前回羅浮に言ったのは数十年前だっけ?結構近いな(長く生きたせいで時間感覚バグってます)、今きたら迷惑かな?

 

別に良いでしょ!最悪黙って違法で羅浮にいけば良いんだし。なんかお土産でも買おっか。うーん何が良いだろ?やっぱり僕がお勧めするショートケーキとかにしようかな!

 

お土産何にしようかなって考えている時、突然銀河は揺れ、爆発し、宇宙では存在しないはずの笑い声は聞こえた。

 

そして後ろを向くとそこには『愉悦』の星神であるアッハがいたのだ。

 

「うん?え、アッハ!?え、えーと。ひ、久しぶり?どうしたの急にここに来ちゃって」

「・・・・・!」

「だからお前の運命の『使令』にもうなったって!?何回言えば良いん???なに?『これ以上力渡せれないから『知恵』の使令をやめろ』って?アホなん!?」

 

そう、アッハは僕のことをどうしても自分だけの『使令』にしたいらしい。もちろん、僕は乗る気が無い。あんな狂人たちと一緒にしてもらったら困るし。

 

「大体アッハも知ってるでしょ?僕は元々『知恵』の『使令』だって。そもそも使令をどうやめるか僕知らないし」

「・・・・・・!」

「僕のことを殺してまた蘇生する?勘弁してくれよ、僕他の星神にも目をつけられてるし。そんなことしたらまた別の星神の『使令』になるだけだよ。で、本当の目的はなんなの?」

 

全然自慢できることじゃ無いけど実は僕、他の星神にも目をつけられているのだ。一番厄介なのはアッハであるけど、『終焉』だったり、『壊滅』だったり、『均衡』だったり、なんでこう厄介『運命』しか来ないんだ?

 

え、今思うとめちゃくちゃ異質じゃんぼく。あと『均衡』さん、あんた宇宙の均衡を僕にどうしろというんだ。僕には荷が重すぎます、勘弁してください。

 

「・・・・・・!!」

「え、絶滅大君が羅浮にいるって?これまた、どういう意図で僕に伝えたんだ。いや、もう大体わかってるけど・・・」

「・・・・!」

「うん、そうだよね。面白いからだよね。うん、やっぱり愉悦だね」

 

アッハは大体面白いことになりそうなら適切な人材をそこに入れて、もっと面白くさせようとする。もはや行動に自由がありすぎて星神であるかすら怪しい。

 

通常、星神は自身の運命に縛りつけられるから自由に行動できない。でもこの神様はそんなことを笑い飛ばすように自由に行動しすぎてる。

 

いや、案外意志がデカすぎて愉悦の星神になったのかな。多分他の星神も困ってるんだろうな、アッハのことで。

 

「まー良いか。僕もちょうど羅浮にいくつもりだったし少しは楽しめそうだ。最近絶滅大君がやけに大人しいなと思ってたし、良い準備運動とかになりそうだ」

「・・・・・!」

「はいはい、あなただけの『運命』を信仰するのは検討させていきます。もし其が死んだりしたらアッハだけの使令とかになったりするかもよ?」

「・・・・・・!!!」

「待ってくださいアッハ様!冗談です、申し訳ありません!だから其のところに行かないでください、お願いします!!」

 

僕が提案を受け入れる素振りを出したらアッハが急になんか興奮して其のところに行こうとした。敬語になってしまったがそんなことしたら全天才クラブの人たちに殺されるって!

 

「よし、僕はそろそろ羅浮にいきますよアッハ!なんか他に言いたいことありますか??!!」

「・・・・・!」

「ナヌークの動向が最近怪しいって?そんなの知ってますよ、でも現状僕は何もできませんし」

 

少なくとも其から命令が来てない以上、下手に動けば銀河中が大混乱になるし、そもそも『使令』程度のものが『星神』に対抗できるはずがない。

 

「・・・・・!」

「だから星神ぐらいの力を僕にあげるって言ってきてもあなただけの『使令』にはなりません!!どんだけ言えば良いんですか!」

 

そもそもどうやって僕の脳内を見たんですか??やっぱり星神って本当に不思議な存在だな、そう思うのは大体アッハが原因だけど。

 

「ではさようなら。このままずっとここにいればスターピースカンパニーに見つかりそうですので」

「・・・・・・!」

「ええ、またいつか」

 

そう言い終えた後、アッハは瞬間移動をした。笑い声を置き去りにしながら・・・・

 

・・・・・プハー!!やべー、久しぶりに星神と謁見したからバカ緊張したー!!よかった、アッハで。他の星神だったら緊張しすぎて全然話せなかったかも。

 

さてと、そろそろ羅浮に行こうか。こんなところで時間潰してたら舞台を鑑賞できなくなってしまうじゃないか?一人の観客としてしっかりと、物語を見ないとね?

 

 

 




主人公Q&A

Qーなんで天才クラブ入らないの?(もうちょっと詳しく)
Aーそのなんだ、実は僕『知恵』以外に一瞥された『運命』がいるんだ。やべーだろ?

それでね、自分はちゃんとした『天才』じゃないって天才クラブを支持する人たちに言われてクラブに所属してたら他の『天才』の邪魔になるなって考えてて。

だから所属してないんだ。一瞥された『運命』?そりゃーもちろん『愉悦』さ。



実は『愉悦』の方にも才能があった主人公。

正直に言いますと『知恵』が少しラッキーなだけで、主人公全然『愉悦』サイドになってた可能性があります。

ただアッハなんか他のことに興味がそそられてて、彼が世界に誕生した時に『知恵』に先を越されたって感じ。
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