もしも空桜メンバーがポケモンの世界にやって来たら   作:時長凜祢@二次創作主力垢

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 新たなポケモンとの邂逅を済ませ、ワイルドエリアを再び走り回る貝の女王。
 そんな中、ラティオスが彼女の元へと戻って来て、新たに見つけた人間がいる事を知らせるのだった。



発見!二人目、三人目のファミリー!

 ダイブボールを選んだメッソンをリボーンが手持ちに加えたのを確認し、再び走り回るワイルドエリア。

 広大な自然に溢れたこの場所は、沢山のポケモンがうろついているが、オヤブン個体であるギャロップの前では、手を出せない上、わたしが連れていたウィンディの強さも相まって、ますます出現しなくなった。

 まぁ、仮に現れたところで、わたしの手持ちにいるオオニューラや、ウォーグルが上から殴りかかって来るため、問題はないのだが。

 

「ふむ・・・・・・予想通りと言いますか、やはりこのワイルドエリアと呼ばれる場所は、広大な大自然しか存在していないようですね。

 ここまで広い自然区域など、向こうにはあまりありませんが・・・・・・」

 

「ガラル地方のモチーフになってるのはイギリスにあるグレートブリテン島で、ワイルドエリアは湖水地方国立公園・・・・・・ピーク・ディストリクト国立公園がモデルになったと言われてるよ。」

 

「ああ、なるほど。実際に存在している国が舞台になっているのですね。」

 

「イタリアがモチーフになった地方はあるのか?」

 

「うーん・・・・・・わたしが知ってるのは、関東、関西、九州、北海道、アメリカ、フランス、ハワイ、イギリス、それと、発売前だったからやったことはないけど、新作は確か、スペインだったかな?

 イタリアがモチーフになった地方はまだ出てなかったよ。ただ、それっぽい場所は、アニメの映画で舞台になってたかな。」

 

 自身の記憶にある地方を思い浮かべながら、こっちが知る限りならイタリアはまだ本編の舞台にはなってなかった事を告げる。

 その話を聞いて、なんでフランスやスペインは舞台になってんのにイタリアは本編にまだ出てないんだと言わんばかりの様子をリボーンは見せる。

 まぁ、どうせなら自分がよく知る舞台があったらと思うもんな・・・・・・なんて考えながら、タマゴがなくなったことによりスッキリしたリボーンに背後から抱きしめられたまま、ワイルドエリアを移動する。

 

『サクナ。新たにキミが教えてくれた特徴を持ち合わせている人間を見つけたよ。

 銀髪で、緑の瞳を持つセンター分けの子と、黒髪の爽やかな男の子だったよ。』

 

 すると、空を飛んでいたラティオスがわたしの元に戻って来た。今度は二人分の人間を見つけてくれたようで、彼は笑顔を見せながら教えてくれた。

 

「!隼人と武の二人だね。見つけてくれてありがとう、ラティオス!」

 

『これくらい造作もないさ。案内するよ。ついて来て。』

 

 ラティオスの言葉に頷き、わたしはギャロップとウィンディに指示を出す。

 わたしの言葉を聞いた2匹は、すぐにその場で頷いたのち、ラティオスを追うようにして疾走するのだった。

 

 

 

 

 

           ⭐︎

 

 

 

 

 

 ギャロップとウィンディにラティオスを追ってもらい、しばらくの間移動をしたところ、『巨人の帽子』の方面へとたどり着いた。

まだ、キテルグマのような危険なポケモンはいないが、普通にポケモンを持ってなければそこそこ危ない地域である。

 まさか、こんなところに隼人達がいるとは思わなかった。

 

『そろそろ見えて来るはず・・・・・・あ、いたよ!あそこだ!』

 

 ビュンッとスピードを上げるラティオスに続いて、ギャロップとウィンディも素早さを引き上げる。

 少しだけ風が強いが、上空よりはマシかと思いながら移動を任せれば、見慣れた銀髪と黒髪ツンツン頭が見えて来た。

 

「う〜ん・・・・・・どこだか全然わかんねーなぁ・・・・・・。明らかに普通の動物じゃない生き物とか沢山いるし、なんなんだ?ここ。」

 

「それがわかっていたら苦労しねーっつの!!つか、本当にここはどこなんだ!?アホ牛は今回やらかしてねーだろ!?」

 

「確かにな。でも、急に眠くなって気がついたら大自然の中って・・・・・・バズーカで未来に行った時以上に突発的な現状だよな。」

 

 2人はこっちに気づいていないのか、話しながら辺りを見渡している。

 かなり混乱してるなと思いながら移動を続ければ、ようやくギャロップの足音とウィンディの足音に気づいたのか、こちらの方へと視線を向けて来た。

 

「うお!?なんだありゃ!?跳ね馬の匣アニマルか!?」

 

「え!?でも、ディーノさんってあんな馬だったか!?炎はオレンジだったはずだぜ!?」

 

 ギャロップの姿を見て、隼人と武の2人が驚いたように声を上げる。

 どうやら、ディーノさんが連れている天馬を連想させたようだが、彼の天馬はオレンジの炎・・・・・・対するギャロップは青紫の炎のため、よくわからない状態のようである。

 まぁ、それも仕方ないことかと思いながら、ギャロップを走らせたわたしは、彼らが近づくと同時に、ギャロップ越しにひょっこりと顔を出した。

 

「隼人!武!よかった、やっと見つけたよ!」

 

「え!?ナツ!?」

 

「奈月さん!?リボーンさんと骸まで!?」

 

 わたしの姿を見た隼人と武が目を丸くして驚く中、2人の元に近づきながら、ギャロップとウィンディにスピードを落とすように指示を出す。

 2匹は小さく頷いたのち、てくてくとその歩幅を小さくしていった。

 

「全く・・・・・・アルセウスにも困ったものだね。げきりんの湖からかなり離れてる位置に2人を召喚すんなっての・・・・・・」

 

「この様子だと、ヒバリやアホ牛、了平の奴もかなり離れた位置に放り出されてる可能性が高いな。」

 

「不幸中の幸いと言えば、凪だけはこの世界に飛ばされていながらも、広大な自然の中に放り込まれていないことでしょうか。

 少しだけ繋がりを通して様子を見たところ、彼女はどこか広い屋敷の中にいるようです。」

 

「・・・・・・凪がいる屋敷だけど、どうもDさんを含めたプリーモファミリーがいるっぽいね。

 わたしも凪の様子を確認しようと思ったんだけど、その繋がりを強制的にDさんの方へと繋げられた。

 それで、彼が意図して自身の目を貸して来たため、凪とプリーモファミリー全員を確認することができたよ。」

 

「・・・・・・流石、桜奈ある場所にプリーモファミリーの影あり・・・・・・だな。」

 

「まぁ、プリーモファミリーの中にはあの執着猛毒怨霊がいたりしますからね。どこに行ってもあの男ならば憑いて来ると思いますよ?」

 

「骸。Dさんからの伝言。“彼女に執着してるのは君も同じでしょう。やかましいですよ”・・・・・・だって。」

 

「“やかましいのはそっちですよ怨霊ストーカー”と伝えておいてください。」

 

「ついでに“不審者は帰れ。プリーモファミリーに燃やされろ”も追加でな。」

 

「“そっちこそ帰れ、私の邪魔をするな”とのことらしいけど。」

 

「「“邪魔なのはお前だろ”」」

 

 ・・・・・・わたしを通じてなんか言い争い始めたなこの人ら。うん、とりあえずだ。

 

「隼人。武。今いる場所がどう言う場所であるのかを説明するよ。」

 

 大混乱中の2人に、ここの説明をしないとね。

 

 

 

 

 

          ⭐︎

 

 

 

 

 

「・・・・・・なるほどなぁ・・・・・・・・・。」

 

「奈月さんが、桜奈さんとして過ごしていた時にあったゲームの世界・・・・・・そのアルセウスって奴は、何を考えてやがるんですかね。」

 

「こっちが知ってるとしたら、アルセウスは桜奈のことを把握しており、桜奈を大切にしてるったことだな。」

 

「あとは、桜奈としてのわたしは無理をしてるような状態で、周りが本当の意味で見えないままに命を落とした姿を知ってるから、無理をすることもなく、自身が持ち合わせている渇愛を満たせる程の愛情を注がれて過ごしているわたしを見て、なんだか寂しくなったから遊ぼうって言われてることくらいかな。」

 

 隼人と武の2人に、わたしは自分たちが置かれている状況を説明する。

 最初、わたしがよく知るゲームの世界に飛ばされてしまったらしいと言う話を聞き、2人はかなりびっくりしていたが、アルセウスの力や、この世界には時間と空間を司る力を持つ神に等しいポケモンがいることを説明すれば、割とスムーズに理解してくれた。

 どうやら、わたしたち自身がそもそもタイムスリップを経験し、戦ったことがあることや、大人を赤ん坊にしてしまう強力な呪いなど、沢山の非現実的なものが大量にあることを知っているため、小難しい疑問はそこまで長く発生しなくなってしまったようだ。

 

「状況はよくわかったぜ。桜奈がポケモンって奴から大切にされていたってこともな。」

 

「データ上の世界が実際は存在する世界で、そっちにオレたちが飛ばされたってこともわかりました。

 にしても、流石は桜奈さんですね!神々にまで愛されてるなんて!」

 

「う〜ん・・・・・・神様から寵愛を受けたり、祝福を受けるのって、桜奈として生まれた世界ではロクなことにならないって話が常だけどね・・・・・・。」

 

 目を輝かせながら言葉を紡ぐ隼人に苦笑いをこぼしながらも、わたしはスマホロトムを操作して、一つのタマゴと、ゴージャスボールをボックスから取り出す。

 ・・・・・・何度見ても、瞬時にポケモンボックスからタマゴとか取り出せるの、絵面的にシュールだな。

 わたしの場合は、ディアルガやパルキア、ギラティナの力の影響があるって表現できるし、なんなら、アルセウスが手を貸してくれてるって話にすることもできるけど、実際のこのシステムはどうなんだ?

 

「はい、こっちのタマゴが隼人ね。君によく似たポケモンが生まれてくるからしっかりと育てて。

 リボーン。隼人にウルガモスを預けて。リボーンのポケモンは生まれたから、今度は隼人に孵化させるから。」

 

「ああ。わかった。」

 

 わたしの言葉を聞いて、リボーンはわたしが手渡した予備のモンスターボールのベルトから、ウルガモスが入っているモンスターボールを手渡す。

 急に紅白のボールを手渡された隼人は、混乱したような様子を見せていた。

 

「えっと・・・・・・なんスか、これ?」

 

「元々は桜奈の手持ちのポケモンだが、そのタマゴが孵化するまでの時間を短縮することができるポケモンが入ってるってことで、桜奈から借りていたんだ。

 だから、次は獄寺がそいつを腰に提げとくってわけだな。」

 

「腰から提げる・・・・・・?」

 

「うん。はいこれ。隼人の腰に取り付けて。」

 

「ベ、ベルト・・・・・・?」

 

「うん。モンスターボールを提げるためのもの。どうもわたしの荷物の中には、人数分の予備ベルトが入ってるみたいだからね。

 そもそもアルセウスはわたし以外のファミリーにもポケモンを持たせる算段だったみたい。ついでにこれ。荷物の中に入ってた。」

 

 ベルトを探す中でゴソゴソと作業をしていたところ、視界に入ったもの・・・・・・それは、この世界では必需品と言っても過言ではないトレーナーカードだった。

 トレーナーカードと同じサイズのカードには、“こちらは わたしから サクナ の たいせつなひとびとへ プレゼントしますね”、とひらがなとカタカタだけのメッセージが記されており、アルセウスがなんらかの権能を利用して作り上げたことがよくわかった。

 しかも、念の為にと偽装されてないか否かを確かめるために、スマホロトムにトレーナーIDを調べてもらったところ、正しい手順で発行されているものであることが判明したのである。

 

「・・・・・・なんだこれ?」

 

「カード・・・・・・のようですね。こちらはIDでしょうか?」

 

「それ、みんなのトレーナーカード。然るべき手続きで発行されてる正式な身分証明書だよ。

 アルセウスは、わたしたちがこの世界に長期滞在することを見据えて発行していたんだよ。」

 

「CHAOSだな・・・・・・」

 

「なんでもありですね、こちらの神様は。」

 

 全くもってその通りと言うように頷き、この場にいる全員にトレーナーカードを手渡す。

 

「一体いつのまにアルセウスはオレたちのこれを用意してやがったんだ・・・・・・。」

 

 リボーンの言葉に肩をすくめるだけで答えたわたしは、次に武に視線を向ける。

 トレーナーカードがあるからこそ、可能なやり方があるため、彼にはこの手段でポケモンを手渡そう。

 

「武にはこのボールを渡しておくよ。ボールのスイッチを押したら、ポケモンが出てくるから顔を合わせて。」

 

「ん?こうか?」

 

 武がゴージャスボールのスイッチを押すと、そこからは1匹のポケモンが姿を現す。

 

『ん〜・・・・・・やっとボールから出れたー!!あ、サクナちゃんじゃん。やっほー。』

 

 現れたのはラルトス。性別はオスで、レベルは5。始まりの御三家と同じレベルで、ある程度育成を済ませている子だが、この子は武に譲渡しよう。

 

「やぁ、ラルトス。こんにちは。突然なんだけど、キミにはわたしの友達のポケモンになってもらいたいんだ。おやはわたしだけど、この世界で生活するにあたり、キミの力が彼を守ることに繋がるからさ。」

 

『うん?ああ、だから彼にぼくのボールが渡されたのか!そう言うことなら任せてよ。しっかりとサクナちゃんの友達は守るからさ!』

 

 わたしの言葉に、笑顔を見せながら答えたラルトスは、武の方に視線を向ける。

 まじまじと彼を見つめたラルトスは、しばらくして小さく頷き、口元に笑みを浮かべた。

 

《オッケー、キミのことは把握できたよ。この場にいる全員もね。》

 

「「「「!!?」」」」

 

 そして、ラルトスはすぐにテレパシーを使ってリボーンたちに声をかける。

 まさか、ポケモンから話しかけられるとは思わなかったのか、わたし以外全員がビックリしたような様子を見せた。

 

《はは。驚き過ぎだよ。ぼくらのようなエスパータイプを持ち合わせているポケモンや、波動と呼ばれるものを使ってあらゆる物事を判断し、波長を合わせて接触することができるリオルやルカリオといったポケモンならば、普通にできる芸当なんだからさ。

 まぁ、見た感じ、キミらはこの世界に急に飛ばされたようなものみたいだし、驚かない方が無理があったかな。》

 

 穏やかな少年声が頭の中を反響する。

 なんとなく、某運命の物語をベースにした人理修復の旅に出てきた最古の英雄王の親友だった兵器なランサーに似た声だな・・・・・・と少しだけ思いながらも、ラルトスに視線を向ければ、彼は口元に笑みを浮かべたまま武を見上げる。

 

《なんにせよ、これからぼくはキミのポケモンになるからよろしく頼むよ。レベルはそれなりに上がってるから、タマゴから生まれたポケモンを鍛えるのも手伝おう。》

 

 そこまで言って、ラルトスはわたしの方に視線を向ける。

 すぐに軽くしゃがみ込んで、ラルトスに視線を合わせれば、彼は嬉しげに笑った。

 

《サクナちゃん。ぼくのボール登録を解除してもらえるかな?その後、新しいボールをこの子に渡して。

 このままぼくがこの子の手持ちになったら、この子とぼくの足並みが揃わなくなってしまうからさ。》

 

 ラルトスが口にした懸念は、レベル問題だった。言われてみれば確かに、このままジムバッジを持ってない武に、わたしが親のままになっているラルトスを譲渡したら、最終的にレベルによる厄介な壁にぶち当たってしまう。

 となると、確かにボールの登録を解除して、武に改めてこのこのおやになってもらった方がいい関係を築けそうだ。

 

「わかった。武。そのボールをこっちに。」

 

「ん?わかったぜ。」

 

 武に手渡していたゴージャスボールを回収したわたしは、その場で特定の操作を行う。一度捕まえたポケモンを逃すための操作だ。

 逃すための操作をさっさと行えば、手にしていたゴージャスボールが真っ二つに壊れる。

 同時に、先程このボールの中に入っていたラルトスの登録が解除された。

 

「ボールはどれがいい?」

 

《可能ならば、もう一度ゴージャスボールかな。やっぱり一番居心地がいいボールだからさ。》

 

「わかった。」

 

 それを確認したわたしは、改めてラルトスにボールを選んでもらい、空のゴージャスボールを武に手渡す。

 わたしからゴージャスボールを手渡された武は、その場で首を傾げた。

 

「ラルトスにボールのスイッチがある方を向けて差し出してあげて。そうすれば、彼はその中に入ってくれるはずだよ。」

 

「?こうか?」

 

 武がラルトスにスイッチを向けながらゴージャスボールを差し出せば、ラルトスはすぐにそのスイッチに触れる。

 その瞬間、ラルトスは光に包まれ、ゴージャスボールの中へと吸い込まれた。

 

「うお!?」

 

 急なことに武が驚いたように声を上げる。

 そんな彼を他所に、ゴージャスボールはゆらゆらと3回揺れ、カチンッと無機質な音を響かせた。

 

「うん。無事にラルトスをゲットできたね。」

 

「ゲット・・・・・・これが、ポケモンを捕まえるってことなんだな。」

 

「そうだよ。さて、これで晴れて武は自分のポケモンを手に入れたわけだけど、名前はどうする?」

 

「名前?」

 

「そう。自分だけのポケモンに、呼び名をつけることができるんだよ。もちろん、そのままでも問題はない。

 ちなみに、リボーンは手持ちの子に名前をつけていたよ。ソルジェンテって名前をね。」

 

「名前・・・・・・名前かぁ・・・・・・」

 

 わたしの言葉に少しだけ考え込んだ武は、静かに口元に笑みを浮かべる。

 その様子から、彼はラルトスに名前をつけようとしているのだとすぐにわかった。

 

「ワカバ・・・・・・オレのラルトスには、ワカバって名前をつけるぜ!」

 

 笑顔で名前を口にした武に、わたしは静かに頷き返す。

 そして、武にはその場でゴージャスボールを軽く上に投げるように告げ、その名前を彼に伝えるように指示を出した。

 

「出てこい、ワカバ!」

 

 わたしの言葉に頷いた武は、その場で軽くボールを上に投げる。

 そこから光を伴って姿を現したラルトスは、口元に笑みを浮かべながら、武に視線を向けた。

 

《ワカバか。ありがとう、マスター。ぼくに名前をつけてくれて。これからぼくは、マスターのポケモンで、ワカバの名前を持つポケモンだよ。》

 

「ああ。これからよろしくな、ワカバ!」

 

 ラルトスの名前を口にしながら、その視線を合わせた武は、彼にそっと手を差し出す。

 ラルトスはすぐにその意図に気づき、口元に笑みを浮かべたまま、武の手を握り返すのだった。

 

 

 




 桜奈(沢田 奈月)
 自身のファミリーに、かつての自分の名前を明かし、同時に、ポケモンの世界ではその名前で生活することになったボンゴレ10代目。
 アルセウスが用意した全員分のトレーナーカードに頭を抱えそうになったが、まぁ、これ、この世界の身分証明書だしな・・・・・・と考えながら、トレーナーカードを渡した。
 この度、山本にオスのラルトスを譲渡し、ポケモンのタマゴを獄寺に手渡した。

 手持ち
 原種ギャロップ♂(色違いオヤブン個体)
 ラティオス(メガシンカ可能)
 オオニューラ♂(オヤブン個体)
 ウィンディ♂(最大個体)
 ウォーグル♂(最大個体)
 ????


 リボーン
 トレーナーカードを桜奈から手渡され、軽く困惑していたが、アルセウスのせいだと聞かされて納得したヒットマン。
 メッソンをどうやって育てようかと思案中。

 手持ち
 メッソン♂


 六道 骸
 神に当たる存在はなんでもありかと軽く引きながらも、トレーナーカードを受け取った10代目の霧の守護者。
 生まれたあとのポケモンを手渡されていた山本にちょっと嫉妬した。

 手持ち
 ファイアロー♀(桜奈からレンタル中)
 タマゴ (もうすぐうまれそう!)


 獄寺 隼人
 気がついたら見知らぬ土地に山本と一緒に飛ばされていた10代目の嵐の守護者。
 しかし、割と早く奈月と合流することができたため、混乱状態はのちに収束した。
 野生のポケモンを見て、あんな動物いたか?と思っていたが、自分が知らない生き物であることを知りビックリした。

 手持ち
 ウルガモス (桜奈からレンタル中)
 タマゴ (まだまだじかんがかかりそう)


 山本 武
 気がついたら獄寺と一緒に見知らぬ場所にいたため、かなり混乱していた10代目の雨の守護者。
 しかし、かなり早く奈月と合流できたので、次第にそれは落ち着いた。
 元々は奈月がよく知るゲームの世界だと聞かされ、かなりビックリしたが、それはそれとして楽しそうだと笑っていた。
 この度、奈月より1匹のラルトスを譲渡された。

 手持ち
 ラルトス♂ 名前:ワカバ
 特性:テレパシー 性格:ようき


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