「マタ大艦隊ノ侵攻ダトォ!?今度ハドンナ奴等ガヤッテキタノダ!」
人類の帝国から派遣された大艦隊を撃退した直後に別の
「敵艦隊ハ監視システムニ引ッ掛カリマシタ。コチラデス!」
「コ、コレハ……人間並、イヤ、ソレ以上ノ大艦隊デハナイカ!?」
モニターに映る
「敵艦隊ヲ解析シタトコロ奴等ノ船ハ生体部品デ構成サレタ有機的ナ宇宙船ノヨウデス」
「フーム、人間共トハ随分違ウナ。マア、我々ノヤル事ハ変ワラン。我々自慢ノレールガンデ超遠距離カラ砲撃シテヤルノダ」
「ダガ人間共ノ相手ヲシタセイデ我々モ消耗シテイル。ソシテ敵ノ圧倒的ナ物量……コノママデハ押シ切ラレルゾ」
「ムス様ニ例ノ秘密兵器ノ使用許可ヲ頂クベキデハ?連中一塊ニナッテ歪ミ空間ヲ行動シテマスシ一網打尽ニデキルカト」
「駄目ダ、アレハ渾沌ノ連中ニ対抗スル為ノ決戦兵器ナノダ。今ハマダ使ウ時デハナイ!」
高官達は
「ウウム、ドウスレバ」
「将軍!ムス様カラ御通信ガ!」
「ナニッ!?ワカッタ、スグニデル!」
そんな中自分達の指導者であるムスから通信があったと聞いた高官達は慌てて通信に応じる。
「多忙なところすまないな」
「ハッ!イイエ、偉大ナル預言者ムス様ノ御言葉ハ何ヨリモ優先サレル事デアリマス!」
「そうか、お前達の忠誠嬉しく思う。では早速だが本題に入ろう。人類の帝国入れ替わりに侵攻してきた
「オオッ!」
ムスの言葉に高官達は色めき立つ。敵艦隊と本格的に交戦を始める前に敵の情報を知る事ができたのはスケイヴンにとって幸運な事であった。
「それと迎撃に出る部隊についてだがペスティレンス氏族の部隊を前線に出せるか?」
「可能デアリマス!」
「では彼等を前に出せ。それと神から
「カシコマリマシタ!偉大ナル預言者ムス様ノ言ウ通リニイタシマス!」
その後ムスから幾つか指示を受けた高官達は興奮しつつも敵艦隊……ティラニッド達を迎撃する準備を進めていくのであった。
「アハハハ神カラ御告ゲガアッタゾウッ!我々ガ前線ニ出ル事ニナッタ!オ前達準備ハヨイカ?」
出撃の命令を受けたペスティレンス氏族の主教の一人はいよいよこの時が来たと興奮していた。
彼等ペスティレンス氏族はスケイヴン達の中でも有力な氏族の一つとして有名であったが、
「我々ハスケイヴンノ繁栄ノ為ニ、
「ハイ、大僧正様」
「ウム、デハ行コウ!我等ノ信仰ヲ敵ニ見セテヤロウデハナイカ!」
最前線で戦うという実質死刑宣告を受けた彼等であったが、まったく恐れる様子を見せず移動を始めるのであった。
「さて、ムス殿はティラニッドに対してどんな対抗策を取るつもりなのですか?」
「腹を空かせている彼等を饗してやる予定だ。御馳走を用意してな」
「ほう!彼等を饗すと?あの害獣を饗そうとするとはムス殿はお優しい御方だ……しかし彼等が感謝するとは思えませんが。なにせ連中は自分達以外の有機生命体は全て餌だと認識していますからな」
「問題ないぞロクシア、我々が用意した御馳走を食べれば腹ペコ虫共も感激してくれるだろうよ」
「敵艦隊、射程距離ニ入リマシタ!」
「ヨシ!大型レールガン一斉射撃!」
そして時間が経過し、ティラニッドの
「コノママ射撃ヲ続ケツツ艦隊ハ腹ペコ虫共ト付カズ離レズノ距離ヲ保ツゾ、ワカッテイルナ?」
「ハイ!」
スケイヴンの艦隊は
「アーーーッダメデス!敵ヲ止メラレマセン!敵艦隊ガ多数降下シツツアリマス!」
「落チ着ケ!予定通リダ!惑星ニ展開シタペスティレンス氏族共ニ任セロ!我々ハ引キ続キレールガン射撃デ奴等ヲ削ルゾ!」
「シカシムス様ハ何故アノ気狂イ共ヲ前ニ出ソウトオ決メニナッタノデショウカ?」
「サァナ?生贄ニデモスルツモリナンジャナイカ?」
「来タゾッ!アレガ我々ノ敵、救イ難イ飢エタ獣共ダ!」
惑星に降下した
「……………」
そんな汚物を超えた汚物のような有様を見ても
「イクゾッ!我等ノ手デ奴等ニ救イヲ与エルノダ!」
「ウオオオォッ!」
「……………」
そして
「……………」
交戦が始まって一ヶ月が経過した。戦いは
勝利した
「……………」
リッパースウォームと呼ばれる個体が膨大な数で行動しあらゆる有機生命体を捕食していた。
科学物質によって重度に汚染された惑星の動植物達……
死んだ後も有害物質を撒き散らし汚染を広げるペスティレンス氏族達の死骸……
そして事前に散布され惑星のあらゆる有機物に混ざった
これら全てを取り込んだ
「ク、クククッ、いやまさかまったく躊躇せず捕食するとは。食わず嫌いをしないのは素晴らしいな……だがわかっているのか?お前達が貪り、そしてこれから喰らおうとしている種族はただの餌ではない。銀河を蝕む毒であり毒餌なのだ……たっぷり味わうといい。
「ハイ、ムス様!」
<人物紹介>
●鼠人間(スケイヴン)
→新たな侵略者に対して一致団結して迎撃しているが、またしても圧倒的な物量にウンザリしている模様。肉体は貧弱だが汚染されきった劣悪な環境でも生存できるタフな種族である。
今回は超遠距離からレールガンで戦力を削りつつ惑星の生贄もとい防衛はペスティレンス氏族に任せる事にした。
●ペスティレンス氏族
→この世界では
惑星防衛の為に
●転生者(ムス)
→はるばる遠くからやって来たティラニッドに対して御馳走を用意して饗した鼠人間の鑑。今後もティラニッド達を饗してあげようと考える心優しい鼠人間である。
●ケイオス・スペースマリーンのロクシア
→ムスの護衛をしたりラットマリーンの育成を行ったりして忙しく働いており充実した様子を見せている。ティラニッド達と戦う予定はなし。
ムスの計画を聞いて結果が出るのを楽しみにしている模様。
●スケイヴン達の居住惑星の一つ
→後先考えないスケイヴン達によって乱開発され、兵器生産などで発生した科学物質等に汚染されたクソみたいな環境の惑星。スケイヴンの勢力圏では非常にありふれた光景であり、スケイヴンなら問題なく活動できるので大丈夫だ、問題ない。
●ティラニッドの
→宇宙蝗擬きで、スケイヴン達からは腹ペコ虫共と呼ばれている。いつも通り有機生命体を襲い捕食している。自分以外の有機生命体は全て餌であり、
●
→一体何スティーラー・カルトなんだ……事前にムス達の誠意ある説得()を受けて真の信仰()に目覚めた模様。額に埋め込まれた
スケイヴンタイドを購入しスケイヴンにハマった結果勢いで書きました。WARHAMMERの二次は二回目でが、今度は最後までプロットが出来てますので何とか完結させたいと思います。参考資料はコアブック(AOS&40K)とコデックスとバトルトームです。ネタバレですが「俺達の戦いはこれからだ!」エンドになります。
更新はゆっくりとしたものになります。今後は少しずつ投稿していく予定ですがよろしくお願いします。