「アンナニ鬱陶シカッタ人間共ヲアットイウ間ニ蹴散ラシテクレタゼ!」
「ラットマリーン様達ハ最高ダネ!暫ク滞在スルラシイシコノ惑星ハ制圧シタモ同然ダ!」
ラットマリーン達による蹂躙が終わった後、スケイヴン軍が好機到来とばかりに攻勢を強め前線を押し進めていた。ソルジャーラット達は
「オッ、人間ノ雌ノ死骸ダ。雄ヨリモ柔ラカクテイインダヨナ。ヨシ、コイツヲ軽ク炙ッテ食ベヨウゼ」
「エ~ッ?食エル肉ガ少ナイジャナイカ。ソレヨリコノデカブツノ死骸ニシヨウヨ。コイツナラ腹一杯食エルジャン」
「オグリンカァ、確カニソイツハ肉ガ沢山取レルガアマリ美味クナインダヨナァ」
「オイオイ、支給サレタ調味ソースガアルジャナイカ。アレヲカケタラドンナ肉ダッテ美味クナルダロウニ」
ソルジャーラット達はウキウキとした様子でご馳走となる肉を調達するために死体漁りを行っていた。スケイヴン軍にとって敵の死体は自分達の腹を満たすための肉でしかなく、死体漁りで肉を食うのは日常茶飯事であった。
「ソースハナァ、アレ飽キタンダヨ。絶品テリヤキソースハメッチャ美味イケド同ジ味バッカリダトキツイゼ」
「我儘ナ奴ダナァ、ジャア期間限定ノ『
「オオッ、アノ一度食ベタラ病ミツキニナルトイウソースカ!サンキューヤデ戦友!」
「ムフフ、代ワリニ一番イイ肉ヲクレヨナ」
呑気に雑談するソルジャーラット達は自分達の勝利を確信しつつリラックスした様子で死体の肉を食らい舌鼓を打つのであった。
「……畜生、あのクソ鼠共め」
ソルジャーラット達が仲間の死骸を貪るのを遠くから望遠鏡で確認していた
「よくも、よくも俺の戦友達を!」
「落ち着け、まだ手を出すな」
「ッ、わかっております
戦友達が無惨に貪られるのを見て怒りに駆られた新兵がラスガンを握りしめていたが
「上層部によれば近いうちに敵の侵攻が再開されると予想されている。我々はスペースマリーン達と協力して鼠共を迎え撃つぞ。スペースマリーン達の奇襲を成功させる為にも我々は少しでも時間を稼ぐ。つまり私と貴様らはここで死ぬまで戦うというわけだ……貴様等覚悟はいいか?」
「はい
自軍の勝利の為ならば喜んで死ぬ覚悟を決めた兵士達を見て
「うむ、貴様等の活躍に期待している……皇帝陛下の為に!」
「「「「「皇帝陛下の為に!!」」」」」
「ナア
「フン、当タリ前ダロウ。奴等ハ弱イガ馬鹿ジャナイ。応援ヲ呼ンデ俺達ヲ迎エ撃ツダロウヨ」
一方その頃、ラットマリーンの
「応援ネェ、スペースマリーン共ガイナケリャイインダガ」
「イヤ、確実ニイルダロウナ。俺達ニ対抗デキルノハアイツ等クライダシ、人間共モソレハ理解シテイルハズダ」
「マァソウダヨナァ」
増援としてスペースマリーンが来ない事を期待するチュウメイであったがネズローは否定する。精鋭である自分達ラットマリーンと戦える人類はスペースマリーン位だと確信していたのだ。
「調子ニ乗ッテル
「ダガイズレ戦ウ事ニナルシ今カラ経験ヲ積ンデオク必要ガアル。装備ノ性能ハコチラガ上ダシ酷イ事ニハナラナイダロウサ」
チュウメイの言葉を聞きつつもネズローは予定通り研修を再開する事を決意する。もしスペースマリーンと戦う事になっても装備の差で優位がある為全滅する事はないだろうと考えていた。
―キキキ!御告ゲガアッタゾウッ!奴ガ、奴ガ待チ構エテイルゾッ!今度コソ奴ヲブチノメセト神ハ仰ッテイル!―
「……チッ」
「ウワァ、マジカヨ」
だが自分のパワーアーマーから突如として聞こえてきた謎の声を受けてネズローとチュウメイは苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべる。パワーアーマーに住み着いた鼠のディーモンはこれから戦う敵が厄介な存在だと二人に知らせてきたのだ。
「アイツ、アイツカァ……イヤ
「ダガ
「ソレハワカッテルケドサァ。ハァ、トンデモナイ研修ダゼ」
ネズローとチュウメイは渋い顔を浮かべつつ決戦に向けて準備を始めるのであった。
「ナァ、応援ヲ呼ンダ方ガイインジャナイカ?」
「アア、ソノツモリダ。神カラノ御命令デハ増援ヲ呼ンデハイケナイトハ言ワレテナイシナ」
「エー、ソウイウワケデ敵ニヤベー奴等ガイルトワカッタ。貴様等油断シテタラ死ヌゾ?」
「「「「「「エェ……?」」」」」」
「パワーアーマーニ住ミ着イテイルディーモンカラノ情報ダ、先日ノ雑魚共トハ次元ガ違ウ強敵ガイル事ヲ覚悟シテオケ。
「ハイ!装備ノ差デゴリ押シテ集団デ連携シテ対応シ、AIノサポートヲ受ケツツ遠クカラ最新鋭ノ武器デ奴等ヲ穴凹チーズニイタシマス!」
「ヨシ!ソレデイイ!間違ッテモ白兵戦ヲ挑モウトハ思ウナヨ!」
ネズローとチュウメイは
「イイカ、余計ナ事ハセズAIノ指示ニ従エ!イザトナレバ脱出シテモ構ワン!トニカク足ヲ引ッ張ルナヨ!」
「ワカリマシタ!ア、デモ先輩方ハドウスルノデスカ?」
「俺ハ貴様等
「
「トニカクシブトイ人間ダヨ。今度コソ奴ヲ殺シテ
ネズローは腐れ縁となった因縁の相手を思い浮かべ殺意を漲らせる。この戦いで確実に始末し自分達の神である
「……古傷が痛む、奴がいるのか?」
「どうした
「いや、大鼠に付けられた傷が疼いてな。今度こそ駆除できればいいのだが」
「ああ、あのやたらしぶとい溝鼠の事か。奴とは何度も遭遇しているがそろそろ終わりにしたいものだ」
「そうだな、私も同じ思いだ」
<人物紹介>
●ソルジャーラット達
→頼もしい増援が来て我が軍の勝利は約束されたな!と呑気に考えている。なおスペースマリーン……
戦闘が終わった後の死体漁り兼食事はスケイヴン軍では当たり前の光景である。人間の肉は毒がなく臭みも少ないのでソルジャーラット達からは好評である。敵だけでなく同族の死骸を食べる事も多く敵対種族から嫌悪の眼差しを向けられているが、スケイヴン達はまったく気にしていないので大丈夫だ、問題ない。
●調味ソース
→スケイヴン軍で支給されている様々な味のソース。一番人気は絶品テリヤキソースだが他にも数十種類の味があるベストセラー品である。
期間限定品も存在しており、その中でも『
●
→死ぬ覚悟を決めて決戦に備える。スペースマリーンなら……スペースマリーンなら何とかしてくれる……!
●ネズローとチュウメイ
→
●パワーアーマーに住み着いたディーモン
→
ネズローはとある
●
→調子に乗っていたがヤベー奴がいると教えられ気を引き締める。ネズローとチュウメイは射撃戦なら未熟な
●ウルトラマリーンの
→一体誰トリアン・タイタスなんだ……ゴキブリ以上にしぶとい例のラットマリーンが来る事を察知して渋い顔をした。そして今度こそあの溝鼠を駆除しようと決意したのであった。
今後は少しずつ投稿していく予定ですがよろしくお願いします。