カルテットなCHEMY×STORY   作:相棒4869

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第5話 変身!こんしんかい

昼休み、懇親会が始まる

 

 

ロズワール「それじゃ~あ、懇親会の出し物を始めようぉか~な。」

 

 

そう言うと、ロズワールは1つの穴の空いた箱を取り出した

 

 

ロズワール「ここに皆の名前が書かれた紙があ~る。一枚ずつ引くから、名前を呼ばれた子からかくし芸を見せてくれたまぁ~え!!名前は………。」

 

一同『…………………。』

 

 

皆が緊張で黙る中、ロズワールがくじの中から引いた最初の一人目は……。

 

 

ロズワール「レルゲン先生!!」

 

レルゲン「……はい!?」

 

 

何故か副担任であるレルゲンだった。レルゲンは生徒達ではなく自分が選ばれた事に驚いた。

 

 

レルゲン「ロ……ロズワール先生!?どうして私がかくし芸をする必要が!?」

 

コキュートス「ソレハ……。」

 

 

何故生徒達ではなく自分の名前が書かれた紙が入ってたりと訳が分からないレルゲンがロズワールに聞こうとすると、コキュートスがレルゲンに向けて呟いた。

 

 

コキュートス「ロズワール先生ガ、楽ノシソウジャナ~イカト思ッタカラ!!」

 

ラム「なら、仕方ないわね」

 

レルゲン「くぅ!!」

 

 

コキュートスに続くようにラムも言い、それを聞いたレルゲンは歯を食いしばった。

 

 

ロズワール「仲良くなるのは全員だ~からね?皆の規範となる為にも、まずは先生からどうぞぉ。」

 

レルゲン「くぅ………!私は2組副担任エーリッヒ・フォン・レルゲン!それでは僭越ながら、我らが帝国国歌を斉唱します!!」

 

ターニャ(うわぁ……。)

 

 

ロズワールの説明に納得がいかないものの前に立ったレルゲンは、拳を胸に添えながら言い、それを聞いたターニャは少しだけ引いてしまう。

レルゲンは自分の世界の帝国国歌を斉唱したのだが、これと言って面白い物でも無く、当然全員の反応は薄いどころでは無かった。

それの周りの反応を見たダクネスは。

 

 

ダクネス「………見たかカズマ、錬太郎!?」

 

カズマ「はい見たぞ、カズマだ。」

 

錬太郎「うん、見たよ、錬太郎です。」

 

ダクネス「あの圧倒的にスベった様を!!」

 

錬太郎「スベってるね。」

 

ダクネス「誰もが!?人や人でない誰もが!?軽蔑の目で彼を見ているぞ!!」

 

カズマ「可哀そうだなー。」

 

ダクネス「今この瞬間彼は、種族を超えて!!もっとも非議された存在として晒されているぞ!!」

 

錬太郎「あれ?この展開……。」

 

レルゲン(や……止めて、止めてください……。)

 

 

テンションを上げながらカズマと錬太郎に話しかけてレルゲンのことを羨ましがっていた。

ダクネスの言う通り、殆どが興味が無い者や不思議がる者。

同じ世界の出身であるターニャ達からも呆れ&ドン引きな顔をされていた。

ヴァイスに至っては、笑いを堪えるのに必死だった

 

 

ダクネス「あぁ~!! 私もこのような目で皆に見てもらいたい!!」

 

カズマ「始まりやがった……。」

 

ダクネス「何故貴様は、おめおめと生きて居られるのか!?……と言わんばかりの目で!?」

 

ラム「………ッフ!!」

 

 

レルゲンの行動をアルベドやベアトリス、シャルティアと言った面々が目を半開きしながら見ていた

 

そんな光景をそう言い続けながら、何故か興奮し出したダグネスが羨ましがっているのを

錬太郎とカズマは呆れる中、ラムはレルゲンを見て鼻で笑った。

そんな対応の中、レルゲンは帝国国歌を最後まで斉唱し続けながらレルゲンは……

 

 

レルゲン(くっころ!!)

 

 

と心の中で思っていた

その後、レルゲンは撃沈した

ちなみに……

 

 

ゆんゆん「私……あの人と友達になれるかしら!!」

 

 

周りの反応を見たゆんゆんがレルゲン親近感がわき、普段の自分と重なったのか仲良くなれるかもと思っていた

撃沈しているレルゲンを無視して、ロズワールは紙を取り出す。

 

 

ロズワール「さてお次はぁ~と、おやぁスバル君だぁ~よ!!」

 

 

選ばれたのはスバルの様だ。

 

 

スバル「ラッキー!!レルゲン先生のお陰で、ハードルが凄い勢いで下がったぜ!!」

 

ラム「そうは言っても、バルスに何かまともな芸があるとは思えないわ。」

 

 

スバルは先ほどのレルゲンのスベリっぷりによって下がったハードルに安心したのか笑みを浮かべながら立ち上がるスバルに対してラムは話しかけた。

 

 

スバル「そう言われると思ったよ姉様?でもな、俺にはとっておきの特技が一つあるんだよ!!」

 

レム「流石スバル君です!!」

 

スバル「まだ何もやってねぇよ!!」

 

 

ラムの罵倒にスバルがツッコむとレムが喜び、まだ何もやっていない為、反応が早いとスバルはツッコむと皆の前に立った。

 

 

スバル「さぁ~て、ここに取り出しますは……ただの糸!!何処も切れてないし、繋ぎ目もありません!!でもここをこうして……こうしてこうすると………東京タワー!!」

 

 

スバルが見せたかくし芸はあやとりで、それで東京タワーを作ったのだが……。

 

 

一同『…………。』

 

ラム「………ハッ!!」

 

スバル「のぉおおおおおおおおおお!!やっぱり地味だったかぁ!?」

 

カズマ「スバルスバル」

 

スバル「ん……なに、カズマ?……」

 

カズマ「仮にあやとりの技術が良かったとしてもここにいるメンツはほとんど出身的に東京タワーを知ってる奴がいないんだからこの反応になるのは宿命だったと思うぞ……」

 

スバル「はっ!!そうだったあああああああ!!」

 

 

殆どが異世界から来た面子でもあって反応が無く、ラムにも鼻で笑われたを見てスバルは膝を床に付けて、頭を抱えながら叫ぶと

カズマがスバルに声をかけて、この教室にいるメンバーがほとんど異世界人なことを指摘すると、それに気づいたスバルは再び叫び出した。

すると慰める様にレムが話し出した。

 

 

レム「いいえ!レムは感服しました!それが何かはわかりませんが。」

 

錬太郎「フォローできてない……」

 

レムは、落ち込んでいるスバルに対して、フォローしきれていないフォローをする。

ちなみにゆんゆんは、先ほどのレルゲンと違い、スバルはエミリア達とよく話しているのを見ている為、親近感は湧かなかったらしい……

ロズワールは、再びくじを引く。

 

 

ロズワール「はいはい次の番……お!!レム君だぁ~ね!!」

 

 

レム「はい!!」

 

 

次のかくし芸の披露はレムに決まり、レムは前に立ちながら準備をした。

 

 

レルゲン「……え?」

 

 

その準備の最中、レルゲンは何故かレムにスイカを持たされ、困惑していると、レムの額から光るツノが生えてきて。

 

 

レム「ぬぅううう!!ハァアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

レルゲン「ぬわぁあああああああああああああ!!」

 

 

レムは少し狂気じみた笑みを浮かべながらモーニングスターをレルゲンが持つスイカ目掛けて振りかぶり、レルゲンの持っていたスイカが粉砕される。あまりの出来事にレルゲンは倒れてしまう。

その間にレムは、モーニングスターをキャッチする。

 

 

コキュートス「ミゴトダ……アレダケノシツリョウヲブレルコトナクアヤツリ、マトヲイヌクギジュツ。」

 

ラム「当然よ。レムは優秀なの。」

 

レム「でも、姉様には到底及びません。」

 

 

レムのかくし芸を見たコキュートスが賛美したのを見てラムが自分のように言った隣で、レムは謙虚しながらラムを褒めて席に座った

 

 

コキュートス「コノ赤髪ノ娘ガ……アレヨリ精度ノ高イ戦闘技術ヲ持ッテイルノカ?」

 

スバル「わっ寒ぅ!!」

 

 

そんなレムの話を信じてしまったコキュートスが呟いた後、コキュートスが放った冷気で少し寒さを感じたスバルだった。

それを見ていたターニャは。

 

 

ターニャ(なるほど………これは各陣営相手に能力を見せつける場と言う事か。全陣営のトップと交友が図れたとはいえ油断は禁物だ。考えるに我々の能力は決して高くはないだろう。能力の底を見せて、軽く見られるのは愚策だな……。)

 

ロズワール「じゃ~あ次のくじを引くよ~お!ロズワールいきま~す!」

 

 

隣のヴィーシャの話が聞こえないぐらい、アインズをメインにカズマとスバルを見ながらターニャが考えている中、ロズワールがふざけながらくじを引き、芸を見せる人が決まった。

 

 

ロズワール「お!!次はヴァイス君だぁ~ね。」

 

ヴァイス「はい!!」

 

ターニャ(まぁ……ヴァイスならうまくやるだろう。)

 

 

次はターニャの部下であるヴァイスの番だった。ヴァイスは大きく返事しながら前に出ていった。

ターニャはヴァイスなら大丈夫だと思っていたのだが…

 

 

ヴァイス「帝国203魔導大隊、マテウス・ヨハン・ヴァイス大尉であります!!私はこれと言った芸を持ち合わせておりませんので……せめて!!」

 

ターニャ「ハァ!?」

 

ヴァイス「第一ボタン!外します!!」

 

ターニャ「干渉術式!!」

 

ヴァイス「がぁああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

ヴァイスが芸が持ち合わせてないと言う理由で何故か服を脱ごうとしたため、ターニャは干渉術式でヴァイスを止めた。

 

 

ヴィーシャ「あ……あ……あ……」

 

ターニャ「………お見苦しいものをお見せした!!」

 

 

気を失ったヴァイスをケーニッヒとノイマンとグランツが運んだのを見てヴィーシャが戸惑う中、ターニャはさっきの事に対して全員に謝罪した。

 

 

ダクネス「あのような仕打ちを!私にもくれぇ!!」

 

カズマ「黙りょうなダクネス!!」

 

アインズ・スバル((……仲良く出来る気がしたのは、気のせい……かも。))

 

カズマ(まあ、あれは仕方ねえな……)

 

 

ターニャがヴァイスにした事を見てダグネスがまた興奮したのをカズマが収める中、アインズとスバルは先日仲良く話していたのにとターニャの行動にドン引きしながらそう思った。

カズマはアクア達に似た様なことをしている為、特に気にしていなかったが

そんな中、ロズワールは再びくじを引き。

 

 

ロズワール「次はダクネス君だぁ~ね。」

 

カズマ・錬太郎「え………」

 

ダクネス「あ~///……お……わ、私は、一人では出来ないので……だ、誰か協力してはくれまいか?」

 

カズマ「おい!、先生!悪いんですがこいつのかくし芸は無しで!」

 

ロズワール「い~や、あみだくじで選ばれたものには必ずやっても~らう~よ!それとダクネス君に協力するのは他の人達と仲良くなる為にカズマ君と錬太郎君以外で~ね!」

 

錬太郎「いや……いやいやいや!!」

 

 

次に芸を見せる事になったのはダグネスで、指名されたダグネスは身体をもじらせながら他の皆に協力を頼んだ

嫌なことになると思ったカズマは辞めさせようとするが、ロズワールに却下されてしまいしかも、協力するのも別の人にする様に言われてしまった。

 

 

グランツ「じゃあ俺!俺が手伝いますよ!!」

 

カズマ(なぜ俺の話を聞いてといて立候補した!?)

 

ターニャ「何でアイツ、あそこまで聞いて、立候補してるんだ?」

 

ヴィーシャ「さ、さぁ………?」

 

 

カズマの話を聞いておきながらなぜかグランツが協力すると言って、グランツが前に出る。

グランツはダクネスによって鞭を持たされる

 

 

ダクネス「わ……私は身体が丈夫なのがとり得で、そ、それを証明する為に………い、今からこの屈強な男に鞭で!!まさに鞭で思うように叩かれるのを、耐えて見せようではないかぁ~!!」

 

カズマ・錬太郎「…………」

 

グランツ「え……えぇええええええ~……!」

 

 

そのダグネスが腰を振りながら説明したのを聞き、ダグネスから渡された鞭を持ったグランツの顔は青ざめてしまう。

カズマと錬太郎はもう知らんとばかりに黙り込んでしまった

 

 

ダクネス「さぁ軍属の男よ!!その手に持った鞭で、何時もやってる様に私を容赦なく打ち付けるが良い!!」

 

グランツ「やってないですよ!?」

 

 

笑みを浮かべながら腰を振り続けるダグネスの話にグランツはツッコむと周囲の目を気にする。

クラスメイトの目に浮かんでいたのは、軽蔑の視線だった。

 

 

ラム「最低ね、あの男。」

 

コキュートス「武人ノ風上ニモオケヌナ。」

 

レム「本当に最低です。」

 

グランツ「いや……いやいやいや……え?!

 

 

ラムとコキュートスとレムの言葉を聞いて、グランツは首を振ってそれを否定しようとする。

すると、スバルが前に出てくる。

 

 

スバル「おいそこの兄ちゃん!女の子ってのは、大事に扱わなきゃダメなんだぜ!!」

 

グランツ「俺は何もやってない!!ねぇ!?」

 

 

前に出たスバルの言葉に追い打ちをかけられたグランツは仲間達に助け舟を求めたのだが……。

 

 

ケーニッヒ・ノイマン「「………プイッ!!」」

 

グランツ「プイじゃないよぉおおおおお!!」

 

グランツはケーニッヒとノイマンに、関わりたくないとばかりにそっぽ向かれたのを見て思わず絶叫した。

ヴィーシャが口を開く。

 

 

ヴィーシャ「グランツ中尉……。」

 

グランツ「んお………?」

 

ヴィーシャ「最低ですね。」

 

グランツ「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!」

 

 

そんなグランツに止めを刺すかのごとく、ヴィーシャがゴミを見るかの様な目でグランツを見て、グランツは絶叫する。

それを見ていたダクネスは。

 

 

ダクネス「どうした!?早くやったらどうだ!?もう一人増えたか……もしや!?二人がかりで私をどうこうしようってつもりなのか!?何て酷い辱めを!?いやぁ……だが!!それも受けて立とう!!」

 

スバル「何で俺も加えられてんだよ!!」

 

 

そんな最中でもダグネスは何時も通りどころか、前に出たスバルも参加すると勘違いして更に興奮した笑みを浮かべながら腰を振り、その言葉にスバルは慌ててツッコんだ。

 

 

スバル「本当に最低ねバルス。」

 

コキュートス「武人ノ風上ニモオケヌナ。」

 

レム「そんなスバル君も嫌いではありません!!」

 

スバル「おいおいおいおいおいおい!!お~いぃ!!」 

 

アインズ(カズマの言ってたアレ本当だったの!?てか、何でスバルも前に出たの!)

 

ターニャ(カズマはこんなやつと組んでいると言うのか?)

 

 

それを聞いて勘違いしたラムとコキュートスとレムにスバルがツッコみ、アインズがダクネスの行動に驚いて、ターニャが疑問に思っている中、見かねたカズマが

 

 

カズマ「いい加減にしろ!!」

 

(ボコ!)

 

ダクネス「ああん!!///」

 

一同「えっ……」

 

 

いい加減にしろとダクネスを殴りつけた。いきなりの行動に、アインズやターニャを含めた教室にいるメンバーが呆然とした。

 

 

カズマ「もうこの際性癖を出すなとは言わねえが、他のところの人たちに迷惑をかけてんじゃねえ!!」

 

ダクネス「ああ!いいぞ、カズマ!もっと殴りつけ……」

 

カズマ「…………ダ・ク・ネ・ス? 」

 

ダクネス「す、すいません……」

 

カズマ「ああ、悪いなスバル……とグランツさん」

 

スバル「お、おお?」

 

グランツ「え?、あ、うん」

 

 

カズマに殴られたダクネスはまた興奮していた、そんな状況を見たグランツとスバル同様先ほどのメンバーが軽蔑の言葉を言おうとしたが、カズマが強烈な目つきで見られて怖声でダクネスの名前を呼んでいて、それどころではなかった。カズマに怖声で呼ばれたダクネスは慌てて謝罪した。

それを見た小林コンビと……

 

スバル・グランツ「何だそのコンビ名!!」

 

 

……う、うっふん!小林コンビと教室メンバーは呆然としていた

転移転生組は

 

 

スバル(カズマ…スゲえな……)

 

アインズ(慣れてるな……)

 

ターニャ(よくあんな獣を収めることができたな……)

 

 

そんなふうに思っていた

 

 

 

カズマ・ダクネス『いせかる!!』

 

 

カズマがダクネスを連れて行くと

ロズワールは、再びくじを引くと

 

 

ロズワール「アクア君だぁ~よ。」

 

アクア「えぇ~?」

 

カズマ「何だよお前、何時もの宴会の時みたいに花鳥風月!!でもやればいいじゃねえか」

 

錬太郎「確かに、良くやってるじゃん」

 

 

引かれたのはアクアだったが、やる気のないアクアを見てカズマは錬太郎はそう言った。

 

 

アクア「あのね。芸ってのは請われてやるものじゃないの!?自分で楽しませようと思ってやるものなの!」

 

カズマ「めんどくせえな」

 

アクア「めんどくさいって何よ!」

 

ロズワール「うぅ~ん、それは困ったぁ~ね。」

 

 

そう言ってそっぽ向いたアクアにロズワールが困っていると、アクアはある事に気付いた。

 

 

アクア「ん?あっ!ねえ!別に魔法とかでも良いのよね!?」

 

ロズワール「まぁ……クラスの皆が驚くような魔法があるな~らね。」

 

アクア「じゃあやるわ!!私のとっておき!!」

 

錬太郎「えっ?ちょっと待って」

 

 

ロズワールの返答を聞いたアクアは立ち上がると、後ろらへんに座っているアインズを睨みながら。

 

 

アクア「この中で私しか使えない最強魔法……セイクリッドターン・アンデッドを……!」

 

カズマ「クラスメイトを消そうとするんじゃねえ!」

 

アクア「ふぎゃ!!」

 

 

そう言いながら腕に魔力を込めたのを見てカズマはハリセンでアクアの頭を叩いた。

 

 

アクア「だって!!あんな不純な連中と一緒なんて許せないじゃない!!」

 

カズマ「だとしても、やっていい事と悪い事があるだろ!」

 

アインズ「…………。」

 

 

立ち上がりながらアクアが言った事にカズマはまたツッコむ中、アインズは前回の件から全身に防御魔法をめちゃくちゃ展開していた。

 

 

ロズワール「はぁ~い!!と言うこぉ~とで、アクア君の出し物はカズマ君と~の夫婦漫才でぇ~した!!」

 

カズマ「おい!待て!!」

 

アクア「ちょっと、待って!!」

 

カズマ・アクア「こいつと夫婦とか勘弁してくれ(よ)!」

 

スバル「いや、息あいすぎだろ…」

 

ターニャ「とても苦労している様には見えないな」

 

アインズ「昨日色々言ってた割には気が合う様ではないか」

 

 

ロズワールの締めの言葉にカズマとアクアは冗談じゃない!とばかりに、その関係を否定した。

しかし、あまりのツッコミのタイミングの良さに、スバル達は逆に感心していた。

 

 

錬太郎「会ったばかりの人たちでも同じこと思ってるんだね」

 

クロスウィザード「みたいだね」

 

ゆんゆん「中微笑ましいで……す……」

 

めぐみん・ダクネス「……………」

 

錬太郎・クロスウィザード・ゆんゆん(あっ……まずい……)

 

 

その反応に錬太郎達は、初対面でもそうなるんだとばかりな反応だった

めぐみんとダクネスは嫉妬していたが

 

 

カズマ・アクア『いせかる!』

 

 

ロズワールは再びくじを引くと

 

 

ロズワール「次は錬太郎君だ~ね!」

 

錬太郎「あ、僕?分かりました」

 

カズマ「随分と俺らのところが続くな」

 

ゆんゆん「錬太郎さん頑張ってください!」

 

クロスウィザード「とっととやっちゃって!」

 

 

錬太郎のくじが引かれていた

錬太郎はクロッチとゆんゆんに言われるがまま前に出るのであった

 

『ガッチャードライバー!』

 

錬太郎「いくよ。ホッパー1、スチームライナー。」

 

ホッパー1『ホッパー!』

 

スチームライナー『スチーム!』

 

 

シャルティア「何でありんすか?あの腰につけたものは?」

 

ベアトリス「あの紙はなんなのかしら………?」

 

 

錬太郎はガッチャードライバーを装着するとホッパー1とスチームライナーに語りかける、ホッパー1とスチームライナーは錬太郎に分かったという様に答えた。

周囲の人たちがそうざわめく中、錬太郎はベルトにホッパー1とスチームライナーのカードを装填した。

 

 

『ホッパー1!』『スチームライナー!』

 

 

ベルトが装填したカードに宿るケミーの名前を読み上げるとともに、軽妙な待機音声を流す。

錬太郎は変身ポーズを構えると

 

 

錬太郎「変身!」

 

『ガッチャーーンコ!』

 

『スチームホッパー!』

 

錬太郎「ガッチャード。錬金戦士『仮面ライダーガッチャード』だ!」

 

 

錬太郎は仮面ライダーガッチャードスチームホッパーに変身した

それを見たクラスメイトは

 

エミリア「ガッチャード………?」

 

ヴィーシャ「姿が変わりました!!」

 

アインズ(ほう、仮面ライダーか………。たっちさんが居たら、大喜びだったんだろうな………。)

 

スバル(えっ?カズマの仲間のアイツ、仮面ライダーだったのかよ!?)

 

ターニャ(ほう、カズマの話にはなかったが、あれがあの錬太郎というものが仮面ライダーに変身するとは。)

 

 

心の中で騒いでいた

するとアインズがあることが気になり錬太郎に聞く

 

 

アインズ「少しいいか?」

 

錬太郎「はい!何でしょう?」

 

アインズ「お前の仲間も、変身とやらをできたりするのか?」

 

錬太郎「あ、いえ仮面ライダーに変身できるのは僕だけです」

 

アインズ「そうか(えっ?そうなの?てっきりカズマもできると思ったんだけど!?)」

 

 

アインズの質問に錬太郎が答えるとアインズは驚いたてっきりカズマも変身できると思っていたからだ。

ただ、ターニャは錬太郎のセリフに引っかかった

 

 

ターニャ「仮面ライダーにはとは?」

 

クロスウィザード「僕とゆんゆんが力を合わせて姿を変えて戦ったり、カズマも他のケミーの力を使って姿を変えたことがあるんだよね」

 

めぐみん「カズマの場合は初めてやった時に悲惨なことになりましたが……」

 

カズマ「一応それ以外にも、俺とアクアで仮面ライダーになった時はあったけどな」

 

スバル「えっ!そうなの?」

 

アクア「そうね、一時期的なものだったけど」

 

 

そう、ライダーではなくとも、元の世界でケミー達の力を借りて姿を変えて戦う事をカズマやゆんゆんはしてことをクロッチが答える

カズマもアクアと一時的に白狐の世界で仮面ライダーになった時のことを言う

 

 

スバル「にしてもカッケェな!」

 

エミリア「ええ!とっても!」

 

ラム「レムと同じ色なのが気に食わないわ」

 

アインズ「なかなかいい戦士ではないか!」

 

錬太郎「アハハ………」

 

 

カズマ「……………」(ポケットからカードを取り出す)

 

?「………(キラキラキラキラ)」

 

カズマ「……はあ………」

 

 

そんな中、錬太郎がガッチャードに変身しているのをみんなが見ている間、

カズマはとあるケミーカードを見ていたのであった。

 

 

 

カズマ・錬太郎・ホッパー1『いせかる(ホパホパ)!!』

 

 

 

錬太郎が変身解除して席に戻ると再びロズワールがくじを引く

 

 

ロズワール「ゆんゆん君だ~ね」

 

ゆんゆん「えっ!?わ、私!?」

 

カズマ「……大丈夫か…」

 

錬太郎「た、多分…」

 

 

くじの名前に書かれていたのはゆんゆんだった

しかし、錬太郎とカズマはゆんゆんが人と話すのが苦手な為、クラスメイト達に何か披露することができるか不安だったのだ。

 

 

ゆんゆん「え、え~と、私の特技は私は友達になってくれるなら誰とでも仲良くなれることです。花とか草とか生きていれば悪魔でも何でも!!!」

 

 

ゆんゆんはなんとか勇気を出して話し出したが、

人前で話すことのに耐えられなかったのか元の世界でめぐみんと互いが仲良くなれる水晶でめぐみんと一緒にバラされた己の黒歴史を緊張のあまり話し出してしまい。友達と言っているものがいくら意思を持った生物とはいえ、ただでさえ元の世界でも引くレベルなのに、錬太郎やカズマ達の世界でそれらが生きていると知らないクラスメイト達は、あまりに異常すぎて、ドン引きしていた

 

 

カズマ「おいおい待て待て!!」

 

錬太郎「クラスメイトの人たちが引いてるから!!」

 

クロスウィザード「僕たちの世界のことを知らないみんなからしたら何言ってんだって話だから!!」

 

ホッパー1「ホパホパ!!」

 

 

あまりの話内容に錬太郎達はゆんゆんの会話の内容を止めるのであった。

 

 

 

錬太郎・ゆんゆん『いせかる!』カズマ『とりあえず落ち着け!』

 

 

 

ロズワール「そろそろ良い時間だぁ~ね。皆にやってもらいたいけど、後2人くらいにしておくかぁ~ね。誰かやりたい人は挙手でぇ~す?」

 

 

懇親会も終わりに近づき、ロズワールはそう言うと、めぐみんが手を上げる。

 

 

カズマ「……既にダグネスが恥を晒して。」

 

ダクネス「なぁ!?」

 

カズマ「アクアの馬鹿さを世に晒して。」

 

アクア「ハァ!?」

 

カズマ「ゆんゆんが恥ずかしさでぶっ壊れて」

 

ゆんゆん「すいません……」

 

カズマ「錬太郎以外やらかしてばかりだから、これ以上俺らを困らせるのは止めてくれよめぐみん。」

 

めぐみん「ふふ~ん!任せてください!このような場で、私が大人しくするはずがないじゃないですか!!」

 

 

カズマは、今までのアクア達の恥晒しな行動を話しながら、めぐみんに釘を刺していた

 

 

カズマ「と言ってもお前がやるものなんてアレだけだよな……」

 

めぐみん「アレですよ」

 

カズマ「アレだよな……」

 

めぐみん「アレですよ!」

 

錬太郎「何回言うの……」

 

カズマ「本当にやるんだな?」

 

めぐみん「もちろんですよ!ゆんゆんなんかに負けない最大最高にして最強の爆裂魔法に決まってるじゃないですかぁ!!」

 

ゆんゆん「めぐみんにとってはいつも通りじゃないの!」

 

 

カズマとめぐみんは繰り返しの問答をすると、めぐみんは自信たっぷりに自分の個性を披露することを宣言するのであった

 

 

カズマ・めぐみん『いせかる!』ゆんゆん『ちょっと無視しないでよ!』

 

 

めぐみんにかくし芸の披露のためにみんなはグラウンドに移動する。

 

 

ロズワール「流石に体育館でやられたら大変だぁ~からね。目標はこちらで用意しぃ~たよ。」

 

 

校庭に出たロズワールが手を向けた先には、ハニワみたいな銅像が皇帝の中心に置かれていた。

 

 

めぐみん「対象が銅像なのは不満ですが、ひとまずは感謝するとします!!」

 

カズマ「一応確認だが先生、大丈夫なんだな?こいつは、爆裂魔法は本当に凄いんだからな」

 

アインズ「ほう…」

 

 

カズマがロズワールに確認すると、興味を持ったアインズが声をかける

 

 

アインズ「それは、是非とも見せて貰いたいですなぁ………。」

 

 

めぐみん「そこのアンデッド集団も目を見開いて見るが良いです!!紅魔族最強のアークウィザード、めぐみんの勇姿を!!」

 

 

めぐみんはアインズ達に自信満々にそう答えと

 

 

カズマ「ここまで期待されてるなら大丈夫だな。めぐみん見せてやれ!」

 

めぐみん「ええ!」

 

 

カズマに一押しされ、めぐみん爆裂魔法の準備に入る。

 

 

めぐみん「………輝きを秘めしこの力、不可視を我が元へとに導き、混沌より接触せんとす、今!!爆裂魔法が誘おう!!」

 

 

詠唱と共に魔方陣が展開し、めぐみんの周囲に魔力のオーラが大量に集まって来るのを見てカズマ達以外の面子はそれぞれ反応していると

次の瞬間。

 

 

めぐみん「穿て!エクスプロージョン!」

 

 

めぐみんの爆裂魔法が放たれ、銅像は木っ端微塵になった。

爆裂魔法を放てためぐみんは、笑みを浮かべていた。

 

 

めぐみん「ハァ………気持ち良かった、です。」

 

カズマ「90点だな」

 

めぐみん「ありがとうございます」

 

 

カズマがめぐみんの爆裂魔法の点数をつけているのを見ていたロズワールは。

 

 

ロズワール「言うだけの事はあって、これは本当に見事だったね。これでフィナーレにしても良いかぁ~も………。」

 

アインズ「いやまだだ。」

 

ロズワール「おんやぁ~?」

 

 

めぐみんの爆裂魔法を放って満足したのか、今度こそ終わりにしようとしたが、その声にアインズが待ったをかける。

 

 

アインズ「これほどの魔法とは……いや良いものを見せて貰った。代わりにと言ってはなんだが、私も一つ芸を出させて頂くとしよう。」

 

ロズワール「………で、何を?」

 

アインズ「そうだな………。」

 

 

懇親会を閉めようとしたが、アインズはめぐみんの魔法に感化されて、自らも何かをやろうとしていた。

アインズの話を聞いてロズワールは笑みを浮かべながら聞くと、アインズは顎に手を添えながら空を眺めた

 

 

アインズ(………かくし芸なんて、サラリーマン時代も一度しかやらなかったな。酷い営業先の忘年会で……色んな出し物あったけど結局店を出た後、これだってのが一番盛り上がったんだよ。)

 

 

アインズはサラリーマン時代の事を思い出しながら、校庭の真ん中に立ち手を広げ、めぐみんが出した何倍もの数の魔方陣を展開した

 

 

めぐみん「なぁ!?何ですかこの魔方陣の数は!?」

 

カズマ「マジか……」

 

ロズワール「とんでもない実力だぁ~ね。」

 

 

その魔法陣の数を見てめぐみんとカズマを筆頭に皆んなが驚き、その実力にロズワールが認めていたその直後

 

 

アインズ「ぬぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 

アインズはその魔法陣から光を発し、その光は空高くまで届いた。

やがて光が止むと、空はいつの間にか青空が曇り空で隠れていた

 

 

めぐみん「ん……あっ……」

 

カズマ「うあ?」

 

 

カズマ達が目を開けると曇り空になっており、雪が降って来ていた

大雪でも吹雪でもなく

小さく、そして儚く散ってしまいそうな雪が多く、されどゆっくりと降って来ていた

 

 

マーレ「わぁ~……!」

 

アウラ「凄いですアインズ様!!」

 

コキュートス「コレダケノ雪ヲ、オ見事デス。」

 

デミウルゴス「本当に……本当に素晴らしい!!」

 

シャルティア「当然でありんす!!至高なる恩方でありんすえ!!」

 

アルベド「えぇ……本当に、当然ですわ。」

 

 

アインズの仲間であるマーレとアウラとコキュートスとデミウルゴスは驚き、それに頷くようにシャルティアとアルベドも雪降る空を見上げる

 

 

ダクネス「この!!この冷たさがぁ!!あぁ~!!」

 

ゆんゆん「凄いです………!」

 

クロスウィザード「そうだね(うちの方にも天候を変えられるのはいるけど黙ってた方が良さそうだね)」

 

めぐみん「天候を変えました…………!!」

 

錬太郎「すごいね!儚く降ってくる………!」

 

カズマ「本当に凄いな、アインズは。」

 

アクア「ま、まぁ結構やるじゃない!?」

 

カズマ「にしてもこう、雪が多いとコキュートスが冬将軍に見えるな」

 

アクア「それは言わないで!?思い出すから!?」

 

 

その雪の冷たさに興奮して震えるダクネスをよそに

錬太郎、めぐみん、ゆんゆん驚き

カズマと渋々ながらアクアがアインズに感心していると

カズマが雪の中にいるコキュートスを見て、冬将軍を思い出していると、カズマの言葉にアクアはそう叫ぶ。

 

 

ターニャ「アインズ君やるな……。」

 

グランツ「ブグググググぐググググググググググ………。」

 

ノイマン「グランツ!!グランツ中尉!?」

 

ヴァイス「どうした?」

 

ケーニッヒ「泡を吹いて、気絶してます。」

 

ヴィーシャ「多分、冬期戦演習場でのトラウマが……。」

 

ターニャ「フハハ……。」

 

 

アインズの魔法を見てターニャが感心してる中、朝礼台に立ち泡を吹いて気を失っているグランツを見てノイマンが驚いたのを見てヴァイスが聞くと、それに対してケーニッヒが答えた。

それを聞いてヴィーシャが呟いた隣で、ターニャは少しだけ笑みを浮かべた。

 

 

ベアトリス「フンッ!!」

 

ラム「寒いわ……。」

 

レム「スバル君!!こういう時はアレを飲みましょう!!」

 

スバル「学生は駄目なんだぜ。」

 

レム「んぅ~。」

 

パック「気持ちいいね、リア。」

 

エミリア「そうねぇ。」

 

 

小さい雪ダルマを作るベアトリスの隣でラムが寒がっている近くで、スバルはレムの質問に答えながらエミリアを見ていると、降る雪を見つめながらパックと話すエミリアを見て、スバルは笑みを浮かべた。

 

 

アインズ「………フ、フフ……。」

 

 

そしてアインズもまた、降り積もる雪を見ながら静かに笑っていた

こうして、懇親会は終わり

クラスの絆が、少し、深まったのだった。

 

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