魔法銃士物語   作:やきとり

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第二話

転生してから五年の月日がたった

 

俺の名前は御門 晃太 (みかど こうた)だそうだ

あの日転生してからのこの五年で特に変わったことはなかったが強いて言うなら親父や母の仕事が特殊な仕事なのがわかった

親父は魔法関連の警備員で母はウルスラ女学院と言う学校で教師をしているが、魔法先生?と言うジャンルの教師らしい

そんな両親だが我が家の家系は結構優秀な血筋らしく親父の父、いわゆる祖父は「魔法世界」と言う場所に住んでいて元々はあちらでも高名な魔法使いだったらしい

一時期は「偉大なる魔法使い」候補にもあがっていたが大戦の最中に「紅き翼」との戦いで負傷し前線では戦えない体になってしまったのが原因でその称号はもらえなかったそうだ

そんな祖父の息子の親父はあちらではそこそこ名の売れた拳闘士だったらしく大会などでの優勝経験もあるそうだが、親父曰く「こちらで言う県大会レベルに優勝しただけだ」と言っていた……それでも十分だ

母はこちらの生まれの人間で元々は関西の陰陽師の家系のお嬢様だったそうだ

何でもかなり優秀な精霊使いでその才能は関西の中でも指折りだったそうだがその能力に嫉妬した大人達によってはめられてしまい関西を追放されてしまった所を此処の学園長である「近衛近右衛門」に拾ってもらいこちらで学園の手伝いをしていた時に親父と出会い結婚したと言っていた

中々にハードな人生を送ってきた母だが今では前線は退いて後方支援に専念していて主に治癒術士として活動している

 

さて長々とこんなことをまとめていたが今の俺に付いて少し説明しよう

今俺は麻帆良の幼稚園に通っている

当然中身は前世と合わせたら20はいっている大人な訳で5歳の幼稚園児と話が合う訳も無く友達が全くと言っていいほどいない

唯一仲のいい友達と呼べるのは三人だけだ

その三人とは今俺の前にいる三人だ

 

「今日は何して遊ぼうか?」

「そうね、おままごとはどうかしら?」

「私的には鬼ごっことかも良いと思うよ!」

 

まず最初に喋ったのは「大河内アキラ」俺の友達の一人目だ

彼女との出会いは至って単純で家が隣同士だったからだ

彼女の両親は普通の人間で魔法関係に関しては全く関わっていないがうちの両親はそんなことは全然気にせず

お隣さんとの交流を楽しんでいる

そんな中で年の近い俺とアキラは知り合い比較的同世代の中では精神年齢が高いアキラとは話していても苦にならなくてそれから友達としてよく一緒に行動している

ちなみにお風呂などにも一緒に入ったこともあるがその時は彼女はまだ4歳だから別段なんとも思わなかったし彼女もまだそう言った羞恥心もまだ無いようだった、これが小学校の高学年とかなら話は変わってくるが…

 

次に二番目に喋ったのは「那波千鶴」俺の友達二人目だ

彼女との出会いは少々数奇と言うべきか…まずは親父の仕事に就いて少し触れていくが、親父の仕事は「魔法のことは知っているが魔法を使うことなどはできないお偉いさん」のボディガードの用なものが仕事でそしてその仕事先が那波重工の総帥「那波清十郎」千鶴の祖父だった

その清十郎さんだがこれがかなり気さくな人らしく内の親父とボディガードしている間によく話をするようでそしたら清十郎さんの孫と親父の息子である俺が同い年だと言うことを知りぜひとも合わせたいと言う話になったのがきっかけだった

その時行った那波家の豪邸は今でも記憶に残っている……どっかの遊園地並にでかかった

そして千鶴と俺の初対面がなされた、その時にお姉さんである一香さん十子さん百代さんも紹介された

そんな彼女との出会いだったが彼女は家が大手の財閥だけあってかなりしっかりしている子ではあったが彼女はまだ小さな子供、甘えたいさがりであったのだろうが家には両親も忙しく姉もほとんど家にいないそんな中で俺とあった訳でおそらく感覚的に俺の中身が大人と変わらない事に気づいたのか俺によく甘えてくるようになった

それからは何かとつけてお俺と良く一緒にいるようになった

一時期俺と結婚したいと千鶴が言った時にそれを聞きつけた清十郎さんが「ならば彼を婿に」といって来てかなり焦ったが今ではとりあえず婚約者候補として収まった……あのときは本当に焦った

 

最後に三番目に喋ったのは「明石裕奈」俺の三人目の友達だ

彼女も両親の仕事の関係で知り合ったが彼女の場合は内の母の仕事について少し話さなければいけない

母は「聖ウルスラ女学院」と呼ばれるキリシタン系の女子高等学校の教師をしているが夜になると学園の警備いわゆる「魔法先生」としての役割を持っている

先にも述べた用に母は後方支援に専念していて基本は警備の本部の様な場所での待機が主な仕事なのがそこで出会ったのが明石夫妻だった

昔親父が明石さんのお母さんと知り合いだったと言うのはこのあとに知ったがその時に話をしているうちに明石夫妻と仲良くなったうちの母が息子である俺を明石夫妻の娘の裕奈に紹介したのが彼女との出会いだった

裕奈は他のふたりに比べると年相応の性格をしていたがその無邪気な所や元気な様子は見ていて飽きることは無く一緒にいて俺も楽しい気持ちになるとてもいい子だった

彼女の場合はアウトドア派のようでよく俺を外に連れ回しては大冒険をしている

一回あったのが此処の施設にある大魔法図書館に冒険に行き地下の難攻不落と言われた14階以降にまで行ってしまい一時期図書館島探検部に入ってくれと言われていた

 

これがおれと彼女達の出会いであり今のに至までの話である

そして目の前でそんな彼女達は何をして遊ぶかを決めている

 

「でも、おままごとすると大抵私達三人が奥さんでコウが旦那さんになっちゃうよね」

「あらあら、それは仕方ないわ誰も晃太君の奥さん役を譲りたく無いのだもの」

「そうだよ!私おっきくなったらコウ君と結婚したいぐらい好きだもん!」

「あら、裕奈ちゃんそれは私達もよ?ねぇアキラちゃん?」

「え、えっと…うん///」

 

………なにか展開がやばくなってきた気がする

 

「ねぇ晃太君?」

「なに?」

「私達の誰と結婚したい?」

 

ワイルドピッチングが飛んできた

 

「えぇっと……」

「じ〜〜〜」

「ふふっ♪」ニコニコ

 

三人とも答えを待っている

この場合はなんて答えれば正解なんだ!?

やばい、このままだと三人共機嫌を損ねる可能性がある

それはまずい…まえに一回三人の機嫌を損ねたときは一週間かけてやっと収まったくらいだからな

此処は!

 

「えっと、三人とも?」

 

って俺は何を言っている!?

五歳の分際でハーレム宣言なんてどんな女好きだ!

 

「三人共…」

「そう言えばそんな考え方もあったわね♪」

「そうだね!三人ともコウ君のお嫁さんになれば良いんだ!」

「え?」

 

まさかの正解回答だった!

そしてその後は俺が旦那だんで三人が奥さんのおままごと(かなりリアルな設定)をやることになったのであった……

 

その後、俺たちはそれぞれ帰宅した後の話

我が家は基本的に両親が共働きなせいで俺は夜まで一人で過ごすことが多い

ちなみにどうやって帰ったかと言うとアキラの家の人に一緒に送ってきてもらった

 

そして家に帰ってまず始めに俺がすることは手洗いうがいなどではなく「魔法」に関する修行だ

俺は神様特典で魔法に関する才能や適正をもらっただけあってかなりの魔力量を保有している

具体的に数字に表すなら一般人が1として魔法使いが5とするときの俺は10くらい

つまりは俺の魔力量は普通の約二倍の魔力がある

しかし、魔力量が多いからといって力押しで魔法を発動するのはあまりにも芸が無い

そこで俺がまず始めに魔法の修行で取りかかったのは「魔力制御」と「魔力操作」のふたつだ

この二つはあらゆる魔法を発動するのに必要とする必須技術だ

例えば、MP10消費の魔法があったとする時にその魔法を発動するのに必要レベルが10必要となるのをレベル5で発動しようとするとそのレベルの差分余計に消費する

そのレベルにあたるのが今いった「魔力操作」にあたる

だから物覚えがいい今の時期に魔力操作技術を一流にまで高めるのが当面の俺の目標だ

 

ちなみに俺の魔法適正は「火」「氷」「闇」の三つらしい

三つの適性があるのは中々に珍しいらしいので一種のレアスキルとも言えると親父がいっていた

今の所俺が唱えられる最大の魔法は「紅き焰」が最大だ

……俺の年では十分強力な魔法だ

 

今の俺のステータスをMAX100で一般平均の魔法使いを50として数値化するなら

 

身体能力 20

 

魔力制御 50

 

魔力操作 40

 

魔力量  100

 

だな

 

身体能力に関しては五歳だから仕方が無い

むしろ同世代ならばぶっちぎりで優秀なほうだ

魔力制御と操作はまぁふつうだな、こんなものだろう

魔力量はやはり多いな

 

ともかく、今はまだ俺も幼い子供でしかない

ならば今できることを全力で行うのが今の俺にできる最大の修行だ

しかし、将来的にはやはり魔法の修行は執り行いたいので魔法の師匠となる人は欲しい

けれども内の両親は親父は魔法拳士で攻撃魔法はクイックスペルばかりだし、母に関しては東洋の術しかつかえないので論外だ

さて、そこについてはどうしたものか………ガチャ「ただいまー、ごめんなさい晃太〜今からご飯にするからね〜」…母が帰ってきたようだし今日はここまでにするか

 

今日の夜ご飯はなにかな?

なんて年相応の考えを持ってしまっている俺は体に精神が引っ張られているんだろうな

と考えながら帰ってきた母の元に向かう

これが今の俺の一日だ

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