魔法銃士物語 作:やきとり
前回の一件からしばらくの時間が経った
あれから亜子との距離も近くなりいつもいるメンバーもアキラ、千鶴、裕奈そして亜子の四人と一緒にいることが多くなった
がしかし、今回は学校でのことではなく俺の修行についてだ
この前の一件をどこからからか知らないが俺が事故にあった時の詳細を聞いたようで
俺自身のとっさの判断は悪く無かったがトラックに跳ねられた程度で気絶したのが許せないようだ
「私は貴様をその程度のことで気絶するように鍛えたつもりは無いぞ?」
と、三日月のような笑いかたをして言うマスター
やべ、つんだ
そして俺は氷付けのループに入った
魔法球
俺は今かなりやばい状態に陥っている
「さて、そろそろ貴様には私と戦って一撃くらいは良いものを与えてもらおうと思う」
「待ってください、力量に差が大分あるんですけど……」
「だまれ、そんな弱音など知らん」
傍若無人もいい所だ
だがこのスパルタのおかげで俺も火と氷の上位魔法まで扱えるようになったのだから文句も言えない
「だがしかし、差がありすぎると言うのもわかる…だから貴様に良い魔法を教えてやろう」
「良い魔法?何ですか?」
「
「闇の魔法……聞く感じやばそうなんですけど?」
「そうだな、かなりやばいものではあるな」
何それ怖い
だがしかし、マスターが開発した魔法と言うのだから一級品の魔法なのには違いない
ただ、ノーリスクハイリターンなんて事は絶対無い、おそらくハイリスクハイリターンなんだろう
「その顔だと大体わかってそうだな、貴様の考えてる通りハイリスクハイリターンの魔法だ」
「やっぱり…それって安全なんですか?」
「安全かどうかで言えば微妙だな、適正が低ければ逆に安全だがリターンが低い、しかし適正が高ければ危険も跳ね上がるがリターンも高いと言っておこう」
「……俺の適正って」
「かなり高い、それこそ闇の眷属並みにな」
やっぱりか、低い適正だったらマスターが薦めるはず無いもんな
おそらく適正が高いのは神様転生でもらった魔法才能関連で付属していたんだろうな
それにしても……闇の魔法か、聞く限り強そうではあるが一体どんな魔法なんだ?
「どんな魔法か気になるって顔だな、良いぞ教えてやる」
「顔に出てたのか…」
「貴様はなれてしまえば分かりやすいからな」
「そうなんですか?」
「あぁ、ポーカーフェイスに見えて結構分かりやすい」
そうなのか、気づかなかった
俺自身の顔は漫画で言うと司馬達也にそっくりなんだが
それで分かりやすいって言われるとは思わなかった
「ふん、そんなことはどうでもいい…それで魔法についての説明だが簡単に言えば「魔法を術式兵装する」呪文だ」
「術式兵装?つまり魔法を装備する魔法ですか?」
「あぁだがしかし、魔法を己が内に内包しその魔法を掌握し解放することによって爆発的な能力向上を得るのだそれにはそれ相応の器が必要となる」
「つまりは器を俺の中に作らなければいけないって事ですか?」
「そうだ、人の魂にはキャパシティの限界が存在する、それを無理矢理広げて魔法を取り込む器を作るのだから生半可なことではない」
それは例えるなら限界いっぱいまで広げた輪ゴムにさらに他のもの入れる為に切れないようにさらに広げると言うことか
それは確かにやばい魔法だな、マスターは真祖の吸血鬼だから良いけど
普通の人間がやったら死ぬか人間以外の何かになるってことですよね
「まぁ、私が監督しながら教えれば大丈夫だろう」
「そんな簡単に言って……」
「なに、危なくなったら止めてやるさ…私だって金の卵を産む鶏を殺しはしないさ」
「それなら、分かりましたやります」
「うむ、元々拒否権は無かったがな」
やっぱり横暴だ
そして俺とマスターは作業に取りかかる
結界を張り俺がいつ暴走しても大丈夫なように捕縛陣と回復用の魔法薬を容易して準備はOKだ
そして俺は深く息を吸う
「さぁ、まずは奈落の業火を唱えろ」
「はい…
「そしてそれを固定しろ!」
「はい!
俺はうち放つはずの魔法を手のひらにとどめる……きつい
手の中に燃え盛る炎を収めるようにしている訳だから手のひらが熱い……
「そしてそれを受け入れろ!今それを掌握するのに必要なのは、善も悪も光も闇も天と地も全てを許容する心だ!」
「
そして俺は魔法を小野が中に内包し解放するイメージを作る
俺が今考えるのは、全てを受け入れ、全てを掌握する強き精神
「そうだ!そのまま解放しろ!!」
「
そして俺は己の中に広がった器に入れた魔法を解放する
すると、俺の体に黒炎の炎が纏う
「
そして俺は魔法を身にまとった
体の内から力があふれてくる、熱が炎が焰が俺の中に燃え盛るように渦を巻いている
俺の周りにある黒炎は俺自身を焼くことは無く俺自身を守る守護の炎のようだ
「ふふ、ふはははは!見事だ我が弟子よ!それが闇の魔法「マギア・エレベア」だ!」
「これが…」
「ふふふ、試したいだろう?その力……私が相手になってやる来い」
「…はい、アデアット「創造する銃弾の天衣」」
俺はアーティファクトを取り出し装備する
手に持つのは銃剣を2丁の双銃剣スタイル
装備している間も俺の術式兵装は消えない
「ほう?アーティファクトを取り出すか……良いだろう、今の貴様の
「アルマ・カルマ・アブソリュート!九つの鍵を開きて レーギャルンの筐より出て来れ!燃え盛る炎の神剣!」
マスターが呪文を唱えて氷の矢の弾幕を張るが俺はそれを炎の巨大な剣によって振払い全てを溶かす
しかし知れを見越していたマスターは俺の背後に影のゲートで転移し俺の頭を掴みにかかる俺はそれをあらかじめて銃剣に設定していた魔法「紅き焰」に魔力を瞬時にこめて打ち出す
それを直撃したマスターは吹き飛ばされるが張っていた障壁によってほとんどのダメージを受けていない
俺はすかさず両方の銃剣の弾を炎の矢に変える
そして牽制の意味を込めて炎の矢を打ち出すがすかさず氷瀑によって視界を遮られてしまう
俺はすかさずもう一度詠唱に入る
「アルマ・カルマ・アブソリュート!燃え盛る炎の神剣!」
「甘い、二度同じ手が通じると思うな!」
俺が燃え盛る炎の神剣を横に凪いで氷瀑によってできた煙を消し去るが上からマスターが呪文の詠唱を終えてこちらに打ち出そうとしている
「闇の吹雪!」
「くっ、燃える天空!」
俺はすかさず無詠唱で燃える天空を打ち出し相殺しよとするが詠唱している分マスターの魔法が威力が高く
少し流れ弾のようなものがこちらにあたる
しかし俺が身に纏っているのは業火の火炎
ほとんどノーダメージだ
「くくっ、さすがに効き目が薄いかならば「解放・固定『千年氷華』掌握 術式装填「千年氷華」術式兵装『氷の女王』」
遅延魔法によってストックしていた魔法を本家本元の闇の魔法によって術式兵装するマスター
これはやばいな…
俺の頬を一筋の冷や汗が伝う
「くくく、行くぞぼーや?「氷刀論舞」」
無数の空を覆い尽くすほどの氷の刃が俺に向かって襲ってくる
俺はすかさず燃え盛る炎の神剣で対応するがあまりにも数が多くいくつかは俺に直撃する
「くそっ!アルマ・カルマ・アブソリュート!燃え盛る炎の神剣!」
俺はもう一つの銃剣に燃え盛る炎の神剣を発動する
そして二振りの神剣によって全ての氷の刃を切り捨てる
「ほら、次行くぞ!「冥府の氷柱」」
次に現れるのは巨大な氷の柱が十本ほど
だが一本一本が100mほどある
「きついなぁ……でも、まだやれる!うおぉぉぉぉ!最大火力!「燃え盛る炎の神剣」と「燃え盛る炎の神剣」
を術式統合!」
「お?」
「『
これは俺が考え作った俺が今放てる最強の魔法「世界を破壊し尽くす炎の魔剣」
この魔法は「燃え盛る炎の神剣」を二つ使い火力を倍増して放つ魔法
火力で言えば「千の雷」の数倍の威力を持つ対軍殲滅魔法だ
俺が放った「世界を破壊し尽くす炎の魔剣」は中に浮いていた氷の柱を全て溶かし尽くした
そしてそのままマスターに向かっていく
だがしかし
「ふむ、たいした火力だこのような魔法を開発したことはほめてやろう」
マスターは俺の後ろに転移したらしく俺の攻撃は外れたことになる
この技には大きな欠点として放った後に大きな隙ができてしまう
つまり
「だが、まだ詰めが甘いな「解放・凍てつく氷柩」」
そして俺は氷の柩のとじ込められる
俺の負けのようだ…
俺は自力で柩を割り外に出る
「ふむ、一撃は最初の方で与えたようだし合格だ…だがまだアーティファクトの使い方がなっていないな、そこが要修行だな」
「……はい」
「だがまぁ、今回は闇の魔法の修得、私に一撃を入れたこと、そしてあの火力の魔法此れ等は全てほめるに値するこれからも精進しろよ?」
「ありがとうございます」
「まぁ、なんだ?私が相手をしたんだこのような結果は仕方ないな!だが、そこいらの生半可な魔法使い程度だったら負けることは無いだろう」
むしろ、あれだけの魔法を使って適わない貴方がおかしいですよ
「そうだな…しいて言うなら、「
「ミニステルマギですか?」
そう言えばそれについては全く考えてなかったな
確かにミニステルマギがいれば俺は後衛として専念することができる
だが、相手がいない…
「無理ですよ、俺には相手がいないですから…」
「ふむ、そうか・・・まぁそれなら仕方ないな、ならば使い魔を召還するのはどうだ?」
「使い魔ですか?」
「あぁ、それならば召還すれば良いだけだ、ただしそれ相応の対価を必要とするがな」
使い魔か……ガンダールブとか?
まぁ、冗談は置いといてそれはありじゃないか?
そこそこ強力な使い魔を従えればそれだけでも戦略の幅が広くなる
良しそうなれば使い魔を召還する儀式を!
「分かりましたマスター!使い魔契約を結びますよ俺!」
「そうか、そう言えば昔何かの悪魔の召還儀式陣の書いたスクロールがあったな……少し待ってろとって来てやる」
「はい!」
そう言ってゲートで転移するマスター
しばらく待っているとマスターが戻って来た
「これだ、これを使うと良い」
「ありがとうございます!けど、良いんですか?こんな良いものもらって…」
「なに、後でその分血をもらうさ」
俺の今日の晩ご飯がレバーに決まった
とにかく後のことは今は置いておいて俺はスクロールを開く
中には魔法陣が書いてある
「これはどう使えば?」
「これに血をたらせば良いそうすれば魔法陣が発動する」
「…間違って右手と左足持ってかれませんよね?」
「大丈夫だ体の全部を持ってかれることも無いだろう」
そして俺は魔法陣に血を垂らす
すると魔法陣が光りそして魔法陣が地面に写り広がる
「おぉ、凄い」
「さて、何が出てくるか……」
そして魔法時が広がり終わると魔法陣から何かが出てくるが……
ズウウウゥゥゥン!!
魔法陣から出てくるものの魔力が尋常ではない
あまりの魔力に俺は思わず膝をつきそうになる
「何だこの魔力量は!?」
「マスター!これは一体!?」
『私を呼んだのは其方か?』
魔法陣から現れたのは黒い羽を背に炎を纏った角のある男だった
もしかして……
『我が名はベリアル、序列68位の魔王だ』
魔法陣から現れたのは炎の王、虚無候ベリアルだった
どうも、夕方投稿です
今回はエヴァ様による闇の魔法修得回です
自分的には主人公って強いのが良いと思いますが行き過ぎ井田と書いていても味も何も無いのでそこそこ程度だけどチートくらいが一番でしょ?
のコンセプトで書いてます
後、恭也さん ID :.oroVSca さん感想ありがとうございます!
評価はt,o,mさん ふにさんありがとうございます!
感想と評価は随時募集していますのでよろしくお願いします!
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