この話の最後に第一回ヒロインアンケートを出してます。
今回は邪兎屋の女エージェントの3人『ニコ』『アンビー』『猫又』の三人の誰を悠介のヒロインにするか決めます。(全員入れたいなら4番目に投票してね)
それと票数が同じになれば2人ともヒロイン行きになります。
期限は序章が終わる迄やりますので作者の手の動き次第で遅くなったり早くなったりしますのでご了承下さい。
それでは本編をどうぞ
同時刻、新エリー都市内 ヤヌス区六分街の街角、ビデオ屋の店内
三人(+イアス)は十四分街のニュースを見ていた。
『それでは十四分街の現場に戻ります。共生ホロウ災害が発生した直後、近隣のマンションの高層階で爆発が起きました。報告によれば、これは治安局によるものです』
『違法暴力集団「赤牙組」に対する逮捕行動中、治安局及び有志の市民たちが航空隊の武力を借りたとの事です』
『ですがこの情報が入ってきた時点では赤牙組の首領は逮捕されておらず、ホロウに落ちた疑いがあるようです。これに対し治安局長官はコメントを控えています。ではルミナ分署の方に切り替わります、現場のゲルバアナ』
すると画面が変わりルミナ分署…
『こ、こちらゲルバ。現在ルミナ分署は─『シルバーヘッドがホロウに落ちたァ!?ふざっけんじゃねぇぞこの○○○○がぁ!!治安官は早くホロウに入って捕まえろやぁ!!』ゲヘラッ!?』
『お、落ち着いてください…』
先程のニュース記者がアナウンサーを突き飛ばす。そして放送局のカメラに顔を近づけ叫び続ける記者に対しブリンガーは落ち着かせようと弱々しい声で言う。
バアンッ!!!
するとドアが激しい音を鳴らして吹き飛ぶ、ドアを蹴り飛ばし中に入ってきたのは一条だった。
『おい一条!貴様作戦中になに戻ってきてい…お、おい!』
一条を見てブリンガーはいつもの態度に戻り恐喝するがスルーされる。今の一条の顔は額に青筋を浮かばせ、いつも鋭い目つきが更にするどい。まるで噴火寸前の火山の様に。
そして一条は未だにカメラに顔面をベッタリとくっつけ、放送禁止用語を連発しているニュース記者に向かって早歩きで向かっている。
『おい…』
『アアン!?なんだ!コッチは今忙し…』
歯ぁ食いしばれ…!!
ドゴォッ!!
『ブゲェ!?』
ニュース記者がキレながら振り向く。そして目に映ったのは鬼の形相をした一条と彼の血が滲む拳だった。
殴られたニュース記者は掴んでたカメラと共に吹っ飛び地面に転がりながら倒れ込む。そして殴られた際、歯が1本が飛んでいる。
『貴様ァァァ!!!なにしてんだぁぁぁ!!!?』
『離せ!コイツの勝手な射撃命令で俺の部下が!!』
『だ、誰か一条長官を抑えろ!!』
画面には右頬がパンパンに膨れ上がり、鼻血を吹き出し白目を向いて痙攣しながら倒れるニュース記者とブリンガーに羽交い締めされている一条が映されたが『暫くお待ちください』の文字と治安局のボンプ達の絵に移し替えられた。
「い、今の一条さん?…十四分街に居るんじゃなかったっけ。それにあの表情、滅茶苦茶怒ってたよね?」
「確か部下がって…まさかあの爆発で朱鳶さん達に何かあったんじゃ…」
怒りを表す一条を見てリンと悠介はビックリしていた。するとドアが勢いよく開かれる。
「もう見なくていいわよ!ニュースで言ってる爆発、あたしが当事者だから!」
ドアを開けたピンク髪の女性がテレビの電源を切る。
「緊急事態よ!ビリーとアンビー、それからあたしの依頼のターゲットが全部ホロウに落ちた!プロキシの助けが必要なの、一生のお願い!」
「こんにちはニコ。次はちゃんとノックしてから入ってきてくれると助かるな」
「月に3回は聞くよね…ニコの一生のお願い」
ニコと呼ばれた女性に対しアキラとリンは呆れながら涼しい顔でそう言った。因みに悠介は何が何だか追いつけてない顔をしている。
「好きなだけからかってくれていいから!この危機を乗り越えるために力を貸して!お願い、伝説のプロキシ…パエトーン!!」
「「それで今回は何をやらかしたの、ニコ?」」
何をやらかしたニコにアキラとリンは振り返りながら訪ねた。
悠介が外に出て周囲を見回してから店のドアに釣らしてる看板のOPENを裏返してCLOSEにして中に入り鍵をかける。
「店の外確認したけど、不審者が居なかった」
「安心して!後はつけられてないし、目もつけられてない。やっとの思いで十四分街から抜け出したのはあたし一人よ!」
「それならいいけど…」
「分かってるわよ!市政選挙が近いから最近は特にピリついてるんでしょ?プロキシ捜査の強化でホットラインまで出来ちゃったし、それに…」
「はいはい、分かってるんならいいの。それはさておきニコ、何か用なの?」
リンがそう言うと彼女はある研究所からの依頼で十四分街にて赤牙組との衝突した事を話す。
「それでビリーとアンビーがホロウに落ちたの。2人を助けて依頼人から頼まれたモノを取り返さないと!本当に緊急事態なの、あたしを助けてくれる人なんてあんた達しか居ないのよ!」
「コーヒーどうぞ〜」
「あ、ありがとう…って誰なのよコイツ!!」
コーヒーを淹れた悠介がコーヒーの入ったカップをニコの前に出す。流れでお礼を言った後、悠介に気づいたニコが彼を指差す。
「まだ言ってなかったね。彼は五条悠介、ウチに済ませてるバイトさ」
「いつの間に…ってココに居るって事は」
「もちろん私達がパエトーンだって事も知ってるよ。悠介さん、彼女はなんでも屋をやってるニコだ」
「2000の技を持つ男、五条悠介です。よろしく!」
互いの簡単な紹介をし、話を戻す。
「とにかくウチの人間とあたしの大切なモノをホロウから無事に出してくれればいいの!典型的なプロキシの仕事よ、引き受けてくれるんでしょ?パエトーン?」
「この依頼が終わったらこれまでのツケを纏めて払うから!」
ニコがそう言うとリンがムッとした顔になり問う。
「ニコ、もう何ヶ月も経つけどずーっとツケを返してないよね?利子がどんだけ膨らんでるか分かってる?」
「利子って…アキラ君。彼女どんぐらい貯まってるの?」
「えーっと…《自主規制》ディニーって所かな?」
「えぇ…知り合って間もないけど流石にこの金額はね…」
「うっ!?…分かったわよ!邪兎屋が受けた依頼の報酬から、あんた達にも一部分けたげるわよ!これでいいでしょ!?」
「うん、その方が余っ程合理的だ」
ドン引きする悠介の視線にニコは苦虫を噛み潰したような顔になる。そして吹っ切れた彼女は分け前をパエトーンに支払う と決めた。
「よし!善は急げよ、早く出発しましょ!あたしは先にホロウの中で待ってるから─ッ!?」
交渉成立したニコは外に出ようとしたその時、膝を着いて痛そうな表情をする。
「ニコ、怪我してるの?そういう事ならしばらく休んでて。変わりに悠介さんが行くから!」
「ちょ、ちょっと、こんな新入りを行かせる気!正気なのパエトーン!」
「へーきへーき!なんたって悠介さんはクウガなんだから!」
「クウガ…って最近インターノットで話題になってる…あの!?」
悠介がクウガだと知らされたニコは驚き、彼の方に顔を向ける。それに悠介はサムズアップと笑顔で返した。
「…にわかには信じられないんだけど」
「まぁとにかくココはリンと悠介さんに任せてくれないかな?戦闘に至っては悠介さんなら大丈夫」
「それじゃあリンは先に、ニコの手当をしてくれないか?ホロウへの潜入に向けて、僕が変わりにH.D.Dシステムの調整をしておくよ」
「それじゃあ俺はイアスを連れて先にホロウの入口で待機しておくよ。行こうイアス」
「ンナンナッ!(了解!)」
そう言い悠介はイアスを抱き上げて裏に停めてあるホロウチェイサーを出しに裏口の方から出ていこうとした時、ニコに止められた。
「悠介!」
「ん?」
「……2人の事、任せるわよ!傷一つでも付けたら承知しないんだから!」
「大丈夫!君の仲間は絶対に助ける!俺に任せて!」
自分を信じて仲間を任せるニコの言葉に悠介はサムズアップで返しドアを閉めた。
(移動中…)
ホロウの入口に到着した悠介はホロウチェイサーを近くの駐車場に停め、イアスを降ろしてからアキラに電話する。
「こちら悠介、ホロウの入口に到着」
『了解、それじゃ悠介さん。イアスを頼んだよ……
それじゃリン、始めようか。」
アキラの言葉にリンは頷く。そしてアキラがスイッチを押し感覚同期を開始した。
リンが感覚同期をしているその間に悠介は足を肩幅に開き両手を丹田の辺りに翳すとアークルが現れる。
右腕を勢いよく左斜め上に伸ばし右手は小指と薬指を折る。同時に左手を右腰あたりにつける 。
ブォンブォンと待機音が流れる中、右腕を左から右に高さを変えずに平行移動させながら左手もそれに合わせてスライドして左腰に平行に添える。
「変身ッッ!!」
変身と叫び、右手を左腰にある左手の上に素早く移動させ、左のサイドバックルを軽くグッと押し込む動作をする。
身体を開き、両腕を緩やかに腰の高さで広げる。アークルの真ん中にある霊石アマダムが赤く輝き出す。
体に装甲が纏わり、悠介はクウガ マイティフォームに変身した。
『準備出来たみたいだね』
クウガが声のした方に振り向くとイアスと同期したリンが居た。
『それじゃ行こっか、クウガ 』
リンがそう言いクウガは軽く頷く。そして1人と1匹がホロウの中へと入っていく…
邪兎屋の誰をヒロインにする?
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ニコ
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アンビー
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猫又
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いっそ全員