ニコ達と別れてから3日後、また未確認生物による殺人ゲームが行われた。今度の標的はシリオンと人間の両方だ。
推薦BGM 戦慄〜襲撃〜
現時点での被害数は46人。その中には治安官も含まれていた。
今回のゲゲルのプレイヤーはナメクジに似たグロンギ『ブ・メグジ・バ』*1。殺害方法は口から吐く粘液弾を口に、固まった粘液で窒息死させた後に発火し遺体を燃やす。
治安官を殺し逃げたメグジは現在、路地裏にて4人の女子高生を追い詰めていた。
先頭に立つのはシリオンで腰の辺りにサメの尻尾が生えており髪はピンクのインナーカラーが入った黒のショート。
友人であろう3人の内、1人は牛のシリオンで他の2人は人間である。
「ゴラゲダヂゼバギングズゴゴドズゴゴジド…ボセゼゴセパグビギョグバブゼビス!(お前達で50人…これで俺は
「こ、殺されるの?私達…」
「どうしようエレン…怖いよぉ…」
「くっ…(なんでこんな時に例の怪物が…ルビー達が居るからマトモに動けないし!)」
今にでも吐いてやろうと口から粘液を泡のように吹かせるメグジの姿に金髪ショートの女子高生『ルビー』と牛のシリオンの女子高生『モナ』が涙目になりながら体を震わせており、ハネた黒髪でメガネをかけた女子高生『凛』は静かにしているが2人と同じく恐怖で震えている。
3人を庇うように立っているサメのシリオンの女子高生『エレン・ジョー』。彼女は本来、ホロウ関係のバイトをしており戦闘経験はあるが友人には秘密にしている為に何も出来ない。苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
「ギベ!(死ね!)」
メグジが叫び粘液を発射しようとしたその時…
ブウウウウン!!!
「ッ!?(ドガッ!!)グアアッ!?」
推薦BGM 戦士〜空我〜
横からホロウチェイサーに乗った悠介がメグジに目掛けて体当たりを食らわせぶつかった衝撃でメグジは豪快に吹き飛びゴミ袋の山に落ちる。
ホロウチェイサーを停めヘルメットを外した悠介は襲われていたエレン達の元に駆けつける。
「怪我はない?」
「は、はい…」
「もうすぐ治安局が来るから君達は逃げて!早く!」
「わ、分かりました!」
「ほらエレン!行こう!」
「・・・・」
安否を確認した悠介はエレン達を避難させる。ルビーに引っ張られながらエレンは悠介を見ていたが本人は見られている事に気づいてなかった。
「変身!!」
アークルを出現させ悠介は変身ポーズをとり、クウガ マイティフォームに変身した。ゴミ袋が吹き飛び中からメグジが立ち上がった。
「ビガラ、クウガバ!ゴセンギョグバブンジャラゾグスバ!(貴様、クウガか!俺の昇格の邪魔をするな!)」
メグジは口から粘液弾を発射した。
「ッ!」
クウガは右に回避し粘液弾は地面に落ちて固まるとボッ!と音を立て発火した。
「(あれに当たったらマズいな…っ!あれは…よし!)ハァ!」
固まる粘液にクウガは短期決戦を決めるべくメグジに向かって走り出す。
「超変身!!」
走りながらペガサスフォームにチェンジしたクウガは捨てられてた玩具の銃を拾いペガサスボウガンに変化、メグジは粘液を貯めて連続で発射するが超感覚を活かしたペガサスフォームは迫り来る粘液弾を紙一重で全て回避する。
「フッ!」
メグジとの距離が近くなるとクウガはペガサスボウガンのレバー部分を引きメグジのゲドルードに銃口を向け…
「ハアアアッ!!!」
トリガーを引き、空気弾が腹部にヒットする。
「ガアアアアアッッ!!?」
痣が現れるとヒビが入っていき、バックル部に着くと真っ二つに割れる。
「ハアアアアッ!!」
「ゴボセゲゲゲゲ!!(おのれええええ!!)」
マイティフォームに戻ったクウガはメグジの肩を掴むとそのまま海の方へ投げ飛ばす。投げ飛ばされたメグジはクウガを怨む様な断末魔を上げて爆散した。
メグジの死んだのを確認したクウガはホロウチェイサーに跨るとエンジンを吹かしてその場から離れた。
翌日
朝日が昇り、新しい朝が来る。
アキラとリンはまだ寝ており悠介は起きて服を着替える。
顔を洗い歯を磨き、いつもの髪型に整えるとビデオ屋を出て前にあるニューススタンドに寄る。
「おはようウーフ」
「ワンッ!!」
六分街のニューススタンドの店員(?)である犬のウーフに挨拶して悠介は新聞の代金を渡して一部を手に取る。
新聞の表紙を飾るのは先日の
「何読んでるの?」
「ウオッ!?…ってアンビーか」
表紙を見ていると後ろから声をかけられビックリする悠介は振り返る。後ろにはアンビーが立っておりハンバーガーを頬張っていた
「朝からハンバーガー…」
「ハンバーガーは素晴らしいものよ。美味しいだけでなく炭水化物にタンパク質、野菜も取れるリーズナブルな完全食」
「まぁハンバーガーは俺も好きだけど毎日食べてたら…ってそんな事より用事があって来たんじゃない?」
「そうだった…ニコが金庫の場所を突き止めた。決行は今日の昼、正午に来るからプロキシ先生達に伝えといて」
「わかった、そう伝えておくよ」
悠介に伝言を残しアンビーはその場から去った。
「いよいよか…何事もなく金庫を取り戻せれば良いんだけど」
悠介はそう言うとコーヒーを買いにティンズコーヒーへ向かった。
その後、悠介は朝飯の用意を終えて2人を起こして食事をした。
アンビーからの伝言は食事中に伝えており昼が来るまでの間3人はビデオ屋の経営に集中した。
PM 12:00
正午になり、3人は邪兎屋が待ってる裏口のとは別の駐車場へ来た。邪兎屋は既に来ており悠介達が来たのを確認するとニコは手を振った。
「来たわね。金庫の位置はもう把握したわ。それでこの前頼んでおいたやつはどうなったの?」
「メモリディスクの事?それならもう修復出来てる。しかも君の予想通り中には金庫の暗証番号が保存されていたよ」
その言葉を聞きニコは満足そうな顔になる。
「さぁ皆!プロキシのおかげで準備は整った…そろそろ次の計画に移るわよ!アンビー。計画を説明して頂戴!」
「了解。コホン…諸君、こちらにある新エリー都の地図を見てくれたまえ」
アンビーがそう言うとどデカい地図を広げた。
「我々の行動計画はクリティホロウに入り、上級エーテリアス『デュラハン』を倒して金庫を手に入れる事である。………」
突然無言を貫くアンビー。
「……それでお終い?」
「そうよ。それがなにか?」
「じゃあ新エリー都の地図を用意した意味は?」
「ニコは協力者にナメられないようプロらしく振舞おうと言っていた。さもないと後々値切りが面倒にーーんむむむむ」
アンビーの爆弾発言にニコは自分の手で彼女の口を塞いだ。
「また余計な事言って!ビリー何でちゃんと見張ってなかったのよ!」
「俺のせいじゃねぇって!アンビーが用意した『プロ』のミーティングがこんなんだとは思わなかったんだよ…あ!だから集合前に探偵映画のミーティングシーン見てたのか!」
ビリーも口を滑らせてしまいその言葉を聞いてアキラとリンはニコに向けてジト目をし悠介はアハハ…と苦笑いした。
「コホン!と、とにかく!アンビーが説明した様に計画は至ってシンプルよーー金庫を探して取り戻す!外からじゃホロウ内の状況をリアルタイムで確認する事は出来ないから中での支援とガイドは任せたわ!」
「了解、大舟に乗ったつもりで任せてよ!」
「それじゃ行くわよ悠介!クウガの力、頼りにさせて貰うわ!」
「今回もよろしく。悠介」
「よろしくな!」
「こちらこそよろしく!」
アキラとリンはビデオ屋に戻り、邪兎屋と悠介(+イアス)はクリティホロウへと向かった。
邪兎屋の誰をヒロインにする?
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ニコ
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アンビー
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猫又
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いっそ全員