汝、これを、見る時、部屋を、
明るくし、なるべく、画面から、離れよ
前回の出来事から1週間が経ち、新エリー都では未確認による新たな殺人が発生していた。
現時点での被害者数は40を超えておりその中には女子供も含まれていた。
最初の事件は四分街のとある町で起こった。被害者の男性の首に絞められた痕跡があり絞殺と判定。そして被害者の顔に貼られていた紙にキツネの様なマークが
ルミナ分署で早速対策会議が行われた。
上記の内容を報告したものの、ブリンガーはコレを未確認による犯行ではなく新手のホロウレイダーによる強盗殺人と主張するに対し、一条は未確認による犯行であると主張した。
互いに睨み合う一条とブリンガーに対しクルーガーは一条と特務捜査班に事件の捜査を任せた。
数日が経ち、未確認の殺人行為は止まず被害者が増えていく。
そして翌日、一条達は被害者達の遺体を調べるも首の絞めた痕以外は異常なし。続けて被害者の持ち物を調べると2枚のチラシが目に行った。
そのチラシは、被害者が死ぬ前日からルミナスクエアで配られたルミナモールのセール内容が載っているもので至って普通のチラシであった。
さらに青衣が被害者のスマホを調べた結果、被害者が殺される間際に撮影したであろう動画があった。その動画に犯人の手がかりがあると思った一条は視聴覚室でプロジェクターに接続して見ると被害者と同じ姿をした犯人が被害者を絞め殺す映像だった。
こうして集めた証拠を繋げていくと殺される前日にルミナモールのチラシを受け取った者がターゲットとなっている。
そして未確認は何処かでそのチラシ配りの様子を見て取った者の姿に化けて殺すという結論となった。
一条は青衣と治安官数名にルミナモールへ連絡しチラシ配りをするのを中止させ自身はパトカーに乗り、昨日最初にチラシを受け取った被害者の元へ向かった。
「フンフフーン♪」
その頃、五条悠介はいつも通りビデオ屋の仕事をこなしていた。ハタキで棚のビデオに付いてるホコリを払っていると
ピーーーッ!!
裏口に停めてあるホロウチェイサーの通信機から連絡のサイレンが鳴った。それに気づいた悠介は裏口に出て通話をオンにした。
『五条!未確認の狙いがわかった!』
「っ!?本当ですか!」
『ああ。今回のターゲットはルミナモールのバーゲンセールが載ったチラシを受け取った人間やシリオンで奴はその姿に化けてドッペルゲンガーのような手口で殺害していた様だ。俺の予測だと今日の最初の被害者は八分街に住んでるマサトという男が襲われるかもしれん』
「わかりました!俺もすぐ向かいます!」
悠介はそう言って通話を切るとヘルメットを被り、ホロウチェイサーに乗るとエンジンを起動し走り出す。
「Fairy!最速ルート頼む!」
【そういうと思い既に検索済みです。助手2号】
「ありがと!」
Fairyによる八分街行きの最速ルートを確認した悠介は腰に両手を翳しアークルを出現させる。
「変身!!」
いつものポーズを取らずに変身の掛け声を上げるとアークルの霊石アマダムが赤く輝き悠介の体を戦士クウガへと変えていく。クウガへ変身したと同時にホロウチェイサーのフレームの色も変わる。
アクセルを回し、ホロウチェイサーは猛スピードで道路を走り出し八分街へと向かうのであった。
OP『仮面ライダークウガ!』
⬇イメージ映像(※今後のネタバレが入っております。嫌な方はスワイプして本文の所まで調整してください)
間奏
からっぽの星 時代をゼロから始めよう
(傷だらけで海へ沈んでいく悠介)
伝説は塗り替えるもの
(険しい顔で署内を歩く一条、暴走する零号ホロウを背景に互いを見つめ何かを話しているアキラとリン)
今 アクセルを解き放て
(マイティフォームからライジングマイティフォームに変わるクウガ)
間奏
(ゲスな笑顔をするヒマワリのタトゥーの紳士、そして彼の背後に立つのは緑のゲドルードをつけた『グ』の名を持つはぐれグロンギ達)
クウガ!熱く甦れ
(OP2の様にライジングマイティ→ライジングドラゴン→ライジングペガサス→ライジングタイタンが登場)
クウガ!誇りのエナジー
(雨の中でデットエンドブッチャーと戦うクウガ)
クウガ!強くある為に
(散らばった欠片の1つが緑色に発光、青空を見上げるクウガ)
間奏
(赤牙組時代の自分を背景に下を向く猫又、デットエンドホロウに集まる『ブ』の一族のはぐれグロンギ達、父親に置いてかれる幼少期の自身を背景に立つクレタ、並び立つヴィクトリア家政の4人、ゲス笑みを浮かべるヒマワリのタトゥーの紳士に触られて虚ろな目をするレイン、血のついた白い服にクウガとよく似たクレストのタトゥーが入った青年が頭をおさえながら新エリー都に立っている)
NoFear!NoPain!
(ホロウチェイサーに乗って走行するクウガ)
愛の前に立つかぎり
(ゴウラムとホロウチェイサーが合体した『ホロウゴウラム』がクウガを乗せてルミナスクエアの公道を疾走する)
NoFear!NoPain!
(ライジングマイティキック→ライジングスプラッシュドラゴン、ライジングブラストペガサス→ライジングカラミティタイタンで必殺技シーンが流れる)
恐れるものは何も無い
(クウガと邪兎屋VSデッドエンドブッチャー、クウガと白祇重工VS未確認融合侵食グ・ヤリド・ギ、クウガとヴィクトリア家政VSマリオネットツインズのバトルシーン)
完全独走 俺が超えてやる
(沈みゆく悠介に手を伸ばすアキラとリン。その手を掴む悠介)
超変身!仮面ライダークウガ!
(クウガに変身する悠介。カメラワークが空に向けられ『ゼンレスゾーンクウガ』のタイトルが現れる)
偽物
Am13:20 新エリー都 八分街
「うわああああ!!!?」
裏道で男がなにかを恐れている表情で逃げていた。
この男こそが先日にチラシを最初に受け取った『マサト』という男だ。マサトは力の限り走っていたが彼の運も尽きた。
「ッ!?い、行き止まり……ハッ!?」
走った先にはビルの側面で行き止まりになっていた。マサトは足を止め逃げ道が無くなったことに涙を流すが背後に誰かがいる事に気づき振り返る……そこに立っていたのはキツネのクレストが印された赤いマフラーを首に巻いたマサトであった。
「お、俺がもう1人……ガアッ!?」
「ゴラゲゼロブジョグンバギングズガギドズガギジドレ…ボセゼゴセパギョグバブグゼビス!(お前で目標の50人目…これで俺は昇格が出来る!)」
マフラーのマサトは素早い動きでマサトの傍に近づき、右手で彼の首を掴み締めあげる。
「クックックッ…」
マフラーのマサトは苦しむマサトを見て嘲笑う*1。そしてトドメを刺そうと手に力を込めて彼の首の骨を折ろうとした……その時!
ブオオオオン!!
「ッ!?(ドゴオッ!)グオオッ!?」
そこへ1台のバイクが颯爽と現れ、マフラーのマサトに突進した。
バイクのぶつかる衝撃に吹き飛ぶマフラーのマサトはマサトの首を掴んでいた手を離した。
バイクの正体はホロウチェイサーで乗っているのは勿論クウガだ。
「大丈夫ですか!」
「ゲホッゲホッ!…あ、ああなんとか……ギャアッ!?赤い怪物ううううう!!?!?」
「落ち着いて!治安局がコッチに来てるから貴方は急いでこの場から離れてください!」
「は、はいぃ…」
マサトはクウガの顔を見て悲鳴を上げるが彼の指示を聞いてひ弱な声で応えると急いで戻る。
「ビガラ!!ジョブロボンゴセビベガゾガゲダバ!ジュスガンゾ!(貴様!!よくもこの俺に怪我をさせたな!許さんぞ!)」
マフラーのマサトは立ち上がるとその姿を解いて本当の姿を見せた。
その正体ははぐれグロンギの一体『ブ・フォクス・ダ』だった。彼の特技は変化能力、目で見たものを姿だけでなくその人間の癖までコピーできる。
それを活かしドッペルゲンガーのように見せかけて殺害していたのだ。
「ガンドビパビガランゴンザギゾゴゴセデギダグギラパヂガグ!ギラボゴボン ブ・フォクス・ダ ガクウガゾダゴギゴセパジュグギュグザドギョグレギギデジャス!(あの時は貴様の存在を恐れていたが今は違う!今こそこのブ・フォクス・ダがクウガを倒し俺は優秀だと証明してやる!)」
フォクスはそう言うと閉じている眼を開きクウガを捉える。
するとフォクスの腰にある物が現れた…それは
「ッ!?アークル!?」
なんとフォクスの腰にクウガと同じアークルが現れたのだ。
そしてフォクスは悠介と同じく変身ポーズをとりそして
「ヘンシン!!」
フォクスがそう叫び左サイドのスイッチを押す。アークルは赤く光だすと本物より低い音が響きフォクスの体は赤いマフラーを巻いたクウガ(以下、偽クウガ)に変身したのだ!
「変身した……!?」
「ククク……ミタカ、コレがオレの能力だ。」
「ッ!?言葉も…」
「さぁ…貴様を倒して俺がクウガになってやる……ただしこの世界の
そう言いながら偽クウガは走り出しクウガに襲いかかる。偽クウガのパンチが胴体に当たり吹き飛ぶクウガ。
「ぐあっ!?」
「ほらほら!どうしたぁ!!」
クウガに怒涛のラッシュをくらわせる偽クウガ。姿だけでなく能力も優れてたフォクスはクウガの力を得て悠介より強くなっていた。
「ヒャッハァ!!」
「グアアアアアッッ!!?」
「「「きゃああああ!!!?」」」
飛び蹴りをくらい街の広場へと吹き飛ばされたクウガ。何も知らない人々は突然の出来事に悲鳴をあげて逃げ惑う。
と、そこへ治安局のパトカー数台が駆けつける。その中には朱鳶とセスも居た。
「チッ…この世界のゲゲルの邪魔をしてくる奴らか…俺らにも勝てない戦闘力たった5のゴミ共め!」
治安官達に囲まれ、偽クウガが嫌な気分になり舌打ちをしてからクウガに襲いかかる。
その光景に治安官達も撃てずにおり朱鳶とセスもこの光景に驚いている。
「これは一体どうなってるの…クウガが2人居るなんて」
「どっちが本物だ……よしわかった!」
そう言いセスは警棒と盾を構え走り出した。
「コッチが偽物だぁ!!」
そう叫びセスは警棒を振り下ろした!
カァンッ!!
しかしセスが攻撃したのは悠介…本物のクウガだった。
「イッタァ!?……なにするんだセスくん!!」
「エッ!?ほ、ホンモノ……すみません!!」
クウガに怒られたセスは本物を攻撃してしまった事に驚き謝りながら朱鳶の元まで下がった。
「なにやってるんですかセス君!?」
「すみません班長…でも班長は分かるんですか!」
「私は完全無欠の治安官……偽物くらい私の目には丸わかりです!」
そう言い朱鳶はサプレッサーK22を構え狙いを定めた。
「偽物は……あなたです!!」
ズドドドドド!!
「イタアアア!!?」
エーテルビームと誘導弾が襲った………本物のクウガに
「くぅぅ……朱鳶さん…痛いじゃないですかぁ…!!」
「あ、アレェ…こんなハズでは」
「班長だって間違えてるじゃないですか!?」
尻を抑えながら半泣き状態で言うクウガに朱鳶が自分がミスした事で目が点になり呆然となっていると1台の黒い車が到着し一条が出てくる。
「五条が2人、遅かったか…」
「一条さん!どっちが本物か分かりますか!」
セスがそう言うと一条は2人のクウガの戦いをジッと見つめる。
「……分かった」
「「えっ!?」」
一条の言葉に2人は思わず声が漏れた。そして一条は前に出るとこう言った。
「五条悠介!!」
「あ゛あ゛?゛」「えっ?」
「右が本物だな」
ズガァン!
「ぐあああアッッ!?」
普通に呼びかけるとドスのある声を出す偽クウガとおとぼけた声が漏れたクウガの反応に一条はすぐ気づき対未確認専用ライフルを構え左の偽クウガの顔面に一発を撃った。
「か、顔がぁ…!!」
「今だ五条!」
「はい!!」
はぐれグロンギの細胞の神経を麻痺させる対未確認専用弾により苦しむ偽クウガ。
その隙にクウガはファイティングポーズを取ってからの1歩後ろに下がり構える。
右足から一歩踏み出し偽クウガに向かって走っていき距離を近づく瞬間にジャンプし空中で回転し…
「うおりゃあああああ!!!」
「ぐおおおおああっ!?」
クウガのマイティキックが偽クウガの体の中心に入り偽クウガは
勢いよく吹き飛び倒れ込む。蹴りを入れたクウガは反転し着地を決める。
「ぐっ…ぐうっ……」
偽クウガは苦しみながら立ち上がったその時
「ガッ!?」
偽クウガの体に封印エネルギーが込められた痣が現れる。そのエネルギーは全身へと駆け巡っていく。
「こ、この俺が……あともウスコシ…ゼバデダボビィィィ!!(で勝てたのにぃぃぃ!!)」
偽クウガは元のブ・フォクス・ダに戻り言葉も元のグロンギ語に戻りそして……
ドガアアアアアン!!
腰のゲドルードが二つに割れフォクスの体は爆発した。
未確認生物第15号『ブ・フォクス・ダ』はクウガによって倒されたのであった。
対象に化けれるだけではなく力も強かったものの一条の援護により苦しくも勝利を勝ち取った。
「はぁ…」
「どうした五条?」
「いや、今回の戦いで自覚したんです。今後奴らも強くなってるなーって」
「確かに…」
「だから俺もあの力をもう一度引き出さないと……そうだ!一条さん!椿さんに連絡して貰えます?」
「構わないが…一体何をするつもりだ? 」
「フッフッフッ、それはですね……
ミレニアム特別バージョンです!」
「………はぁ?」
続く
アルティメットルパン三世です。
今回から第一章に入りますがその前にクウガのエピソードを作ってたので遅れました。
今回ははぐれグロンギが化けた偽物との対決、一部に仮面ライダー剣のハイパーバトルのネタをセスと朱鳶にやらせました。次回からゼンゼロストーリーメインになりますが前半部分は邪兎屋の視覚映像が主なので少し飛ばしていくと思いますのでご了承を。
そしてヒロインアンケート第2弾決定!!
今回は白祇重工、候補はクレタとグレースの2人になります。
クレタだけにするかグレースだけにするかはたまた両方を取るか!アンケート投票ヨロシク
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白祇重工のヒロイン誰にする?
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クレタ
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グレース
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両方取っちまえ!