ゼンレスゾーンクウガ   作:アルティメットルパン三世

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朔のおみくじで久々に大大吉(振ってる時に金色に光るアレ)出たからその勢いでビリーのガチャ引いたらいきなりS級確定来てすり抜け無しで来たww



終幕

 未確認生物第21号(グ・ヤリド・ギ)との三度による死闘から数日後……

 

 PM11:00 六分街 Random Play 店内

 

 ルミナスクエアの大病院から戻ってきた悠介と付き添いで一緒に来たリンをアキラが迎えた。

 

「お、二人ともいいところに。誰が来たと思う?」

「よう、プロキシに悠介。」

 

 スタッフルームからクレタがひょこっと現れる。

 

「クレタ!久しぶり!」

「体はもう大丈夫なの?」

「心配すんなって。どれも大した怪我じゃねぇし、もうほとんど元通りだ。姉貴もアンドーたちも、エーテルの侵食がどうのって聞かなくてな…おかげで検査をハシゴするハメになっちまった。」

「皆が心配するのも当然さ。君はプロトタイプを操縦して長時間、それも至近距離で怪物と融合していた未確認と戦っていたんだから。あの怪物が人体に影響を及ぼさないって保証は、まだ何処にもないんだ。」

「ま、言われて見りゃそうだけどよ。」

 

 あの戦いの後、クレタは白祇重工の皆にルミナスクエアの大病院へ連れてかれ至る所まで検査を受けてた。

 因みに椿もその検査を担当していた医師たちの一人だ。

 

「そうだクレタ、あの怪物とプロトタイプについてなんだけど…その後、調査の進展はどお?」

「実を言うと、今日はその話をしに来たんだ。先ずあのバケモンについてなんだが…今朝、治安局から連絡があった。技術的な準備が整い次第、すぐに残骸の回収作業に取り掛かるとよ。」

「へぇ、それはよかった。残骸はずいぶん特殊そうだったから、治安局もそれなりに時間が掛かるとだろうとばかり…」

「ああ。これも全部、現場に足を運んでくれた治安官の兄ちゃん姉ちゃんのおかげだ。とはいえ、治安局がバケモンについて調べてるのをただ待ってるワケにはいかねぇ──パエトーン、コイツを託してもいいか?」

 

 クレタはそう言うと、ズボンのポケットから外部記憶素子*1をリンに渡した。

 

「このチップみたいなのが、前にプロトタイプから取り出したと言ってた論理コアの外部記憶素子だね?」

 

「そうだ。親父は、あのバケモンがモニュメントに隠れてることに気づいてた。だからプロトタイプを操縦してブッ倒そうどしたんだ。この記憶素子の中には、当時に関する手がかりがあるかもしれねぇ。」

「けど、親父のヤロー…コイツを特殊な暗号化でプロテクトしてやがんだ。ウチらじゃデータの読み出しができねぇ…悪いが、手伝ってくれるか?」

 

「遠慮なく僕たちを頼ってくれ、クレタ。実は僕たちも…訳あって、あの怪物が少しきになっていたんだ。必ず中のデータを解読してみせるから、安心して。」

「わかった、記憶素子はお前らに託したからな。」

 

 怪物の事は治安局に、ホルスの件はパエトーン兄妹に任せたクレタは悠介の方に近づく。

 

「悠介、お前にも色々助けてくれた。本当にありがとな。」

「こちらこそありがとう。お父さんが無実だって事を俺たちで証明しよう。」

「ああ、必ずな。悠介も困ったことがあったらそん時は白祇重工に頼ってくれ!あんたはあたしらの家族も同然だからな!」

 

 笑顔でそう言い、クレタは悠介とサムズアップをしあう。

 

「よし、そろそろ仕入れ業者と打ち合わせなんだ、ぼちぼちお暇するぜ。」

「じゃあね、クレタ。工事が順調にいくことを祈ってるよ。」

「ああ。あたしも、お前らの朗報を待ってるからな。」

 

 クレタは三人に手を振り、店を出ていった。

 

「なんだか、初対面の頃からずいぶん雰囲気が変わったね。今のクレタは…前よりずっと、頼りになる社長に近づいた気がする。でも、本当に予想外の連続だったな。シンプルな依頼かと思えば、白祇重工の過去を握り起こす羽目になり…しまいには未確認や謎の怪物まで出てくる始末だ。」

 

 逃げた知能重機の回収依頼だったのに気づけばとんでもない事に巻き込まれたのをアキラはそう言った。

 

「そういえばリン…怪物がエネルギーを放出した時、急に目の違和感を覚えたと言ったね。」

「一瞬だったけど、確かに目に違和感があったかも…」

「結局、あの怪物はなんだったんだろう…」

「あの怪物の裏には、絶対に何かがあるはずだ…僕たちが追い続けているあの件の真相も、もしかしたらそこに…」

 

 2人の目的であるカローレ・アルナの無実の証明。あの怪物が手がかりになるのかは今は不明である。

 

「とにかく、残骸の件は一旦一条さんたち治安局に任せよう。僕たちは、何とかして記憶素子に入ってる情報を解読しないとね。」

「Fairy、5倍の電気代を払って養ってあげてるんだから、情報の解読なんて楽勝だよね?」

【マスターのお役に立ちたい気持ちはありますが、システムの演算能力の使用状況、そして解読に要する時間や消費電力に対する要求考慮すると、留守番の私にそのようなタスクを委ねる事はおすすめできません。】

 

 Fairyでも解読をするのに時間が掛かるらしい。

 

【ですが、インターノットにレインという名のハッカーがいます。履歴を参照する限り、この人物ならマスターの要望に合致しているかと。また、レインは邪兎屋のニコともビジネス上の取引を行っています。】

「レイン?その名前、聞いたことがあるな。システムやデータをクラッキングする腕前なら、インターノットでもピカイチだとか。それに、ニコの知り合いなら話が早い。人を紹介してくれたら、ツケを帳消しにしてあげよう…なんて言ったら、きっと飛びついて来るだろうから。」

 

 アキラの言葉を聞き、ニコの扱い方をよく理解してるな…と悠介は顔を引きつらせながらそう思ったのであった。

 

 

 新エリー都のどこか、人気の無い場所にビリマとサラが居た。

 

「また失敗したそうね。」

「ええ、ヤリドにはプロトタイプを奪えと命じたのに言う事を聞かず、勝手にサクリファイスを利用したのは誤算でした。証拠を奪われた以上、ホルス殺害の犯人は私であるのがバレそうだ。」

 

 そう言いながらビリマは血のついた拳銃を取り出した。

 

「あの男も愚かね。あそこに隠していたサクリファイスを見ぬフリして真実を探らなければ今頃は娘と暮らせていたのに。」

「正義ぶった行いがこの結果。封印されたのは計算外でしたが…それよりもサラ、貴女もパールマンを殺害しないとマズいのでは?」

「それなら問題ないわ、私にも考えがあるの。」

 

 ヴィジョン爆破解体事件で捕まったパールマンの件にサラは冷たい眼差しでビリマにそう言った。

 

「裁判所に行くには飛行船に乗らないといけないの。その際にある物を渡して開けさせる。そうすればパールマンは乗客と共に死ぬわ。」

「成程、ですがクウガに邪魔されなければいいのですが。」

「そうならない為に貴方のとこのグロンギに提案して貰ってもいいわ。パールマンさえ始末出来ればいいのだから。」

「わかりました。また後ほど彼らに提案しましょう。」

 

 不敵な笑みを浮かべる2人。 彼らの企みはまたすぐに始まりそうだ…

 

第二章 終

 

*1
クレタが保管しておいてほしいと差し出してきた、チップのような物。見た感じ、プロトタイプから取り外された外部記憶素子だろう。ホルスさんが事故に巻き込まれる以前の手がかりがこの中にあるかもしれない…





ED:『青空になる』

出演

五条悠介/仮面ライダークウガ:松原大典(イメージボイス)

リン:千本木彩花

アキラ:阿部敦

一条業:古川慎(イメージボイス)

クレタ・ベロボーグ:井口裕香

グレース・ハワード:白石晴香

アンドー・イワノフ:神尾晋一郎

ベン・ビガー:浜田賢二

ホルス・ベロボーグ

グレーテル

ハンス

フライデー

サラ

ラ・ビリマ・デ:石田彰(イメージボイス)

グ・ヤリド・ギ:津田健次郎(イメージボイス)

グ・マダン・ギ:谷津勲(イメージボイス)

グ・オグド・ギ:悠木碧(イメージボイス)

グ・ライオ・ダ:藤原啓治(イメージボイス)


特別出演

一城薫:葛山信吾(イメージボイス)

沢渡櫻子:村田和美(イメージボイス)

榎木田光:水島ひかり(イメージボイス)


次章予告

免許更新のためにルミナスクエアへ向かったパエトーン兄妹と付き添いの悠介は、自動車事故に巻き込まれた所を特務捜査班の朱鳶と青衣に救われる。人為的事件と判断して捜査を進める特務捜査班の2人を、兄妹は影から援護することに。
そして、治安局の安全講習会に集まる市民を殺すべくグ・ブコラ・レとグ・オグド・ギが現れる。
市民を守るために悠介はクウガに変身、しかし二体の猛攻にピンチのクウガ。そこへデカマスターが助太刀する!

二・五章、『非常なる任務、戦士と番犬』ご期待ください。

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治安局からのヒロイン

  • 朱鳶
  • 青衣
  • ジェーン
  • 全員に決まってんだろJK
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