明るくし、なるべく、画面から、離れよ
未確認生物22号と23号との戦いから2、3週間が経った。現在も尚、未確認による犯罪は絶えない。
カニの様な特徴がある24号『グ・ラグブ・ギ』*1、クジャクの様な特徴がある25号『グ・ジャグ・グ』*2、サボテンの様な特徴がある26号『グ・ザボデ・デ』*3がゲゲルを始めるも、3体はクウガによって倒された。
26号が倒された次の日、悠介はビデオ屋の裏の駐車場でホロウチェイサーのボディを磨いていた。
「未確認との戦いでだいぶキズ入っちゃったな…あっ!クウガのマークも禿げかけてる…こうなったら塗り直すか!」
ヘッド部分の真ん中に塗っていたクウガのマークが禿げかけてるのを発見した悠介は筆と塗料を用意し塗り直した。
「完成!まるで新品に戻ったみたいに輝いてるなぁ……そういえば、今日だったな。パールマンが裁判所へ連行される日。」
翌日、ヴィジョンコーポレーション爆破事件の裁判が始まる。今日は主犯者のパールマンが司法府の飛行船で最高裁判所へ連行される。
そして邪兎屋の4人が被害者達の代理人として同じ飛行船に乗り込む。
「このままスムーズに裁判が進めば良いんだけど…なんか嫌な予感がする…」
何かが起きるような身震いをした悠介は洗車用具と塗料を片付けてビデオ屋へ戻った。
OP『仮面ライダークウガ!』
開幕
悠介が裏口から入り、スタッフルームに入るとアキラとリン、そして邪兎屋のニコとアンビーが居た。
「あら、久しぶりね悠介!」
「こんにちは悠介。」
「ニコにアンビー!どうして此処に?最高裁に行く筈じゃなかったの?」
「悠介さん、それは僕が説明するよ。」
何故二人がここに居るのか問うと、アキラが代わりに説明した。
前にも言った通り、クレタの依頼である外部記憶素子の解読…これにはFairyでも手こずる為に天才ハッカーのレインの協力を推薦された。
知り合いであるニコにその事を伝えていたのだが、そのレインが行方不明。しかも最近レインから二週間も空のメッセージが受信してきたのだ。
「成程…俺の予測なんだけどレインは何者かに攫われてるんじゃないかな?」
「最初はイタズラか何かだと思ってた…けど確信な物が一枚送られて来たの。」
ニコはその写真を悠介に見せる。
そこに写っていたのは紳士服を着た青年が植物の様な腕を伸ばしてレインらしき人物を捕まえていた。
「コイツ…確かヴィジョンの女秘書と一緒に居たボディーガード!?」
「悠介もそう見えるのね。まさかあの男が未確認とは気づかなかったわ。」
少ししか見合わせていなかったが悠介はそのボディーガードの青年の顔を見て驚愕した。
「しかもその送信先はバレエツインズなのよ!」
「バレエツインズ……ってなに?」
「「ズコーーッ!!?」」
バレエツインズという言葉に悠介は深刻な顔をしてから数秒後にキョトンとした顔で尋ねた。悠介のボケにリン、ニコがズッコケる。
「ちょっと!そんな深刻な顔して知らないとかこっちがビックリしたじゃない!?」
「いやーだって…俺言った事無いから…」
「悠介、バレエツインズというのはとあるツインタワーの名前なの。」
バレエツインズを知らない悠介にアンビーが教える。
「しかもその二棟はもう何年も前からホロウに呑み込まれてるのよ…レインが彼処からメッセージを送ってるだなんて考えられないわ。パエトーンのあんた達二人が特別なだけで、普通はホロウの中と外部では一切通信が出来ない筈だもの。」
「それで私達がアンビー達を連れてバレエツインズへ行こうって決まったの。悠介さんはどうする?最近、未確認も活発に現れてるし待機した方が良いと思うんだけど…」
「いや、俺も行くよ。昨日26号を倒したばっかだし恐らくは数日は奴らも動きはないと思うし。」
悠介は自薦し、バレエツインズへの調査に同行を決めた。
「顔がわかってた方がいいし、これ持ってって。レインの写真よ。」
ニコが1枚の写真を悠介に渡す。
写真に写ってるのは黒いフードを被り、オレンジのリュックサックを背負った薄紫色の髪の少女。
「ん?この子…二人共、この子って」
「あっ…この子ウチの常連さんだ!」
「成程、人は見かけによらずとはこの事だね。」
悠介はレインがビデオ屋の常連だと気づく。リンとアキラにも確認してもらうと二人も知ってる顔に驚いた。
「それじゃあレインの事は任せたわよ。あたしはこれから治安局に行って専用機に乗るから、お先に失礼するわ!」
「プロキシ先生、悠介、今からビリーと猫又を連れてくるわ。バレエツインズの近くで合流しましょう。じゃ。」
ニコは飛行船へ、アンビーはビリーと猫又を連れて来る為にビデオ屋から出ていく。
二人が出ていった後、悠介も従業員服から普段着*1に着替える。
「それじゃあ行ってくるね。」
「ああ、後でまた会おう。」
「イアスも行ってらっしゃい!」
『ンナナ!(行ってくるねー!)』
イアスを抱っこしホロウチェイサーに乗せ、リンとアキラに行ってきますを言い二人に見送られながらホロウチェイサーを走らせた。
PM16:00 新エリー都 バレエツインズ前
ホロウチェイサーを停め、悠介とイアスはアンビー達が来るのを待っていた。
「オーッス悠介!」
「悠介!久しぶりにゃあ〜!」
「ビリーに猫又!元気そうで良かったよ!」
そこへアンビーとビリー、猫又がやって来た。
ビリーは手を振って悠介に挨拶し猫又は悠介に会えて嬉しさに抱きつく。
『皆、合流出来たね、それじゃあ行こっか。』
感覚同期を済ませたリンがイアス越しで話してきた。
皆は頷くと広場まで歩き出す。
「それでバレエツインズってのは…?」
「対岸のホロウの中よ。」
一行は向こうの対岸から見える巨大なホロウを見上げる。
「そのハッカー、マジで彼処から連絡を?……ん?見ろよホロウの上!」
ビリーがホロウの上を指さすとタワーの片方のテッペンがホロウに呑み込まれていなかった。
『あっ、バレエツインズの屋上!そうか…共生ホロウが縮んだらしいけどそれで一番上だけはみ出したんだね!』
「てことは、ニコに来たのは彼処からのメッセージって事?」
『そうだとして…何を思ってあんな所に行ったんだろ?皆、まずは屋上に行ってみよ。』
レインがいると思われる屋上を目標に一行はバレエツインズへ入る事にした。
『着いたね。』
「此処がバレエツインズ…」
「立派なもんだぜ…」
バレエツインズに入った一行。悠介はまだクウガにならず、すぐ変身出来るようにアークルを出している。
ホロウに呑み込まれてから既に廃墟となっている建物の中は薄暗く、不気味な雰囲気を漂わせていた。
「うぅ…なんか此処寒くね…?」
「確かに…中はピカピカなのにみょーに居心地悪いぞ…」
「ん…警戒して。霧が濃い、何か潜んでるかも。」
知能構造体のビリーが寒気を感じ、猫又は猫耳がペタンとなっていた。
アンビーは電磁鉈を何時でも抜刀出来る様に持ち構える。
ガタンッ!
「ダアッ!?」「にょわっ!?」
突然背後から物音がした。
ビリーと猫又、イアスは驚き、アンビーと悠介は戦闘態勢を取りながら背後を振り返る。
しかし誰もいない、ただ単に2つのボンプの置物が片方だけ倒れていた。
「ふぅ…ビビったぜ。は、はは…」
『先を急ごっか…ここにいちゃマズいかも。』
なにか起きる前に一行は走り出し、この場から去った。
この時、謎の影が立っていた。しかし誰もそれを知るものは居なかった。
見てくださりありがとうございました。
ヒロインアンケート(ホロウ六課編)の結果ですが
雅:4票
柳:4票
蒼角:1票
全員:15票
という形で決まったのは今回も全員となりました!投票してくださった皆様に感謝!
(ここからは現状報告)
限定再販したCSMアークル25thが届いてモチベが湧き上がってなんとか書きました。
ここからは原作通りに進むので更新ペースを早められると思います。
来年の1月に開催される超英雄祭2027のチケットが今回も無事に1次抽選で当選しました!休暇申請、ホテル、夜行バスも取ったし今から楽しみ。
先月は大阪で仮面ライダーデルタ/三原修二orゴーグリーン/巽鐘を演じた原田篤さんのオフ会に参加しておりました。
オフ会終わったら今度は仮面ライダーレンゲル/上城睦月を演じた北条隆博さんのお店、JDJ〜気分は上々〜で二次会をしました!
オフ会で原田さんに、二次会で北条さんに色紙へサインを書いて貰いそれぞれのツーショットも撮りました!
翌日は関東から来た二人の友人と真アギト展へ!その後は夕食を食べに仮面ライダーギルス/葦原涼を演じた友井雄亮(現:牧山雄亮)さんの店、北新地神威に行ってました!
この日は仮面ライダーアギト/津上翔一を演じた賀集利樹さんがレストランアギトのコックの姿で牧山店長と共にカウンター席で肉を焼いてました!
自分達は個室でアラカルトを注文。酒を飲み、肉を焼きながらオフ会を楽しんでました。
アギトコースのお客さんで忙しいからこれは牧山店長と話するの無理だろうな…と三人で話してたら突然戸が開き、牧山店長が登場!ちょっとだけでしたがお喋り出来て嬉しかったです。
食べ終えて店の出入り口まで行くと牧山店長がお客さんとツーショット撮ってたのでチャンスと思い、皆でサイン書いてもらう準備をしてました。
自分たちの番が来て自分は真アギト展の図録の牧山さんのページに書いて貰いました!(色紙は2月行った時に書いて貰ったので)
友人二人もグッズを一つ取りだしサインを書いて貰ってました。
最後に四人でギルスの変身ポーズとアギト四大ライダーの変身ポーズで写真を撮り、見送りもしてくれました!
牧山店長、忙しい中本当にありがとうございました!
長々とした雑談でした。
それではまた次回!感想と評価よろしく!
ヒロインアンケート 対ホロウ六課編
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柳
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蒼角
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