KIA SIDE
四人を保護してから数時間後。俺とリムルはカバル一行の様子を確認すべく、リグルドと彩月を連れてリグルが見張っている簡易テントに
キーア「リグルド。あの四人は今どうしてる?」
リグルド「はい。それが————「ちょっ!?お前!それは俺が狙ってた肉!!」...!?」
エレン「酷くないですか!?それ私が育てていたお肉なんですけどぉ!?」
ギド「旦那方!こと食事に関しては、譲れないんでやんすよ!」
部屋からカバル達一行の肉の取り合いによる喧騒が簡易テントの外側に響く。
リムル「?」
キーア「何かあったのか?」
俺と首を傾げる様にクエスチョンマークを表示させるリムルに、リグルドと彩月は
リグルド「済みません。腹ペコだというものでして、食事を...」
彩月「仮面の女性は
リグルドも中々優しいところもあるんだな。堅苦しいところは変わっちゃいないが。
段々と俺達への判断を
リムル「おおっ!良いんじゃないか!困ってる者に親切にしてやるのは良い事だぞ!」
リグルド「ははっ!
リグル「リムル様、キーア様。どうぞ」
リグルが簡易テントの幕を上げると、リグル達一行がガツガツと口に野菜と肉を
キーア「いや、せめて口閉じて食えよ!?」
カバル達三人に大して、シズさんは正座でちゃんと静かに食っている。
リムルの運命の人は随分と器用だな。若しかしたら、俺と同じ日本人である可能性は一理あるかもしれない。
話はさておき、リグルドと彩月は早速俺とリムルの自己紹介に入る。
彩月「ええっと...皆さん。大したお持て成しは出来ないのですが、
リグルド「うむ。客人方、改めて紹介しよう。こちらがッ!我らが主...リムル様とキーア様であるッ!!」
シズさん以外の三人は、スライムが主である事に驚く前に頬張っていた物を一気に飲み込む。
「「「...主!?」」」
リムル「主で悪いか?」
リムルの文句混じりな返答にカバルとエレンは困惑する。
カバル「えっ、いや...」
エレン「ただのスライム使いではないと思っていたけど、まさか...!?」
キーア(主がスライムだって聞いて困惑してるぞ)
リムル(ああ。此処は一つ、無害アピールでもしておくか。後、キーア。変身するのはなしな?お前が敵に回されたら、俺だって対処しかねないからな)
キーア(そ、そうか...悪い。じゃあ、任せる)
本来なら自ら正体を明かすのは御法度だが、今回は仕方がない。
俺はネオディケイドライバーを腰に巻こうとしたが、リムルにあっさりと止められる。
俺に無害アピールを任せられたリムルは、全力の演技による笑顔で自己紹介を始めた。
リムル「初めまして。俺はスライムのリムル。悪いスライムじゃないよ!」
シズ「ぷっ!」
エレン「...シズさん?」
リムルの自己紹介に噴き出すシズさんの方向へ向き直るカバル達。
仮面に阻まれ、口に含んだ物が散乱する事は無かった。
リムル(ん?今のネタ、伝わったのか...?)
キーア「(...俺も一応自己紹介した方がいいよな?流石に今の状況で''テンペスト''は要らないか)俺はリノア・キーア。通りすがりの冒険者で、リムルの相棒だ。無理に覚えなくてもいい」
俺もリムルに続いて自己紹介し、カバルは改めて謝礼の言葉と共にお辞儀をする。
カバル「これは失礼しました。まさか魔物使いに助けて頂けるとは思ってもいませんでしたが、助かりました!」
エレン「あ!お肉、有難う御座います。とっても美味しいです!」
ギド「...どうも、助かりやした。こんな所でゴブリンが村を建設してるとは思いやせんでした」
リムル「...で、
カバル達が謝礼の言葉を言ってる中、シズさんはマイペースに肉を食っていた。
そろそろ本題に入りたいと思っていたリムルはカバル達に此処へ来た目的に関して問い掛けると、カバル達は自己紹介に入る。
カバル「その事について説明する前に、自己紹介を...俺はカバル。一応このパーティーのリーダーをしている。んで、こいつが...」
エレン「エレンです!」
ギド「どうも、ギドと言いやす。お見知り置きを...」
カバル「んでこの人は、行く方向が同じ事で臨時メンバーになった...」
シズ「...シズ」
独特の座り方をしているカバル達三人組に対し、シズさんは正座をしている。日本人は確定だろう。
キーア「それで、此処に来た目的は?」
カバル「ああ。俺達はブルムンド王国のギルドマスターの依頼を受けて————」
カバルは疑う事を知らなかったのか、俺達にゴブリン村に来た理由を素直に打ち明ける。
ジュラの大森林の周辺国の一つ『ブルムンド王国』のギルドマスターを務めるフューズという人物の依頼を受けて、この村の調査に来ていたのだという。
リムル「...
キーア「大体分かった」
納得した様に俺達は頷く。
ヴェルドラが居なくなった影響が、こんなにも甚大だったとは思ってもいなかった。
キーア「見ての通り。俺達は村を作ってる最中だが...ギルド内で何か問題があったりするのか?」
きょとんとした目でカバルとエレンはギドに目線を向けて確認する様に尋ねる。
カバル「...いや、大丈夫だろ?」
エレン「そうね、ギルドが口出す問題じゃないしね。国はどうなんだろ?」
ギド「...うーん。あっしにも分かりやせん」
思い悩むギドであったが、結局国での問題は分からず仕舞い。
流石にこのまま帰らせる訳にも行かないだろう。
リムル「そうか、話は大体分かった。今日は此処に泊まるがいい。ゆっくり疲れを
「「「「有難う御座います!」」」」
キーア「三人共。丁重に頼むぞ?」
「「「はっ(はい)!」」」
それから時間だけが過ぎて行き、俺達はシズさんが夕暮れに染まった空を
俺はリムルを腕に抱えながらシズさんに声を掛ける。
キーア「シズさん。少し良いか?」
リムル「聞きたい事があるんだけど...その、シズさんは日本j————「キーア君。スライムさんの言ってた台詞、ゲームのでしょ?」...えっ?」
シズ「『悪いスライムじゃないよ』って」
俺はシズさんの端にあぐらを欠きながらある事を尋ねようとしたが、シズさんはそれ以上言うなと訴える様に、その質問を
シズ「私はゲームってのをやった事ないけど、同郷だった子から聞いた事があってね...キーア君とスライムさんも日本から来たの?」
キーア「...ああ」
リムル「俺も、キーアと同じく」
シズ「...そっか。会えて嬉しいよ」
シズさんは仮面を外して笑顔を見せると、俺達がこの世界に来た理由を
シズ「スライムさんとキーア君はどうしてこっちに?」
リムル「いやあ、それがさぁ、刺されて死んじゃってさぁ...」
シズ「刺されて?」
キーア「俺も、魔王に近い存在との最終決戦で致命傷を負って...仲間に
シズ「...そっか、スライムさんとキーア君は転生者なんだ。大変だったね」
俺達の頭を優しく
リムル「...シズさんは違うの?」
シズ「...私は、召喚者だから」
「「召喚...」」
召喚の単語を聞いた俺達はヴェルドラが召喚者に関して語っていた時の事を振り返る。
ヴェルドラ『三十人以上の魔法使いで何日を掛けて儀式を行い、異世界から呼び出すのだ。協力な兵器としての役割も期待されておる。召喚者は召喚主に逆らえない様に魔法で魂に呪いを刻まれる...』
少なくとも、深刻な表情を浮かべるシズさんが兵器だとは思わない。
ある意味、シズさんは強制的に召喚させられた被害者だ。けど、その召喚者が居なかったらシズさんは今頃空襲に巻き込まれて死んでいた。
今は呪いに関して聞かない方が良さそうだ。
リムル「シズさんは、いつ頃召喚されたんだい?」
シズ「ずっと昔。町が燃えて、炎に包まれて。空から爆弾が降って来て...」
キーア「まさか、日本本土大空襲...空爆か?」
シズ「うん。お母さんと一緒に逃げていて、その時に...」
リムル「...お母さんh————「待てリムル、それ以上言うな。この内容はシズさんにとっては気の毒だぞ」...そうだな。酷な事聞いて済まない」
母親の生死を確認しようとしたリムルだったが、流石に蛇足だと感じた俺は即座に言おうとした言葉を制止する。
リムルが謝罪すると、シズさんは「気にしないで」と首を横に振る。
シズ「ううん、いいの」
リムル「...そうだ。俺が面白い物を見せてやるよ!」
シズ「面白い物...?」
時間が過ぎ去って行く中、リムルが何らかの方法で俺達の視界に移った夕暮れが星々が集う夜空に変わる。
パソコンの画面越しに移ったのは、森で緑のチャイナ服を来たエルフ。時間が経つに連れて頬を染めて抵抗する様な表情となり、来ている服は白いブラジャーだけとなる。
シズ「エルフさん...?」
リムル「うわああおっ!?そうじゃない!そうじゃないっ!!」
キーア「リムル。お前...こういうのが好きだったのか?浮気者め」
リムル「違う!違うからなキーア!なしなしなし!今のはなし!見せたいのはこっち!!」
リムルは自分の素性を誤魔化して映像を変える。
モノクロに投影された映像には第二次世界大戦が終結し、人々が復興していく様子を見たシズさんは目を見開く。
自分が六十八年間、この世界に
東京タワーが出来上がり、超特急ひかり号の運行が開始され、
シズさんはまるで童心に帰った様に日本の発展に心打たれる。
シズ「...凄い。絵葉書で見たニューヨークの
キーア「戦争が終わって平和になった、町も経済も発展した」
シズ「そっか、良かった。お母さんにも見せてあげたかったな...」
俺の日本の現在を告げられたシズさんは、
リムル「俺達はこっちの世界で、皆が平和に暮らせる町を作りたいと思ってる」
シズ「素敵。そうなると良いね」
リムル「なるさ、きっと!」
キーア「''きっと''じゃねぇだろ?これからするんだよ」
シズ「ふふっ...うっ!?くっ...!」
リムルと俺の町の発展に期待の笑みを浮かべるシズさんは突然に身を
リムル「シズさん!?」
キーア「大丈夫か...!?」
シズ「...ええ。多分」
無理を押し通す自分の素性を俺達に心配させたくないと簡易にそう告げると、再度仮面を付ける。
カイジン「リムルの旦那!ちょっといいかな?新しく家を建てる場所の相談をしたいんだが...」
リムル「...じゃあ!」
シズ「じゃあ」
カイジンさんが現れ、リムルは家の建築場所に関する相談に向かった。
その背中を見届けた俺は、シズさんにさっきの苦しむ様子に関して問い掛ける。
キーア「...シズさん。今のは召喚主に掛けられた呪いか?」
シズ「...そうだね。私にとっては呪いだと思う」
キーア「そうか。けど、無理はするな。先に戻ってるから、今日はゆっくり休め」
シズ「有難う。そうするよ」
謝礼の言葉を告げるシズさんとは此処で別れ、その際に俺は向き直る。
表情は仮面を付けているため見えなかったが、何やら悲哀な雰囲気を漂わせる。
そしてその後日。突然の事態になるという事を、今の俺達が知る
ED『田所あずさ/RESOLVE』
~次回、転生したらネオだった件~
レオン「小物が。誰の差し金やら...だが、丁度良い」
ピリノ「こんなに
シズ「体が勝手に...炎で、私は...!私はっ...!!」
エレン「伝説の英雄、爆炎の支配者...!!」
『Re-iris/Howling over the world』
エレン「こっちだってねぇ!命張って冒険者やってるんです!!」
カバル「一匹は俺達が受け持った!」
ギド「
リムル「シズさんを、返してもらうぞ!」
ディケイドA「...行くぞ雄大。一緒に戦ってくれ!!」
【カメンライド クウガ!】
ディケイドA「うおりゃああああああああッ!!!!」
第七話:爆炎の支配者
全てを破壊し、全てを繋げ!
名前:吉木アキノリ
種族:人間
称号:世界の破壊者
魔法:なし
技能(←New!):ユニークスキル『放浪者』、ユニークスキル『撮影者』、ユニークスキル『生還者』、ユニークスキル 『命名者』、ユニークスキル 『渇望者』、ユニークスキル 『構築者』
スキル:『銀極光窓簾』、『機器十年器』
エクストラスキル:『不老』、『魔力感知』、『力量操作』
耐性:毒耐性、電気耐性、麻痺耐性、熱耐性
~オリジナルスキル一覧~
・ユニークスキル 『命名者』
一人の魔物の名付ける際に、使用者の頭を閃かせる。
・ユニークスキル 『渇望者』
自分が「ああいうのが良いな」と自分が願ったものを獲得出来る。
但し、一つのスキルの獲得を願うと魔素を約10%を消費してしまう。
・ユニークスキル 『構築者』
獲得済みのスキルや物体を自分の思った通りにアレンジ出来る。
~使用(召喚)したカメンライド~
アギト、響鬼
未使用カメンライド一覧
-昭和-
1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ZX、BLACK、BLACK RX
-昭和(ネオライダー)-
真、ZO
-平成1期-
クウガ、ファイズ、ブレイド、カブト、電王
-平成2期-
鎧武、ドライブ、ゴースト、ジオウ←New!(ただし、まだ使用不可能)
-TVシリーズ外-
仮面ノリダー、ホッパー1号(The First版1号)、ホッパー2号(The First版2号)、ホッパーVersion3(The Next版V3)、G、アマゾンズ(オメガ、アルファ、ネオ)
コンプリートフォーム(平成1期)の解禁は...
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精霊の棲家での攻略