2025年4月27日 15:31
んー?君は、なぜ、ここにいる?君も「罪」かい?あー言わなくていい、。記憶がないんだろ?じゃああんたは「罪」だ。
しっかし珍しいな。人の形の「罪」だなんてなぁ。いや、気にしなくていい。話し相手がいなくてね。しばらく付き合ってくれ。
といっても話すことなんて大してない。君は何かある?…無いか。そうだよな。じゃあここのことを教えてあげよう。チラッと言ったが、ここにくるのは「罪」だ。どこかの誰かが犯した、ね。別に人間じゃなくてもいい。なんでもいいんだ。とにかくいろんなものが罪を犯すと、それが「罪」となって、いろんな形でここに落っこちてくる。どんな見た目になるかはその内容次第。罪が大きいと大きくて重くなるし、ちょっとしたものだと砂粒みたいなのが落ちてくる。
ここら辺はまだ最近できた場所だから歩きやすい。ちょっと奥に行ってみようか。
移動しながら話すけど、僕は「罪」を見れば大体何がどんな罪を犯したのかがわかる。例えば今君が乗ってるやつ、それはある人間が飛行機をジャックしてビルに突っ込んだ時の、飛行機の方の「罪」だ。飛行機の方にもあるんだよ。主犯の人間とか乗客の人間のも近くにあるんじゃないかな。
んで今僕が持ってるやつ。綺麗だろ?これは川の上流、綺麗な水に住む小魚が人間に捕まりそうになった時、他の小魚がそいつをつっついたんだ。そのおかげでつっつかれた小魚は生き残った。つっついた小魚は捕まって、バケツに放って置かれて、次の日の朝死んだ。その時のつっついた小魚の「罪」だ。つっついた罪のかな。多分。
細菌の罪まであるから個数で言うとほとんどが虫か細菌の「罪」だ。でも歩き回ってるとわかるけど、人間は人口に対する「罪」の量が多すぎる。それも汚いものが大半だ。自分は悪くない、バレない、関係ないし、放っておこうって気持ち悪いったら。だからあっちに固めてある。大変だったよ。
なんの話をしたかったんだっけ。ああ、君は何の「罪」か教えてあげようか。君は元独裁者だ。でも君の見た目はやけに若いね。アイツって幼い心で暴れ回ってたんだ。へえ。
いや、僕の罪はよくわからないよ。自分だからかな。
話が長くなったね。時間はたっぷりある。純度100%の「罪」同士仲良くしようじゃないか、同志よ。
pixivでは1000文字以下でも投稿できたのに…。これは文字数稼ぎの文章だよ。この話には結構うまく書けた自信があって、匿名の交流会では賞賛している人もいたため…、勢いで親にも見せた。「毎年同じテーマで書いてほしい」だって。