宇宙~KITA--~   作:蒼乃翼

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どうしよう、敵の能力と数がヤバイ…


苦・闘・苦・戦

世区見留廃工場(ヨクミルハイコウジョウ)

かつてヴァルゴ…、江本州輝がレオとリブラによって倒された廃工場にメテオは転移してきた

そのヴァルゴ、ゾーンヴァルゴとファングレオ、そしてルナアリエス。メテオとは因縁が“不快”な3体が揃った

「はっ!」

メテオは瞬間移動と杖道を合わせた変幻自在の攻撃を先手必勝で繰り出した

しかしゾーンヴァルゴも自らを瞬間移動し安全圏外に移動、ファングレオとルナアリエスを座標移動でメテオの死角に転移させてきた

刃物のように鋭利な体毛により直接触れられないレオは剛爪で、アリエスは角を伸ばし螺旋状にして突いてくる。元々格闘スキルの高いレオに加え、変則的攻撃をしてくるアリエス、それをさらに自在に操るヴァルゴ。メテオは防戦一方のまま持久戦になると不利になると判断して勝負に出た

 

ジュピター オン レディ? OK!ジュピター

マーズ オン レディ? OK!マーズ

 

ヴァルストームシャフトの先端、ヴァルストームトッパーがコズミックエナジーの木星となりそれが火星により燃え上がった《木相生火・ブレイズハンマー》

 

ゴゥッン!!!

 

ルナアリエスの懐に瞬間移動したメテオは燃え盛る鉄槌でルナアリエスを打ち上げた。ルナアリエスはセルメダルを撒き散らし、身体の中心にあったダミーホロスコープススイッチが砕けた

 

メテオはさらに追撃を仕掛けた

 

サターン オン レディ? OK!サターン

ヴィーナス オン レディ? OK!ヴィーナス

 

「はぁっ!」

ヴァルストームトッパーから鋼鉄硬度となった赤紫色のコズミックエナジーリングを6つ飛ばした。土星の能力を金星によって倍増させた攻撃《土相生金・ソーサリーマギカ》

 

ガガガガガガッ!!

 

ファングレオは剛爪を凄まじい速度で振るいリングを打ち払った

「はっはっはっはっはっはぁっ!」

メテオはヴァルストームシャフトを振るい、跳ね返されたリングを先端のヴァルストームトッパーで絡め捕った。巨大な紫黄色(ムラサキイロ)のリングを振り上げ、ファングレオの背後に瞬間移動し、振り下ろした

 

バババババッ!!!

 

ファングレオの鬣がまるでヤマアラシの様に逆立った。1本一本が牙のように太く鋭い鬣はメテオの攻撃を阻んだ

「ぐあぁぁっ!」

辛うじて瞬間移動で背後に跳んだメテオだが、装甲の一部は鬣が貫通して砕けた

そこにさらにゾーンヴァルゴが光弾を大量に撃ち込んだ

 

ボボボボボボボッボボボボッボ

 

 

 

 

 

 

天高校舎裏。かつてはJK達スラッカーの溜まり場だった所で、JKダイザーとキーカプリコーンが戦っていた。最初の攻撃で分かった通り、キーの能力で解除できるのは特殊攻撃系だけらしく、先程から多弦琴ウルクによる音撃しかしてこなかった。その攻撃をJKはブレイクダンスのような動きで躱し、ダイザーによるパンチやキックを繰り出していた

「はぁ…はぁ…はぁ…」

操縦席でJKは息を切らしていた。友子を脱出させるために戦った傷と消耗した体力が響いていた。ダイザーの操縦はかなりの体力を消耗する。隼はアメフトで鍛えた体力があったので十分な戦闘が可能だった。JKも操縦は可能だが短時間しか持たず、今の状態ではそもそも操縦することすら困難な状態だった

 

ギュィンギュイインギュュィイイン

 

JKダイザーの動きが止まったところに、キーカプリコーンの今まで最大の音撃が放たれた

「しまった…!」

次の瞬間、激しい爆音が響いた

 

 

 

 

 

 

天高体育館裏

クイーンフェスが行なわれたそこの裏でQダイザーとクイーンアクエリアスが戦っていた

「このっこのっこのっ!!!」

Qダイザーは両足の車輪で高速移動しながら両腕の二連ガトリング砲でクイーンアクエリアスと交戦していた。しかしクイーンメモリのバリアでほとんど攻撃は通らない。ならばと、キックやタックルでダメージを与えても両肩の水瓶から流れる水ですぐに回復してしまう。クイーンアクエリアスも防戦一方ではなく先が幾本にも分かれた伸縮自在の鞭ネクタルを振るい、Qダイザーを攻撃していた。鞭の先端は音速を超える。それが何本も、しかもホロスコープスの力で振るわれれば、いくら軍事用パワーダイザーとは言え、何度も喰らってしまっていれば・・・

「くっ…」

装甲はぼろぼろになり、関節部からは火花が散っていた

 

バッバッ!!

 

ネクタルがQダイザーの脚部や腕部に絡みついた。クイーンアクエリアスはそのまま一本背負いでQダイザーを地面に叩きつけた

 

 

 

 

 

 

天高校舎の隅っこ

フォーゼ達の戦いの邪魔にならないよう、Kダイザーとトリガータウラスはここで戦っていた

Kダイザーはトリガーの能力を使わせないようにインファイト、ほぼ0距離での殴り合いをしていた

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

本来は月面作業用のパワードワーカーなので馬力はかなりのものだ。それに加え、アメフトで鍛えた隼の体力も合わさり、並の敵なら十分相手になる。並の敵なら

 

ガッガッガッ

 

しかし今相手をしているのは、ゾディアーツの中でも上位に位置するホロスコープス、その一席牡牛座タウラス。さらにガイアメモリトリガーの能力を有している今、トリガータウラスは上の上と言っても過言ではない戦闘力。元から力だけならレオにも劣らないタウラス。ダイザーの攻撃を真正面から打ち合って対抗していた。そして・・・

 

ガゥンッ!

 

トリガータウラスの頭突きでバランスを崩したKダイザー。そこにトリガータウラスがグアンナの“撃ち”下ろした

 

 

 

 

 

 

井津藻野採石場(イツモノハイサイセキジョウ)

アクセルはバイクフォームを解除して3体と戦っていた

サイクロンカザリは鬣から突風を飛ばしその加速のまま爪を振るってくる、アクセルユニコーンは角を手に持って突撃槍として高速で刺突を繰り出してくる。そして、最も厄介なウェザー、エクストリームウェザーは雷による広範囲攻撃、吹雪による妨害攻撃、強烈な日光による熱射攻撃、霧雨による撹乱を多種多様な攻撃を以前倒した時以上の威力、効果でアクセルに仕掛けてくる

「くっ…、」

アクセルはエンジンメモリをエンジンブレードに装填し、グリップのトリガーを引いた

 

エンジン マキシマムドライブ

 

アクセルはマキシマムドライブ状態のエンジンブレードで八の字を描くように左右に斬り下げ、最後に一回転して横一文字に斬ると、赤く燃えるAが完成し、その勢いのままアクセルユニコーンに飛んでいった

 

ガッ!

 

それを楯で受け止めたアクセルユニコーンはそのままAの結界に動きを封じられた

「はぁぁぁっ!」

バイクフォームとなったアクセルは一直線に突進して、擦れ違い様、腕の部分だけアクセルドライバーから離してエンジンブレードを振るった

 

ザッシャァッ!!

 

斬られたアクセルユニコーンは身体からユニコーンメモリとアクセルメモリが排出され、メモリブレイクされ粉々に砕けた。元の姿に戻ったフェニックスダスタードも身体を構成していたセルメダルが粉々に砕け散りながら崩れ落ちた

リミットブレイクのエネルギーを拘束に使い、それごと敵を斬る。『アクセルトリニティストレイザー』を放ったアクセルは人型に戻った

 

ブォォンッ

 

そのアクセルを後ろから突風が襲った。サイクロンカザリの攻撃だ。擬似コアメダルであってもカザリ自身の姑息さは変わらないのか、それとも生み出したフェニックスゾディアーツ/ジャキ・カンナギの性格が現れているのか・・・

 

 

 

 

 

 

差異田間(サイタマ)スタジアム外縁部

バースがヴァイオレンスウヴァ、オーシャンメズール、メタルガメルと激闘を繰り広げていた

主にメタルガメルを前に立たせその圧倒的防御力にバースが苦戦している隙に、オーシャンメズールの津波攻撃、ヴァイオレンスウヴァの雷やキックによって攻めていた

後藤はメモリの助言を受けていなかったので能力について把握しかねていた

 

ズドォッン

 

メタルガメルのパンチを腹部に受けて、バースは後方に数十メートルも吹っ飛んだ

「…見切った、」

バースは握った左手を開いた。中にはセルメダルが数枚握られていた。何度も殴られながら少しずつ剥ぎ取ったセルメダルだ

 

カポーン ショベルアーム

カポーン カッターウィング

 

「バァァァァァァスッッッ!!!」

低空飛行で一気に間合いを詰め、右腕犀角によるパンチを躱しつつ、カウンターで左前腕のショベルアームズ、CLAWs中最強のパワーの昇拳でメタルガメルを上空に打ち上げた

通常の敵ならかなりの高さまで打ち上げられたが、メタルメモリによりさらに重くなった超重量級怪人となったメタルガメルは10m程度の高さで落下し始めた。しかし、これこそがバースの狙い

 

カポーン ドリルアームズ

カポーン クレーンアームズ

カポーン キャタピラレッグ

 

右前腕にクレーンドリル、脚部にキャタピラを装備したバースは落下してくるメタルガメルの最も装甲強度の低い箇所、首のど真ん中目掛けドリルを射出した

 

ガッ

 

首に命中したドリルは高速回転しながらメタルガメルのセルメダル装甲を抉り削り、セルメダルを撒き散らした

 

グィン

 

落下するスピードを加速させるようにバースは右腕を引いた。首にがっちりと喰い込んだドリルは抜けず、そのままメタルガメルを引っ張ってきた

「バァースッ!」

クレーンのワイヤーが巻き取られドリルが右腕に戻った、と、同時にメタルガメルは爆散し、大量のセルメダルを撒き散らし、その中心で人造コアメダルが破壊された。人造であるがために紫の無の力でなくても破壊は可能なようだ

〔後藤さん、バースさん、応答して下さい〕

突然の呼びかけにバースは辺りを見回した。すると足元にバッタカンドロイドがあった

「こちら後藤慎太郎、俺がバースだ」

〔天高2年仮面ライダー部の野座間友子と言います。火野さんから借りた通信機でそちらの映像もこちらでモニターできています〕

「そうか、こちらの敵は3体、いや、ガメルを倒したから残るは2体、メズールとウヴァだ」

〔やぁバース、俺はハードボイルドだと自称している探偵の相棒フィリップだ。その2体のメモリだが、青い方、メズールが取り込んだのはオーシャン。大海の記憶を宿し水を操る。もう一方はヴァイオレンス、暴力の記憶だ。これは腕力の強化もそうだが、何よりも取り込んだ者の性格を著しく凶暴化させる〕

「なるほど、2体とも以前より得意分野が教化されているというわけか。戦闘に集中する、一旦通信は終りだ」

バースはこちら目掛け跳んでくるヴァイオレンスウヴァと液状化して地面を這って来るオーシャンメズールを睨みながらバッタカンドロイドを放り投げた

「来い、バースの実力を見せてやる!!」

 

 

 

 

 

 

天高グラウンド

ジョーカーはジョーカースコーピオンとナスカキャンサーと戦っていた

仮面ライダージョーカーはWサイクロンジョーカーの半分のスペックしかないが、切り札の記憶がロストドライバーによって極限まで高められており、それを元に高い運動能力・優れた格闘技で1対2の状況でも善戦していた

しかし、あくまでも善戦。圧倒しているわけではない

「くっ…、ナスカはともかくジョーカーがここまでとは、な!」

ジョーカーのパンチを躱したジョーカースコーピオンはその柔軟性を活かした身体を前に倒し頭上から踵落としという荒技でジョーカーを後方に蹴り飛ばした。それに合わせるように、ナスカキャンサーが高速移動で接近、左腕の鋏で攻撃してきた

「うぉっ!」

身体を捻って間一髪躱したジョーカー。しかし、装甲の一部がかすり、そこは一直線状に切れていた

「ちぃ…」

ジョーカーは素手での戦闘に限界を感じていた

 

 

 

 

 

 

次回予告

隼「貴方は…」

圧倒的力

 

美羽「まさか…」

力と技

 

JK「使わせてもらうっす」

その手に握るは一振りの棒

 

メテオ「あぁ、トモダチだ」

友好的な戦士

 

 

第9話

伝・説・仮・面

 




ので、無理矢理だけど助っ人
ちょうど映画で見た後に書いたし
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