二次創作ってどうすんだってなりながら書いてたりします
プロローグなのでこの話のみ短めです
暗い、目の前どころか自分の姿すら見えない
身体を動かそうにも上手く動かせない
…?
先の方に光が見える…
気になる、行ってみたい。
そう思うと、光の方が近づいて来た。
そして、光が俺の方へとたどりつき、そのまま俺は光に呑まれてしまった。
「あなた、産まれましたよ!!」
「ああ」
何か声が聞こえる。視界はぼやけていてよくわからない。
「これが私たちの子…」
「良く産まれてきたな。お前の名前はレイラ、ガイスト・レイラだ」
日本語…?少し、いやかなり違うようだけど何故か意味は分かる、レイラっていうのが誰なのかはわからないがこの声の主はどちらも優し気で悪い人じゃないんだということはわかった。
「あぁ、なんて可愛い子なんでしょう!くりくりのおめめにちっちゃくても立派な角!それにかわいらしい尻尾や羽まで!」
「テレサ、そんなに興奮するんじゃない。私たちの娘がびっくりしてしまうだろう?」
角…?他にも羽とか尻尾とか、なんの話をしているんだろうか?
そうしているうちに視界のぼやけが収まって来て前が見えるようになった。
前には人が二人、見下ろす形でこちらを見ている。
どういう状況なんだろうか、記憶が曖昧だが昨日はいつものように仕事でヘトヘトになりながらも酒を飲んで休んだはず。
もしや、酔って外に繰り出した?迷惑をかけたのかもしれない。この二人に状況を聞くとしよう。
「あーうー」
「!!!あなた!喋ったわ!」
「ははは、喋るだろうよ生きているんだからな」
待ってくれ、全然喋れないぞ。それになんだか声が高いような気もする。
起き上がろうにも、力が上手く入らない。
仕方ないのでジェスチャーで伝えることにした。
「うー」
「きゃぁぁ!手を振ってるわ!か"わ"い"す"ぎ"る"!!!」
「落ち着けテレサ、死ぬぞ。」
女の人が発狂している・・・?
いやいやまてまてまてまて
手がめちゃくちゃちっちゃいなぁ!?!?
なんだこれ!?
下はどうなって…!?
「うぁ!?」
全裸ぁ!?!?!?
そんな事よりも、もっと大事なことがある。
俺、赤ちゃんじゃん!!!!
じゃあ何!?さっきまで言ってた産まれたとかって俺の事!?
「うえぇ!?!?」
「レ、レイラ?急にどうしたの?」
パニックを起こしている時に突然の浮遊感。暖かい感じもあり、どうやら抱かれたらしい。
後、さっきから聞くレイラっていうのが俺の名前らしい。ガイスト・レイラがフルネームでいいのかな
「ほら、レイラ落ち着いて。でびでびー、ばぁ!」
「うぁ」
何その掛け声。いないいないばぁかな?
逆に冷静さを取り戻したわ。
「良かった、落ち着いたわね」
「それにしても、少し様子がおかしいな。どれ…」
男の人が覗き込んできた。
なんか腹立つほどイケメンだな、こいつ。
ところでずっと気になっていたんだが、そろそろ見てみぬふりは出来まい。
この人たちなんか角生えてね?
まさか俺にも生えてる?手が上手く上がらないから触れないけど違和感があるんだよな。頭と背中と尻に。
「あら、この子。じっと見てくるわ、うふふ」
この人たち、いや、多分この目の前にいる人たちは…
「立派な悪魔になってね、レイラ」
「うぇ」
ほらやっぱり悪魔だぁ!!
しかも俺も悪魔だぁ!!
待てよ?
俺が元々人間ってことがもしばれたらこれやばいんじゃないか?
悪魔って魂を奪ったりするんだよな?だったら、体は悪魔でも魂は人間の可能性がある俺ってやばくね?
これが夢ならいいが、なんか感触とかリアルすぎて夢とも思えない。
とりあえず今の状況が転移か転生かなんか知らないけどこの場にいるのはきっと悪魔だけ、俺が人間だったってことがばれたら魂を奪われるかもしれない…
よし、とりあえず元の姿と元の世界に戻るまではばれないようにするしかない!
赤ちゃんだし逃げ場とかないしな!!
「これは面白い。」
男の悪魔が楽しそうな顔をしている。悪魔って思うとちょっと怖いな。
「聞け、テレサ」
「何かしら、グレイブ」
男の悪魔が嗤っている、何か嫌な予感が…
「私たちの娘は元人間だ」
ば、ば、ば、バレてる~!?!?!?
「これは面白いことになりそうだ、なぁ?レイラ?」
「あ…ぅぁ…」
あ、ああ……俺が何をしたっていうんだ。
誰か助けて……お母さん……お母さんも悪魔だぁ……
「ふぇっ……」
あ、無理。意識が飛ぶ………ぁ
「あ、やべ。気絶しちゃった。」
「あ な た ?」
「こんなつもりじゃなくて!!」
「この子が目覚めるまでゆっくりとお話しましょうね?」
「…はい」
ハーメルンはTSに優しいと聞いたのでTSです、いいですねッ!
最初は入学式までの3話を一気に投稿とのこと