「今日もうちの
「
「今度
と、最近
その原因がこれだ
「
「最近その話ばっかりだよね、私も楽しみだけど」
「二人共結局
「迷ってたら入り損ねただけだよー、期限三日だけって結構短いよね! 後でも入れるとかだけど師団披露の後でいいかなって」
「私は来年に何か入るわよ、エイコとは別のとこかもだけどね。レイラのとこは入るつもりないから別」
ということで今話題になっている、
因みに一年生の親を始めとした学生の家族も見に来るイベントでもある。
それぞれの
そんななか我らが
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「うちの披露? まぁ新作魔具の展示会ってとこかなぁ」
「何かお店とかアトラクションは?」
「予定にないなぁ、元々今年は僕だけやったし ……まぁ皆で今から考えてみるってのも手かもな」
と、いう風にふんわりと未定といった感じなのであった
「それじゃあイルマくんたちも呼び出してみんなで決めましょうか」
「やなあ、それまでお茶でも飲んで待ってよか」
そうしてちょいちょいと魔インを飛ばしてイルマ達に連絡した所、今丁度向かってるって事なのでそれをアミィ先輩に伝えつつお茶を淹れた
「そっか、ありがとな …お茶はおちつくなあ」
「ですねえ そうだ、先輩に聞きたいことがあったんですけど」
「ん?なに? 魔具のことかいな?」
「んにゃ、魔具じゃないです 先輩が嫌なら別に言わなくてもいい事なんですけどいいですか?」
「なんや改まって なんでも気軽に聞いてくれたらええんよ?」
「じゃあ遠慮なく 先輩っていつからそうなんですか?」
「そうって?」
「それは──」
「お待たせしました!!」
いいタイミングなのか悪いタイミングなのか、このタイミングでイルマ達が合流して来た。
元祖返りという存在がどうしてそうなるのか気にはなるものの、急ぐ必要はないだろうし他人に聞かれたくないかもなので質問は取りやめとした。
「みんな集まったなあ、じゃあ一応
「「「よろしくお願いします!」」」
「まず、
「それで、投票を行って上位の師団にはちゃあんと賞もある、一番になったら
位階の昇給、これは俺の目的である"人間界旅行"の為には欠かせないものだ。
ならやっぱり狙うべきだろう、師団一位を
「「なりたいな、一番……」」
「「えっ」」
思わず漏れた事ではあったがイルマとハモってしまった
顔を見合わせるがお互い目指すところは一つだろう。
頷き合ってアミィ先輩の方を向きなおした。
「「なりましょう!一番に!」」
「い、一番を狙うん? うちが??」
「はい! どうせやるなら一番になりましょう!」
「私達もやれることならやりますし、ぶっちゃけ上げたいですよね 位階」
「入間様がそういうのであれば私も全力でサポートします!」
「いるまちもアズアズもばけちゃんもやる気だー! クララも超々張り切って頑張るぞーー!」
「あ、あのな うちは去年もほぼびりっけつみたいなもんやったんよ? 昔は結構やれてたとか聞いたけど、今はその先輩たちもおらへんわけやし期待もぜーんぜんされてないんやわ」
アミィ先輩は自身が無いようだが、俺らはやる気だ
アスモデウスもクララもどちらもイルマが基準とはいえやる気に満ち溢れた表情であり、これならいいものが出来ると確信できる。
それを感じ取ったのか、ふうと息を一つはいてアミィ専売は口を開いた
「んじゃあまぁ……狙うだけ狙ってみよか、一番を」
「しましょう!下剋上! びりから一番に!」
「イルマ君の言うとおりです!下剋上です!」
「ゲコクジョー……? だぁー!!」
「「「下剋上! 下剋上! 下剋上!」」」
とても一体感を感じる、人数は少なくても今のうちの師団は最強だ
「となると、なおさら今の出し物じゃ無理かもなあ」
「去年は何やったんですか?」
「作った魔具の展示会やな、ガイストさんには言ったけど今年もそのつもりやったよ」
「確かにその披露であれば一位を取るのは難しいでしょうね、もう少し派手なものを行うほうが良いかと」
「アスモデウスくんの言うとおりやな、皆もしたいことあったら教えてな。 まだ時間もあるし皆で決めようや、その為に三人に来てもらったってのもあったしな」
ということでみんなで披露を考えることとなった。
「まず師団長の僕からやな、うちの師団は魔具研究師団なわけやから最低でも魔具を使ったり展示したりするのは前提として必要やと思う、やる事にも魔具を絡めていこうや。」
「因みに去年もそうやったんやけど今年もスペースは狭いと思うよ? その辺も考えないとなあ」
「僕は…前に魔具で綺麗に輝かせた光を皆にも見てほしいです!」
「私は、家系の証でもある火炎の魔術であればお力になれるかと思います」
「私はドーンでドバーンでバカーーンなのがいいな!」
「私はそうだなぁ……」
魔具研究師団としての初めての大きなイベントでやりたいこと、それを改めて考えてみた。
俺が好きな事と言えば旅行やキャンプと魔具(機械)いじり、後は今世で増えたファッションを兼ねたショッピングとかだろうか。
どれも発表会とは相性が悪いだろうか?
しかしファッションなら相性がいいかもしれない、見た目っていうのは大事な要素だ。
「うん、華やかなものが良いな、誰が見ても綺麗だったり可愛かったりカッコよかったりするやつ」
「なんや全然まとまりないなぁ」
「ですね、光で火炎で華やかでドカーンドバーンって……」
「花火だーーーー!!!!!!」
「ちょっ」
花火、それは夜空に撃ちあがる祭の花。
一瞬とはいえその様子は心にも響く素晴らしい人類の誇るの芸術の一つだ
そう、人類の。
(これはもうほぼ確定じゃん……俺みたいに生まれ変わった元人間って線もなくはないけど、保護者がサリバン公な辺り攫ってでも来たのか? いずれにせよガイスト家の能力で人間、もしくはほぼ人間とバレているということはアレだけの悪魔なら察しが付けられる。近いうちにこちらから動かないとな。)
面倒に巻き込まれたような気がしなくもないが、魔界に生まれ変わった時点でその辺は今更だろう
今のうちに対処できる部分は対処するよう準備もしておこうか
「ばけちゃん? ばーけちゃーん!!」
「わっ!ごめん、どうかした? クララさん」
クララが覗き込んできたので驚いてしまった、考え込み過ぎていただろうか。
「ばけちゃんって花火知ってる? 私たちは知らないんだけど」
「……知らないよ、どういうやつなのかな?」
「いるまちが言うには空に爆弾を投げて爆発させるんだって!」
「物騒な」
「違う違う!! 空に球を打ち上げて光の花を咲かせる観賞用のやつだよ!」
ごほん、と改めてイルマが説明を続ける。
俺は趣味の旅行も相まって花火にはある程度詳しいのだが、それを伝えると変な疑いを広げてしまいかねないのでここは悪いが説明はイルマに任せる事にした。
「師団披露は夜までやってますよね、それで夜空に光の花を咲かせる花火はきっと綺麗で目立ちます! 魔具研究師団の事ももっと知って貰えると思うんです!」
「それに、空ならスペースも関係ないですし!」
「「「おぉ~」」」
確かに、空に打ち上げる花火は基本的にはスペースは関係ない。
と言っても懸念点もあるので一応伝えるだけ伝えておこう
「もしかしたら
「そっか飛行師団は空を飛ぶもんね! ありがとうレイラさん!」
「でしたら設計図とかも必要ですね、必要そうな道具を貰ってきましょうか」
「私も行く!」
「じゃあ物を貰うついでにうちのスペースの確認もしに皆でいこうか」
アミィ先輩がそう提案してくれたので俺たちはみんなで魔具研究師団に割り当てられたスペースへと向かった。
向かったのだが
「せっま!?!?!?」
他の師団と比べても圧倒的なスペース不足、花火を打ち上げるにもちょっときついんじゃないだろうか。
一番になるという目標もある
因みにスペースはアニメ版ではなく漫画版のサイズを想定しているので恐ろしく狭いです、3畳分くらいしかありません。
他の5分の1って言ってましたがアニメだと3分の2くらいありますよねアレ