「それでうちの
「只今より! 順位を発表します!!」
俺たちはそれぞれの家族と合流して
「
……楽しい時間というのは早いものだ、この祭りももう終盤で後は表彰式を残すのみとなった。
「もう、かぁ…… おとさま、おかさま、名残惜しいけど私師団の方に行かなきゃ」
「ああ、今日は案内してくれてありがとうな 俺たちも楽しかった、な?テレサ」
「もちろん! それじゃ私たちは保護者席の方で見てるからね、いってらっしゃい」
「行ってきます!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「お待たせ、クララが店番してくれてたんだね 兄弟皆で」
スペースに戻ってみると、クララ含むウァラク一家のみんなで店番をしてくれていた。
一応自動販売用の魔具人形も配置してはいたが、実際に人がいるかどうかは段違いに違う、温かみとかそういうあれが
お礼に兄弟たち+マミィさんに縁日お得セットを渡しておいてクララを回収した。
「あっ、ガイストさん、それにクララも!」
「イルマち!」
丁度いいタイミングでイルマも戻ってきた、それと遠くにもう一人
「入間様~~! 何とか逃げてこれました~~!!」
「あ、アズ君! 服が乱れてるよ!?」
「こ、これは失礼しました! ……よし これにてアスモデウス・アリス合流致しました!」
「うん それじゃ、皆いこっか」
「はい!」「はーい」「うん!」
全員で動き出そうとしていた時、突然話しかけられたのだった
「あ、いたいた
「「「「?」」」」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
時は進んで後夜祭
「只今より、
「優秀師団表彰式を始めます!!」
「プレゼンターは我らが会長! アザゼル・アメリ!!」
「皆ご苦労だった……」
ということで始まった師団披露表彰式、俺たちの賞も決まっていた。
「なんていうか、頑張ったよね僕たち」
「ええ、他の
「うんうん! イルマちもアズアズもばけちゃんも それにアミアミ先輩もみーんな頑張った!」
「満足だよ、私は。 ほら、
俺たちは、放送の後に教員に呼び止められて色々と話を聞いた。
その上でこの結果に納得したのだ、胸を張っていこう
「本来は発表しないのだが、皆も気になっているだろうからな 今回は特例で発表せねばなるまい」
「
「は、はいっ!」
イルマが返事をし
「四位に賞名は無いが特典としては各種備品のアップグレードが認められる、後程担当の者に伝えておいてくれ」
「わかりました!ありがとうございます!」
特賞を取れなかったのは残念だが、俺たちの顔に陰りは無い。
「えー意外ー」「魔具研って花火のだよな?」「俺一位だと思ってたよ」「俺も魔具研に入れたー」
と、そんな時にちらほらとそんなことが聞こえてきた
魔具研究師団の発表は順調であったし話題性も抜群だった、だがこの結果だ。
それには当然理由があって……
「粛に」
ぴたりと声が止まり、静寂が産まれた。
「今回特例として発表した第四位の師団についての補足がある。」
「この師団は事前に報告があった中での発表ではあったのだが、それとは別に問題があった。 詳細は省くがその為に、大幅な減点を行っている。」
「その上でのこの結果だ、それを評価しないのは我が校の誇りにも影響する。」
「その為、教員で会議をしたところ特例として追加の商品を与える事にした」
「代表者一名の
ざわつきが広がる、本来の一位である特賞では全員1上昇、代表者は2上昇なのでランクは下がるがそれに沿った賞という事なのだろう。
俺の目的も位階の上昇ではあるが、今回これを受け取る権利があるのは俺ではないだろう
「ほら、イルマ君 受け取ってきな」
「えっ!? 僕!?僕はてっきりアレだけ用意してくれたガイストさんが受け取るのかと……」
「今回の中心は君だよ、なら商品を受け取るのは君が一番だ。 ま、その分私は備品のアップグレードに口をはさむけどねー」
そうして、イルマは
俺の今の
それに、備品のアップグレードにかこつけて色んな要求を通せるのだ……楽しみでしかない。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
時はすぎ、師団披露から数日たった。
花火の話題もまだ聞きはするがそこまでとも言えるくらいには落ち着いてきた。
「むふふ……これとこれと……後これも良いなぁ」
今俺は師団披露の第四位特典である備品のアップグレードリストを用意している。
一応あの後補足として個数などの制限も聞いたが、設備を強化出来ることには変わらず最高の待遇とも言えるだろう
とはいえ第三位特典の豪華師団室や第二位の団費増額+好きなもの一つと比べれば雲泥の差ではある。
二位とそんなに変わらないんじゃないかと思う者もいるだろうが、とんでもない。
バビルスが
それこそ、俺のような備品のアップグレードどころか言い方を考えれば丸ごと一新する事だって可能だろう。
そういう意味で考えれば他にもチャンスがある
その上で団費も増額されるなんて羨ましい、妬ましさMAXである。
「とはいえ、十分十分 うふふ」
笑いが止まらない、アミィ先輩の事件があった以上失格の可能性も高かったが事前に起こる可能性のある出来事を出来る限り報告*1したのが功をなしたのだろう。
正直代表者の
「なに変な顔してるのよ、レイラ」
そんな時に声が聞こえた、ここは師団室なので部外者は来ないはずだし話し方的にはクララではないようなのだが
振り向いてみるとそこには師団披露も助けになってくれたケロリがいた。
「あれ?ケロリ、どうかした?」
「師団披露の借り、返してもらおうと思ってね A組に行ったらエイコって子がここにいるって言ってたからわざわざ来てあげたのよ」
「なるほど」
師団披露の時ケロリは急いでいた俺が見苦しい恰好をしているのを直してくれて、その上で壊れてしまっていた魔具の代わりに認識阻害眼鏡を貸してくれたのだった。
その時に確かに後でしてもらいたいことがあるとかなんとか言っていたはずだ。
「というかあなた、何してたの? モデビルがしちゃいけない顔してたわよ」
「ああ、師団披露の景品の為のリストを作ってたんだよ、備品リスト」
「そういえば四位取ってたわね、おめでとう ……新聞に載ってたっけ?」
「認識阻害眼鏡つけっぱなしだったし、外したら
「ああ……」
普段の認識阻害魔具であればカメラ越しでも問題なかったのだが、自分に合わせた魔具でなかったので写真に撮られるときに離れておいたのだ。
普段撮られる分、撮られない事だってお手の物である
「それで? 私は何をすればいいの?」
「それはね──」
初めてする事ではあるが、そこまで負担でもないし快諾した。
マネちゃん経由で事務所にも連絡して許諾も貰ったので、軽く打ち合わせも必要だろう。
大きなことが終わった後ではあるがこれからも充実した毎日になりそうで何よりであった。
飛ばして大丈夫なやつです↓
何故か漫画本編って最初に4位と5位の部分も表にはあるのに表彰式とかではノータッチなんですよね
先生の事だからこの辺考えてそうですが本作ではこの辺全部捏造です。
後、クララ→キリヲって実は呼び方出てないんですよね、もし出てたり、今後出たら修正するので教えてもらえたら助かります
【スキ魔】
エイコは元々は店番を続けてくれていたが、偶々離席していた時に入間が帰って来たので結局話せずじまいだった