こういうのってオリキャラ多数タグとか必要なんですかねぇ
「というわけで、終末日にはいる訳だけどバビルスの生徒という事は忘れずに、問題を起こさず規範となる行動をして下さい!」
時も経ち終末日がきた、魔界の夏休みであるこれは当然宿題なんかも出るがそれ以上に思いっきり遊んだり技術を極めたりできる期間である
今ダリ先生が終末日の諸注意を話してくれているが、皆浮足立っていてあまり聞けていないようだった
「建前は以上!! じゃ、みんなまた次の学期で会おう!終末日思いっきり楽しんでね! 解散!!!」
「「「ッシャアアアアアアアア!!!」」」
轟音も轟音、大轟音である。
バビルスは時期的に中学〜高校とも言えるのだが、それの夏休みといえばわかりやすいし気持ちもわかる、俺も大人げなくうっきうきだ、叫ぶのは喉に悪いので叫ばないが気分だけは叫んでいるつもりだ
「じゃあ二人共約束は覚えてるよね?」
「もちろん」
「当然よ、これも終末日を楽しむための犠牲ってやつよね」
俺達三人は終末日に入る前に楽しむために一つの約束をしていた。
その約束は簡単である、最初の3日間だけは遊ばず宿題に集中するってだけだ。
俺は前世での夏休みの宿題は最後まで残すタイプだった、ただその場合は正直夏休み終盤になるにつれて宿題を後回しにしていることによる焦燥感や絶望感でとてもじゃないが楽しめたものではなかった、なので今世は終末日を最大限楽しむために最初に宿題のほとんどをこなすことで安心感を得るようにしたのだ
それを二人に伝えたところ、二人共快諾してくれたので約束としてお互い三日間だけ頑張るって話になったのだ。
因みに、モデビルの仕事も夏なので相当に増えるのだが、それのほうも最初の三日間は入れないようにしているので完璧である
「レイラー!エイコー!ガーコー!」
「ちょっとミーチェ、そんな大声出さないでよぉ」
「どうかした?」
話しかけてきたのはA組の女子である二人だ、猫耳のロングヘアーの子がミーチェ、羊の角のような角をしているフワフワ女子がシャフという名前だ
二人ともクラスでは話すことはままあるが、休み前のこういうタイミングで話しかけられたことは無い、何か用があるのだろうか
「終末日の最初にさ、女子会したいねってシャフと話してたんよね、で、三人もどうかなって思ってさ、後はヴィネさんも誘いたいなって話してる」
「A組女子全員での女子会かー、いいね、でも悪いんだけど4日後とかでもいいかな?私達最初の3日は宿題に全振りするって決めててさ」
「モチ! じゃあ私も先にやっちゃうかー、シャフ勉強会とかしちゃう?」
「えぇー、面倒いけどミーチェがやりたいならやるぅ……」
「よし! ってやっば! ヴィネさん帰りそうじゃん!ちょっと行ってくる!」
てててっとミーチェは走っていった、この二人もかなり仲が良いのだろう女子会で話を聞くのが楽しみだ
さて、ヴィネだが彼女は実の所殆ど話した事がない、大人しめの子で絵が上手いって事くらいは知っているのだがそれ以上は知らないA組の中の謎女子だ、ミーチェは陽気な子だが大丈夫だろうか、少し不安なので俺も付いて行く事にした
「あ、レイラも来たんだ……」
「あれ、ヴィネさんは?」
「話しかけたらこうなっちゃってね」
「」ペショ……
「溶けてる……」
なんかウミウシのような感じにぺしょぺしょになっている、もしやミーチェの陽の空気にあてられてこうなってしまったのだろうか、なんか毒々しい感じになっているのだが触っても大丈夫なのだろうか
「あの、ヴィネさん大丈夫?」
「へぁっ あっ……大丈夫です……」
「今のが何なのかは気になるけど、それはそれとして置いといて! ヴィネさんもA組女子会来ない?」
「えっ? 女子会? ……私が?」
「そうなんだけど……もしかして嫌だった?日程は今から決めるから用事とかは優先していいからね?」
「いや、そうではなく……」
もにょもにょと口を動かしている、何かを言いたそうにしているが言っていいのかわからないという雰囲気だ
「いいよ、遠慮なく言ってごらん?」
「あ、何か言いたかったの? ごめん!」
「すみません……えっと、私そういうのしたことなくて何するのか全然わからなくてどうすればいいのかわからない……です」ペショ
「あー……なるほど?」
本当にこういうの初めてなようだ、ちょっとこの世界に生まれ変わった後に初めてエイコ達に会った時の頃を思い出す、あの頃は女子のノリなんかは全然わからなかったので困惑させたな、最初の会話なんて
『ガイストさんだっけ? 初めまして、私エイコって言います!』
『……ん? え?俺?』
『ん?うん、貴女だけど俺っ子なんだね』
『えっ? ……あっ!!私私!! 俺……ORE!なんちゃって……へへ……やっべぇ』
『え、え?』
だったし……女子のノリとか関係ないなこれ
この後も色々話すこともあったのだが、女子特有のノリがあったりしたときは困惑したし、男子相手に男子のノリで近づいて困惑させたり……今思っても地獄だったかもしれない
なので今のヴィネさんの気持ちは少しわかる、他人とあまり接してこなかったので接し方が分からないんだろう、あの時エイコ達に会えなかったら俺もひどく引っ込み思案になっていたかもしれないし、周りは全て敵と思っていたかもしれない、そこまでとは言わないが
「大丈夫! 女子会って言ってもただお菓子食べながら話すだけだし嫌な話題は話さなくていいからね! ヴィネさんの好きな事をいくらでも話していいんだから!」
「ひぇっ」
「レイラ急にめっちゃ喋るじゃん でも同感!そりゃ恋バナとかしたいけどそれを強制なんかしないっての! ね?一回やってみよ?」
「そ、そこまで言うなら……参加します」
「「やったー!」」
二人でハイタッチ、ミーチェとは仲良くなれそうだしヴィネとも仲良くなりたい、女子会が楽しみだ
そのままヴィネを連れてシャフとエイコとガーコが待っている方に戻った
「お待たせー、ヴィネさんも参加してくれるって!」
「おぉー、よろしくねぇヴィネちゃん」
「はい……えひひ」
「A組女子全員集合じゃん、楽しみになって来たわ」
「ね! 宿題頑張って気持ちよくやろう!楽しみー!!」
「私もワクワクして来た、良かったら他の日も皆で遊びに行けたらいいんだけどね」
「それアリ!終末日の予定とかもその時何個か決めちゃお!」
女子だけでの話が盛り上がってきたが、男子はもうみんな大狂乱で帰ってしまっている
クラスメイトに話したいことがあったのだが、また別の日にでもゆっくりと個別に話をするしかない
ただ、他のクラスメイトの連絡先も持っているのでそこまで心配する必要はないだろう
「それじゃあ、今のところ今から4日後にするけどヴィネさんはどう?」
「大丈夫です、予定とかないので……」ペショ
「あ、そうだ 私の事はレイラでいいからね、無理にとは言わないけど」
「私もミーチェでいいよ!」
「シャフでぇ」
「エイコの方が呼ばれ慣れてていいなぁ」
「あたしもガーコでいいわ」
「じゃあ私もマーニーで……」
「うん!よろしくマーニー!」
「ひえぇ……」ペショペショ
ちょっとぐいぐい行き過ぎたかもしれない、マーニーにはもう少しゆっくりと関わっていく方がよさそうだ。
さて、時間も結構いい感じになって来たし長いするのも悪いのでそろそろ一度解散とする事にした
「それじゃ、皆魔イングループ入ったね、何か用があったらそっちでよろしくね」
「もち! よーし!ちゃっちゃと宿題終わらせよ!帰るよシャフ!」
「はぁーい、じゃあみんなまたねぇ」
「それじゃ、また……」ペショ
「じゃあ、私たちも帰ろっか」
「そうだねー」
「そうね、帰りましょ」
終末日の予定もさっそく一つ決まったし、バビルス初めての
さぁ、終末日突入だ!!
以下は本文とは関係ありません
密かに目標としていた定期投稿での50話達成しました、完結までこのまま行けるかわかりませんが出来る限り頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。