「「「お邪魔しまーす!」」」
「ようこそいらっしゃいましたレイラ様のお仲間の皆様、私はガイスト家の
「SDとか初めてみた……!やっぱレイラってお嬢様なんだ!」
「一応ね、でもそんなに気にしないで欲しいかな、ちょっと家が大きいだけだからさ」
終末日4日目、宿題は日記などの毎日する必要のある物以外は終わらせた俺たちは女子会をするために集まっていた、うちの屋敷が見てみたいというミーチェの要望で俺の家で行うこととなっていた
「じゃ、とりあえず奥の部屋空けてもらったからそっちに行こう」
「ひぇぇ」ペショペショ
「レイラ!高級感にあてられてマーニーが溶けた!」
「うぇ、床とか溶かさないでよ?」
「だ、大丈夫ですぅ……毒素は緩めなので溶けたりしません、触ってもぴりっってする程度なので……」ペショ
「安心していいのかいけないのか微妙な感じだね……」
マーニーがまた溶け出す前にさっさと移動、来客用の応接室とはまた別の広めの部屋を使わせて貰えたのでそこに机と椅子を並べてもらっている
それぞれが椅子に座ると、アクアがお茶を淹れてお菓子と一緒に並べてくれた。
「おぉ……金持ちの家のお茶だ……」
「おいしぃー!」
「ミーチェとシャフは初めてだもんね、私もレイラの家に初めて来たときはそりゃもう緊張したなぁ……」
エイコとガーコは普通の家庭の出なのでこういうのに慣れていないころはガチガチだったが、二人共すぐに順応したし、ぶっちゃけ
その点シャフは初めてだろうに既にリラックスしているので将来有望と言うべきなのかもしれない。マーニーは、ぺしょぺしょになりながらも頑張って飲んでいるので今は見守りだ
「因みにそれ普通に市販で売ってるやつだからね、高いのもあるにはあるけど委縮するかなってやめてたんだけど……飲む?」
「これで市販……?淹れ方で味って変わるんだ、因みに高いのっておいくら?」
「……一杯20000
「ムリムリ! そんなの飲んだら気になって絶対味なんかわかんなくなっちゃう!」
「だろうね、ぶっちゃけ私もそんなの飲みたくないしその辺のジュースとかスタバ*2のカフェオレが良いもん」
一応
偏見にはなるが多分見栄を張る用の品なんだろうと思う
「わかるかも、流石に2万とかはいかないにしても一回私も高めのお茶を買って飲んでみたことあるけど結局いつものやつが安心して飲める分美味しく感じるんよねー」
「えー?美味しいけどなぁ」
「シャフは図太すぎるのよ、ちょっとうらやましく感じるけどさ」
「慣れって大事だよね、高級品も慣れてくると違いが分かるけどそこまで利点ないし」
「まーね、じゃあそろそろ本番いっちゃう?」
「本番?」
「そりゃ女子会の本番って言ったら恋バナでしょ! なんかないの?今好きな
「う! ゴホッゴホッ!」
突然恋バナの流れになったせいで大人しくお茶を飲んでたエイコがむせた、俺達三人の中では今恋をしているのはエイコだけだし動揺したのだろう。
「その反応……もしかしてエイコって今好きな
「んんっ!!んくっんくっ!! ……ふぅ、急に振らないでよもう うん、私は好きな
「マジ!? え、だれだれ? アスモデウスとか?もしかしてサブノック?」
「そうじゃなくって……イルマさんです」
「入間? あぁあの最近目立ってる
「そう!そうなんです! でも私的にはイルマさんの魅力ってそれだけじゃなくて、誰にでも優しいしよくゴミ拾いとか学校の職員さんたちの手伝いなんかもしてるしで地味なところにこそイルマさんの良さってのがあるんです!」
「いいね! そういう優しい
「けッ……!?」
エイコがフリーズしてしまった、結婚はまだエイコには早かったようで顔を真っ赤にして固まっている。
「ありゃ、やっちゃった? エイコはちょっと今は休憩してもらって……他には好きな
「あたしは今は自分が一番大事って時期ですので、ま、いい
「わ、私はそもそも友達すら稀なので……えひひ」
「私の恋愛ってちょっと特殊になっちゃうんだよね」
「え?特殊って? 貴族だと何かあるの?」
「そうだなぁ、私達みたいなのって
当然家の格が離れていればそもそもとしてその位置に達する前に終わる事もままあるのだが、そうでない場合はやっとお見合いなんかのお誘いになる、その後また予定を組んでとかなり面倒な手順がある上にそこに恋愛感情が挟まる余地はかなり少ない
とはいえそれは過去の文化であり、今は魔王デルキラが『いや、そういうのってめんどくね? 恋愛とか好きにやりゃーいいじゃん』的な事を言ったこともあって大分とマシにはなったのだが悪魔の寿命が長いこともあってまだ昔の感覚の貴族もそこそこいるのでたまに言われる煩わしさもある。
それ以外でも必然的に
人間と違い、女性悪魔はその個体数が少ないこともありその分異性を求める気持ち、狩猟本能のようなものがかなり強くなっている。普段はそういう様子は見られないのだが、男を取り合う場面となれば急にその本能が牙を剥く。
ぶっちゃけ超怖い、俺も今世は女性悪魔のはずなのに同じとは思えない程怖く感じるのだ、俺もちゃんとした恋をしたらそうなるのだろうか、なったらなったで自分が怖くなる。
さらに、貴族の男性悪魔は結構癖が強いのが多い、
例えば礼儀を重んじたり、容姿至上主義だったり、特殊な技術に精通しているかを重視したりと狙った男性がいる場合に考えることが多すぎる、頭がおかしくなりそうだ。
俺の場合はそれに加えて性別的な問題と種族的な問題も出てくるのだが……これは言うのはやめておいた。
「って感じ」
「あーーー、なんか大変そう」
「やばー、
「うちは多分大丈夫だけど、付き合う相手のハードルえぐいレベルで高くなっちゃうかもね」
「かわいそすぎる……まぁ今度サバトやろっか、もしかしたら上手くいくかもしれないし」
「そりゃ助かるかも、一回くらいやってみたかったし」
女性側の合コンなんて男だった頃は絶対無理なわけで……男だった頃も1~2回程度しかしてないが
「丁度いいし、終末日中に一回くらいセッティングするわ! ガーコとマーニーも来る? エイコは、入間に悪いから無しね」
「あたしはやめとく、今はそういうのいいもの」
「私はそんなところに行ったら多分死にます」ペショ…
「あはは、じゃあレイラだけねこっちは私とシャフだけでいいとして……男子はまた後で集めるかー じゃあ、次の話なんだけどー」
そんな話もしつつ、女子会はその後も終末日の遊びの予定とか新学期でやる収穫祭や音楽祭の話なんかで盛り上がりつつ夜まで続いたのだった。
マーニーのぺしょぺしょって漫画で読み直すと思った以上にぺしょぺしょしてるんですよね、可愛いですね
A組男子もゆっくりと出していければと思います、音楽祭までに……