キャロルの依存   作:古明地こいしさん

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1話

僕の名前は優、逢坂優だ。

僕を助けてくれたキャロル風に言うなら父親に「世界を救え」と託された男

まぁなんだ、それで普通は5歳の子供である僕が言うのもなんだがうん分かったとか言うのが当たり前なんだろうけど

僕は昔から機械いじりや本を読むことが好きだった。もちろん体も動かしてた

睡眠時間の調整や健康面の調整をしつつね

 

うん、我ながら子供らしくないな

親友達からも大人みたいとは言われていた

 

「優...これはなんだ?」

 

おっとキャロルが呼んでいる。答えなければネチネチ言われるからもちろん答える

 

「何ってノイズの位相差障壁を"突破"するんじゃなくて"こちら側"に引き寄せる装置だが?」

 

「...なぜ作った?」

 

「なぜって、そりゃ世界を救うためだろう?現存の兵器じゃノイズには太刀打ちできない、それはなぜか?逆にみんなどうして考えなかった?ノイズが化け物だって思うだけで"この世界"の"殺戮兵器"だと、あれが生き物?冗談じゃない、ただ単に人を殺すために動く...それはただの人を殺すとインプットされた機械と変わりないじゃないか」

 

そう言うとキャロルは黙ってしまう。地上のノイズを迎撃していた人達は突然ノイズに銃弾が効き始めて一度手を止めてしまっている。ふむ、このままだとノイズに殺られてしまうな、次はノイズからの炭素分解を無効化する装置を作るか。今は大型だが数日もすれば小型化できるだろう

レイア達が取ってきてくれた機材を使って

 

「これではオレの、"パパからの命題"を果たせないではないか」

 

「キャロル、君の言う父親からの命題とやらを受け取ったのはいい、もちろんそれは誰もが受ける権利がある。肉親から頼まれた事なんだからな。でも君と僕じゃ向かう"未来"が違う。君は"破滅"、僕は"救済"どうだ?道は同じか?」

 

「貴様を拾ったのは間違いだったな、優」

 

間違いと言いながらも名前を呼んでくれるキャロル、嬉しいよ。さて、半重力操作を開始して...ん?なんであの男は拳で戦おうとしてるんだ?まぁいい、あの大人のために全機能フル稼働で急造だがノイズの炭素分解は防いでやろう

 

「とと、僕としたことが、触れられるようになった事を伝えないと瓦礫で戦うおっかなびっくり人間になるな、キャロル。君の"錬金術"でこちらの声を届かせてくれないか?どうしてもシャトーからだと空間面でまだ関われない」

 

向こうに届けるのはテレポートジェムの応用で座標を固定し物を物質転送や送還すればいいのだが声は無理だ

 

「今日"も"一緒に寝てもらうからな」

 

「はいはい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風鳴弦十郎side

 

なぜだ?今までは現存する兵器ではノイズに太刀打ちできなかった。倒すことも、防ぐことも不可能だったのがなぜ今になって攻撃が当たるようになった?

とは言え現場の者が呆気にとられてしまいノイズの進行を許してしまっている

これではまだ炭素分解の方が解決できたわけではない故に彼らが灰になってしまう、それだけは防がなければならない

 

「ふん!」

 

俺はコンクリートを壁にしノイズの突撃を防ぐ、こちらの攻撃があたるのであれば防ぐ事も可能なはずだ

そして

 

「ハッ!」

 

これらを蹴飛ばしノイズへぶつける事ができれば、あるいは

 

『あーあー、聞こえる?そこのおっかなびっくり人間さん。聞こえるなら上を向いてくれ』

 

この声はどこから?言われた通り上を向くと更に声は続く

 

『今そっちにノイズからの炭素分解を防ぐ装置を送るから受け取ってくれ。それを身につけてれば炭素分解されることはない、信じる信じないかは自由だけどノイズはちゃんと倒してくれよ?』

 

そう伝えられると周りの兵達は困惑していた。そして俺の前に突如としてピンバッジが宙に浮いている

 

「君がどこの誰かは分からないが有難く使わせてもらう!」

 

信じる信じないか?この声は間違いなく"子供"の声だ。まだ幼い、翼と同じくらいだろう

ならば子供の言うことを信じなくて何が大人だ!

 

言われた通りピンバッジをつけるとノイズへ拳を向ける

 

「弦十郎さん!?」

 

大多数の兵達が俺の名を呼ぶが今は無視だ

俺はただの警察組織の一員、とある少女を捜索中の一般人だ(は?)

 

「これならば....!!」

 

俺はノイズに触れた拳を少し見たあとノイズを見る、ノイズはなおも俺たちに向かってくるが"今更"向かってこようともこの拳一つで!

 

「ふんっ!」

 

残ったノイズを倒し終えると

 

「教えてくれ!君は味方なのか?」

 

先程言われたのと同じく上へ、上空へ向かって言い放つが先程と同じ声はせず、辺りは静寂に包まれていた

 

「何者なのだろうか...っ、それより"雪音クリス"くんを探さなければ!」

 

 

sideOUT

 

「ねぇキャロル...アレって生物物理学的に人間にカテゴライズされるのか?」

 

「いや無理があるだろう....」

 

僕とキャロルはモニターに映った弦十郎さんと呼ばれた大人を見つつお互いそう結論付けた




Qなぜノイズに攻撃が当たったの?

Aノイズをこの世に呼び寄せたからです

Qなぜノイズに触れられたの?

Aシンフォギアと同じ防護フィールドを身に纏うピンバッジです。なお他の人には影響出ない故現在風鳴弦十郎以外はつけても身を守る盾程度です

Qなぜ風鳴弦十郎の名前が分かったの?

Aキャロルの錬金術でシャトーと現場の声を繋いだままだった時に名前呼ばれたのを確認してるからです

Q風鳴弦十郎は人間ですか?

A調整中です

話数の後にサブタイトルつけた方がいい?

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