オレ、Jokerになります。[凍結中]   作:fateplanet

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激突!巨乳の隊長とオレ

結局、慧理那が学校には現れず、1日を過ごした放課後。

前々回現れたあの2体の幹部クラスがまた現れた。しかし、奇妙なことに現れた場所は市街地から相当離れた工場跡という属性力どころか、人さえいないような所を選んでいた。このことから考えられることはただ1つ。奴らがオレ達と決着を付けようという考えであるのだろう事は容易に想像できた。

 

「これってどう考えても俺達とやりあう為だけにあんな場所に行ってるんだよな……」

 

「そりゃ、そうだろ、総二。そうじゃなきゃあんな人っ子一人いないような場所に好んで現れるわけがないだろう」

 

「それは……そうだけどさ」

 

「加えて武人気質なあの連中なんだ。回りに非戦闘員がいるとオレ達が戦いづらいとか考えているんだろうさ」

 

変なところで律儀な奴らである。

 

「ところで、会長は来ないの?」

 

「それが、学園にも来ちゃいないんだよ。やっぱり昨日の今日じゃ心の整理が不十分だったんじゃないかな」

 

実際、メールを送っておいても返信はなく、連絡がつかない状況にあったのだ。まぁ、昨日のアレからすぐに立ち直れるとは言えないから、ここは仕方ないだろう。

 

「とりあえず、オレがリヴァイアギルディを相手にする。総二、お前はクラーケギルディを相手にしろ」

 

「わかった!って愛香は?」

 

「もしものためのバックアップだ。第一、リヴァイアギルディはオレと因縁あるし、触手嫌いの愛香ちゃんにクラーケギルディは酷だろう?」

 

「いや、それには俺も同意するけどさ」

 

「オレは自分の事で手いっぱいなんだよ。総二、愛香ちゃんを守れよ?」

 

「おう!わかってるさ。愛香は俺が守る!!」

 

「その意気だ」

 

で、愛香ちゃんは乙女の顔を止めようか。いや、嬉しかったのはよくわかったからさ。

そんでトゥアールちゃんはその憎しみを込めた目を向けるのを止めなさい。ほら、気付いて鼻で笑われてるじゃないか。

 

「それじゃあ、行くぞ!」

 

「応!」

 

「‥‥…は、はい!」

 

「「テイル!」」

 

《Joker!》

 

「変身!」

 

「「オン!」」

 

《Joker!!》

 

さあ、戦闘に向かうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

転送装置を使い、無事に廃工場にたどり着いたオレ達。それを待ち構えていた、2体の異形はこちらに気付いたようだ。

 

「ほう、ようやっと現れたか、ツインテイルズよ」

 

「あぁ、姫。ご機嫌麗しゅう」

 

早速クラーケギルディはブルーに対して忠臣の如く、礼をしていた。

 

「まぁ、お前らが現れたのなら、オレ達は必ず現れるさ」

 

「ふん、勇ましい限りだな、テイルジョーカー!」

 

そう言いながらクラーケギルディから離れいくリヴァイアギルディ。それに(なら)い、オレも2人から離れてリヴァイアギルディと対峙する。

 

「別に勇ましくなんてないさ。いつだって怖くて仕方ない」

 

「なに?」

 

「でも、それでも前に向かって戦わなけりゃならないんだ。オレ達の後ろに守るべきモノがある限り」

 

「…………」

 

「だから、オレは自身に覚悟を決めるためにもこう言う!」

 

怖くても、戦うことが罪だとも感じているのなら、それを受け入れ前に進むためにも!

右手をスナップしリヴァイアギルディに向ける。

 

「さぁ、お前の罪を数えろ!」

 

「確かに罪かもしれんなぁ!だが俺達も止まるわけにはいかんのだァッ!!」

 

咆哮と共にアイツが体に巻いていた何かを解く。それは股間から生えていた1本の長大な触手だった!

アイツも触手持ちかよ!ブルーは今回本格的に役には立ちそうにはねぇな、おい!

 

そうして奴はその股間の触手を物凄い勢いで突き出してきた!それはさながら突撃槍(ランス)の如き勢いとともにあり、オレは辛うじて避けることに成功するが、しかしその勢いと共に在る風圧により通信機(トゥアールカフ)が吹き飛んでしまった!

くそ!大事な連絡用アイテムだってのに!!これでオレはバックアップからの指示から完全に離されてしまったことになる!

 

「ほう、今のを避けるか……いや、避けて当然か。でなければ今まで我ら、アルティメギルの侵攻を押さえることなどできるわけがないからな。ドラグギルディを倒したのだ。この程度、当たり前といったところか。

………ならば、もっと速くするぞ」

 

その言葉通り、次の瞬間には壁とでもいうような触手の連撃が襲い掛かってきた!

おいおい、シャレにならねぇぞ!

次々と向かってくる触手をギリギリで躱し、時には弾くことでやり過ごそうとするが、それだって十分ではない。徐々にだが、オレの体には切り傷が走り、ダメージを受けていることは明白だった。くそ!ジョーカーメモリのおかげで動体視力が上がってなけりゃ、こんなのどうにも出来ねぇぞ!

 

だが、オレだってただやられているばかりではない。

槍の到達地点は近くなってしまい、避けるのに苦労はするが、少しずつ前に前進していくことに成功する。その分、ダメージが大きくなるが、知ったことではない。

ここで倒れてしまったら、向こうで頑張っているレッドやブルーに負担が掛かってしまうのだ。そんなこと、出来るわけがない!これでも年上なのだ、年下のアイツらの負担を少しでも減らしたいと思うことはいけないことなのだろうかな?

それに、どんなになっても倒れちゃいけない!ギリギリまで頑張って、ギリギリまで踏ん張らないといけないんだよぉぉぉおおおお!!

 

「なんと!」

 

オレは放たれた触手を左手で受け止めることに成功し、力の限り握りしめる!

 

「うぉおおおおおおおおおお!!!」

 

《Joker!MaximumDrive!!》

 

そうして右手でメモリをマキシマムスロットに差し込み、叩くことで右手に紫炎を纏わせる!それと同時に声を張り上げ、左手を思い切り引き切る!

 

「まさか!」

 

アイツも踏ん張っていても、ヒーローに不可能なんてあっちゃいけないのだ!だからこそ、踏ん張っていた奴の体は宙を舞い、オレの方へと引き寄せられたのだ!

 

「ジョーカーパンチ!!」

 

「ぬぅううううう!!!」

 

そうして放つ一撃を顔面にむけて思い切り当ててやった。

こっちに来る勢いとパンチの相乗効果で普段以上に威力の乗ったパンチにより、リヴァイアギルディは吹き飛ばされた。

 

「はぁ……はぁ……どうだよ?効いただろ?」

 

出来るのならこの1撃で沈んでもらいたいところなのだけれどなぁ……。

 

「見事だ、しかしまだ足りぬ!」

 

もうもうと上がる土煙の中から飛び出したリヴァイアギルディはダメージを受けていないかのようにピンピンしていた。それどころかオレに向かって殴るおまけ付きだった。

今のやり切ったオレに避ける術はなく、今度はオレが吹き飛ばされてしまう番だった。

 

「ぐぁああああ!!」

 

そのうえ吹き飛ばされた先には奴の触手が待ち受けており、飛んできたオレを巻き取り、締め付けてきてしまっていた!

 

「ぐぅう!」

 

「うわぁああ!!」

 

そして、向こうの方からも悲鳴が上がり、そちらの方を見れば、クラーケギルディの切り離された触手により、オレと同じように締め上げられているレッドの姿があった!

 

「ほう、奴と同じことをしているのは気にくわんが、まあよい。どうするテイルジョーカー。もうお前とテイルレッドは無力化されたぞ?あとは腑抜けとなっているテイルブルーのみだ」

 

「………ざん、ねん、だったな……」

 

「む?」

 

「オレ達にはまだ仲間がいる……!」

 

「ふん、あの新参か?あ奴のようなものに俺達が倒されるとでも?」

 

はん、なめ腐っているな?

 

「なめ、るなよ…?アイツは、イエローは、最高につえーんだからな……!」

 

「ふん。戦闘員すら倒せないようなものが強いなど」

 

「ちげーよ……アイツはな、ここ1番で心が強いんだよ!」

 

じゃなきゃ、生身でリザドギルディに立ち向かえなんてしねーよ!

 

「アイツは、必ず来るんだよ!真打としてな!そうだろ!イエロー!!!」

 

 

 

「その通りですわ!!」

 

 

 

その言葉と共に閃光が走り、オレを拘束する触手は穿たれ、オレを拘束する力が弱まり、オレは解放された。

 

「遅いんだよ、まったく」

 

「ごめんあそばせ。しかし、ヒーローや新戦士は遅れて現れるモノですのよ?」

 

「違いない」

 

そうして歩いてきた影は、銃を構え、優雅に現れた。

そう、生徒会長で、クラスメイトで、友達で、仲間の慧理那の登場だった―――――――!!

 

 




そうそう、Movie大戦も見てきました。
鎧武パートもドライブパートも出来は素晴らしく、とても面白かったです。

そして、あるワンカットがとても切なく感じました。

気になる方は劇場にGoですよー?
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