アメアガリグリーンとの初恋   作:松兄

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後書きにてお知らせもありますので、よろしければ最後までご覧ください。


俺と沙知の密会(意味深)

 

 

 ―――季節は飛び、今は11月の月末を迎えようと言うところ。

 

 慈が復帰してから旅館に手伝いに行ったり、翌月には竜胆祭準備で沙知が1年生に試練と題して課題を出したりとあった。

 

 まあ、試練のおかげで1年生自身のスクールアイドルをやる理由を意識することができたから、沙知は今も立派なスクールアイドルクラブの先輩だと俺は感じていた。

 

 

 

 

 そして今月は沙知の発案から蓮ノ空のオープンスクールが開かれ、綴理が今の自分を変えたいとオープンスクール実行委員になったりと色々あった。

 

 ―――そしてオープンスクール当日、晴天だったにも関わらず雨が降り、予定していたスクールアイドルクラブのライブをどうするかということになってしまい、これまで溝があった綴理と沙知が邂逅。

 

 

 沙知の口から――、

 

 

 ――スクールアイドルクラブを辞めたのは苦渋の決断であり、辞めて平気なわけが無かった。

 

 

 ――辞める時部室で泣いたこと。

 

 

 ――そして、今もスクールアイドルクラブを気にかけている事。

 

 

 

 

を、知らされこれまでのモヤモヤが氷解した綴理。

 

 綴理と沙知は和解し、沙知を去年と同じ大好きなスクールアイドルの先輩として見ることができるように。

 

 

 

 

 ――後日、3年生教室。俺と沙知は授業が終わりそれぞれ生徒会室と部室に向かう。――だが、

 

沙知「なあ、康太……先に生徒会室に来てくれないかい? その……///」

 

 沙知が顔を赤くして俯く。これは………

 

康太「甘えたいのか?」

 

沙知「悪いかい?」

 

 沙知がプクッと頬を膨らませて拗ねる。ヤバいカワイイ///

 

康太「じゃあ一緒に生徒会室行こうか。梢に少し遅れるって連絡するから待ってくれ」

 

沙知「ん……♪」

 

 俺はスマホで梢……と慈にメッセージを打ち込むと、沙知の手を取って手を握りながら一緒に生徒会室に向かった。

 

 

 

― 生徒会室 ―

 

 生徒会室に着いた俺たち。沙知が中から鍵を閉める。そして中が見えないようにカーテンも閉める。

 

沙知「………康太♡」

 

康太「沙知♡」

 

 俺と沙知のイチャラブが始まる。ハグしてディープな感じのキスは当たり前。沙知の胸を触らせてもらったりと完全にエロ漫画にありそうな展開だ。

 

 でも行為みたいな事や、その直前クラスの事はやってないけどな。

 

康太(何度も言うが高校生で責任取れんことになったら人生詰む)

 

 それをお互いに分かっているから、本格的にやるのは結婚してからだとお互いに言わなくても理解している。

 

沙知「んっ……♡」

 

康太「沙知……っ♡」

 

 

 

 

 そしてそんな時間がしばらく過ぎ、そろそろ誰か来るだろうし怪しまれるためお開き。制服をちゃんと着直して俺は生徒会室を出る。

 

康太「失礼しました」

 

 ちゃんとそう言って出ておけば見られてもカモフラージュできるかもだからちゃんとやってな。

 

 

 

― スクールアイドルクラブ部室 ―

 

康太「悪い。遅くなった」

 

梢「あっ、先輩……沙知先輩のところですか?」

 

康太「うん。ちょっと呼び出されてな」

 

 ウソは言ってない。

 

綴理「ボクがさちとギクシャクしてたからこーたにも嫌な思いさせてたよね。ごめんね」

 

 綴理…………。

 

康太「それは良いよ。仲直りしてくれて良かった」

 

 本当に………。

 

慈「で、なんでめぐちゃんに連絡を?」

 

康太「最近はマシになったとは言え、梢が1人でメッセージ欄を開けるか心配でな」

 

梢「先輩!?」

 

 愕然とする梢。だってお前の機械音痴相当だからな……。

 

慈「なるほどね〜。そう考えると妥当だね」

 

花帆「フォローできない」

 

梢「花帆さん!?」

 

 パートナーの花帆からもトドメの一撃を貰い崩れ落ちる梢。

 

 

 

 

さやか「取り敢えず、今日の練習を始めましょうか?」

 

スクールアイドルクラブ『はーい!』

 

 そして練習場所であるレッスン室に行き、今度の金沢城前で披露するFes×Liveの練習をするみんな。

 

 俺はみんなのダンスを見ながら指示を出す。

 

康太「慈、前に出過ぎ! バランスを考えて! 花帆ちゃん少し遅れてる!」

 

慈「は〜い」

 

花帆「はい!」

 

 そして曲が終わり、

 

康太「じゃあ一度休憩!」

 

 

 

 みんながタオルで汗を拭いたり水分補給をしていると、レッスン室に沙知が入ってきた。

 

沙知「調子はどうだい?」

 

梢「沙知先輩!」

 

綴理「さち!」

 

慈「沙知センパイ!」

 

 3人が飼い主に構って欲しい子犬みたいに沙知に群がる。

 

沙知「おっと、こらこら……。これからはアタシも時々練習見に来ようと思ってね。やめたとはいえ一応スクールアイドルクラブの先輩な訳だし」

 

康太「歓迎するよ」

 

綴理「うれしい」

 

梢「流石に指導してもらうわけには…?」

 

沙知「それをやっちゃうと生徒会長が部活をやってると取られてしまうかもだからね。それはできないけど………見に来るだけでも違うだろ?」

 

慈「もちろん!」

 

 

 

 

さやか「先輩方は沙知先輩のことが大好きなんですね」

 

 さやかの言葉に、

 

梢「ええ。沙知先輩には返しきれないほど恩があるから」

 

綴理「ボクをスクールアイドルにしてくれたのは、さやと……さちだから」

 

慈「辞められた時はムカついたけどね」

 

沙知「はは……ごめんね」

 

梢「いえ、それはもう大丈夫です」

 

沙知「ありがと……」

 

 よし、そろそろ休憩終了かな。

 

康太「休憩終了! もう一度頭から!」

 

スクールアイドルクラブ『はい!』

 

 そしてポジションに立つみんな。曲が流れると、ダンスに歌と披露していく。

 

沙知「いいチームになったね」

 

康太「ああ。沙知があの輪に居れば言うこと無いんだけどな。仕方ないよな」

 

沙知「ああ………」

 

 

 

 

 ――そして月末、金沢城前でのFes×Live。新曲、ツバサ・ラ・リベルテは大きな反響を呼び、大成功で幕を閉じた。

 

 

― つづく ―




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