☆機動戦士Gundam GQuuuuuuXの未来捏造IF的な作品
☆原作キャラは出るかもしれないし、出ないかもしれない
☆作者の妄想がこれでもかと詰まっているので、そこら辺はご了承ください
その日.....二組のジャンク屋はいつものようにザクに乗り込むと、ダンノーラ・コロニーの近くでスペースデブリを回収していた。
この仕事が終わったら、冷たいビールでも飲もう。
そんなたわいもない話をしていた時、それは起こった。
〈ラ、ラァ.......〉
突然、謎の声が聞こえるのと同時にどこからかキラキラが出現したかと思えば、そのキラキラの中から一機のモビルスーツが現れた。
その機体は16年前にキラキラと共に現れた末に、ガンダムD・Gammaと共に消えたモビルスーツにして、ダンノーラ・コロニーのジャンク屋の間で幽霊モビルスーツと噂されていた存在、アンノウンだった。
目の前にあるアンノウンを見たジャンク屋達は最初は呆然としていたものの.....あの機体が幽霊モビルスーツで、これはヤバいと本能的に察したのかすぐさま逃げようとした。
と言うのも、幽霊モビルスーツことアンノウンと遭遇したジャンク屋は殺されはしないものの、アンノウンの操るファンネルによって自身のモビルスーツをバラバラにされるため、すぐさま逃げた方が良いと目撃者が口々に言っていたのをジャンク屋達は覚えていたため、その言葉を思い出したジャンク屋はその場から逃げ出そうとした。
だが、ジャンク屋の乗るザクの姿を見たアンノウンが動き出したかと思いきや、自らの機体からサイコミュ兵器であるファンネルを出し、そのファンネルを操作してジャンク屋達のザクを攻撃した。
その縦横無尽の攻撃に対し、ジャンク屋達のザクは何も出来ないまま手足を切断され、彼らは自分が殺されるのではないか?と思っていたが.....突然、アンノウンはジャンク屋達に対する攻撃をやめた。
それはまるで、誰かが攻撃をやめるように諭したのを聞き入れた様子だったので、ジャンク屋達はとりあえず命が助かったことに対して安堵した。
「オイ!!そこで何をしている!!」
だが、攻撃をやめたアンノウンの前に現れたのは......騒ぎを聞きつけてやって来た軍警のザクで、その姿を見たアンノウンは今度は軍警に向けて攻撃を開始した。
「なっ!?普通いきなり攻撃するか!?」
「どうやら、コイツは本物らしいな!!」
軍警である自分達に対し、攻撃を仕掛けて来たモビルスーツの正体が幽霊モビルスーツだと理解したのか、戦闘態勢に入る軍警のザク。
その様子を見たアンノウンはさっきと同じようにファンネルを飛ばし、軍警達を攻撃した。
軍警達はファンネルの攻撃を喰らわないように回避するが、どうしてもアンノウンに近づくことが出来ず、攻撃を与えることが出来なかった。
そこで軍警達は一機がファンネルの対処、一機がアンノウンに直接攻撃を仕掛けるという特殊なフォーメーションを、M.A.V.戦術を行うことにしたのか、二手に分かれてアンノウンに対して攻撃を行った。
アンノウンは軍艦のザクが二手に分かれ、M.A.V.戦術を行おうとしていることを理解したのか、2本のビームサーベルを装備して向かってくる軍警のザクに対応した。
(コイツ......!!何で俺達のM.A.V.戦術に対応出来るんだ!?」
軍警の攻撃に対して手慣れた様子で対処するアンノウンを見て、軍警の男はこの機体を操縦しているパイロットが戦いに慣れているのではないか?と感じたのか、冷静に対処するその姿を見て恐れに近い感情を抱いていた。
このモビルスーツは何かおかしい。
それが軍警の男がアンノウンに対して感じた違和感であり、戦っている中で彼が導き出した結論であった。
と、その時....ファンネルの攻撃を掻い潜ったもう一機の軍警ザクがアンノウンを背後から蹴り飛ばしたことにより、隙が生まれたことを確認した軍警の男はすぐさまザクを動かしてアンノウンの動きを止めようの攻撃を仕掛けた。
これなら勝てるはず。
軍警達はそう確信するが.....その攻撃はアンノウンに届くことはなかった。
何故ならば、その攻撃は突然現れたキラキラの渦の中から放たれたビームにより、ザクの腕が吹き飛ばされると言う形で不発に終わったからである。
「「っ!?」」
その攻撃を喰らった軍警ザクのうちの一機が後退するのと同時に、キラキラの渦の中から現れたのは.....16年前に施された白いカラーリングとは正反対の黒のカラーリングが特徴のモビルスーツで、かつてγガンダムと呼ばれたものの、アンノウンと一緒にキラキラの渦に巻き込まれて消滅し、後に失われた6番目のガンダムと呼ばれるようになった機体、ガンダムD・Gammaそのものであった。
キラキラの渦の中からガンダムD・Gammaが現れたことに対し、何が起こったんだという反応になる軍警達。
軍警ザクの前に現れたガンダムD・Gammaは、まるでアンノウンを守るかのような動きを見せる後....軍警ザクに対してビームサーベルを装備すると、軍警はガンダムD・Gammaが敵であることを理解したのか、攻撃対象を目の前にある黒いガンダムへと変えた。
ただ、ガンダムD・Gammaはその軍警ザクを読んででいたのか、その攻撃を避けると軍警ザクの頭部を破壊した。
「この機体....ガンダム、なのか!?」
突然現れたかと思えば、マヴを倒した機体の正体がガンダムであることに気がついたのか、驚きを隠せない様子の男。
それもそのはずで、何しろガンダムは16年の戦いの末にどこへと姿を消したことに加え、そもそもガンダムD・Gammaは秘密裏に作られたモビルスーツだったので、彼がそんな反応になるのも無理はなかった。
「貴様!!何が目的た!!」
ガンダムD・Gammaに対し、男がそう問いかけると.....当のガンダムD・Gammaは何も答えなかったが、その代わりにガンダムD・Gammaの背後からアンノウンがファンネルが現れ、もう一機の軍警ザクの頭部ともう片方の腕を破壊した。
ちょうどその時、軍警の増援がその場にやって来たのだが.....直後に戦闘を終えたアンノウンとガンダムD・Gammaの周辺にキラキラが現れ、軍警達を寄せ付けないように二機を包み込むと、そのまま姿を消すのだった。
「な、何が起こったんだ......?」
その光景を目撃した軍警は思わずそう言葉を漏らし、ただただ二機が居た場所を見つめていた。
しかし、すぐに我に帰った軍警達はアンノウンと黒いガンダムを探すが......キラキラと共に姿を消した二機を見つける事は出来なかった。
そんな軍警達を尻目に、アンノウンとガンダムD・Gammaはと言うと.....ダンノーラ・コロニーの誰にも知られていない場所に移動しており、アンノウンのパイロットはガンダムD・Gammaに対してこう言った。
「....助けてくれてありがとう」
アンノウンのパイロットであり、オリエンタルな雰囲気を出している桃色の髪のその少女はガンダムD・Gammaにお礼を言うと、ガンダムD・Gammaは彼女に向けて手を伸ばすと、少女を優しく撫でた。
「あなたはとても繊細な人だわ。だけど.....とても優しい人なのね」
少女はニコッと笑いながらそう言うと差し出されたガンダムD・Gammaの手を掴み、優しく笑っていた。
一方、その頃.....時同じくしてダンノーラ・コロニーにて、一人の少年が学校に行こうとしていた。
「ピエトロ!!ハンカチ持ったか!?」
「んなもん持ってるに決まってるだろ!!」
「弁当は!?水筒は!?絆創膏は!?」
「だぁぁぁぁぁ!!しつこい!!」
父親である男.....マルタの言葉に対し、そう叫びながら靴を履いた少年は扉を開けると、こう言った。
「んじゃ、行ってくるわ!!」
少年の名はピエトロ・トリール。
自身がかつて暗殺されたザビ家の末弟、ガルマ・ザビの遺児であるユーゴ・ザビであることをまだ知らない16歳のごくごく普通の高校生であった。
「行ってらっしゃい!!」
なお、この数時間後に彼はアンノウンを駆る少女とガンダムD・Gammaと出会うのだが.....それはまた先の話である。
【後書き】
今回はアンノウン&ガンダムD・Gamma大暴れ回!!
何故、今になってガンダムD・Gammaは現れたのか!?
それ後々分かるということで......ね?
あと、アンノウンに乗っているパイロットの女の子は本作のヒロインです。