閃刀疾走   作:七篠ライア

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思いついたので書いてみました
この世界のカードプールは未来のカードが混じってます
もちろんエクシーズ以降の関連カードはありませんが
相変わらずアニメエアプなので喋り方とか違うかもしれませんがご容赦ください


退学のジャマをしに

この世界におけるイレギュラー、カイ・クリスタ13歳

中性的な見た目のTS転生者(体は女)

現在デュエルアカデミアに通う学生をしている

サテライトに捨てられていた*1ところを拾われ、その拾った女性と暮らしており、クリスタは義母の性

実技は上のほうで筆記は平均程度

ちなみに前世で5D'sを見ていたわけではなく、ある程度の流れを知っている程度

 

……とまあある程度彼女を紹介したところで本題に移る

本題といっても彼女と不動遊星の初対面の話だが

タイミングとしては遊星がアカデミアに来た時になる

______

__________

_______________

 

「それはないんじゃないですか?先生」

 

その男子生徒が現れたのは、アカデミアの教師ルドルフ・ハイトマンが

龍亞、龍可の在籍するクラス全員を退学にしようとして

アキが止めようとしていたタイミングだった

中性的な顔立ちで、男子生徒の制服を着ていなければ女だと思っていただろう

 

「成績が悪いならそれをなんとかするのが教師の仕事でしょうに」

 

「なぜ止めるでありますか、カイ君?君もエリート側なのであるから、モンスターも生徒も低レベルな奴は、踏み台くらいにしか使えないのはわかるはずであります」

 

「うーん、どこから突っ込むべきか。サテライト出身の私がエリートと言われてるのは元キングもそうだから置いとくとして、生徒のレベルはどう決めるのかとか踏み台無いと使えない上級モンスターは単体だとカカシ以下じゃないかとか」

 

「君だって上級モンスターをメインに使っているのであります!」

 

「逆になんで準備や展開に必要なことが多い低レベルモンスターを軽視するのか、これがわからない」

 

教師と生徒の口論が始まったあたりで、教室に遊星が入ってきた

少なくともハイトマンはヒートアップして気付いていないようだ

 

「あ、遊星!」

 

教室にキングが現れたことで生徒たちがざわざわし始める

 

「アキ、龍亞、龍可、これはどういう状況なんだ?」

 

龍可が現状を説明する

 

「……で、あのカイっていう人がきてあんな感じになったの」

 

説明を聞いて納得したような遊星に龍亞が聞く

 

「ところで遊星はなんでここに?」

 

「ああ、それは「こうなったらデュエルであります!」……後にしたほうがよさそうだな」

 

口論をしていた二人はデュエルで決着をつけることにしたらしい

 

「すまない、俺も観戦していいか?」

 

と、遊星が声をかけたことでハイトマンが遊星に気付いた

 

「おお、これはこれはキング!どういった御用でありますか?」

 

「ハイトマンを直してくれと頼まれたんだが、先に取られてしまったようだな」

 

ハイトマンは丁寧に接するが、遊星が今回受けた依頼を口にすると

 

「わ、私が壊れているというのでありますか!わかりました、生意気なカイの指導が終われば次はあなたであります!」

 

そういってデュエルコートに移動していった

 

 

 

デュエルコートへの移動中、遊星が

 

「そういえばあのカイって子はどんなデッキを使うんだ?」

 

と聞いた

するとそれぞれ

 

「たしか前見たときは機械族中心のデッキを使ってたと思う」

 

「私は結構いろんなデッキを作ってるとは聞いたことがあるけど……」

 

「確か成績上位者のリストに載っていた気はするのだけど……」

 

と返した

 

「……見てみないとわからないか」

 

 

 

デュエルコート

体育館のようなそこで、デュエルディスクをつけた二人が向かい合う

 

「逃げるなら今のうちであります」

 

「逃げる意味がないね」

 

「「デュエル!」」

 

デュエルディスクがカイの先行を示す

 

「私のターン、ドロー!『手札断殺』を発動」

 

ハイトマンが笑う

 

「いきなり手札交換でありますか、よっぽど手札が悪いようであります」

 

「いいや、逆に良すぎるんだよねぇ!手札から『代償の宝札』と『おジャマジック』を墓地に送り二枚ドロー!墓地に送った二枚の効果!『代償の宝札』でさらに二枚ドロー!『おジャマジック』でおジャマ三兄弟を手札に!」

 

カイ

手札 6→5→10

 

「『おジャマ・レッド』を召喚!」

 

おジャマ・レッド

ATK 0

 

「あれだけドローしたのに出すのがレベル2で攻撃力0のモンスターとは、口ほどにもないであります」

 

「まあ見てなって!こいつは通常召喚に成功したとき、手札からおジャマモンスターを4体まで特殊召喚できる!来い、おジャマ三兄弟!」

 

おジャマ・イエロー

DEF 1000

 

おジャマ・グリーン

DEF 1000

 

おジャマ・ブラック

DEF 1000

 

「『ワン・フォー・ワン』を発動!『おジャマ・ブルー』を捨ててデッキから『ジェット・シンクロン』を特殊召喚する!」

 

カイ

手札 10→6→4

 

「シンクロン!?遊星以外で使ってる人初めて見た!」

 

観客席で龍亞が驚く

シンクロンは遊星がサテライトで拾えるくらいなのでレアリティはそう高くない

レベルも攻撃力も低いからあまり人気がないのだ

最近は遊星がキングになったので値段は上がっているが、学生でも買えるレベルに収まっている

 

「いくぜ!レベル2のレッド、イエロー、グリーン、ブラックにレベル1の『ジェット・シンクロン』をチューニング!ここに現れるは飢えた魚竜!食らい尽くせ!レベル9、飢鰐竜アーケティス!」

 

アーケティス

ATK 1000

 

「レベル9で攻撃力1000?やけに低いでありますな」

 

「まずアーケティスの効果!シンクロ召喚時、素材としたチューナー以外のモンスターの数ドローできる!4枚ドロー!さらに『ジェット・シンクロン』がシンクロ素材として墓地に送られたとき、シンクロンモンスター1体を手札に加える!『ジャンク・シンクロン』を手札に」

 

カイ

手札 4→9

 

「そしてアーケティスは自分の手札の枚数×500攻撃力・守備力が上昇する!私の手札は9枚!よって4500上昇!」

 

アーケティス

ATK 1000→5500

 

「攻撃力5500!?こんな大型シンクロモンスターが……」

 

「すさまじいな、大型シンクロを出して手札がターン開始時より増えている。しかも低レベルモンスターを並べることで真価を発揮するシンクロモンスターか」

 

「手札を5枚伏せる。手札が減ったのでアーケティスのステータスが下がる。ターンエンド」

 

カイ

手札 9→4

 

アーケティス

ATK 5500→3000

 

「3000まで下がりましたか、よかったのでありますか?攻撃力を下げて」

 

「ああ、問題ない」

 

「その油断、後悔させてやるであります!私のターン、ドロー!見せてやるであります、アカデミアに伝わる究極の勝ち組デッキを!『古代の機械像』を召喚!」

 

古代の機械像

ATK 500

 

「さらに『機械複製術』を発動!デッキから『古代の機械像』を2体特殊召喚するであります!」

 

「それはまずいな、リバースカードオープン!『落とし大穴』!2体以上のモンスターが特殊召喚された場合、そのモンスターをすべて墓地に送る!」

 

「んなぁ!?なぜそんなカードを入れているのであります!?」

 

「『機械複製術』対策」

 

今回相手のデッキがある程度わかっていたので入れたのだ

 

「くっ、しかし一体で十分!古代の機械像の効果!このカードをリリースして手札から『古代の機械巨人』1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる!現れろ、『古代の機械巨人』!」

 

ハイトマンは手札のカードをデュエルディスクに勢いよく叩きつける

が、

 

「……?なぜ召喚されないのでありますか?……って、なんでありますか!?」

 

なぜか『古代の機械巨人』を召喚できなかったハイトマンはデュエルディスクに目をやるとそこには

 

おジャマトークン

DEF 1000

 

モンスターゾーンを埋め尽くす5体のトークンが存在していた

 

「『古代の機械像』のリリースに合わせて『おジャマトリオ』と『おジャマデュオ』を発動した。こいつらは相手フィールドにそれぞれ3体と2体『おジャマトークン』を特殊召喚するカードだ。ちなみにアドバンス召喚のためにリリースできず、破壊されたときコントローラーに1体につき300ダメージを与える」

 

「じゃ、ジャマであります!」

 

「そりゃおジャマだからな」

 

「……カードを1枚伏せてターンエンドであります」

あんまりにもあんまりな召喚封じ

自分のモンスターを破壊するカードは手札になかったようだ

そもそもデッキにあるかも怪しいが

 

「エンドフェイズにトラップカードを2枚発動『サンダーブレイク』、『三位一体』」

 

どうしようもないハイトマンにとどめを刺すべく、伏せていたカードを発動する

 

「まず『サンダーブレイク』で手札を1枚捨て今伏せたカードを破壊」

 

ミラーフォースが破壊される

 

「つぎに『三位一体』の効果。自分よりも相手のほうが手札・フィールドのカードが多いとき、墓地から通常モンスター3体を特殊召喚する。私の手札・フィールドには6枚、先生は8枚。おジャマ三兄弟を特殊召喚」

 

もう盛り上がりも何もないからか

淡々と処理を進めるカイ

 

「私のターン、ドロー」

 

カイ

手札 3→4

 

ドローカードを見もしない

 

「墓地の『三位一体』の効果。このカードを除外し、元々のカード名が異なる自分フィールドのモンスターカード3枚を対象として発動。おジャマ三兄弟を対象とする。そのカード3枚の元々のカード名が全て記された魔法・罠カード1枚を手札・デッキから自分フィールドにセットする。『おジャマ・デルタハリケーン!!』をセットし発動、おジャマ三兄弟がフィールドにそろっているとき相手フィールドのカードをすべて破壊する。『おジャマトークン』が破壊されたのでダメージ」

 

ハイトマン

LP 4000→2500

 

観客も何も言わない

遊星も興味深そうに見ているだけだ

 

「フィールド魔法『おジャマ・カントリー』発動。フィールドのモンスターの攻守を入れ替える」

 

おジャマ・イエロー

ATK 0→1000

 

おジャマ・グリーン

ATK 0→1000

 

おジャマ・ブラック

ATK 0→1000

 

ハイトマンは茫然としている

ほとんど低レベルのモンスターと罠だけで完封されたことに

 

「バトル。おジャマ三兄弟でダイレクトアタック」

 

「私は……間違っていたのでありますか……?」

 

ハイトマン

LP 2500→0

 

 

デュエルの決着に伴い、今回の退学騒動は解決した

ハイトマンは改心し、退学を撤回

カイはデュエルが終わってすぐに居なくなっていた

 

そして

 

「龍可、オレ頑張るよ」

 

「うん」

 

「頑張って強くなって、カイに勝てるくらい強くなりたい」

 

「……応援してるからね」

 

次の日から、龍亞達がカイの教室に遊びに来るようになった

*1
虚空から生まれたのでなければ

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