多分後半ではもっと閃刀姫出るはず
二つのDホイールがコーナー目指して突っ走る
特にカイは明らかにフルスピードに近い速度が出ているように見える
「おいおい曲がれんのか?あいつ免許取ったばっかなんだろ?」
このコースの第一コーナーにはライディングデュエルのコースによくある壁はない
なので速度を出しすぎると曲がるのが難しくなるのだが……
バシュゥ!
「なんだぁ!?あの仕掛けは!?」
「無茶するなぁ」
Dホイールの側面からジェットが発生し無理やり方向を変える
要はクイックブーストである
衝撃などはデュエルマッスルで抑え込む
そんな無茶をしただけあって、カイが先にコーナーを曲がる
「私のターン!ドロー!」
コーナーを曲がり終わって速度を抑え、並走し始める
「『Sp-オーバー・ブースト』を発動!スピードカウンター*1を四個増やす!ターン終了時自分SCは1個となる!」
「持ってたかー!」
カイ SC0→4
「そして『SP-エンジェル・バトン』を発動!自分SCが2つ以上あるとき2枚ドローして1枚墓地へ!『おジャマジック』を墓地へ送る!効果でおジャマ三兄弟を手札に」
カイ 手札4→6→5→8
スピードスペルの連続使用、コストのこともあり莫大なアドバンテージを稼ぐ
「でた『おジャマジック』、オーバー・ブースト強いって」
「先攻1ターン目は得しかしないからな」
「しかし、Spじゃない魔法カードもフィールドで発動しなければいいんだな」
「墓地効果のある魔法カード少ねぇからな」
『Sp-オーバー・ブースト』はそこそこレアカード、しかもデッキに一枚しか入れられない*2
カイはパックで当てた
「『おジャマ・レッド』を召喚!効果でおジャマ三兄弟を特殊召喚!」
おジャマ・レッド
☆2
ATK 0
おジャマ三兄弟
☆2
DEF 1000×3体
「カードを三枚伏せてターンエンド」
カイ 手札 8→4→1
攻撃力0が攻撃表示
明らかに何かある
「私のターン、ドロー!」
ユイ 手札 5→6
SC ユイ0→1
カイ1→2
「手札から『サイバー・ドラゴン』を特殊召喚!」
サイバー・ドラゴン
☆5
ATK 2100
「サイバー・ドラゴン……サイバー流か?」
「簡単に特殊召喚できるから使っているだけかもしれない」
「相手の場だけにモンスターがいるとき特殊召喚できるんでしょう?」
融合デッキとして強いサイバー流はライディングデュエルでは使いづらい
「『水晶機巧-シストバーン』を召喚!」
水晶機巧-シストバーン
☆3
ATK 1500
「自分フィールドの表側表示のカード、今回は『サイバー・ドラゴン』を対象としてシストバーンの効果発動!そのカードを破壊してデッキからクリストロンチューナーを1体特殊召喚する!『水晶機巧-シトリィ』を特殊召喚!このターン、私はEXデッキから機械族Sモンスターしか特殊召喚できない」
水晶機巧-シトリィ
☆2 チューナー
ATK 500
「レベル2のシトリィをレベル3のシストバーンにチューニング!二つの結晶合わさる機巧、今ここに!シンクロ召喚!輝け!『水晶機巧-アメトリクス』!」
水晶機巧-アメトリクス
☆5
ATK 2500
「バトル!アメトリクスでレッドを攻撃!」
「トラップカード『ガード・ブロック』戦闘ダメージを0にして一枚ドロー!」
「レッドは破壊!……ミラーフォースじゃなかったか」
カイ 手札1→2
「バトルフェイズを終了、手札の『水晶機巧-スモーガー』を墓地へ送り『水晶機巧-サルファフナー』を特殊召喚し、自分フィールドのカード一枚を破壊!サルファフナー自身を破壊する!サルファフナーが破壊されたときデッキからクリストロンモンスターを守備表示で特殊召喚する!『水晶機巧-トリスタロス』を特殊召喚!」
水晶機巧-トリスタロス
☆2 チューナー
DEF 2000
「墓地のスモーガーの効果でこのカードを除外しデッキからクリストロン魔法・罠を手札に加える!『クリストロン・クラスター』を手札に加え、カードを一枚伏せてターンエンド」
ユイ 手札2
「私のターン!ドロー!」
カイ 手札2→3
SC カイ2→3
ユイ1→2
「『エンジェル・リフト』を発動!墓地のレッドを特殊召喚!」
「『クリストロン・クラスター』を発動!墓地のシストバーンをデッキに戻し相手フィールドのカード1枚を破壊!さらにクリストロンシンクロモンスターがいるならもう一枚破壊できる!『エンジェル・リフト』とイエローを破壊!」
エンジェルリフトは永続罠、破壊されれば効果は使えない
「手札から『マジカル・ハウンド』の効果を発動!『クリストロン・クラスター』を対象とする。デュエル中一度だけそのカードを手札に戻し、特殊召喚できる!」
マジカル・ハウンド
☆1 チューナー
ATK 500
「『閃刀姫-レイ』を通常召喚!」
現れたのはカイにどことなく似た少女
少女にカイが似ているというべきか
「龍可、あれ!」
「やっぱり精霊だったんだ」
いつぞやカイを迎えに来た少女そのもの
「レベル4のレイとレベル2のグリーンとブラックにレベル1の『マジカル・ハウンド』をチューニング!ここに現れるは飢えた魚竜!食らい尽くせ!レベル9、『飢鰐竜アーケティス』!アーケティスの効果で3枚ドロー!」
カイ 手札1→4
アーケティス
ATK 1000→3000
「トリスタロスの効果発動!デッキからクリストロンモンスター1体を特殊召喚し、そのモンスターとトリスタロスのみを素材として機械族シンクロモンスターをシンクロ召喚する!」
その効果に観戦していた面々が驚く
「相手ターンにデッキから素材を用意してシンクロだと!?インチキすぎねぇか!?」
「召喚できるのが機械族だけとはいえ、強力な効果だ」
「『水晶機巧-サルファフナー』を特殊召喚!レベル5のサルファフナーにレベル2のトリスタロスをチューニング!折り重なった結晶が、今救いの力となる!輝け!『水晶機巧-エレスケルタス』!」
エレスケルタス
☆7
ATK 2600
「エレスケルタスの効果!墓地か除外にいるクリストロンカードを一枚手札に加える!シトリィを手札に加えます!そしてもう一つの効果!エレスケルタスが場にいる限り、相手のモンスターの攻守は500下がる!」
アーケティス
ATK 3000→2500
「……カードを四枚伏せてターンエンド」
カイ 手札4→0
アーケティス
ATK 2500→500
「攻撃力が下がるのも構わず伏せるか」
「それだけいい伏せカードなのか?」
「私のターン、ドロー!」
ユイ 手札2→3
SC ユイ2→3
カイ3→4
「『Sp-エンジェル・バトン』を発動!2枚ドローし1枚捨てる!クリストロン・インクルージョンを捨てる」
ユイ 手札2→4→3
「墓地のトリスタロスの効果!自分の場のシンクロモンスターを破壊しデッキからクリストロンモンスター2体を特殊召喚!エレスケルタスを破壊しデッキからクオンとスモーガーを特殊召喚!」
水晶機巧-スモーガー
☆3
ATK 1000
水晶機巧-クオン
☆1 チューナー
ATK 500
「破壊されたエレスケルタスの効果!破壊されたとき墓地、除外状態のクリストロン一体を特殊召喚する!シトリィを特殊召喚!」
「なるほど、破壊されることで効果を発揮するシンクロモンスターと自分フィールドのカードを破壊する非チューナー」
「今のところチューナーはトリスタロスしか効果を使ねぇが、もしかしたら墓地とかから特殊召喚するやつもいるかもな」
さて、もちろんチューナーと非チューナーがそろっているので
「レベル1のクオンをレベル3のスモーガーにチューニング!混ざり合った輝きたちが、今新たな輝きを生む!調律せよ!『水晶機巧-クオンダム』!」
水晶機巧-クオンダム
☆4 チューナー
ATK 1800
「!?あのシンクロモンスター、まさかチューナーか!?」
「うん、そうだよ。そしてあの人は……」
ユイは一度目を閉じ心を落ち着け、急速に加速し始める
「クリアマインド!レベル4のシンクロチューナークオンダムをレベル5のアメトリクスにチューニング!不死鳥の加護、願いの結晶!今ここに勝利をもたらせ!アクセルシンクロォ!」
ユイが速度の向こう側に消え、カイの後ろから追い抜いていく
「来い!『水晶機巧-フェニキシオン』!」
水晶機巧-フェニキシオン
☆9
ATK 2800
「アクセルシンクロ……」
紅い結晶でできた人型に目を奪われる
「フェニキシオンの効果!相手フィールドと墓地の魔法・罠カードをすべて除外する!」
「チェーンしてリバースカードオープン!『ゴブリンのやりくり上手』を三枚発動!続いて『貪欲な瓶』を発動!さらに『スピードワールド2』の効果でLPを2000支払い、速攻魔法『非常食』を発動!コストとしてやりくり上手三枚と貪欲を墓地に送る!」
カイ LP4000→2000
「『非常食』の効果でライフを4000回復!『貪欲な瓶』の効果で墓地の三兄弟とレッド、『おジャマジック』をデッキに戻し1枚ドロー!」
カイ LP2000→6000
手札 0→1
「そして『ゴブリンのやりくり上手』の効果!墓地の同名カードの数+1枚ドローし1枚デッキに戻す!私の墓地には『非常食』によって3枚の『ゴブリンのやりくり上手』がある!よって4枚ドローし1枚戻す!これを3回行う!」
カイ手札 1→5→4→8→7→11→10
「そしてフェニキシオンの効果、フィールドと墓地の魔法・罠カードを全て除外する」
カイの伏せカードが全てなくなった
しかし……
「ダメージを負った上でそれ以上の回復を行った!」
「それに手札も10枚超えたよ!」
「ライディングデュエルで使って問題ない魔法か……」
えげつない程の手札アドバンテージを稼ぐコンボ“やりくりターボ”
「アーケティスが出てるのに手札を無くすならドローソースくらい用意してると思ってたけどこれは……」
アーケティス
ATK 1000→6000
「越えられないね、スモーガーの効果!墓地から除外してデッキからクリストロン魔法・罠を持ってくる!『クリストロン・インパクト』を手札に加える。二枚セットしてターンエンド」
ユイ 手札4→2
カイ 手札10→11
SC カイ4→5
ユイ3→4
「さて、11枚の中に何枚魔法カードがあったのかな?墓地の魔法は0枚だよ?」
その問いかけに遊星たちは疑問を抱く
「あの言い方、カイのデッキは墓地の魔法カードが重要になるのか?」
「たしかカイが時々使ってる閃刀ってつくカードが墓地に三枚以上魔法カードがあるとき追加効果を持ってたんだ。『閃刀姫-レイ』とか、そういうカードが多いんじゃないかな」
龍亞はカイとの対戦が多かったので何度か関係しそうなカードを見ていた
「いいカードが来てるよ!アーケティスの第三の効果!手札を二枚捨てフィールドのカード一枚を対象に破壊する!右の伏せカードを破壊!」
「対象となった『クリストロン・インパクト』を発動!除外状態のクリストロンモンスターを特殊召喚し、相手モンスターの守備力を0にする!戻ってこいトリスタロス!さらに『クリストロン・クラスター』を発動!アーケティスを破壊!」
「アーケティスに破壊耐性ないからねぇ...私が捨てたのは『おジャマジック』と『代償の宝札』!三兄弟を手札に加え二枚ドロー!そして『Sp-カウントアップ』!SCが2以上あるとき手札を好きな数墓地に送り、1枚につき2つSCを追加する!3枚墓地に送る!」
カイ 手札11→9→14→11
SC5→11
「手札から『魔轟神獣キャシー』と『魔轟神獣ペガラサス』が捨てられたことで効果発動!キャシーでクラスターを破壊しペガラサスで自身を裏守備で特殊召喚!そして『アームド・ドラゴン・サンダーLV3』を召喚!」
アームド・ドラゴン・サンダーLV3
☆3
ATK 1200
「アームド・ドラゴン・サンダーだと?アームド・ドラゴンの派生形か?」
「レベルモンスターはどうやってレベルアップするかが問題だが……」
「あれね、あのデッキだと簡単にレベル10まで行くんだよね」
万城目サンダーのことを知っている人もいるらしい
とくに龍亞・龍可はカイが教えてくれたので
「LV3の効果!手札のモンスターを一枚捨て、このカードをリリースすることで手札・デッキからレベル5以下の“アームド・ドラゴン”モンスターを特殊召喚する!手札からイエローを捨ててLV3をリリースし、『アームド・ドラゴン・サンダーLV5』を特殊召喚!さらにLV3がドラゴン族のモンスターの効果を発動するためにリリースされた場合、一枚ドローする!LV3もドラゴン族なので1枚ドロー!」
カイ 手札11→10→11
アームド・ドラゴン・サンダーLV5
☆5
ATK 2400
「LV5はLV3と同じ条件で効果を発動できる!レベル7以下の“アームド・ドラゴン”を特殊召喚する!手札からグリーンを捨てLV5をリリースし『アームド・ドラゴン・サンダーLV7』を特殊召喚!さらにドラゴン族の効果を発動するためにLV5がリリースされたときレベル7以下の風属性・ドラゴン族モンスターを手札に加える!『風の天翼ミラドーラ』を手札に加える!」
手札11→10→11
アームド・ドラゴン・サンダーLV7
☆7
ATK 2800
「LV7も同じく効果を発動!手札からブラックを捨て『アームド・ドラゴン・サンダーLV10』を特殊召喚!リリースされたときの効果はもうデッキに“アームド・ドラゴン”いないから使えない」
手札11→10
アームド・ドラゴン・サンダーLV10
☆10
ATK 3000
「このモンスターは“アームド・ドラゴン”モンスターによって特殊召喚されたとき攻撃力によって効果を得る!いま効果があるのはコントロール奪取耐性と戦闘破壊耐性!バトル!LV10でフェニキシオンに攻撃!」
「その前にトリスタロスの効果!レベル4のローズニクスをデッキから特殊召喚してシンクロ召喚!その車輪は仲間を守るため!走破せよ!『コンバット・ホイール』!」
コンバット・ホイール
☆6
ATK 2500
「そして相手バトルフェイズに手札を一枚捨て効果発動!自分フィールドのほかのカードの攻撃力の合計の半分『コンバット・ホイール』の攻撃力を上昇させカウンターを一つ置く!さらに相手は『コンバット・ホイール』しか攻撃対象にできない!」
ユイ 手札2→1
コンバット・ホイール
ATK 2500→3900
「ダメだな、バトルフェイズを終了、カードを5枚伏せてターンエンド」
カイ 手札10→5
ユイ 手札1→2
SC ユイ4→5
カイ11→12
「私のターン、ドロー!」