少しの休憩時間、本戦はこの後みたいだ。その前に少し話があるみたいだが。
「話ってなんだ?轟」
「気圧された。あの時、俺は左は使わないと誓約してたのによ」
「それはどういうこと?」
「お前同様に何かを感じ取ったってことだなぁ…………オールマイトの隠し子かなんかか?」
「………………は?」
何を言ってるんだ?そもそもの個性が関連性のないものだ母親の個性と思われてるのか?
「あぁ〜何を言いたいのかわからないけど、なんでそう思った?」
「……俺の親父がエンデヴァーってことは知っているよな?」
「まぁ……」
「万年No.2ヒーローだ。お前がNo.1ヒーローの何かを持っているなら俺は、尚更勝たなきゃいけねぇ」
深く関わるのは出久だけど俺も関わっているとも言えるな。
「ヒーローとして破竹の勢いで名を馳せたが、それだけに生ける伝説オールマイトが目障りで仕方なかったらしい。自分ではオールマイトを超えられねぇ。親父は次の策に出た。個性婚、知っているよな?」
ああ、エンデヴァーの火力は限界があるだから、冷やす力があるのか…
「“超常”が起きてから第二~第三世代間で問題になったやつだ。自分の“個性”をより強化して継がせるためだけに配偶者を選び結婚を強いる。もう理解したみたいだな。論理の欠落した前時代的発想。実績と金だけはある男だ。親父は母の親族を丸め込み、母の”個性”を手に入れた。俺をオールマイト以上のヒーローに育て上げることで自分の欲求を満たすってこった。うっとうしい…………!そんな屑の道具にならねぇ!…………記憶の中の母はいつも泣いていて……『お前の左側が醜い』と、母は俺に煮え湯を浴びせた」
恐怖と精神汚染からくる事故か、けどそれと轟の個性は関係ない、
「ざっと話したが、俺がお前に突っかかんのは見返すためだ。クソ親父の”個性”なんざなくったって………いや……使わずに”一番になる”ことでヤツを完全否定する」
ああ、そうか轟も被害者なのか、でもそれだけじゃ進めない。
「時間取らせて悪かったな。それだけだ」
「まった、一つだけアドバイス。向き合わなきゃ進めないぞ、俺のこの目も、血もそうだ、向き合ったから今がある、怒りは消えなかったけど……ソレでも……いや、ここから先は己の力でだな、」
リガ=エル=メヌヒュトがなんでここにいるかは分からない、直に見届けに来たのかはしらんが、警戒だけは解かない。目の前に来たら捕縛後、眼について聞く。それが今の目標。
「あっ、兄さん!」
「場所取ってくれたのか」
「うん、あ、それとこれお母さんが、昼の足しにしなさいって」
「ああ、一人二箱?」
「そう、」
出久が出したのは重箱だった。これでも足りないけど、学食も追加すれば十分だろう。
「で、そっちは?」
「いや、親御さんが美人だなって」
「ああ、え?それで落ち込んでたの?」
「うん……」
「兄さん、それは私たちにとっての死活問題だよ」
「そうか……」
「お〜い、」
「峰田と上鳴かどうした?」
「他の奴らには言ったんだけどよ」
チアガールの応援合戦?アホかコイツラは。
「えっ?それは聞いてませんわよ」
「赫綰縛。嘘だから安心しろ、そのへんの情報は
「いや、違うんすよこれはえーと」
「言い訳はそこでしっかり聞いてる他に言ったら?」
「捕縛ありがと、それじゃあ少し言ってくる」
「はい、いってらっしゃい」
対戦カードは
1回戦 緑谷A VS 心操
2回戦 轟 VS 瀬呂
3回戦 塩崎 VS 上鳴
4回戦 飯田 VS 発目
5回戦 芦戸 VS 青山
6回戦 常闇 VS 八百万
7回戦 鉄哲 VS 切島
8回戦 緑谷H VS 爆豪
になった、俺と緑谷はクラスで判断してくれとのことだった、名前でかけばいいのに。心燥か、しゃべらなきゃいいな