雄英高校サポート科緑谷出久♀の兄   作:紡縁永遠

16 / 22
準・決勝戦

 「それじゃ、この後がきついんでね早めに終わらせていいかな」

 「そんなことにはならないよ」

 

 飯田か、トルクオーバーもさほど対処は難しくない、音速を捉えるこの眼には意味がないから。

 

 「刃身ノ二・空斬糸」

 「レシプロバースト!」

 「天羽鞴(あまのはぶき)流石に飛ばないか、刃身ノ参拾六(じんしんのさんじゅうろく)月輪剣(げつりんけん)轟天招来(ごうてんしょうらい)

 「うおおぉぉぉぉ」

 『飯田くん場外、勝者緑谷くん!』

 

 ただ暴風で吹き飛ばしただけです。天羽鞴(あまのはぶき)に耐えられる推進力は驚いたけど、流石に轟天招来(ごうてんしょうらい)は耐えられなかったみたいだ見事に吹っ飛んだ。

 続く、出久対常闇は出久のElectrigger (エレクトリッガー )1.25(ワンポイントトゥウェンティファイブ)GW(ゴワット)のフラッシュでダークシャドウが使えなくなり、降参という形で、出久の勝利となった。

 そして迎えた、決勝戦。

 

 『ついにラスト!雄英一年の頂点がここで決まる!!緑谷神目VS緑谷出久!!今!!』

 『START!!』

 

 「斗流血法(ひきつぼしりゅうけっぽう)

 「954(ナイン・ハンドレッド・フィフティ・フォー)血弾格闘技(ブラッドバレットアーツ)

 

 事前に出久には視力を貸し出している一つつまり神々のかは使えないと同義。勝たせて貰うよ出久。

 

 「Electrigger (エレクトリッガー )1.25(ワンポイントトゥウェンティファイブ)GW(ゴワット)

 「刃身ノ弐拾一(じんしんのにじゅういち)双炎焔丸(そうえんほむらまる)

 

 向かってくる弾丸を丁寧に、作り出した剣で捌いていく。その弾幕が途切れる瞬間、リロードの時間を狙う。954(ナイン・ハンドレッド・フィフティ・フォー)血弾格闘技(ブラッドバレットアーツ)斗流血法(ひきつぼしりゅうけっぽう)と違い物質に血液を塗布することで真価を発揮する、そのため道具が必須なのだ。俺が使うジッポは、発火性の血液を燃やすものであり、手に穴を穿つ、それ自体にはさして意味がない、サポートアイテムだ。

 けど出久もそれは理解している。だから目が見えないなりに身体を鍛え足技、サバイバル、ククリ刀のような特殊な刃物の扱いを学んでここにいる。それは確実に脅威となる。目を離さず、確実なスキを、見極めるそれが今できることであり最善手だ。何より出久に怪我をさせない方法

 

 「兄さん、本気で来てよ、私だって雄英の生徒だ!本気でやろ?」

 「……そう…だな、しっかりと答えないとな」

 

 悪かった、けど今これ以上は大丈夫、本気でやろう。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。