雄英高校サポート科緑谷出久♀の兄   作:紡縁永遠

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開放

『以上で全ての競技が終了!!今年度、雄英高校体育祭一年優勝は―――』

『A組、緑谷神目!!!』

 

 『それではこれより表彰式に移ります………………』

 「「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ」」

 『いつまで食べてるの?』

 「「血液がある程度回復するまでです」」

 

 体育祭の全競技が終わり、表彰になったが俺と出久は壇上に上がった状態でも、焼き鳥を数十本とたこ焼きを持ち食べていた。屋台に出るのはカロリー高いからありがたいんだよな。

 

 『そう……………3位には常闇くんともう一人飯田くんがいるんだけど、ちょっとおうちの事情で壮大になったのでご了承くださいな』

 『さて、メダル授与よ! 今年メダルを授与するのはもちろんこの人!』

 「私が、メダルを持ってき『われらがヒーローオールマイト』た」

 

 被ったな、登場の仕方は予想できたのに。*1

 

 「常闇少年、入賞おめでとう。強いな君は」

 「……組み合わせに助けられたまで。この4名の中で、自分の実力が一番劣っています」

 「そう謙遜するな。君の実力はトーナメントでも随一だった。だが、相性差を覆すには個性に頼り切りでは駄目だ。地力を鍛えれば取れる択も増えるだろう」

 「……御意」

 

 おお、しっかり教師をやってる。いつも映画設定の授業だったに。*2

 

 「緑谷少女、食べるのを止めてくれるかな?」

 「はい、」

 「おめでとう、盲目で、経験も少ない中よく頑張った」

 「兄のおかげです」

 「謙遜するね、道具の制作使い方、それらは全て君の実力だ誇れ」

 「はい!」

 

 それじゃあ俺も食べるのやめるか。

 

 「さて…最後に緑谷少年、「優勝おめでとう」

 

 オールマイトの言葉を遮り、一人の一般人が俺に拍手をしながら、褒め称える。周りには外部の人間と映っているだろう、けど、俺の眼には、別のシルクハットを被った、とうてい人とは思えない出で立ちをし、片目だけ()()()()()を付けた異形がそこにいる。

 なんでここにいる。

 

 「ここは…関係者以外立ち入り禁止だぞ、緑谷少年!下がりなさい」

 「なぜここにいる、Dr.ガミモヅ」

 「連れないことを言うね、君とは少なくない縁があるというのに」

 「直ちに目的を言え、事によっては大変なことになるぞ、俺は今、ギリギリでトークしてんだ」

 「本当にせっかちだな、あの日と同じだ、君の目をもらいに来た」

 「そうか……斗流血法(ひきつぼしりゅうけっぽう)禁戒奥義(きんかいおうぎ) 刃身ノ獣(じんしんのじゅう)開放(げほう)

 

 俺の切り札の、さらに先開放(げほう)、意識はある、USJの時は本能で動くため、意図的にセーブがかかる、それを自分の意志で骨折、打撲、切断、それを厭わず飛び込むもの。この眼は、クソ医者との交渉材料だ渡すわけには行かない。

 

 「前回もそれで痛い目を見ただろう、いいのかい?」

 刃身ノ百壱(じんしんのひゃくいち)焔丸三口(ほむらまるさんこう)穿ツ牙(うがつが) 七獄五劫(しちごくごこう)

 刃身ノ伍(じんしんのご)突龍槍(とつりゅうそう)幻隼突(げんしゅんとつ)甚雨(ひさめ)

 「聞く耳を持たないか」

 

 刃身ノ弐拾参(じんしんのにじゅうさん)凱甲爪(がいこうそう)鉢砕き(はちくだき)

 

 不味いな今ので、骨にヒビが入った。

 刃身ノ弐(じんしんのに)空斬糸(くうざんし)(まとい)

 付け焼き刃だけど無いよりかはマシ、動けなくなる前に、叩き潰す。

 

 

―――――――――

 

 

 「デクぅ!」

 「かっちゃん……」

 「なんであれ使ってる!」

 「どういうことだ?説明してくれるか?緑谷少女」

 「切り札のさらに先、兄さんはこれで、一度記憶がなくなっている」

 「なに?!ならばすぐにでも止めなければ」

 

 そう、すぐに止めないといけない、でも、私達はあの二人の動きを目で追えない。だからわざわざ、記憶がなくなることを顧みず、全身が使えなくなるまで、動こうとする。

 

 「無理だよ……今オールマイトは兄さんたちの動きを目で追える?」

 「無理だな…これは…」

 

 話していくうちにも、刃身が降り注ぎ、ステージに突き刺さって、断ち傷が増えていく。止めないと。

 

 「緑谷少女?!何を……」

 「見えなくとも誘導することはできるから」

 

 サポートアイテムのレールガンを一点に固定、姿勢を保護するためにS&G(スワガーアンドゼネラル) 遠隔操作式(リモート)連射(リコシェ)システムFRF(フリーラピッドファイア)に乗せる。気づいてお兄ちゃん。

 

 

―――――――――

 

 

 「君の妹は随分傲慢だね、あの銃で何ができるというのだ」

 「だまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれ」

 「やはり聞く耳を持たないか」

 刃身ノ百壱(じんしんのひゃくいち)焔丸三口(ほむらまるさんこう)穿ツ牙(うがつが) 七獄五劫(しちごくごこう)

 刃身ノ弐(じんしんのに)空斬糸(くうざんし)龍搦め(たつがらめ) 天羽鞴(あまのはぶき)

 七獄五劫(しちごくごこう) 天照天羽鞴(あまのはぶき)

 

 目を重点的に攻撃をしろ、義眼はあるだけでも違う、眼の経験はあちらが上、少しでも速く、少しでも知覚しろ……

 

 刃身ノ柒拾伍(じんしんのしちじゅうご)剛針絁(ごうじんあしぎぬ)

 「随分回り見ずな行動だね、それにもう脚も動かないだろう?」

 「うるせぇ、」

 刃身ノ参拾弐(じんしんのさんじゅうに)絡新婦(じょろうぐも)縛獄(ばくごく)

 

 血糸とカグツチでできた業火の檻、いくら神々の義眼でも穴を探すには時間がかかる。あと一息、

 

 獣刃乱舞(じゅうじんらんぶ)

 

 「があ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」

 

 まずい……骨が砕けた、立て、ない……

 

 「ようやく止まりましたか、前回と違いヒビも入っていない、完ぺきな状態だ」

 954(ナイン・ハンドレッド・フィフティ・フォー)血弾格闘技(ブラッドバレットアーツ)  eliminate rail(エリミネイト レール) 1000000(ワンハンドレッドサウザンド)

 「兄さん!」

 「おや、力もないのに来てしまったのか、黙っていれば死ななかったものを」

 「それは無理だ……残念だが、君の眼は、剥奪する」

 「リガ=エル=メヌヒュトなぜここに」

 「彼らの眼は上位存在の中でも指折りに人気でね、今彼らの手から離れるわけには行かないのだ、それと、一部過激派による制裁まっているさぁ」

 

 この声、なんでいる、それよりも。

 

 「おい!返してくれ」

 「それはできない、がアップデートくらいならいいだろう、また苦しむことになるだろうがね」

 「まちたまえ、ヴィラン、彼らの目が君のせいならば」

 「赫綰縛、すいませんオールマイト、今は大丈夫です」

 

 怪我前ならまだしも、怪我をした状態で戦わせるわけには行かない、開放まで使って負けている。上位存在は人が踏み入れる領域じゃない。

 

 「ならばさっさといね」

 「言われなくとも、では」

*1
もぐもぐもぐもぐ

*2
もぐもぐもぐもぐ




リガ=エル=メヌヒュトとDr.ガミモヅがキャラ崩壊しておりますがもともと、出番が少ないために……まぁご了承ください、

オリジナル血法

刃身ノ柒拾伍(じんしんのしちじゅうご)剛針絁(ごうじんあしぎぬ)
血糸が、相手を補剛するように貫く、フェアリーテイル、白影竜の絁みたいなもの。

刃身ノ参拾弐(じんしんのさんじゅうに)絡新婦(じょろうぐも)
血糸が蜘蛛の巣用に張り巡り相手を捕縛する。カグツチの炎と組み合わせたりもする
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