「ぐぅっ…」
「……大丈夫か?考えはいいにしても、出力ミスったら終わりだぞ」
「でも、やらなきゃできないでしょ」
「それはそうだけど無理は禁物だぞ」
「義眼を常時使ってる兄さんには言われたくない」
「おはよう、そして朝から精が出るな、」
朝から互いに出された課題を自分なりに考えて反復訓練をしていたところに、グラントリノが起きてくる。
「何かわかったか?ちっこいのは目を開けてるようだが」
「ちっこいのではなく神目です」
「違うな、ライブラだ」
「!そうですね、この目は見ることなら何でもできるがゆえに抑えてないと情報が多すぎて脳がショートするので、しないギリギリを常時使って慣れようかと」
「そっちは?」
「血を媒介に電気を発生させる。どうしても体外に出してからの発動を考えていた。兄さんのように瞬時に硬化はできないから、どうしても一手二手送れる、だから、体外じゃなく、体内で発動させる、電気刺激によって、神経や筋肉、細胞を活性化させる事例がある、できないわけじゃない……」
「案外早いな、だが諸刃の剣だぞライブラもアルテミスも出力を見すれば脳にダメージが行く気をつけろよ」
上鳴がいい例だ、放電量をミスすると脳がショートし阿呆になる。それを避けるギリギリを見定めないといけないのが今だ。上限最大を常に展開する。
「兄さん、いい?」
「ああ…」
出久が放つ電撃に耐えられる上限をこちらで見抜く。
「
「来いっ」
「はぁっ!」
速い……けど、全てが直線的、身体に脳が追いついていない。俺と同じ状態。
「よしっ、今日から二人で組手をし続けろ、その前に朝飯だまだ食べてないだろ」
「えっあはい」
パトロール等をしないのは、本来の目的が俺たちの強化だからとのこと、そして三日目夕方、とうとう本来の職場体験が始まる。
「ここが過疎化が進んでいるから犯罪率も低い少し遠出をするぞ、」
「渋谷か……」
「うん、保須を通り過ぎるね」
「まっ、飯田なら大丈夫だろ、アイツは真面目だ、違反とかはしないだろ」
「真面目だからだよ、視野が狭まりそうで」
「確かにな、連絡だけしておくか」
「だね」
CRASH
「?!脳無!」
「そこにいろ!」
「待ってください!」
「これはでかいやつだ」
「こいつらは脳無対オールマイト用の生物兵器です」
「なおさらだ!」