血が全身を覆い、腕は小手のような、獣の手となり、脚も脛当てに獣の爪、そこに突龍槍と焔丸を握る手、頭部は完全に覆われて、猪のような赤い頭蓋骨を被って、義眼の光も血の色に染まる。
「死ね」
踏み込んだ脚は地を裂きながら脳無に叩き込まれる。山岳まで吹き飛び、残された死柄木はあっけにとられて動けない。
「はぁ?」
「どうなって……」
脳無の吹き飛んだほうに視線を向け。爆音とともに、その場から消える。
「何だよこれ!」
「新手のヴィランでしょ……ドゴン!
山岳地帯にいた八百万達は、飛んできた脳無への対処法に動けないところに、神目が蹴りをしながら脳無に飛び込んでいく。
「あれは…なに」
「わかりません」
「足手まといもいるのに」
「急いで相澤先生のところに……」
方針を決めた頃には、踏み込みとぶつかった痕跡のみ残り、また広場の方へ。
「何やってる脳無、さっさとそいつを殺せ!」
死柄木の叫び虚しく、鋭利な爪が脳無を貫く。
「落ち着いてください、回復能力があります」
「そうだった、なら直ぐに殺せる……」
回復した後に、カグツチの最大火力がシナトベの風により圧縮された、疑似エアプラズマカッターで細切れにされる。
生徒を守りきれないと判断した13号が生徒を連れて相澤と合流した時にそれは終わっていてた。
「な、なんで……黒霧!」
「はい」
「死ねぇ!」
「これは…まさか俺たちを守りながら……」
死柄木が生徒に触れる前に、蹴りで割って入り、作り出された血のチャクラムが天体儀のように、相澤達の周りを浮かぶと、ようやく状況が飲み込めた、相澤がつぶやく。
「クソがぁぁぁぁぁ」
3対1にも関わらず敵を圧倒する神目に皆驚く。
いつの間にか再生していた脳無も血糸で拘束され、ヴィランも撤退を余儀なくされるところ。
「がフッ」
「アイツだけでも殺せ!」
身体が負荷に耐えきれずに血を吐く神目を殺すため、新たな、脳無が投入される。
動けなくとも、守るために脳無の視覚が狂わされる、そこに、遅れてきた、オールマイトと
「DETROITSMASH」
「
「撤退か…今回は失敗だったけど、今度は殺すぞ、平和の象徴オールマイト」
「逃がしたか」
「兄さん!」
頭がまだクラクラする、適応が追いついていないこれ以上は隠せないな。
「出久」
「なに!」
「メシ」
「はぁ…心配して損した、ハイ」
「助かる」
出久から渡されたゼリーを飲んで少し安定してきたな、カグツチとシナトベが混ざってるから早めに分離しないと。
「他は?」
「全員無事だ、怪我は多いがな、教師としては怒るべきなのだろうが君がいてくれたおかげで最悪の事態を回避できた、ありがとう!」
「どうも、」
「じゃぁランチラッシュにどれだけ頼む?」
「机一つ」
「分かった」
これ以上は動きたくないな。しかし爆豪はともかく、なんで轟も睨んでくるんだが。しかし目にヒビも入ってるな、機能が低下している。
「それはそれとして、八百万と耳郎はなんで座ってるの」
「緑谷が暴れている時に捻っちゃって」
「私もです……」
「そうか……前と後ろどっちがいい?」
「「?」」
「じゃぁ耳郎が後ろだな、」
「ふぇぁ」
「ちょっ」
「じゃぁバスで休んでますんで」
「お、おう」
足を捻った二人、八百万をお姫様抱っこ、耳郎を普通に背負う、しょうがないだろ、八百万は身長で背負いづらいんだから。あと峰田、うるさい。
「兄さん、たぶん聞かないだろうから言うけど、保健室くらいは行って」
「確実に行くから大丈夫」
心配性な妹だな、まぁ…禁戒奥義は2回目だから仕方ないか……あの時は体も出来てなくて一ヶ月寝てたな、病院には悪いことをした、貯蓄を全て消し飛ばしたからな…………なぜか知らないけど、眼をもらってから、定期的に金が入るけど。
「よし…それじゃあ寝るから何かあったら言ってくれ」
「は、ハイ…」
「分かった…………」
神々の義眼のオリジナル設定
上級存在御用達、神格チューブ。
神々が義眼を通して見る動画、スパチャ機能もあり、それが神目や出久に振り込まれる。プロヒーローチャート上位の資産を保有しており、それら全てが食費に消える…………