雛見沢とかいう田舎に転生した 作:that's the plan
第68話
そして時は過ぎた。夏の訪れを感じるような暑い日差しのその日、俺たちの通う雛見沢分校に新たな仲間が増えることになった。
その彼は前々から俺たち、そして村の人々の間では名前が知られている有名人。
というのも、彼の家が、村で噂になるほど立派だからだ。
園崎家が所有する土地を買って、そこに家を建設しているお金持ちの家庭があるという話は以前から村の噂の種だった。噂では土地を買ったのは個展も開く高名な芸術家だとか、どこかの大学の先生だとか、噂ではいろいろ聞いたが真相はわからないまま。
その噂がどの程度本当かはわからないにせよ、その土地に建てられた白い家は一般家庭とはとても思えないサイズで、車が何台も入るようなガレージと、立派な門まで備えられているのは事実。
村の人は、この新たな住人がこの村に新しい風と商売を持ち込んでくれるという淡い期待、そして都会の人間がやってきて先祖代々の土地に豪勢な家を建てたことに対するほんの少しの嫉妬を持って彼ら一家のことを迎えた。
事情通の魅音ちゃんの話では、彼らは両親と一人息子という家族構成で、気のいい明るい人たちらしいが……閉鎖的なコミュニティでは、些細なことが周囲からの嫉妬や不満を呼び起こすのが常。
さらにこの村には雛見沢症候群まであるのだから尚更だ。それに今年の綿流しがどうなるかという不安もある。俺は楽しみと、少しの緊張をその転校生に対して感じていた。
「で、あの家に住んでる子が今日来るんだよね?」
俺たちは朝のホームルームの前の暇な時間、今日来るらしい新入生のことについてみんなで話していた。
「そうらしいよ。おじさんは引っ越し初日にチラッと顔は見たんだけどねー、ユウと同じくらいの年の男の子だったよ」
「何かの手続きをしにきた時に、梨花ちゃんも会ったんでしょ?」
梨花ちゃんから俺はその話を聞いていた。梨花ちゃんの方を見ると、何だか得意げな表情だった。
「そうなのです。直情的だけど頼りになる、愉快なやつでしたのです」
転校生のことを知っているかのように話す梨花ちゃん。
「なんだ、梨花ちゃんは話したことあるんだね。愉快なやつかぁ、よかったよ。仲良くなれたら良いね」
「お隣さんから、転校生くんはレナと同い年だって聞いたよ。新しいお友達、楽しみだな〜!」
レナちゃんも嬉しそうだ。レナちゃんの同級生はクラスにいない。受験のことなんかも考えると、同い年の転校生が来るのはとても嬉しいだろう。
「きっとみんな仲良くなれますです。沙都子も、どんなトラップを仕掛けるか考えておくと良いのですよ」
「うーん……私、レナさんが転校してきた時にトラップを仕掛けて知恵先生にお叱りを頂きましたし……それに、中学生の殿方なんでございましょう?私に怒ったりしませんこと?」
沙都子はだいぶ前から遠慮を覚えている。危険なトラップを誰にでも仕掛けたりはしないし、最近では怪我をした時のアフターケアまで考えてくれてる。
その言葉を聞いた梨花ちゃんは意外そうな顔になった。そして、にっこりと笑って口を開いた。
「きっと大丈夫なのです。一緒にトラップを作りましょうですよ!」
結局、梨花ちゃんに言われて沙都子は罠を仕掛けに席を離れていった。……梨花ちゃんは今日来る子のことも知ってるみたいだから、大丈夫なんだろうけど……沙都子も転校生にいきなりやばいトラップは仕掛けないはずだし。
2人が離れていった後、俺たちの会話を聞いていたのか、教室の後ろの方で歓談していた悟史くんと詩音ちゃんが近づいてくる。
「転校生の子も、ぜひ部活動に入ってほしいね。最近は僕ばっかり罰ゲームをしてる気がして大変だよ……」
悟史くんが、くたびれた顔でそう言う。
彼が新入部員候補を歓迎するのは、弱い新入部員が来てくれたら自分がビリにならず、罰ゲームの回数が減るという、何とも情けない理由だが……それも頷けるぐらい、悟史くんは罰ゲームを受けていた。
俺たちの中では、悟史くんとレナちゃんが罰ゲームの常連なのだ。
「あははは!悟史くんは良い人すぎるんですよ。嘘をつけないっていうか……真面目っていうか。ま、そこがいいところなんですけどね〜!」
詩音ちゃんはそう言って笑う。悟史くんも柔らかい笑みを浮かべてそれに応える。詩音ちゃんは姉に負けず劣らず一筋縄ではいかない奴で、部活動にも頻繁に参加するわけではないが、そこそこの実力者だ。
初めてレナちゃんや俺が過激な罰ゲームをした時には、俺たちの奇行が村でも知れ渡ることになった。最近では村の人たちも俺らの部活と罰ゲームを知ってるので、いちいち変な噂が立ったりはしない。
流石に女装させられた時なんかは好奇と困惑の目線が痛いほど飛んでくるが、それが俺の特異な趣味のせいではないとはわかってくれているはず。
「全く、隙あらば騙そうとする詩音とは大違いだね」
魅音ちゃんは詩音ちゃんに向かって憎まれ口を叩く。詩音ちゃんも笑いながらそれに返事する。
「一体どの口が言ってんですかっ」
2人はわーわーと楽しそうに揉み合いをする。これもいつものことで、園崎姉妹は同じ学校に通うようになって、これまで以上に仲を深めていた。
家に帰った後はどうなのかわからないが、少なくとも学校では姉妹の身分の差は存在しない。むしろ詩音ちゃんが魅音ちゃんを手玉に取ることの方が多いぐらいだし。きっとこれがこの2人の自然な関係なんだろう。
「ま、きっと良い奴だよ。にしても、何でこんなところに引っ越して来たんだろうね。景色はいいし自然も美しいけど……それも、結構な都会出身なんでしょ?」
「確かに、なんでだろ?この学校もとっても楽しいけど、お勉強するにはあんまり向いてないよね……あんなに大きなお家を建てられるぐらいだったら、私立の進学校に通ってそうだね」
そう言ってレナちゃんが首を傾げる。都会の裕福な家庭は、私立の中高一貫校に通わせて難関国公立への進学を目指すというようなことがよくある。レナちゃんの言う通り、なぜか5月に転校してくるというのも相まって、ちょっと不思議な感じだ。
「だねぇ……都会から来たんだったら、ここに来たら勉強が大変だよね。魅音ちゃん、詩音ちゃんと悟史くんの受験も今年だし、レナちゃんも来年はだし、みーんな、忙しくなるねー……」
「ちょっと、ユウ。夏休みまでは受験のことは気にしないようにするって決めてんだから!嫌なこと思い出させないでよね!」
詩音ちゃんとの小競り合いが一段落したのか魅音ちゃんが振り返って俺に釘を刺す。その背後の詩音ちゃんは弱点を見つけたと言わんばかりに、嫌な笑みを浮かべて口を開いた。
「お姉、嫌なことから目を逸らすのはいい加減やめた方がいいですよぉ?学年が2つも下のユウくんに勉強を教えてもらってるの、私、知ってるんですからね!」
魅音ちゃんは苦しい表情。
詩音ちゃんは勉学については完全に魅音ちゃんの上をいっている。双子だし脳みその作りは同じなのだが、きっと前まで通っていた聖ルチーアとかいうお嬢様学校で勉強した分の貯金がまだ残ってるんだろう。賢い中高一貫校は中2で中学内容を終わらせて高校内容に入ったりするし。
「あー、うるさいうるさい!なんでユウはこんなに賢いわけ?別に一生懸命勉強してる感じでもないのに、ズルいでしょ!」
「ははは……」
魅音ちゃんの仰る通り。俺は多分このクラスで学力は一番高いが、それはズルしてるだけだ。乾いた笑いを浮かべて閉口した。
「確かにユウくんは変ですけど……でも他人は関係ないですよ。お姉は真面目にやんないとまずいです。私と悟史くんは、一緒に興宮高校に行くから大丈夫だけど……まさか園崎家の次期当主が多額の入学金を積んで私立高校に裏口入学なんて、笑えませんよ?」
ちょっと真面目な顔をした詩音ちゃんが言う。
悟史くんはあまり言い過ぎると可哀想だよ、と言わんばかりに詩音ちゃんを引き止めている。
詩音ちゃんの言う通り、悟史くんは真面目なので、勉学の成績は良い方だ。隣町の興宮高校は偏差値的にはそんなに難関ってわけじゃないので、順当に行けば2人とも合格しそうだ。この時期からすでに危機感を抱くべき人間は魅音ちゃん1人だけなのだ。魅音ちゃんは耳が痛い。
「まさかそんなことしないよ……夏休みに頑張ればなんとかなるもんなんでしょ!?ね?そうだよね?」
魅音ちゃんは縋るように俺を見つめる。……素直に頷くのは難しい質問だ。
「魅音ちゃんは地頭は良さそうだし……危機感を持って勉強すればなんとかなるんじゃない?ま、興宮高校は難関ってわけじゃないしね。みんな一緒のところに通えるのを楽しみにしてるからさ、一緒に勉強がんばろーね」
地頭が良い……というのはあんまり褒められた表現ではないというか、その言葉を頼りにするのはよくないと思うが、これは魅音ちゃんを慰めるためだからいいこととする。
俺たちの話を聞いて、悟史くんもこっちを見ていた。遠慮がちに口を開いた。
「あはは……ユウ、僕も一緒に教えてほしいな。遠くの学校には通えそうにないし、もしも興宮高校に落ちちゃったら大変だよ」
悟史くんは多分余裕を持って合格出来るラインの学力だが、魅音ちゃんに気を遣ってる部分もあるのか、そんなことを言う。全く、気が利くやつだ。
「私は悟史くんと一緒に遠くの学校で2人暮らしでもいいんですけどね〜!ま、みんなと離れるのはちょっと寂しいですからね。私も勉強見てあげるから、一緒に頑張ろ?お姉!」
詩音ちゃんも優しく微笑む。魅音ちゃんも観念したように頷いた。
「でもぉ、綿流しまではほんとに忙しいんだよ。それまではゆっくりさせてよね!」
魅音ちゃんの言う通りだ。魅音ちゃんは今年の綿流しでも実行委員会に所属しており、なかなか忙しい。私立高校ならそういった課外活動も、面接の際にボランティアの経験として加点してくれるのだろうが、みんなが通おうと言っている興宮高校はそうもいかない。地道な勉強が必要とされるわけだ……。
と、話が盛り上がっているところで先生が入って来た。
「さ、みなさん。席についてください!すでにご存知かもしれませんが、我々のクラスに新しいお友達が来ました。どうぞ、前原くん。入ってください」
その声に従って1人の男の子が教室に入ってくる。結局沙都子のトラップは間に合わなかったのか、あるいは先生が先に入ってくるため今日は仕掛けないことにしたのか。理由はわからないが、炸裂しなかった。
その男の子は、自分の半分くらいの年の子供たちが沢山いるのが珍しいのか、キョロキョロとクラスの子達の顔を見回していた。そのうちに子供たちの目線が全て自分に向けられていることを理解したようで、背筋を正して教卓の前に立った。
「よ、よろしくお願いします。今日から転校して来ました前原圭一です。えっと……中学2年生です」
どこかぎこちない挨拶だった。
しかしクラスは彼を拍手で迎えた。この村の人間は、どんな人だろうと、この閉鎖的な環境に新しい人が来るのは歓迎なのだ。
それがさらにそこそこ若い男の子だというなら、文句を言うことなんてそうそうない。
「では、前原さんはそこの席に着席してくださいね」
俺たちのクラスは仲がいい人間がある程度固まっている。左の後ろには悟史くんと詩音ちゃん、真ん中のところにレナちゃんと魅音ちゃん、右後ろには沙都子と梨花ちゃん。そして右前には俺。
俺の隣の席に、転校生の圭一くんが座ることになった。流石にちょっと緊張する。梨花ちゃんからも彼は重要な人物だと聞かされてるからな。
「よろしくな。お、俺のことは、圭一って呼んでくれ!」
圭一くんは自分から俺に声をかけてくれた。いつものように先に声をかけられなかったのが惜しいが、俺はにこやかに笑ってそれに答えた。
「俺は牧野雄星。一個下の中1だよ。じゃあ、年上だけど圭一って呼ばせてもらおうかな。よろしくね!」
先生が前で何かの説明をする中、俺たちは小さな会話を交わした。圭一は、小さい子も多いこのクラスの中ではまだ年齢が近い俺の隣になり、少なくとも1人は友達が出来たということで一安心した様子だった。
「あぁ。よろしく頼むぜ、雄星」
しばらくして知恵先生の話が終わった。休み時間になると、いつものように彼の元には何人もの子供たちが集まり、質問攻めにするのだった。
ここの子供達からすると都会から引っ越して来た圭一は注目の的だろう。レナちゃんは茨城と言っても郊外の学校だったし、幼年期には雛見沢にいたのでこれほど興味を持たれることはなかった。
彼は席を立ったところで子供たちに群がられて、教卓の前で立ち往生して質問に答えていた。
「前原さん!都会から引っ越したんだよね?やっぱりディスコとか行ったことあるの?」
「前原さんのおうちってファミコンとかあるのかな!?」
そんな感じで、転校生の圭一は子供たちに質問を受けて困惑半分、興味を持ってくれる嬉しさ半分という様子でそれらに答えていた。
しばらく質問攻めに遭ったあと、圭一は助けを求めるように俺の方を見た。都会の学校ではこんなことないだろうから、少し疲れてるだろう。助け舟を出してやることにした。
「まあまあ、みんなそのくらいにしときなよ。いっぱい質問されたら圭一も困るだろうしね。逆にさ、俺たちのことを紹介してあげないと。まだみんなの名前も知らないだろうからね!」
そう言って俺は子供たちを制した。みんな聞き分けのいい子たちなので、俺のいうことに従って自己紹介なんかを始める。……一回で覚えられるわけはなさそうだが、一旦落ち着く時間は作れただろう。
子供達が一通りの自己紹介を終えると、圭一は俺の隣の席に戻ってきて小さく息を吐いた。
「ふぅ……大変だったぜ。あ、もちろん興味を持ってくれるのは嬉しいけどな!」
「お疲れ様。ここの伝統というか、新入生が来るたびにこんな感じになるんだよ。しばらくは注目されるだろうけど、すぐみんな慣れるからさ。ちょっとの我慢だよ」
「ははは……あっちの学校じゃあ、こんなことなかったぜ。みんな、他人に興味がそんなにないというか……あくまで競争相手みたいな感じでさ。だから、何ていうか……肩肘張らなくていいのが新鮮だよ」
そこで、とんとんと背中を叩かれる。そのやわらかな感触に俺は振り返った。
「ユウはもう転校生のお方と仲良くなったのでございますこと?私たちにも紹介してくださいまし」
「雄星は誰にでも手が早いのです」
後ろから沙都子と梨花ちゃんが声をかけてくる。
「圭一。俺の親友たちを紹介するよ。こっちの、カチューシャをつけてる女の子が北条沙都子。トラップを作るのが得意。こっちのリボンの女の子が古手梨花ちゃん。村のアイドルみたいな子だよ」
圭一は2人の少女ににっこりと笑みを返して挨拶をした。
「あぁ、よろしくな。沙都子ちゃんに、梨花ちゃん!」
「よろしくお願いいたしますわ!」
「よろしくお願いしますなのです〜」
2人もそれに答えた。沙都子ちゃん、か。一度トラップにかかればちゃん付けじゃなくなるだろう。
俺たちが転校生と会話してるのに気づいたレナちゃんもこっちに来て、圭一に笑いかける。
「ねぇねぇ、レナも圭一くんとお話ししたいな!同級生の子がいなくて寂しかったんだよっ?私は竜宮レナ。レナって呼んでね!圭一くん、これからよろしくね?」
「うん、よろしく、レ、レナ」
女の子の下の名前を呼び捨てにするのがちょっと恥ずかしいのか、顔を少し赤くしてそっぽを向く。レナちゃんはそれを見てニコニコと笑う。
「なぁに?もうみんな仲良くなったわけぇ?」
「ほら、ユウは社交的だから……」
「お姉、都会の進学校から引っ越して来たんだったら、勉強を教えてくれるかもしれませんよぉ?仲良くなっておかないと!」
そう言って年長組の3人が俺らの席に近付いてくる。彼らの名前も知らない圭一は、誰が誰だかあんまりわからないようで俺の方を見ていた。
「圭一、うちの中学3年生を紹介するね。こちらが北条悟史くん。さっきの沙都子の兄だよ。で、この2人は双子なんだけど……髪の毛を纏めてる方が姉の園崎魅音ちゃん。下ろしてる方が詩音ちゃん」
「よ、よろしくお願いします。悟史さん、魅音さん、詩音さん……」
年上だと知ると、どこか辿々しい感じで圭一くんは小さく頭を下げた。それを聞いて3人は微笑ましいものを見るように笑って、返事をした。
「あはは……敬語で呼ばれることはなかなかないから、ちょっと驚いたよ。僕のことは悟史って呼んでくれていいよ。もしかしたら沙都子がご迷惑をかけるかもしれないから、先に謝っておくね?」
優しい笑みを浮かべて悟史くんはそう言う。沙都子は「にーにー!私はご迷惑なんてかけませんでしてよ!」とぷんすこしていた。
「私も詩音、でいいですよ。で、こっちの乱暴な方は魅音、って呼んであげてくださいね!」
詩音ちゃんが魅音ちゃんを指差してそう言う。魅音ちゃんも負けじと、対抗する。
「こっちの意地悪な方が詩音で、明るくて楽しい方が魅音ね。おじさんも、圭一くんのこと、圭ちゃん、って呼ばせてもらおうかな!」
「あ、あぁ。分かったよ。よろしくな、悟史、魅音、詩音」
姉妹の小競り合いか、あるいは魅音ちゃんの独特な一人称に少し戸惑った笑いを見せながら、圭一くんはそう言った。
「この2人はたまに入れ替わったりするから、気をつけてね」
「い、入れ替わるぅ?どういうことだよ?」
圭一が怪訝な顔でそう言ったとき、先生が入って来た。ベルを鳴らして休み時間の終わりを告げた。
「あちゃあ、授業が始まっちゃうね。じゃあね、圭ちゃん!」
魅音ちゃんはもう圭一の呼び方を決めたみたいだ。圭一はちょっと照れた顔で手を振ってそれに答えた。俺たちの周りにもぞろぞろと集まっていた友人たちも、すぐに自分の席に戻っていく。
「雄星、友達を紹介してくれてありがとう。ちょっとびっくりしたけど、みんな良いやつそうだな!」
「うん、みんなほんとにいい子たちだから。すぐ仲良くなれるはずだよ!」
取り敢えず、梨花ちゃんからも重要人物と聞いているし、彼が雛見沢症候群に囚われないようにしないと。そういう打算を抜きにしても、明るく楽しい性格の前原圭一くんとは、ぜひ仲良くしたいと思った。